陽乃「比企谷くんの恋人になりたい!」八幡「………はっ?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/26(土) 23:58:11.40 ID:EvJDTHIAO
八陽です。陽乃は八幡を恋人にしようとがんばります
*陽乃は原作どおり完璧超人ですが、八幡の事になるとダメな感じになる時があります


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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/26(土) 23:58:39.31 ID:EvJDTHIAO
陽乃「ねえ比企谷くん私の恋人になってよ」

八幡「な、なにいってんですかアンタは!からかわないでくださいよ!」

陽乃「からかってないよ!私比企谷くんと恋人になりたいの!」

八幡「ど、どうせそうやってオレのキョドる姿を見て笑うか…雪ノ下を後でいじるためのネタにでもするつもりでしょ」

陽乃「ひど〜い!比企谷くん私は本当に比企谷くんのことが好きなんだよ〜♪」ツンツン

八幡「や、やめてください…人が見ているじゃないですか」

八幡(この人…いや、魔王がオレを好きになるなんて信じられるわけねーだろ!そんな男受けのいい仕草してもオレはだまされんぞ!中学時代のオレとは違うんだよ!)

陽乃「いいじゃん!どうせなら見せつけちゃおうよ♪私たちのラブラブぷりを」ムニュムニュ

八幡「ちょ///な、なに抱きついてきてるんですか…その当たってますけど///」

陽乃「当ててんのよ♪」

八幡(うおっ!なんだこれ!やわらかい!気持ちいい!いいにおい…いやだまされるな!これは罠だ!)

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/26(土) 23:59:06.29 ID:EvJDTHIAO
陽乃「フフフ…どうお姉さんの胸は?」

八幡「っ///」

八幡(な、な、何を企んでいるんだこの人は……まさか!オレをはめて冤罪にかけて社会的に[ピーーー]気なのか!?)

八幡(ありえる………俺を雪ノ下の近くにおく必要がない存在だと判断して排除することにしたのか? もしくは俺をからかうのに飽きたから、もういらないから壊すとか、この人ならやりかねない…)

陽乃「ほらほら〜お姉さんと付き合えばこのおっぱいは君だけのものだよ〜」ムニュムニュ

八幡「ぐ、ぐぉ…///」

八幡(や、やばい…このままじゃやばい…戸塚…小町…俺に力を…魔王に対抗する力をーーーーー!!!!)バッ

陽乃「あっ…」

八幡「お、俺はこのあと用があるんで…このへんで失礼しま…す」ダッ

陽乃「………比企谷くん」シュン

八幡(あれ、簡単に逃げられたぞ? いつものあの人なら俺が逃げ出す前にうまく捕まえてくるはずだが…いや逃げられるからいいけど)

陽乃「………」ショボ~ン

八幡(っ!?…なんで捨てられた子犬のような寂しい顔してるんですか…やめてくれ!ちょっと勘違いしそうになるじゃないですか…)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/26(土) 23:59:52.64 ID:EvJDTHIAO
次の日

陽乃「雪乃ちゃん〜!比企谷くんと恋人になりたいけど全然うまくいかないの〜!どうすればいいか教えて!」

雪乃「姉さん私の聞き間違いかしら? あの腐った目の男と姉さんが恋人になりたいと聞こえたのだけど?」

陽乃「聞き間違いじゃないよ。お姉ちゃん、比企谷の恋人になりたいの」

雪乃「悪ふざけはやめなさい!また私をからかうため適当な事をいっているんでしょう!」

陽乃「…はあ、雪乃ちゃんもそんな反応なんだね……比企谷くんもどうして信じてくれないのかな…」

雪乃「比企谷くんも? もしかして姉さん比企谷にも同じようなことを?」

陽乃「うん。昨日、恋人になってと告白したけど信じてもらえなかった……」シュン

雪乃「い、いくら比企谷くんが相手だからってタチ悪いイタズラはやめてちょうだい!
ただでさえ疑心暗鬼だし、目も腐っているのにトラウマが増えて引きこもりや近親相姦するような犯罪者になったらどう責任とるつもりかしら」ホッ

