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【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 23:01:24.71 ID:wxBtfpJNO
オツカレサマドスエ!
そういえば自己回復できないからダメージをそこまで喰らえないんだよなチガサキ
そういった意味で、多少のダメージはチャドーで強引に回復するフジキドはズルい
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 23:03:43.61 ID:F99zDNB2o
多少どころじゃないからなチャドー呼吸
ほとんど致命傷の傷も少し呼吸したら戦闘可能になるレベルだし
ぶっちゃけあからさまな主人公補正でチート
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 00:54:59.48 ID:qvHGyvz90
四肢欠損ならスミエで代替パーツ作るとかできなくはないが根本的な解決にならないからな
ストレンジ・アドベンチャーのラバーソール=サンめいてスミエアーマーで全身を覆ってみるとか?
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 01:13:09.85 ID:Hgzl4n2DO
墨石化を覚えたとはいえ結局墨だから耐久は期待できないのでは?
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 08:24:22.92 ID:UE08MRIM0
スミエの泡を大量に作るとか?攻撃を受けると壊れて威力を低減させる的な
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 11:24:45.74 ID:JginsSFyO
墨絵でスシを描いて食べて体力回復…
無理か
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 19:54:31.86 ID:Hgzl4n2DO
自己回復できるやつの方が珍しいのでチガサキ=サンはスシをドカ食いしてればいいのだ
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 19:58:38.93 ID:UE08MRIM0
あっそうだ、カラダチ覚えればそもそも体力減ることもマシに...カラダチ見てねえ!!
そういえば装備が3つまでしか出来ないんだよなあ、システム的に仕方ないんだろうが
後刺青とか彫ったらいちいち描かなくても刺青の形のスミエ出せたりせんだろうか?ヘビとか
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:03:02.18 ID:tWktGZqOo
もう今以上強くならなくていいよ。朱墨もあるし
これ以上やったら赤黒並みに無茶を通すキャラになってしまう
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:36:17.85 ID:UE08MRIM0
でもあれですよ、ヌンチャクには勝てんしまだまだ不安要素いっぱいですよ?
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:40:31.74 ID:QXyCah7Yo
そもそも赤黒が最強でこの世界でどう生き残るかというコンセプトのスレなのに
コンスタントに勝てるようになっちゃったらおかしい
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/30(月) 20:53:50.56 ID:UE08MRIM0
まあそうか、でも生き残らせたいからなあ。すまんかった
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/31(火) 20:44:38.62 ID:men1VvS10
ヘルオンアースを考えるとみると赤黒とかちあうだろうしムーホン組かザイバツのどちらにつくかも有るし
加えてデスドも上がってくる。継戦能力不足がちなチガサキにはかなり厳しいような気がする(チガサキ
じゃなくとも厳しいが)能力が多少下がってもアイテム大量に持ち運べる装備が必要か?
勿論一番は途中で何らかの手段でトモヨと離脱するのが良いんだけど
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/31(火) 21:03:25.58 ID:+RqxWsvso
いまさら継戦能力をどうこうするのは難しいと思う。
戦闘回数の減少や、バックアップの充実を目指した方がよいかと。か
6/3の対キョート政治工作、6/7の拠点内人心掌握と、
手番に余裕ができたときにコミュ系の記述安価を突っ込んでるのはその辺も考えてる
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/02(木) 01:05:36.29 ID:COe/QKhko
というか、今回の件でハッキリしたのはチガサキって階級の割りにあんまり仲間に信用されてないよな
仮にも懲罰騎士なのにグラマス来訪知らされないとか有り得ないし。カラテの腕は確かでも
ギルドに対する忠誠心薄いしマイペースな行動ばかり取ってたのが今後色々と祟ってくる気がする
つい最近まで支部の名有りのニンジャともろくにコミュ取ってなかったしなぁ…
せめてワイルドハントやアンバサダーくらいは親しくしておくべきだったように思う
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/02(木) 19:54:31.19 ID:4Ie1CfOx0
今からじゃあ無理かなあ?ワイルドハントはともかくアンバサダーは。
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 12:18:48.02 ID:koBAi87AO
師=サン、監査員=サン、主治医=サンにも名前があったら良かったな
特に師=サンはモブ扱いにしては相当キャラ立っちゃってるし
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/08(水) 19:26:31.09 ID:088MluDGo
>>467
完全に脳筋扱いされてるし、行動に不審な点が多いから難しいと思う
いくら年下でスミエを勝手に売られた恨みがあるとはいえ、ネオサイタマ支部の総督であり
ギルド歴12年の大先輩であるアンバサダーに組み手イジメをしたのは不味かった
チガサキに暴力で物を言わせるイメージついたの絶対アレのせいだよなぁ
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/08(水) 21:52:23.15 ID:Wyrn6bFCo
実力重視のアマクダリとかならまだしもザイバツだしね
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 04:44:43.33 ID:qktzfhyAO
アンバサダーとチガサキの間には大人なユウジョウがあると思うのだが違うだろうか?
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:38:35.09 ID:CYfiL5080
レッドゴリラ=サンめいた暴力に物を言わせるイメージがついてるならここまで下から慕われてないと思うが…
さらに言うと懲罰騎士なんだしチガサキ本人の性格はともかく他のニンジャからしたら下手な物言いで処分されてもたまらんし多少なり人は離れるはず
加えるならザイバツの風潮上バリバリの武闘派でかつネオサイタマ組のチガサキがキョートから全うに支援を受けられるとは考えづらい
あとアンバサダー=サンは悪友だと思う
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:45:42.42 ID:tqfBqruTo
下から慕われるのと上から信用されるは全く別問題だと思う。幹部のはずなのに組織から
信用されてないってのはかなり問題。今回みたいに大事な情報を隠されたりして余計な被害を
受けるかもしれないし。何よりチガサキの中で優先度が出来てて組織とトモヨ天秤にかけたら
迷わずトモヨを取るだろうし、周りの幹部がそんな人間を信用出来ないのも仕方ない
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 18:51:30.02 ID:hzgdWSzko
単に派閥間のしがらみだと思うが
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/10(金) 20:35:49.73 ID:qktzfhyAO
>>469
>>473
は心配ないと思うな
ダークドメインは徹底的にネオサイタマ支部を無視したがそれだけだ
ロードの意図によって派閥間のしがらみは常にあるように維持されている。ザイバツは一枚岩ではない。特に危険視されない限り、軽く見られている分には安全だ。アンバサダーはイグゾーション配下、チガサキは政治性に乏しくダークニンジャと違ってロードとパイプが無い事は周知されている
但し、アンバサダーの師父への疑念とチガサキのトモヨへの愛が上に知られたら話は別だ(そういう意味で「悪友」はピッタリかも)
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 13:32:48.00 ID:g2ZePKI90
そういえばですね、ニンジャソウル憑依前のチガサキがトラウマになったニンジャいるでしょ?
