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ありす「鷺沢家の日常」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:17:55.90 ID:R1IQ6zmm0
しこたま独自設定があるやつです
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1458310665
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:18:53.01 ID:R1IQ6zmm0
〜〜〜〜〜〜
そこは、閑静な住宅街です。
近くには小学校があって、少し歩けば高校が。
そして、電車に乗って数分で、大きな大学があります。
住宅街の片隅、白い壁と三角屋根のお家には、
本の虫の長女
キスと映画が好きな次女
少しおませな三女
こんな三姉妹が、仲良く暮らしているのでした。
〜〜〜〜〜〜
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:21:23.43 ID:R1IQ6zmm0
ピンポーン
晴「おーいっ! ありすー遊ぼうぜー!」
バタバタバタッ!ガチャン!
ありす「晴さんっ! 外で名前呼ばないでって言ったじゃないですか!」
晴「家の中ならいいんだな」ニヨ〜ッ
ありす「ばっ、なにバカなことを! とうとうですか。とうとう頭までサッカーボールになったんですか!」
晴「Jリーグのマスコットかよ……」
ありす「私のことは鷺沢って呼んでください。コールミーサギサワ!」
晴「いいじゃん。ありすって名前、可愛いんだしさ」
ありす「鷺沢の方がかっこいいんですっ」フンス
晴「まぁ、なんだっていいけどさ……とにかくありすっ、遊ぼうぜ!」
ありす「だ、だからっ! ……はぁ、もういいです。でもあいにく、今日私は忙しいんですよ」
晴「はぁ? なんでだよ」
ありす「今日は私、姉さんのお手伝いをしなきゃいけないので」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:23:13.43 ID:R1IQ6zmm0
晴「姉さんって……」
「ありすちゃん……お友達……?」
ありす「文香姉さんっ! 課題、終わったんですか!?」
文香「ありすちゃんの友達が来たと思ったから……降りてきたんです」
ありす「でもでも、まだ課題が……」
文香「おもてなしも、しなくてはいけませんし……」
晴「文香姉ちゃんだ。こんちわー!」
文香「晴さんだったんですね……こんにちは」
晴「文香姉ちゃん、上がっていいか?」
文香「どうぞ、少し散らかっていますが……今、クッキーを用意しますね……確か戸棚に……」
ありす「あわわわ。私が用意しますからっ。戸棚ですね!」
晴「じゃあ、お邪魔するぜ、ありすっ」
ありす「鷺沢ですっ!」
文香「今、お茶を……」イソイソ
ありす「文香姉さんはジッとしててくださいっ」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/18(金) 23:26:10.01 ID:5wPaUmYKO
あ、かわいい
期待
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/18(金) 23:27:31.68 ID:qL5aUHyoo
もうスレタイの時点でかわいい
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:28:31.08 ID:R1IQ6zmm0
――――――
ありす「……」ポチポチ
晴「あっ、このっ、シュートだっ」ポチポチ
ありす「……」ポチポチ
晴「あーっ! 外しちまった……」
ありす「あの」
晴「なんだよ」
ありす「サッカーボール持ってきておいて、サッカーやらないんですね」
晴「やってるじゃん、ウイ◯レ」
ありす「ウ◯イレはサッカーに含むんですか。持ってきたボールが泣いてますよ」
晴「それはそれ、これはこれ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:30:00.86 ID:R1IQ6zmm0
ありす「あっ、シュートです」
晴「んなぁ!?」ゴール!
ありす「ふっ……」
晴「ゲームじゃありすに勝てねぇ……サッカーやろうぜ!」
ありす「鷺沢です。ウイイ◯もサッカーなんじゃなかったんですか」
晴「それはそれ、これはこれ!」
ありす「まぁいいですけど……サッカーはしませんよ。姉さんのお手伝いもあるので」
文香「ふぅ……」ズズッ
晴「文香姉ちゃんあそこでまったりお茶飲んでるけど」
ありす「少し休憩も必要なんですよ」
文香「むにゃ……」ウトウト
晴「文香姉ちゃんあそこでうとうと始めたんだけど」
ありす「こういうときも含めてお手伝いしなきゃいけないんですよっ」オキテクダサイ!