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:01:46.28 ID:W69ZHu1AO
陽乃「ひど〜い!私そんなつもり全くないのに〜本気で比企谷くんと恋人になってデートしたりイチャイチャしたいだけなんだもん!」

雪乃「ふ、ふん!何を言っているのかしら、姉さんが本気であの男と付き合いたいと思う人なんているわけないじゃない。
プロボッチとイケイケのリア充のカップルだなんてドラマでもありえないわね」アセアセ

陽乃「でも雪乃ちゃん動揺してるように見えるけどな」ニヤニヤ

雪乃「あ、あまりにも非現実的的な光景を想像して気持ち悪くなっただけよ!やっぱり私をからかっていたのね姉さん!」

陽乃「…違うよ」

雪乃「えっ?」

陽乃「本気で比企谷くんと恋人になりたいだよ…私は」

雪乃「!?」

陽乃「信じられないなら今までの事謝るよ…ごめんね雪乃ちゃん今までイジワルばかりしてきて…ただ単純に雪乃ちゃんがかわいいからついやった時もあるけど
雪乃ちゃんの事を思ってやった時もあるんだよ。信じてもらえないかもしれないけどね」ペコ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:03:56.15 ID:W69ZHu1AO
雪乃「…えっ?…………え………」

雪乃(あ、あ、あ、あの姉さんが私に頭を下げて謝った!!?! ウソでしょ!? いつもならふざけて『ゴメンゴメン雪乃ちゃんw』と全く反省した様子も見せないでケラケラ笑うのにぃ!!)

雪乃「…ね、姉さん………もしかして頭打ったのかしら? …どこか痛いとこあるなら今すぐ病院に…)

陽乃「ひどい!雪乃ちゃん!私、頭なんか打ってないよ!!」

雪乃「ほ、ほんとに…」

雪乃(あ、あまりの突然の出来事に頭がついていかないわ………あの姉さんが比企谷くんを好きで、私に頭を下げて謝った…
ありえない事の連続でせっかくあの姉さんが私に頭を下げたというのに優越感感じる間もないわ)

陽乃「ユキえも〜ん!比企谷くんと付き合う方法教えてよ〜!」

雪乃「だれがユキえも〜んよ!ふざけないで!」

陽乃「それでどうすればいいと思う?」

雪乃(聞いてないし…)

雪乃「さあ、知らないわそんなの。そういうのは姉さんの方が得意そうじゃない?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:11:16.09 ID:064pxRwOo
支援
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:13:35.58 ID:W69ZHu1AO
陽乃「だって〜まだ誰とも付き合ったことないもん」

陽乃「なんかみんなつまんなそうなのばっかだしぃ〜」

雪乃「………そもそも姉さんは私と比企谷くんをくっつけようとか世迷い言を言ってなかったかしら?
それにいつ比企谷くんを好きになったの? 意味がわからないわ」

陽乃「私、最初から比企谷くんにかなり興味あったし、気にいっていたよ。
さすがにそのころは恋愛感情はなかったけど…1ヶ月前くらい前から少しずつ比企谷くんが他の男の子と違って特別な人に感じられて…」ポッ

雪乃「!?………どう特別なのかしら?」

陽乃「あのね、私の本性を知った男の子はみんな私に怖がって一切関わろうとしないの」

雪乃「比企谷くんも姉さんを怖がっているじゃない。どこが違うというのよ?」

陽乃「でも何が何でも逃げようとするほど避けてないの。私の本性知った男たちは恐怖のあまり引きこもりになったり、どこかの遠くの地に引っ越したり、重度のうつになったりしたんだけど
比企谷くんは会うと嫌そうにはするけど走って逃げようとしないし、言い訳して離れようとはするけどなんだかんだで付き合ってくれるし」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:20:19.61 ID:dRVLRYjn0
ヒッキーなんて札束ビンタと専業主夫OK,って条件だせばすぐ堕ちそうだけどな。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:25:13.66 ID:W69ZHu1AO
雪乃(姉さんの手によって壊された人がいるのは知ってはいたけど、そんなにいたのね…ちょっと哀れね)