あのニンジャって所属とかどうだったっけ?野良ならいいけどもしかしたらと陰謀めいた
何かを感じずにはいられない
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 15:05:19.32 ID:Tx5qrpqPo
まー下手すりゃワイルドハント=サンに「チガサキがダークドメイン暗殺した」って誤解受けかねない事態ではあったな
ダドメのバイタルサインが消えたタイミングとチガサキがスゴイタカイビルに行ったタイミングはかなり近い筈だし
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/11(土) 22:03:07.27 ID:drcvHRFOo
>>476
生死はわからん、というか死んでる可能性のほうが高いってだいぶ前に書いてた気が
野良だと明言されていた気がする、でもだいぶ前だから見直さないと分からないな
479 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 20:22:21.51 ID:xkUOhvyH0
GM「久々に体力と時間に余裕ができたから投稿しようと思ったが・・・ここまで盛り上がるとは」
GM「ちょいと今までのレスから出てきたことについて解説でもしようかな」
Q:これ以上強くなることってあるの?
A:通常鍛錬除けばほぼ皆無。あるとすれば裏ボス撃破後のラスボス戦だけ
Q:ヌンチャクに勝つ方法とかあるの?
A:この後言及
Q:チガサキのギルドに対する忠誠心ってどうなの?
A:低くはない。ただスタンドプレーが目立つだけ
Q:なんでチガサキは懲罰騎士なのにダドメの来訪知らされてないの?
A:直接知ることができたのはワイルドハントだけ。アンバサダーはポータルのジツで流れ込んできた情報を見ただけ。
Q:下の階級(アンプレ・アデプト)からの評価は?
A:意外に高い。強い、面倒見がそれなりにいい。ただし怒らせるとヤバイ級にコワイ。
Q:アンバサダーとの関係は?
A:悪友。そこらへんは番外編で書こうかなー。そういうのを書くのがすげー苦手なんだよね。俺。
Q:師、監視員、医師 に名前があったらよかったのに
A:オリキャラ作るのすげー苦手です。そこらへんは豊満=サンがうらやましい。
GM「あと・・・
>>476
=サン滅茶苦茶鋭い。いつか出ると思ってたけどついに出た」
GM「物語ってかチガサキの根幹に関わる部分だからねぇ」
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 20:44:54.91 ID:tqE3PTJ00
まあアンバサダーやディプロマット見てると気がつくってかもしかしたらって感じにはなるよね
481 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 20:50:28.51 ID:xkUOhvyH0
6/11
「ちょっと出かけてくるよ」
朝一番にチガサキは食事もそこそこに出かける旨をトモヨに伝えた。
朝食は手があまり効かないチガサキに代わりトモヨが作ったが、意外と食える。成長しているようだ。
「冗談でもやめてください」
トモヨの顔が一気に険しくなる。一時的とはいえ戦闘能力を半ば失っている状態では自殺行為に等しい。
「別にイクサをしに行くわけじゃないよ。ただ・・・来るべき時に備えて、これ を直してもらわないとね」
チガサキは使える方の手でブレーサーを取り出す。ブレーサーは何度も強い力で叩かれた結果ひしゃげている。
「正直、これがなかったら今頃はサンズ・リバーを渡っていたからね・・・」
「それにこれはギルドの粗製乱造・・・とはシツレイだけど、販売されているものと比べて桁違いの性能を誇る。ギルド内の施設じゃ手に負えないよ」
トモヨが見てもチガサキの装備しているものは他のモノとは一線を画す。施設内での修復は難しいだろう。
「ならワタシも一緒に・・・」
「確か今日は朝からミッションがあるのでは?」
「うぐ・・・」
一見スタンドプレーばかりしているように見えるが、しっかりと業務はこなしている。出任せは通用しない。
「それに・・・少し野暮用があるからね。ここに戻るのは同刻になると思う」
「分かりました・・・。でも、無茶だけはしないでくださいね」
「心配性だなぁ」
チガサキが苦笑する。無茶を選択していたらあの場からの生還は無理だというのに・・・
「まぁ。イッテキマス」
「イッテラッシャイ」
チガサキはトモヨに送り出され、朝のネオサイタマを歩いていく。
目的地へと足を進めるなか、チガサキは黙考する。
(あのヌンチャク・・・ただのヌンチャクではない。鎖が伸びるヌンチャクなんて聞いたことがない)
物理的に鎖が伸びるヌンチャクを製造することは可能だ。だがあのヌンチャクの伸び方は工学的に設計されたものではない。
(ましてやあの物理的ダメージ。黒檀めいた色だが、金属だ。だが金属にしても・・・)
チガサキは再び変形し、ひしゃげたブレーサーを見やる。
幾多の死線を潜り抜け、身を守ってくれた相棒。それがここまで変形することなど一度もなかった。
それほどまでに攻撃力が、破壊力が桁違いなのだ。ダークドメインが殺されたのも頷ける。
(だが・・・ヌンチャク、ヌンチャクかぁ・・・)
チガサキは頭を抱えた。ヌンチャク及びその構造に似た武器はチガサキの天敵でもあるのだ。
(アイキドーは相手の力を利用する武技。相手のバランスを理を以て崩すことを旨とする)
(だが・・・ヌンチャクのような使用者と武器が何らかの形で力学的に繋がっていない場合は無力)
仮にヌンチャクの攻撃面にアイキドーを叩きこんでも、ヌンチャクの双方の重りを繋ぐ鎖の部分で力が途絶えてしまう。
回転率の高さも相まって後の先をとるアイキドーの天敵なのだ。
(そういえばニーズヘグ=サンのヘビ・ケンも似たような構造だったなぁ・・・)
そう思っていると目的地に着いた。
「ドーモ。サブロ=サン。防具の修理を依頼したい」
ドウグ社の道具を直せるのはドウグ社だけだ。チガサキは変形したブレーサーを差し出した。
「ドーモ。これは・・・・・・また、随分と・・・・・・」
サブロ老人は己の作ったドウグの強度は承知である。それがここまで変形するのだ。驚きを隠せない。
「直せそうですか?」
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 20:58:10.63 ID:FcLulA4yO
アイエッ?
陰謀…?因縁の対決…?過去の自分を乗り越える主人公…?アーイイ…遥かに良い…
安価は下
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:02:00.23 ID:NBhnnUUno
まさか全ての黒幕がイグゾー師父だったり…?