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:32:00.05 ID:R1IQ6zmm0
――――――
晴「文香姉ちゃんも◯イイレやるか?」
ありす「晴さん、姉さんはまだ課題が……」
文香「いえ……課題は殆ど終わりましたから……」
晴「やったぜ! どこのチーム使おっかなー」
文香「ゲームは始めて触りますが、よろしくお願いします……!」
ありす「はぁ……仕方ないです。セコンドにつかせてもらいますね」
晴「チーム好きなの選んでなー」
ありす「バルサ使いましょうバルサ」
文香「バルサ……えぇと、FCバルセロナ……」
晴「用意できたか? キックオフだぜ!」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:33:23.38 ID:R1IQ6zmm0
〜〜〜〜〜〜
ありす「やりました」フンス
文香「あら……勝てちゃいましたね……」WIN
晴「ずっこいぞ!! 後半ほとんどありすが操作してたじゃねーか!!」LOSE
ありす「妹は姉を手伝うものなんですよ」
文香「不出来な姉で……申し訳ありません……」
ありす「そんな! 文香姉さんは不出来なんかじゃないです! 最高のお姉さんです!」
文香「ありすちゃん……」
ありす「姉さんっ……」
だきっ
晴「なんだこれ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:35:39.55 ID:R1IQ6zmm0
――――――
文香「ふぅ……」
ありす「はふぅ……」
晴「満足したか?」
文香「ありすちゃん分を摂取できました……明日からも頑張れます……」
ありす「ふかふかでした」
――――――
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:36:55.82 ID:R1IQ6zmm0
晴「じゃあ、そろそろ帰るぜ」
ありす「また明日。明日提出の宿題、忘れちゃダメですよ」
晴「うげぇ! イヤなこと思い出させんなよっ」
ありす「ちゃんと自分の力だけでやってくださいよ!」
文香「気をつけて帰ってくださいね? もう直ぐ夜ですから……」
晴「わかってるよっ! じゃあなー!」バイバ-イ
ありす「さよならーっ!」バイバ-イ
晴「文香姉ちゃんも、また遊ぼうなー!」
文香「はい……楽しみにしてますね?」フリフリ
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:38:33.26 ID:R1IQ6zmm0
ありす「……もう、見えなくなっちゃった。晴さん、元気良いですよね」
文香「私がありすちゃんくらいの歳のころは……ずっと家で本ばかり読んでましたね……」
ありす「それは今も変わって無いですよね……ふぅ、とにかく、課題の続きやっちゃいましょうか」
文香「いえ……実は、もうありすちゃんにお手伝いしてもらうところ、無いんです……」
ありす「ええっ。もしかして、私が遊んでる間に……?」
文香「そもそも、晴さんが来たときには注をつけるだけだったので……気にしなくても、大丈夫ですよ……?」
ありす「気にします〜! 今度は、もっと頼りになるよう頑張りますからっ!」
文香「それなら……次もお願いしますね?」
ありす「はい! 任せてください!」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:41:57.54 ID:R1IQ6zmm0
文香「ふふっ。そろそろ奏さんも帰ってくる頃ですし……お夕飯の準備、しちゃいましょうか?」
ありす「もう夕方ですもんね。ご飯炊くくらいしかできないけれど……」
文香「お料理は、奏さんの担当ですから……私たちは、他のことで頑張れば良いのです……」
奏「ただいま……って、あら? どうしたの二人揃って」
文香「噂をすれば、ですね」
ありす「おかえりなさい、奏姉さん!」
奏「さっき晴ちゃんとすれ違ったけれど、もしかして」
ありす「さっきまでうちで遊んでたんです」
奏「やっぱり。楽しかった?」
ありす「もちろん!」
文香「私も……ゲームをご一緒させてもらいました……」
奏「それは良かったわね。ふふっ! じゃあ、夕飯にしましょうか」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:47:27.74 ID:R1IQ6zmm0
――――――
文香「今日は、天ぷら……なんですね」
奏「春だからかしら。八百屋さん覗いたら、山菜がたくさん売ってたのよね」
ありす「白身魚の天ぷらも美味しいですっ」サクサク
奏「そう? ありがと。まだまだあるわよ」
文香「奏さん、どんどんお料理上手になりますね……」サクサク
奏「基本的に器用なのかもね。あと、意外と料理って楽しくて」
文香「助かります……ごめんなさい、全然力になれなくて……」
奏「まぁ、姉さんは目玉焼きくらい作れるようになってもいいかもねぇ」
ありす「わ、私も練習しますからっ!」
奏「あ、ありすちゃんは……そのうち、練習しましょ?」
ありす「いちごオムライスなんてどうですかね?」
奏「創作料理は、基本が出来てからね?」
ありす「わかってますよぅ。それにしても、本当に美味しい……なんてお魚なんですか?」
奏「鱚よ」
ありす「きす」
――――――
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/18(金) 23:50:18.29 ID:R1IQ6zmm0
今日はこのあたりで
続きはそのうちなんだよ
誤字修正
>>9
× 文香「ゲームは始めて触りますが〜」
○ 文香「ゲームは初めて触りますが〜」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/18(金) 23:52:34.16 ID:5wPaUmYKO
乙
しかし和む
ふみありを考えたアニメスタッフは偉大
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/19(土) 04:09:09.74 ID:cutbSsPNO
俺得スレだこれ…
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/19(土) 07:34:46.54 ID:u+imZ6P/o
俺得やぞ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/19(土) 08:55:05.80 ID:dgCpMpeY0
この二人に奏まで来るとか
>>1
はやはり天才か・・・
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/03/19(土) 14:21:53.45 ID:ADT1S4MQO
乙乙
かなふみありいいゾ〜^
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/19(土) 14:37:24.81 ID:ArCbDE5so
年の近い奏には甘えっぱなしだけど
年の離れたありすにはお姉ちゃんしたい文香ということか
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/19(土) 15:49:08.53 ID:HiNgU3740
かなふみありだけでなくはるありはるふみまで押さえてくれるとは…!