陽乃「それにとっても居心地がいいんだ♪私の本性知っていながら普通に会話してくれるし、なんだかんだでちゃんと質問にも答えてくれるし」

雪乃「質問?」

陽乃「雪乃ちゃんの様子とか学校の行事とかね!私の本性知っていながら普通に会話してくれるの♪しかも本読みながら私と会話するときもあって、その自然な態度が心地いいの」

雪乃「………」

陽乃「前、偶然再会した男の子なんか私の顔見た瞬間青ざめて震え出してきたんだよ〜失礼だと思わない? ムカついたからカフェに誘って、お話をたくさんしてあげちゃった♪」

雪乃「災難ね」

雪乃(その人が…)

雪乃(きっとその人にとって姉さんといるだけでタダの世間話も拷問に等しいでしょう)

陽乃「最近調子はどう?とか、おもしろいことあったというだけで「ひい!」とか「勘弁してください!」とかしか言わないんだよ〜ひどいと思わない?」プンプン

雪乃「姉さんわかっていてやっているでしょ」

陽乃「震えているか、おうちに帰りたいとか、ほんとつまんない。
比企谷くんはたまに私の言葉にビクッてなる時もあるけど私を拒絶しないし、すぐ普段通りになるし、その後会っても態度変えないし、あと下心ない所もポイント高いかな♪」

陽乃「私の事イヤらしい目で見てこないし、逆玉とかそういうのもないの、私の事を雪ノ下家の長女としてではなく雪ノ下陽乃個人として見てくれているし♪」

雪乃「………」ピクッ

雪乃(姉さんは昔から家の代理とかでいろいろ出ていたから、てっきりそんな風に周りから見られるのを気にしない人だと思っていた…
それとも気にはしてはいないけど本当の自分を見てくれている人がいることがうれしいのかもしれないわね…)

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:29:34.39 ID:W69ZHu1AO
陽乃「でも私に関心がないとか魅力を感じていないわけでもないんだよ。少し密着したら顔を赤くして動揺するとことかかわいくて好きだな♪」

雪乃(まさか本気なの!?)

陽乃「それに雪乃ちゃん、比企谷くんのこと好きじゃなさそうだし、いつも腐った目とかクズとかいっているし」ニヤ

雪乃「そ、それは…」

陽乃「それに私が欲しいものを我慢するなんて私らしくないよね」

陽乃「それに比企谷くんから二度も友達になろうと誘われたのに拒否しているしね。
雪乃ちゃん半年以上たっても友達さえなっていないし、いまだ電話番号さえ知らないのだから、世間一般的に考えてどうみても恋愛感情持っている人には見えないよね」

雪乃「そ、そんな…」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:32:45.52 ID:W69ZHu1AO
陽乃「あれあれ〜雪乃ちゃん、比企谷くんのこと好きじゃないんだよね? 雪乃ちゃんはウソや虚言吐かないのだし」

雪乃「と、当然よ!」

陽乃「じゃあ何も問題ないよね」

雪乃「………」ギリッ

陽乃「………私、雪乃ちゃんがうらやましいよ…同じ部活だからいつでも比企谷くんに会えて………私なんて大学や家の代理とかで会いたい時、いつも会えないから…」

陽乃「できれば変わってほしいよ…なんで私が雪乃ちゃんより先に産まれてきてしまったんだろ…なんで普通の家に生まれなかったんだろう…
こんなに私を縛り付ける雪ノ下家なんて………いっそ」

雪乃「ね、姉さん」ゾクッ

陽乃「あっ………ごめんね雪乃ちゃん。最近寝不足気味でさ〜さっきのは自分でもよくわからず呟いただけだから」

陽乃「忘れてね」ニコ

雪乃「え…ええ……わかったわ」ブルブル

雪乃(誰かに言ったら、タダではすまさないという意味ね…)

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 00:33:01.16 ID:5fkezxPlO
これは支援
sage進行で話書いてくいく感じか
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