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【モバマス×遊戯王5D'sTF】コナミ「チームシンデレラガールズ?」
- 242 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/15(金) 00:22:22.31 ID:Wo70AvKp0
- 一旦ここで切ります。
続きは大体かけてるので、この週末辺りにもう一度投下できそうです……多分
それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
今年もよろしくお願い致します。
- 243 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/15(金) 00:40:36.50 ID:d/3rMe5sO
- おっつおっつばっちし☆
今年も楽しく読ませてもらうにぃ
- 244 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/15(金) 19:00:25.59 ID:iS2z8oXr0
- 今年もよろしく!
すぐに続きも来るとか楽しみやわ
- 245 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:00:42.11 ID:268V2ekA0
- ブルーノ「何度も言うけどあくまで仮説だ、それに、君が帰る手がかりに直接繋がる訳じゃない」
ブルーノ「……せっかく来てくれたのに、力になれなくて済まない」
コナミ「いいや、お前に出会えてなければ、俺はずっと手掛かりを求めてこの街を駆けずり回ることになってた」
コナミ「充分助かったぜ、ありがとな……それに」
ブルーノ「?」
コナミ「……いや、お前が元気そうでよかったなって思ってさ」
コナミ「アイツ、お前の事心配してたみたいだったから」
ブルーノ「アイツって……蘭子の事?」
コナミ「ああ、この世界に来てからずっと、お前はひとりぼっちだったって……」
ブルーノ「ひとりぼっち、か……」
ブルーノ「確かに、僕自身の事はずっと心の内に秘めていたからね」
ブルーノ「そんな心配を掛けていたんだ……」
- 246 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:02:40.14 ID:268V2ekA0
- コナミ「……なぁ、ブルーノ」
コナミ「お前、やっぱりこの世界に残るのか?」
ブルーノ「えっ?」
コナミ「この世界に来てからずっと、アイドル達と一緒に頑張ってきたんだろ?」
コナミ「アイツも言ってた、お前はアイドル達にとって既に大切な存在だって」
コナミ「面会の条件として、お前をここから連れて行くなって言われた位だからな」
ブルーノ「そんな事を……」
コナミ「まぁそういう訳だから、俺からお前に付いて来いなんて言えないんだよな」
コナミ「だからブルーノ、お前がどうしたいか決めてくれないか?」
コナミ「俺と一緒にネオ童実野シティへ帰る道を探すか、それとも……」
ブルーノ「…………」
- 247 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:07:56.14 ID:268V2ekA0
- ブルーノ「コナミ、僕は……」
ブルーノ「僕は、あの時死ぬはずだった」
ブルーノ「遊星と君に、ネオ童実野シティを、ゾーンを救う事が出来る可能性を見た」
ブルーノ「君達ならきっとそれが出来る、それを確信できた……それだけで充分だったんだ」
ブルーノ「だからこの世界で目覚めた時、正直何を拠り所に生きていけばいいか、分からなかった」
ブルーノ「でもそんな時、夢に向かって前に進もうとする、蘭子達の姿を見たんだ」
ブルーノ「彼女達は……そう、似てるんだ、ファイブディーズの皆に」
コナミ「アイツらに似てる、か……」
- 248 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:08:53.79 ID:268V2ekA0
- ブルーノ「だから僕は決めたんだ、今度は彼女達の可能性を信じてみたい、と……」
ブルーノ「今、彼女達は皆で力を合わせて夢を叶えようとしている」
ブルーノ「だから遊星が僕に見せてくれたように、今度は僕が彼女達に見せてあげたい」
ブルーノ「遊星と君が教えてくれた、絆の力をね」
ブルーノ「遊星のようにうまく出来ないかもしれないけど、導いてあげたいんだ」
ブルーノ「だから、コナミ……僕は」
ブルーノ「僕は、この世界で生きるよ」
ブルーノ「それがきっと、新しく命を与えられた……僕の新しい使命なんだ」
- 249 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:09:25.48 ID:268V2ekA0
- コナミ「……そっか」
ブルーノ「……すまない」
コナミ「謝る必要なんて無いよ、それが今のお前がやりたい事なんだろ?」
コナミ「ならお前は、それに向かって進んでいけばいい」
コナミ「きっと遊星も、そう言うと思うぜ」ニッ
ブルーノ「コナミ……」
コナミ「ネオ童実野シティに帰ったら必ず皆に伝える、お前が新しい生き方を見つける事が出来たってな」
ブルーノ「……ありがとう」
- 250 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:10:09.01 ID:268V2ekA0
- ブルーノ「でも、コナミには協力するよ、何か手伝えるような事はあると思う」