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:17:18.61 ID:FSoVttpfO
>>483
そしたらイグゾーが接触してくるはず
でもしなかった
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:22:16.96 ID:TrPmtKSNo
いや、わかってるよw冗談だった
最初からチガサキを狙った訳じゃなくギルドのニンジャが何らかの極秘ミッションでテロ、
たまたまニンジャ化したチガサキを他人の振りして拾って帰ったって可能性はあるよな
486 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 21:24:22.82 ID:xkUOhvyH0
「ええ。まだ修復可能です。ご迷惑をおかけしました」
サブロ老人は頭を下げる。チガサキの腕のギブスは己の道具の強度不足が原因だと思ったからだ。
「頭を下げないでください。かかった強度が尋常ではないだけです。ここの道具じゃなかったら・・・今頃腕が無くなっています」
「・・・・・・ありがとうございます」
サブロ老人は顧客の情報を無駄に仕入れない。踏み込んではいけない領域だと知っているからだ。
「修復の方ですが・・・腕がコレなんですが、大丈夫ですか?」
チガサキは骨折した腕のギブスを見せる。
「大丈夫です。設計書と感覚でどうにでもなります」
普通であれば何度も着脱して調整するものだが、サブロ老人がそういうのだ。間違いはないだろう。
「ヨロシクオネガイシマス」
チガサキは頭を下げた。
朝のオオヌギ・ジャンク・クラスターヤードに金槌の音が響く。
その金属音の清んだ音から良質な金属を使っていることが如実に伺えた。
「1つ・・・聞いてもよろしいですか?」
チガサキは金槌を振るうサブロ老人に尋ねる。
「なんでしょうか?」
サブロ老人は金槌を振るいながら振り返ることなく受け答える。
熟練の職人である彼でならば作業しながらの受け答えなどどうということはない。
「オーガニックの花を扱っている店を知っていますか?」
その質問にサブロ老人の手が止まる。
「オーガニックの・・・花、ですか」
このネオサイタマにおいて一切の遺伝子操作のなされていないオーガニックの花を揃えるのは異常なほど難しい。
カチグミどもがこぞってやる生け花の花も、遺伝子操作によって造られた花だ。
キョートの上流階級の中でも天辺に近い人間であればよく見るであろうが、ここはネオサイタマだ。
こんな場所でそんなものを求めるのだ。用途は言うまでもない。
「1件だけ・・・商売でやっているかどうかはわかりませんが、オーガニックの花を栽培している方は知っています」
「なんと」
チガサキは驚いた。すべての情報を秘匿するドウグ社らしからぬ情報開示だ。
「いえ。その主人が 価値の分かる人が来てくれるのならば歓迎。是非とも教えてあげてほしい とおっしゃっていましたので」
「なるほど。ブレーサーが直ったらぜひ紹介していただきたい」
「分かりました」
そういうとサブロ老人は再び金槌を振るい始めた。
「これで直りました。装着も・・・問題ないかと思います」
数時間後ブレーサーは新品同様に綺麗に直っていた。
「ありがとうございます。お代の方ですが・・・」
「結構です。長く使っていただいていることこそが私にとって最高の報酬です」
「・・・・・・ありがとうございます」
「それと、これを。紹介状です」
サブロ老人は封筒をチガサキに手渡す。裏面には住所とサブロ老人の名前が直筆で書かれているようだ。
「これを見せれば取り合ってくれるかと」
「何から何まで・・・」
チガサキは再び頭を下げた。
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 21:29:56.89 ID:tqE3PTJ00
アラクニッドの占いで役に立つって出たんだったら後は適当なヨゴレニンジャやサンシタ傭兵
寄越してれば済むと思うんだよね、多分。誰がやったかは...まあある程度絞れるけど
488 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 21:51:22.45 ID:xkUOhvyH0
「どうかお元気で」
「そちらこそ。オタッシャデ」
まるで今生の別れのようにアイサツをする。だがこれでいいのだ。
チガサキは目的の住所のところまで歩を進めた。
「ここか・・・」
チガサキは住所の場所に到着する。ネオサイタマの中でも一等地中の一等地。豪華絢爛な住居ビルの前に立っていた。
「えっと・・・部屋番号は・・・」
高級マンションなどはもれなくオートロック式である。チガサキは部屋番号を入力すると自動応答が質問してきた。
「合言葉を言うドスエ」
「ツゲウフウョチカ」
「進むドスエ」
どうやらOKがでたようだ。自動で呼び出されたエレベーターにチガサキは乗り込む。
エレベーターはゆっくりと地下へと長い時間をかけて降りて行き、停止すると音もなく扉が開いた。
「おお・・・」
チガサキの目が少年のように輝く。
地下とは思えぬほど明るく広い空間に、西洋庭園の如く一面の花畑が広がっていた。
赤、黄色、紫、白、緑・・・色とりどりの花が色彩の暴力にならぬよう徹底的に計算されて植えられている。
スミエを扱う芸術家気質を持ち合わせるチガサキでさえ感嘆するしかないほどだ。
チガサキは花を踏まぬよう今となっては絶滅したとまで思われるオーガニックの土を踏みしめ中央にあるテーブルへと向かう。
「はじめまして。お噂はかねがね。インクストーン=サン」
「ご存知でしたか・・・」
目の前の女性は淡い黄色のロングドレスを身にまとっていた。気品が尋常ではない。
そして一目で自分がインクストーンであると見抜いた。情報にも長けているようだ。
「紅茶でもいかがですか?」
「是非とも」
チガサキは椅子に奥ゆかしく座ると、高級茶器に紅茶が注がれていく。紅茶の香りが素晴らしく、半端な茶葉ではないことが伺えた。
「こんな高級な紅茶をいただいてもよろしいのですか?」
チガサキは問う。
「貴方が作っている茶葉に比べれば程度は低いですよ」
目の前の女性は奥ゆかしく微笑む。どうやら自分に対する情報はあらかた知り尽くされているようだ。
「しかし・・・ネオサイタマの地下にこんな場所があるとは」
チガサキは奥ゆかしく紅茶を口にしながら再び感嘆する。
「私は自然が好きなだけです。かつてはこのような光景がほかでも見れたと聞いていましたが・・・」
「確かに芸術肌としては残念な限りです」
チガサキも一応は同意しておく。
「それよりも・・・私の名前や素性について尋ねないんですね」
「ええ。ニンジャである自分にこの平然とした態度。そして表の顔まで知り尽くしているとなれば・・・聞くのは無粋でしょう」
「インクストーン というニンジャは生粋の武闘派と聞いていましたが・・・ザイバツの上層部となればワビサビも流石ですね」
「それほどでも」
静かな空間で暫しオーガニックの花の色彩と、紅茶を味わう。互いに言葉はないが、緊張もない。
「して、サブロ=サンの紹介ですね。どのようなご用件ですか?」
女性が本題を切り出す。どうやら合言葉は紹介者ごとに決められているようだ。
489 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/13(月) 22:13:30.73 ID:xkUOhvyH0
「花を一輪・・・譲っていただきたい。できれば、向日葵が望ましいです」
チガサキは本題を切り出す。
地下になぜこんな空間があるのか。彼女は誰なのか。なぜこんなにもオーガニックの花を揃えられるのか。聞くことに意味はない。
「向日葵ですか・・・快活なお嬢さんに差し上げるんですね」
女性は優しく微笑む。
(鋭い・・・!)