全力で支援します
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/03/20(日) 05:13:59.21 ID:riq3gtTT0
いいゾ〜^これ
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/20(日) 05:53:34.57 ID:J1zTh53DO
超俺得やんか
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/20(日) 12:19:09.27 ID:oDaLEv7uO
かなふみ好きの俺歓喜
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 19:57:48.31 ID:IYP1TvdLo
隣の住人になりたい……
28 :
さくしゃ
[sage]:2016/03/21(月) 21:40:06.16 ID:guXgBXbnO
携帯からのテスト
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:41:22.84 ID:guXgBXbnO
イケるな!
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:42:43.32 ID:guXgBXbnO
次女の学校生活編
奏(ありすちゃんは小学校、姉さんは……今日は三限からか)
奏(遅く起きていいからって、姉さんも夜更かししすぎよね。昨日は積み本崩しに熱中してたし)
奏(サンドイッチは作っておいたから、起きたら見つけるでしょ。遅刻しないといいんだけど)
奏「はぁ……」
女子生徒A「あぁっ、奏さんが物憂げなため息をっ!」
女子生徒B「絵になるわ〜。きっと、私たちには想像できないようなことで悩んでるのよ!」
女子生徒C「世界平和とか?」
キャイキャイ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:43:37.27 ID:guXgBXbnO
奏(今日の夕飯どうしましょ……そういえばパン粉が切れるかも)
奏(パン粉……揚げ物……コロッケ。そうだ、コロッケにしよう)
奏「コロッケ……」
女子生徒A「今コロッケって」
女子生徒B「コロッケで世界征服……?」
女子生徒C「いただ禁貨?」
キャイキャイ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:44:23.85 ID:guXgBXbnO
「奏ーっ」
奏「奈緒じゃない。おはよう」
奈緒「よう、奏! また朝から考えごとか〜?」
奏「うん、まぁ家族のことでね」
奈緒「家族って……あぁ、お姉さんと妹居たっけか」
奏「なんてことはないのよ。もうだいたい解決したし」
奈緒「そっか……悩みがあったらじゃんじゃん相談してくれよ!」
奏「そうね。何かあったら相談させてもらうわ」
奈緒「どーんと任せてくれ!」
奏「コロッケ……」
奏(カニクリームに挑戦しようかしら……)
奈緒「コロッケ?」
奏「うぅん、こっちの話」
奈緒「コロッケ……?」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:46:00.84 ID:guXgBXbnO
〜お昼休み〜
ガラガラッ
「あの」
「奈緒……神谷さんいますかー?」
奏「もしかして、一年生かしら? 奈緒ね。今呼んでくるわ」
「……美人な先輩だね」ナオ-
「うん……確かに美人だね」ナンダカナデ-?
「奈緒と仲良いのかな? あたしたちも仲良くなりたくない?」コウハイガヨンデルワヨ
「……まぁ、悪くないかな……」カレントリンジャネ-カ!
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:46:52.67 ID:guXgBXbnO
奈緒「どうしたんだよ二年の教室まで!」
加蓮「んふふ、お昼一緒に食べない?」
凛「奈緒がさびしがってるかと思ってさ」
奈緒「おまえらが来るまで一年、一人で平気だったっつーの!」
加蓮「ホントかな〜?」
奈緒「そもそも、二人ともアタシが先輩だって忘れてねーか!?」
凛「忘れてるわけないよ。中学時代あれだけお世話になった先輩だよ?」
加蓮「そうそう、あれだけ可愛がってもらった先輩のこと、忘れるわけないじゃん♪」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:48:08.93 ID:guXgBXbnO
奈緒「可愛がられたのはアタシの方だよ! 先輩に対する接し方じゃねーんだもん……」
加蓮「『もん……』だって! 奈緒かわいー!」ナデナデ
凛「奈緒の髪触ってると落ち着く……」モシャモシャ
奈緒「やーめーろーよぉー!!」
奏(お邪魔虫かしら?)