コナミ「ああ、サンキューな」
コナミ「でも……お前の力を借りるのは、まだ先になりそうだ」
ブルーノ「えっ?」
コナミ「お前のおかげで、もう少しこの世界に居てもよさそうなのが分かったからな」
コナミ「だから俺も、しばらくこの世界でやるべき事をやるさ」
ブルーノ「もしかして……君のアイドルの事?」
コナミ「……まぁな」
コナミ「アイツらはデュエリストじゃないが……きっといつか、俺たちに出来ないようなデュエルをする」
コナミ「DLCでの卯月のデュエルを見て、そういう風に思えたんだ」
- 251 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:10:49.14 ID:268V2ekA0
- コナミ「それで卯月の奴優勝しちまっただろ?」
コナミ「だから他の奴らも、卯月を目指して今一生懸命頑張ってんだ」
コナミ「まぁ、中には不器用なヤツもいるけどな」
コナミ「でも……俺は見てみたい、アイツらのデュエルがどこまで行くのか」
コナミ「俺もお前と同じだよ」
コナミ「アイツらを……もっと勝たせてやりたい」
コナミ「それが、俺の今の仕事だからな」ニッ
ブルーノ「コナミ……」
ブルーノ「……どうやら、DAGPを勝ち抜くために大きな壁が出来たようだね」
コナミ「フッ、お互いに、な」
コンコンッ
2人「!?」
- 252 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:11:18.91 ID:268V2ekA0
-
ガチャッ
女の子「お疲れ様で〜す」
ブルーノ「あ、愛梨!」
愛梨「えへへ、今日もケーキ焼いてきたんです、今日のは新作ですよ〜」
愛梨「あっ、お客さんもよかったらどうぞ〜」
コナミ「い、いや、俺はもう頂いてるから……」
愛梨「そうですか〜……」シュン
ブルーノ「愛梨、気持ちは嬉しいんだけど今は彼と大事な話を……」
愛梨「あ!はいっ、それは分かってたんですけど」
愛梨「皆集まってるのに、プロデューサーさんが中々出てこないから」
愛梨「ついでに様子を見てくるように拓海ちゃんに頼まれちゃって……」
ブルーノ「えっ、もうそんな時間……」
「ほお〜、そうかそうか大事な話かぁ……」
- 253 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:11:50.39 ID:268V2ekA0
-
コナミ「あ……」
ブルーノ「げっ!」
拓海「自分の担当アイドルほったらかして」
拓海「よりによってCGプロの回し者と楽しくおしゃべりとはなぁ〜……!」ニッコォ…
ブルーノ「ま、待って拓海!落ち着いて!」
拓海「問答無用ー!」
ブルーノ「わー!たっ、タイムタイム!暴力反対っ!」
ワイワイギャーギャー
- 254 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:12:18.18 ID:268V2ekA0
-
女の子「あらあら、また始まっちゃったわね?」
晶葉「全く、姐さんのアレは相変わらずだな、客の前だと言うのに……」
コナミ(彼女達が、ブルーノの担当アイドル……)
女の子「あ、あなたが蘭子が言ってたお客さん?騒がしくなっちゃったけど、まぁゆっくりして頂戴ね」
コナミ「……あれ、止めなくていいのか?」
愛梨「大丈夫ですっ、ああ見えて拓海ちゃん、ちゃんと手加減してますから〜」
女の子「大事なプロデューサーが怪我でもしちゃったら大変だものね?」
拓海「なっ!?///」
- 255 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:12:48.80 ID:268V2ekA0
- 女の子「それに、今回はプロデューサーさんだって悪いわよ?」
女の子「拓海、今日のあなたとのデュエルの練習楽しみにしてたんだから」
拓海「は、ハァ!?適当な事言ってんじゃねーぞ奏!」
奏「まぁ、こわーい♪」
コナミ(2人で内緒話って雰囲気じゃなくなっちまったか……)
蘭子「あ、赤き影、すまない……」
コナミ「おい、何やってんだよガーディアン」
蘭子「うぅ……よもや我が固有結界が破られるとは……」
- 256 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/20(水) 08:13:34.13 ID:268V2ekA0
- 途中ですが一旦切りますー
- 257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 08:30:18.51 ID:Nh/ZsvmUO
- 乙
ブルーノの事務所個性派揃いだな
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 09:05:56.80 ID:zHiV9q4Po
- 乙
デレマスは個性が立ちすぎているからこの面子でも序の口だな
- 259 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:04:43.71 ID:DvHDUgWU0
- 拓海「ちっ、まぁいい……この辺にしといてやるか」
ブルーノ「いたたた……そういえば拓海、どうして彼がCGプロだって分かったの?」
拓海「ん?……ああ、そうだった」
拓海「おい、そこの赤いの、お前にも迎えが来てるぜ」
コナミ「俺に?」
ガチャッ
未央「コナミん……」グスッ
李衣菜「コナミさん……」ジワッ
コナミ「お、お前ら!何でここに……!」
未央「コナミーーーーーーーん!!」
ドゴッ!