かつて花にはいくつかの言葉が意味として添えられていた。花言葉 という今では廃れた風習である。
キョートの上流階級や物好きでもない限りは知ることはないものだ。
「ええ、まぁ・・・」
チガサキは頬を少し染めて、気恥ずかしそうに頭をかいた。
「向日葵ならございます。直ぐに採ってきます故お待ちください」
女性はそう言うと音もたてずに立ち上がり、花園の奥へと向かっていく。
(一を聞いて十を知るとはこのことか。隠し事が一切通用しない)
自分が何を考え花を求めたのか、誰に対して贈るつもりなのか。最低限のやり取りで察せられてしまった。
苦笑を隠すようにチガサキは紅茶を口に運ぶ。
暫くすると女性が向日葵を「抱えて」戻ってきた。
「こちらになります。どうぞお受け取りくださいませ」
「こ、これだけの量は・・・!」
差し出された向日葵は軽く30輪はある。手持ちの金では払いきれないかもしれない。
「お代は結構です。この子たちもこの子たちに似た彼女さんの笑顔の糧になることを望んでいます」
「それに向日葵は一輪でも映えますが、数が多ければなお映えますので」
「手玉に取られてばっかりだ・・・」
チガサキはもう笑うしかない。
「花は鮮度が命。かえって花瓶も用意しなければなりません」
「足早で申し訳ないですが、これにてお暇させていただこうかと」
チガサキはそう切り出した。いつの間にか結構な時間が経っている。
「ええ。ぜひ、そうしてあげてください。お帰りはあちらから」
情勢は優しく微笑むと来た方向とは別方向を指示した。逆らう理由はない。
「ありがとうございます。それではオタッシャデ」
「お達者で」
そういうとチガサキは足早に移動し始めた。
「向日葵の花言葉は【私はあなただけを見つめる】【愛慕】」
「随分と苦労したみたいですね・・・」
上りのエレベーターを2つほど乗り継ぐと、チガサキは見慣れた大型百貨店の地階にたどり着いていた。
どうやら巧妙に彼女の場所は秘匿されているようだ。
「さて・・・帰るか」
チガサキは穏やかな笑みを浮かべると、マンションへと戻っていった。
ーーーーーーーーーーーーー
GM「一旦ここまで。続きは次回」
GM「おそらく次とその次?くらいにまでなると思う」
GM「オタッシャデー!」
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 22:17:50.21 ID:tqE3PTJ00
オツカレサマドスエ!
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 00:15:25.09 ID:BcdoAFEDO
オツカレサマドスエ!
エアリス=サンな?
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 00:36:37.87 ID:MFsm0S9eO
オツカレサマドスエ!
ついに決着がつくことだなあ…いろいろ見返してこよう
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 18:09:06.41 ID:dntxlEbVO
オツカレサマドスエ
チガサキのロードに反抗するルートは有るのだろうか?
と言っても反抗する理由は今はないけど
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 19:35:40.50 ID:M7S90wpMo
オツカレサマドスエ!
ダドメ暗殺したことにされてってのは下手したら有りそう
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 20:00:13.08 ID:BcdoAFEDO
ないない
496 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/14(火) 21:37:11.41 ID:g/5bjfTZ0
チガサキはマンションの一室の鍵を開けると中へと進む。
電気がついていないため彼女はまだ戻っていないようだ。
(手間取っているのかな・・・。夕食の準備でもしておくか)
チガサキは花瓶を用意し花束を隠すと、動かしにくい手に四苦八苦しながら料理の準備を始めた。
一通り調理を終え、味見をする。上出来だ。
(食器も並べておくかな・・・)
そう思い食器を動かそうとしたときドアが開く音がした。
「すいませんセンセイ。直ぐに夕食を・・・」
「オカエリ」
「えっ・・・?」
既に夕食は作られており、後は食器の用意だけという状況にトモヨの目が丸くなる。
「いや。動かしにくいだけで動かせるからね。ちょっと手間取ったけど料理もできるし・・・」
「それはなんとなく分かっていましたが・・・」
驚くのも無理はない。高級料亭も真っ青の食事が作られていたからだ。
「あー・・・・・・ちょっと気合が入りすぎた」
結構気合が入っていたことにチガサキは今更ながら気が付く。心情的な問題だったのだ。
「とりあえず食事にしよう」
「はい」
そういって二人は準備を終え、無駄に豪華絢爛な夕食を共にした。
後片付けと入浴を終え、一斉に暇になる。眠るにはまだ早いが何かをするには遅い時間だ。
チガサキとトモヨは何かのアトモスフィアを感じ、リビングの椅子に座ったまま言葉のない時間が過ぎる。
チガサキは表面上は平静を保っているが、どう切り出してよいか分からず、内心パニックに陥っている。
それでも、切り出さないわけにはいかない。かれこれ20分。しびれが切れる頃だろう。
「トモヨ=サン。その・・・なんだ。例の・・・件なんだけど・・・」
しどろもどろになりながらなんとか言葉を紡ぐ。いつもより倍近く滑舌が悪い。
「・・・はい」
トモヨはその言葉が来るのを分かっていた。
「その・・・・・・自分は、正直、戸惑いはしたけれど・・・嬉しかった」
「だから・・・その・・・・・・・・・・・・・・ああもう」
チガサキは言葉にならず立ち上がると一旦奥へと引っ込む。
直ぐに山ほど向日葵を抱えリビングに戻ってくると意を決して言葉を紡ぐ。
「トモヨ=サンはおっちょこちょいで、努力家で、元気で、純粋で、天真爛漫な女性だと思ってる。自分はそれを見て向日葵みたいだと思ってる」
「その姿に知らず知らずの内に惹かれていたんだと思う」
「できる事なら、ずっと、自分の傍で、咲き続けて欲しい」
そう言って向日葵を差し出す。ストレートな言葉が出てこないで、遠回しな言い方が出てくるあたり自分らしい。
「・・・はい。ワタシもコルト=サンの傍で咲き続けたいです」
そう言ってトモヨは花束を受け取ると、涙を浮かべながらも極上の笑顔を浮かべた。
ーーーーー―――――――――
GM「くっさいシーンを書くのは精神力が削れる」
GM「少ないけど許して。直ぐに更新する」
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/14(火) 22:08:45.21 ID:37m1Bp010
オツカレサマドスエ!