奈緒「奏ぇ、助けてぇ……」
奏「ふふっ、はいはい。二人ともそこまでにしてあげて?」
加蓮「ざんねーん。先輩に止められちゃった」
奈緒「アタシも先輩だろっ!」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:48:54.84 ID:guXgBXbnO
奏「漫才はそこまでにして、お昼食べるんでしょう? 早くしないと昼休み終わっちゃうわよ」
凛「それもそうだね。二人とも、そろそろ行こっか」
奏「はい、行ってらっしゃい」
凛「……あのっ。奏先輩、でいいのかな」
奏「あら、どうかした?」
凛「一緒に、ごはん食べない?」
――――――
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:49:54.69 ID:guXgBXbnO
――――――
加蓮「わぁ、奏……先輩のお弁当、もしかして手作り?」
奏「そうよ。それほど凝ってるわけじゃないけど」
凛「でも、すごいね、奏……先輩。玉子焼き綺麗に焼けてるし」
奏「もう慣れたから……それはそうと、二人とも、私のことも呼び捨てでいいのよ? なんだか言いづらそうじゃない」
加蓮「良かったぁ。なんだか先輩〜なんて、柄じゃないっていうか」
凛「奈緒で慣れちゃったんだよね」
奈緒「悪かったなー先輩っぽくなくて」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:51:06.72 ID:guXgBXbnO
奏「それだけ慕われてるってことでしょ? 羨ましいわ」
奈緒「ならもっと敬ってくれ!」
凛「奈緒のかわいさは尊敬してるから」
加蓮「そうそう。リスペクトしてるよー?」
奈緒「か、かわわっ、かわいいっていうな!」
奏「そういうところがかわいいのよね」
加蓮「さっすが奏、話がわかる!」
奈緒「奏も煽んなよ……」
奏「ごめんね? でも奈緒がかわいすぎるのがいけないと思うのよ」
奈緒「ぐぐぐぎぎ……」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:52:57.61 ID:guXgBXbnO
加蓮「あははっ! 本当、奈緒は面白いなぁ。飽きないや」
凛「奈緒いじりはこのへんにしといてさ……慣れてるって、奏って料理できるんだ」
奏「まぁ、嗜む程度に……」
奈緒「すげーんだぞ奏は。お姉ちゃんと妹さんに毎日ご飯作ってるんだぞ」
奏「なんで奈緒が自慢げなのかしら」
奈緒「ときどきおかずくれるんだけどすっげー美味しいんだ!」
加蓮「餌付けされてるの?」
奈緒「ち、ちげーし! 交換だし!」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:57:31.36 ID:guXgBXbnO
凛「奏って、姉妹がいるんだ……」
奏「そうよ。手のかかる姉と、かわいい妹。毎日楽しいわ」
凛「そういうの、いいかも。私は一人っ子だから」
奏「今度遊びに来る?」
凛「いいの?」
奏「きっと、二人も喜ぶから」
凛「……うん。行く。絶対行く」
加蓮「凛、ズルい! アタシも行きたいっ!」
奈緒「えっ、じ、じゃああたしもまた行くっ!」
奏「うふふっ! いいわよ。三人揃っていらっしゃい」
加蓮「やったっ」
――――――
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 21:59:00.37 ID:guXgBXbnO
――――――
奏「っていうことがあったのよ。今度遊びに来るって」
文香「楽しみ……ですね。奏さんのお友達って、楽しい人が多いから……」
ありす「私は振り回されてばっかりですけどね」
奏「あの子たちだって悪気があるわけじゃないのよ?」
ありす「むむむ……今日お友達になった人はどんな人なんですか?」
奏「ありすちゃんとは、相性いいかもね」
ありす「不安ですっ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 22:01:52.13 ID:guXgBXbnO
文香「私も、姉らしくおもてなししないと……」
奏「姉さんはそんなに気負わなくていいのに」ジュ-
文香「でも……」
ありす「じゃあ、文香姉さん、今度お茶請けを買いに行きましょう!」
文香「ありすちゃん……!」
奏「あら、デートね」ジュ-
ありす「でっ、ででで、デート!」
文香「ありすちゃんと、デート……」
奏「ふふっ! 妬けちゃうわ。姉さん、ありすちゃんを独り占めできるなんて」アチチ
ありす「そうやって煽らないでくださいよぉ!」
文香「ありすちゃんを、独り占め……!」
奏「さて……揚がったわね」
奏「デートの話は後にして、まずは夕飯にしましょ」
ありす「今日の晩ご飯はなんですか?」
奏「ポテトサラダコロッケにしてみたわ」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/21(月) 22:06:49.56 ID:guXgBXbnO
この辺りで勘弁してください
続きはそのうち
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/03/21(月) 22:13:59.81 ID:guXgBXbnO
sagaのつもりで全部sageてたの辛いので上げておこう
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