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 00:01:03.77 ID:gxvA3Ujmo
オツカレサマドスエ!
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 04:19:55.60 ID:jWcOhZ3AO
チガサキ=サン、オツカレサマドスエ!
これでトモヨ=サンFCも晴れて解散かな!?
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 08:01:02.07 ID:nmvf6yNjo
やっとケリがついたか…これで本編に集中出来れば良いが
なんかトモヨが彼女面してでしゃばって来そうな予感
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 09:47:30.00 ID:8FvOYBSHo
だが、トモヨ操作時は割とチガサキ攻略を狙っていた時期があったのを忘れてはならない
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 17:23:43.83 ID:+m92PW7DO
トランスポーター=サン以外の他スレニンジャは登場したりしませんか?
503 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/15(水) 20:11:51.05 ID:3waXGmQp0
その後お互いどうしていいか分からず、一斉にパニックになり事態の収拾に暫くの時間を要した。
師弟の時間が長かったため、お互いどんな顔をしていいか、どんな言葉をかければいいか分からなくなってしまったのだ。
一言二言会話をすると微妙な間が開き、その間を認識すると二人で一斉に赤面する。そんなことを繰り返した。
(だ、駄目だ。うまく会話が続かない。どう会話を発展させればいいかまったく分からない・・・)
この妙に居心地の悪い生暖かい空間から逃げ出したいチガサキは時計に目を向ける。気が付けば結構いい時間だ。
(今日はもう寝て頭を冷やし、明日から身の振り方を・・・)
そう思い、提案する。
「気が付けばいい時間になってる。今日はもう寝て明日に備えようじゃないか」
文面上では平静を保っているように見えるが、発言上は少し声が裏返りかけていた。
「そ、そうですね。今日はもう寝ましょう」
トモヨも同意する。彼女もなんとなく気恥ずかしいようだ。
二人ともすでに寝間着だ。あとはリビングの電気を消し、それぞれの部屋に向かうだけだ。何も難しいことじゃない。
「よ、よし。じゃぁ電気を消そう」
そう言ってスイッチの方へ向かい、トモヨに背を向けた時であった。
上着の裾をつまんで軽く引っ張られ、チガサキの足が止まる。
首だけで後ろを見るとトモヨが赤面し、目を伏しながら言葉を紡いだ。
「・・・今日は、一緒に寝てもいいですか・・・?」
断る勇気をチガサキは持ち合わせていなかった。
――――――――――――
――――――――
――――――
6/12 早朝
(これが所謂昔の書物にある アサチュン なるものなのだろうか)
やけに早くチガサキは目が覚め体を起こす。隣ではトモヨがまだ寝息を立てていた。
チガサキは微笑みながらトモヨの頭を撫でる。手入れの行き届いた細い髪にきめ細かな肌の感触を感じる。
(随分と、苦労を掛けたんだな・・・)
あの後の会話で大体のことは聞いた。自分の天然っぷりにほとほとあきれさせられたものだ。
(まぁ、なんというか・・・)
女性とこういう形で接することに経験がなかったというのも一要因だろう。だが最たる要因は・・・
(自分はトモヨ=サンを通じて妹を見ていた。トモヨ=サンを見ずにその奥に投影していた妹を見ていた)
結局のところ家族を失ったショックから立ち直れず、赤の他人に家族を投影してしまっていたのだ。
(自分は家族を、妹を亡霊にしていた)
己の不甲斐なさに腹が立つ。家族はおろか自分を慕ってくれていた少女までも知らず知らずの内に不幸にしていたのだ。
ツキジ・ダンジョンで精神を病みかけたのは己がその事件を乗り越えていない何よりの証左だったのだ。
(覚悟をしなければいけない。前に進まなきゃいけない)
チガサキは目を閉じ、記憶の海へと潜っていく。乗り越えるために、前に進むために潜っていく。あの忌まわしい記憶の下へと。
(クソッ!なんだ!これは・・・・・・!)
その最中突如としてチガサキの思考にノイズが混ざる。それは大きくなり続け、チガサキの精神を飲み込んで・・・!
0101010101010101001010101001010101010100101010010101001010010110010101010100101001010100101001010101001001000101010101001010010100001010101010101010100101010101010101010010101010010100101101001010101010101001010010100101010010100101001010010100101001010010101010100101011010010101010100101010010101001010100101010100101010010101010010101010010100101010100101010010110110100101001010010111110101010010100101010010100101001001010100101010010101001010100101010100101010010100101001010010100100101010010101001010100101010101001010101001100101010010100101001010010010101010010101001010010100101010010101010011010010100101010101001010101001010010100101001010010100100101001100100101001010101001010100001010100101010101001
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:26:35.40 ID:+m92PW7DO
罪罰罪罰罪罰罪罰罪罰
505 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/15(水) 20:30:49.23 ID:3waXGmQp0
チガサキは気が付くと以前見たような空間に自分を見出した。
真っ白な空間。そこに立つ見たことのあるニンジャ。
「ドーモ。GMニンジャ=サン。随分と無粋な真似をするんだな」
チガサキの声には抑えきれない憤怒が混ざっている。覚悟を決め、行動した矢先に余計な横やりが入ったのだ。
GMニンジャは口を開かず、指を鳴らした。
直後、突如として巨大な掛け軸が宙に発現し、巻物が横に開かれる。
【選択の時】
マキモノにはそう大きくショドーされていた。
「何が言いたい?」
チガサキはそう問うが、GMニンジャは何も言わずもう1度指をならす。
何か紙の束めいたものが落下する音が2回響く。チガサキがそちらに目をやると巨大な無地のフスマが2つ、少し離れたところに発生していた。
2つのフスマは互いに同じ距離にある。だがその向き方は決して交わらぬよう平行に、同列に置かれている。
更にGMニンジャが指を鳴らす。するとフスマにショドーが現れた。
そこに書かれている文字は・・・
【偽りの安らぎ】【苦痛の真実】
チガサキはGMニンジャの意図を察した。
「選べ、という事か。ゼンモンドーだな」
「戻ることは?」
そう問うとGMニンジャはフスマのある方向とは逆側の方向を指す。
【後戻り不可】
と書かれたフスマがあった。どうやら自分はここから入ってきたようだ。
「どうあがいても選ぶ以外ないってことか」
チガサキは2つのフスマにあるショドーの意味を考える。
(知らぬがブッダ というコトワザがある。知らなければ平穏でいられるという意味合いだ)
(もし自分がこれ以上修羅の道を進む気がなければ知る必要のないことだ)
家族は失った。だが今はこれからは違う。隣にいてくれる女性がいる。悲しませるのも、怯えさせるのも御免だ。
(逆に知ればその事実から逃げられなくなるほどの真実がある)
ただでさえ家族を亡霊にしていたことを自覚するのに大変な労力を要したのだ。この先にあるものはそれ以上なのかもしれない。
だが 逃げない と決めたのならば起きた事実から目をそらしてはいけないとも考えられる。
(どうするか・・・)
時間的猶予は多くない。選ぶしかない。
どうする?(多数決)
1【偽りの安らぎ】のフスマを開ける
2【苦痛の真実】のフスマを開ける
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:35:04.66 ID:0QPneI2xo
2【苦痛の真実】のフスマを開ける
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:37:07.23 ID:MZmz31b70
2
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:37:44.73 ID:IPZC3LOko
ひゃあ我慢できねえ2だ!
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:54:47.77 ID:JRmedAixo
2
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 20:56:06.80 ID:96MDrUSmo
ポータル兄弟みたいに師匠のニンジャが仇だったりするとキツいな…師匠好きだったし
まあでもどっち選んでもどうせトモヨはついてくるしな
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 21:13:08.43 ID:8FvOYBSHo
妹にファック&サヨナラをしたのは自分自身()だったオチとかあり得そうで怖い
無意識にレッサーソウルレベルまで落とし込んでたとかそんな感じの
そして2
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 21:29:52.48 ID:+m92PW7DO
2
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 21:48:33.16 ID:UrhaGGtvO
2
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 22:26:56.07 ID:IPZC3LOko
>>511
それは結構重すぎな……
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/15(水) 23:11:06.34 ID:+m92PW7DO
ザイバツ決別な?
そして、二人は逃避行
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/16(木) 09:58:38.32 ID:8iRV44DAO
コワイ未来しか想像してないのにこの満場一致
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/16(木) 19:29:39.87 ID:Q/KFRmGE0
とりあえず何するにしても隠れ家用意出来てからだね。じゃないとやってられん
518 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/18(土) 20:57:32.73 ID:yqFuSXH50
チガサキは迷いなく【苦痛の真実】とショドーされたフスマへと向かう。
「逃げない。そう決めたのなら最後までとことん付き合うだけさ」
そういってフスマを開けた。
白い光がチガサキを包み、現実へと帰還する・・・
「アイエエエエ!アイエエエエエエ!」
「ヤメロー!ヤメロー!」
木霊する妹の悲鳴。父親の絶叫。絹の避ける音。
「イヤーッ!」
「アバーッ!」
「ア、アイエエエエエエエエエ!」
カラテシャウトにより父親の絶叫が消え、壁に血の華が咲く。母は既に殺されている。
「ヤ・・・メロ・・・」
そしてその光景をぼやけた視界で見せられ、声を上げようとするもダメージで動けず、声も出ない自分。
帰って来たのだ。【あの時】に。
「ア、アイエエエエエエエエエエエエエ!」
「イヤーッ!」
「ンアーッ!」
叫ぶしかない妹の声を鬱陶しく感じたのかニンジャは妹を殴りつる。
更にニンジャは妹の服を破り捨て、ファックし始める。
妹は意識が混濁しているのか声さえ上がらない。
目を背け、耳をふさぎ、顔を覆いたい過去。だがもう逃げるわけにはいかない。
視界にノイズが走る。精神のセーフティでも働いたのだろうか。だがそれを無視して現実を過去を受け入れる。
更にノイズが強くなる。拒絶する。この先へ進むな と。
(ええい、鬱陶しい!邪魔をするな!)
チガサキは強靭な意思でノイズを振り払う。次の瞬間、何かが割れたように視界が一気にクリアになる。
あの忌々しいニンジャの姿も、両親の死体も鮮明に映る。
カシャッ。
チガサキの視界がズームインされ、件のニンジャをより鮮明に移す。ズームによる視界の荒さは一瞬でクリアになる。
この動きは今のチガサキの意思で行われているものではない。当時のチガサキの意思で行っているものだ。
当時のチガサキは血眼になって家族の敵であるニンジャをニューロンに刻み込もうとしたのだろう。
カシャッ。
更にズームインされ、妹をファックするニンジャの全身を視界いっぱいに捉える。
(そうだ。あの時自分はこのニンジャを忘れぬように目を見開いていた)
カシャッ。
今のチガサキからすれば予想外のズームがもう1度入る。
(なんだ?自分はあの時何を見たんだ?)
カシャッ。
更に倍率が上がる。
カシャッ。カシャッ。カシャッ。カシャッ。
そして視界はニンジャの手元・・・手首の装束部分に映る。
(は・・・・・・?)
当時のチガサキが忘れまいと視界に刻み込んだものは・・・
519 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/18(土) 20:58:41.23 ID:yqFuSXH50
罪罰
520 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/18(土) 21:00:13.16 ID:yqFuSXH50
知らぬはずなどない。今まさに、自分が背負っているエンブレムであった。
暫しの間チガサキの視界はその見慣れたエンブレムを捉え続ける。
そしてニンジャは妹をファックし終えると、思い切り殴りつけ、両親と同じく壁に咲く血の華にした。
そしていずこへといなくなっていく。脳内に当時のチガサキの思考が木霊する。
(あのダイヤモンドエンブレム・・・忘れはしない、忘れはしないぞ・・・!)
その直後急に視界に謎のノイズが走り、当時のチガサキの意識が遠のいていく。
紫の格子の中ににひし形の形をしたノイズが意識を埋め尽くしていく!
「・・・・・・っ」
チガサキは思考の世界から帰還したが、しばらくの頭が真っ白になっていた。
「ナンデ・・・」
あのニンジャのについていたエンブレムは間違いない。自分が背負うザイバツ・シャドーギルドのものだ。
ましてやヨゴレニンジャではなく、正規構成員。ヨゴレニンジャはエンブレムをつけられないはずだ。
つまり何故かは分からぬがザイバツ・シャドーギルドの正規構成員が家族を殺したのだ。
だがそれだけでは済まなかった。チガサキのニューロンは否応なしに状況を分析する。
(ヨゴレニンジャや野良ニンジャならまだわかる。だがザイバツの正規構成員が観光客をファック&サヨナラすることはありえない。厳しく、厳しく禁じられているはずだ)
(それになにより何故、当時は観光客であった自分がこのことを覚えている?)
キョートにおいてニンジャ、とりわけザイバツに関することは秘匿されている。
ロードの力によって一般人はニンジャそのものを認識できなくされるはずだ。
記憶してしまった者もその後何らかの形でロードの力が及び、記憶を消去もしくは曖昧されるはずだ。
(だがあの後自分はザイバツのニンジャに保護され、家族の仇を討ちたくないか?と誘われザイバツのニンジャとなった)
(どのタイミングかは分からないが、自分にニンジャソウルが憑依。ニンジャになっていたということだ)
(仮にザイバツを騙ったニンジャであれば、わざわざ記憶を中途半端に操作する必要はない)
(つまり・・・ザイバツ構成員がやったことをほかのニンジャのせいに見せかけた。ということだ)
それどころかチガサキは己の感情と行動を振り返り、決定的な矛盾を見つける。
(そもそも・・・だ。仇が、どうでもいい、だと?)
かつてトモヨに家族の墓前で語ったことを思い出す。
(ふ ざ け る な !)
チガサキは押さえつけられていた火山めいて怒りの感情が爆発する。
(もとは家族の仇を討つために加入したんだろうが!なのに何故、何故!)
( 仇 を 探 そ う と も し な か っ た !? )
(まるでそのことから 思考そのものを逸らされた ように!)
吹きあがった怒りにより疑心暗鬼が進む。
(あの時の時間帯は夕暮れ。宿に戻ろうとする観光客でアッパーガイオンは溢れかえるはずだ)
(決して路地裏のような細い道に入ったわけでもない)
(なのに何故、助けを求めようもなかったほどに周囲に人がいなかった!?不自然なほどに!)
(人払いを事前にしていない限り起きえない!)
チガサキは状況証拠を並べる。
不自然に操作された記憶。人がいないという状況の不自然さ。仇を探すという思考さえもしなかった自分。
そこからチガサキは1つの結論を出す。信じたくない結論を。
(まさか・・・あの悲劇は正規構成員の暴走によるものではなく)
(ザイバツが組織的に意図して行っていたのか?)
それ以外の回答を状況証拠から導き出すことができないのだ。
521 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/18(土) 21:02:09.34 ID:yqFuSXH50
(〜〜〜〜〜〜〜ッ!)
もはや声にもならないほどの怒りでニューロンが埋め尽くされる。感情はアルマゲドンのように荒れ狂っていた。
チガサキはザイバツという名のブッダの掌の上で踊るマジックモンキーでしかなかったのだ。
(ザイバツ・シャドーギルド!家族を奪い、騙し、躍らせやがって!インガオホーを俺が味あわせてやる!)
チガサキの感情は憎悪一色に染まり、報復しようと考える。
(まずはこの拠点からだ!全てのニンジャを惨たらしく殺して―――――)
「んぅ・・・」
行動しようとした矢先隣から小さな声が聞こえた。燃え上がった憎悪の炎に冷水がかけられ、思考が一気に冷静になる。
チガサキはそちらを振り向く。未だに寝息を立てているトモヨだ。
そしてゾッとする。
自分はいいだろう。ムーホンを起こし、ニンジャを殺す。自分もいつか殺されるだろうがそれは覚悟の上になる。
だが彼女は?師であり、近い関係にあった彼女はどうなる。己は彼女の師だ。無関係ではいられない。責を問われるのは必然だ。
セプクかカマユデか。どちらにせよ凄惨な末路になることは容易に想像できる。
(できない。今は、できない・・・!)
今ここで動けば間違いなくそうなる未来が見える。ザイバツは巨大組織。1人で倒すことは限りなく不可能だ。出来なければ彼女が殺される。
チガサキはインクストーンというニンジャのせいで大切なものを再び失うことになるのだ。
だが当然復讐せずにいられない。インガオホーを味わわせなければ気が済まない。
その為には単独では無理だ。絶対に協力者が要る。同じ意思を持った協力者が!
(だがいるのか?ソウカイヤ亡き後ニンジャの一大組織となったザイバツに盾突くニンジャなど・・・!)
そこまで思い詰めて気が付く。
(いるじゃないか。ソウカイヤをたった一人で滅ぼし、ザイバツをも滅しようとする復讐に狂ったニンジャが!)
浮かんだのは何度も死合った赤黒のニンジャであった。
(だがまぁ、自分の話を聞いてくれるかな・・・?)
一抹どころか最大の不安はあるが、方針は決まった。
(自分は今、この瞬間からザイバツ・シャドーギルドを裏切り、ニジャスレイヤーを味方につけザイバツを滅ぼす)
(情報をニンジャスレイヤー側に流せば有利になることも多いだろう。それも視野に入れよう)
(だがムーホンがバレればトモヨ=サンに危険が及ぶ。行動の直前までバレてはいけない)
(それまでは掌の上で踊るマジックモンキーであろう。忠実で、愚鈍なマジックモンキーに!)
そう決意したとき、布が動く音がした。
「んぅ・・・。おはようございます。センセ・・・コルト=サン」
トモヨが目を覚まし、幸せそうな顔で笑顔を浮かべる。
「オハヨウ。トモヨ=サン」
チガサキも内に秘めた決意を顔に出さずに同じ顔でアイサツをした。
今、幸せなのは間違いなく事実なのだから。
522 :
◆WolEwA02oI
[saga]:2016/06/18(土) 21:13:06.80 ID:yqFuSXH50
6/12 早朝
チガサキはトモヨの作った朝食を食べながら考える。
(さて、方針は決まった。ザイバツを裏切り、滅ぼす。そのためにはあのニンジャの力が必要だ)
(今奴は・・・いや。ニンジャスレイヤー=サンはネオサイタマにいる)
(キョートと比較すれば圧倒的に監視の目は温い。コンタクトを取るなら今しかない)
(だが・・・どこにいるかも分からないし、会った途端に殺し合いになるかもしれない)
(理想は イクサにならず、会話できるような場所、状況 であることだな)
(今すぐというわけではないが、早ければ早いほどいい。どうするか・・・)
【6/19 22時に一番近い安価】
1:鍛錬を行う
2:ミッションは受けずに、自由に行動してみる
3:ニンジャスレイヤーの動向を調査する
4:隠れ家進捗を確認する ※ 内装を製作中
5:完全自由安価 (記述のみ)
00:【HELP ME GM 残り2回】
ーーーーーーーーーーーーー
GM「はい。というわけで【共闘ルート】突入!後戻りは不可能だ!」
GM「舞台がキョートに代わるとシステムが一部刷新されるぜ」
GM「これからチガサキは二重スパイめいたことをしていくことになるな!」
GM「このトリックは11スレ目の墓地でのトモヨとの会話頃から仕込んでいたから正直使えてよかったと思ってる」
GM「それではオタッシャデー!」
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 21:17:08.15 ID:Mj+FDgVHO
オツカレサマドスエ!
やっぱり罪罰ニンジャかー
しかしニンジャスレイヤーと共闘……
どうすれば?テンカンホーのこと知ってたっけ?
とりま3
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 22:10:23.99 ID:kneEVrgso
乙
やっぱりこうなったかー
正直いくら真っ黒組織とはいえ何でもかんでもザイバツのせいになっちゃうのはな
チガサキは優秀だけど神器に関わってないしポータル兄弟ほど特異なジツでもないし
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 22:11:29.59 ID:fimYHfODO
2
トランスポーター以外の傭兵を探す
ザイバツ外の駒は多い方がいい
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 22:15:53.88 ID:5KFReyN0o
さっさと隠れ家完成させなきゃ色々とアブナイ
4
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 23:51:06.85 ID:Oo71q9ov0
ジツでアースクエイクを瀕死の重症を負わせ、カラテではサラマンダーを降すワザマエなら
単純に考えてザイバツに入れるメリットは断然有ると思うけど
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 23:53:12.81 ID:vVWZ7Sexo
アラクニッド=サンにGMニンジャが囁いたのかはたまた……
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 23:55:29.23 ID:MGDMwzfjo
アラクニッドの占いの所為
でもその場合、どこまで占っていたのかが問題
こうなることも織り込み済みなら・・・
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 01:29:26.52 ID:1lliXGRAO
躊躇する暇無し!忍殺をさがそう
トランスポーター経由で足取り情報を追うのもいいが、水と花とセンコを持ってスゴイタカイビルで張ってれば会えるだろ
自分はザイバツに創られた……疑惑も共有な
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 02:11:27.81 ID:yH32zBeqo
>>527
まあそうだけど、絶対に必要ってほどじゃないし
ザイバツが仇だと親しい人達と過ごした時間や今までの思い出すら黒歴史になってしまうんだよな
フェイタルイグナイトとか切り捨てられはしたが、ザイバツではよくあることって感じで
サバサバしてて特に恨んだりはしてないっぽいしあんな感じであって欲しかった
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 04:15:09.67 ID:VYWjco0Ro
ああ・・・薄々予想はしていたが、やはり黒幕は罪罰だったか
忍殺さん誕生の経緯もあったからなあ
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 04:27:08.24 ID:YyNeZeXhO
オツカレサマドスエ!
ザイバツへのムーホンか
ちょっとでも粗を出すと不味そう。特にパラゴンには絶対感ずかれたくな
今後は読者視点からはフジオ一派と上手くコンタクトを取りたいところ
そしてザイバツはわざわざお膳立てまでして、チガサキをスカウトしたか気になる
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 16:09:35.90 ID:Or37QCVy0
4
535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 17:00:14.26 ID:Or37QCVy0
そういえばジツってもうちょい鍛えたら新しく覚えられたり強化出来たりとかする?
いや、他に優先する事が多いのは解ってるけど
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 18:26:19.95 ID:Or37QCVy0
今更だが90か、マズったな
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 18:37:38.39 ID:lpsphW4Yo
>>143
によると
隠れ家の完成は7月半ば
資金は方々からかき集めて旅館収入を返済に充ててる
更なる資金注入で完成を早めるのは難しそう
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 19:01:33.62 ID:BEgZxU6WO
ナンシー=サンにたのんでお金もらおう
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 19:05:11.66 ID:EQguvEXKo
ナンシー=サンにメリット提示できねーべ
それこそ寝泊まりしてるコフィンへの襲撃を先に教えてもあまり割に合わない(こちらの裏切りが気取られる的な意味で)
残ってるネコソギファンドの株売り払ってしまってもいいっちゃいいな
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 20:32:00.47 ID:Or37QCVy0
あ、22時までだったな。スマン見間違えてた
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 21:14:05.89 ID:Or37QCVy0
ってか資金注入で難しいか、なら3で。色々すまない
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 21:23:01.88 ID:WT5oQj/DO
>>525
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 21:27:15.22 ID:vtV7cPhQo
忍殺おじさんに当てるための駒とか? >チガサキ
なんかニンジャスレイヤーキョート殺伐都市二周目をロード達がやってるみたいな
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 21:41:08.23 ID:gu65YQ7lo
でもヨゴレニンジャ使えばいいだけの気もするんだよな。わざわざエンブレム付のニンジャにやらせて
テンカンホーの届かないネオサイタマで働かせて案の定バレるってマヌケってレベルじゃない
ポータル兄弟の時はグラマスの中でも最もやり手の師父にやらせて恐らく真実を知ったのは
師父の死亡後だと思うし、仮にもっと早く真実を知っても育ての親に反逆出来たかは微妙である
あの見事な演技力で嘘泣きでもされたら上手いこと言いくるめられそうな気もするし
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 14:48:52.35 ID:9ze5tjqJo
忍殺作成実験的なあれ
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 20:51:42.80 ID:CEHFxWi7o
チガサキは赤黒より後でしょ?
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 21:33:42.07 ID:rxwJWBdso
アマクダリに対する抑えの意味としてのチガサキならある意味わかるが、
そうすると裏ボスかラスボスがアマクダリのキャラになるんだよなぁ
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 21:35:27.43 ID:0fu7uBQyO
いや、師匠じゃね?裏ボス
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/21(火) 02:13:05.92 ID:1OC7NIUGo
ヨゴレニンジャにやらせて救助役のザイバツニンジャが颯爽と仇を取り、ヒーローぶって
ザイバツに連れて行った方が洗脳と口封じがいっぺんに済んでどう考えても合理的
…ってこれまんまイグゾー師父だった 。やはり師父は偉大だわ
>>548
もう師匠よりチガサキの方が強いんじゃなかった?俺が教えられることはないって言ってたし
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/21(火) 07:26:39.95 ID:p9Z35K+l0
師父ってやっぱすごい、しかしうーん裏ボス...デスド辺り?
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/21(火) 08:33:32.73 ID:vdhykbcTO
単にザイバツニンジャが仕事帰りにファックしてたらニンジャできちゃった
上手いこと話して仲間にしました、みたいな
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