コナミ「おぶぅ!?」
- 260 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:08:23.88 ID:DvHDUgWU0
-
未央「コナミん!私、頑張るから!」
未央「コナミんが私にデュエル教えてよかったって思える位、たくさん頑張るからね!」
李衣菜「私も!コナミさんが見た事も無いようなすごいデュエル、いつか絶対してみせるよ!」
コナミ「…………!!」
コナミ(まさか、今の話をこいつらに……!)
コナミ「お前ら、今のどこから聞いてた?」
未央「ふぇっ?」
李衣菜「私達の事もっと勝たせたいって言ってくれてたんじゃ……」
コナミ「その前は!?」
未央「その前って……そこからしか話聞こえなかったけど?」
コナミ「そ、そっか……ならいい」ホッ
- 261 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:14:46.65 ID:DvHDUgWU0
- 未央「むっ、何?もしかして私達に聞かれちゃマズい事でも話してたの?」
コナミ「その前にお前らは、どうしてこんなとこにいるんだよ?」
李衣菜「あっ!え、えっと……実は偶然、そこで拓海さんや晶葉ちゃんに会って!」
未央「そ、そうそう!それで事務所でお茶でもって誘われちゃってさ〜……あはは……」
コナミ「でも、それは盗み聞きしてた理由にはならないよな?」
李衣菜「う……」
未央「で、でもコナミんだって悪いじゃん!私達に内緒であの美嘉ちゃんとデートなんて……!」
コナミ「……は?」
未央「あっ」
李衣菜「ば、バカッ、未央!」
コナミ「なっ!?お前らまさかあそこから居たのか!?」
- 262 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:18:20.98 ID:DvHDUgWU0
- 李衣菜「ごっごごごめんなさい!!」
未央「でっ、でも大丈夫!会話の内容なんて全然聞いてないしこれ以上詮索する気なんてないから!」
コナミ「マジかよ……本当に何も聞いてないだろうな?」
2人「うんうん!」コクコク
コナミ(嘘はついてない、か……)
未央「……でもコナミん?」
コナミ「?」
未央「美嘉ちゃんや蘭子ちゃんと楽しそうに話してたのは否定しないんだね」ジトッ
コナミ「う……」
李衣菜「自慢のデュエルディスクを見せびらかしちゃったりしてさ」ムスッ
コナミ「ち、違う!あれは……!」
未央「ふーん、一体何が違うのかなー?」
コナミ「それは……」
- 263 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:22:07.28 ID:DvHDUgWU0
-
未央「……ねぇコナミん、ホントは私、ちょっと心配だったんだよ?」
コナミ「え?」
未央「コナミん、私達のデュエルより美嘉ちゃん達の事優先しちゃうし」
未央「おまけに蘭子ちゃんと2人で、知らない事務所に入っていっちゃうし」
未央「ひょっとしたら、この事務所に移籍しちゃうんじゃないかって……心配だったんだよ?」
李衣菜「未央……」
コナミ「…………」
未央「でも……」
コナミ「?」
- 264 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:25:35.84 ID:DvHDUgWU0
-
未央「コナミん、私達の事ちゃんと考えてくれてたんだね」
未央「さっきの言葉、すっごく嬉しかった!」
コナミ「未央……」
未央「これからも私達にデュエル、教えてくれるんだよね?」
コナミ「……当たり前だ、さっきも言ったろ」
コナミ「それが、今の俺の仕事だ」
未央「うん……よかった!」
未央「よっし!それじゃあ今回の事はさっきの言葉に免じて、許してあげよう☆」
李衣菜「まぁ、隠れて後を付けた私達にも非はあるし、おあいこって事で!」
コナミ「……ああ、俺も悪かったな」
未央「えへへ……」
- 265 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:28:43.18 ID:DvHDUgWU0
-
ブルーノ(……どうやらコナミも、新しい仲間と頑張ってるみたいだね)
卯月「あ、あの!」
ブルーノ「君は……!」
卯月「お久しぶり、ですよね?」
ブルーノ「ああ、DLCでのあの時以来だね……まさか彼の教え子だとは思わなかったよ」
ブルーノ「あ、今更だけど優勝おめでとう、決勝戦、いいデュエルだったね」
卯月「あ、ありがとうございます……えっと、それで……」
卯月「コナミさんとはお友達……なんですよね?」
ブルーノ「え?あ……あぁ、うん、彼とはとある仕事で知り合って意気投合してね」
- 266 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:29:34.74 ID:DvHDUgWU0
-
卯月「……そ、そうですよね!よかった……」
ブルーノ「?」
卯月「その……私達、コナミさんにデュエルの事いろいろ教えてもらってるんですけど」
卯月「でも、コナミさんにも、自分でやらなくちゃいけない事があって……私達、全然力になれてないんです」
ブルーノ(ネオ童実野シティの事、か……)
卯月「拓海さんや晶葉ちゃんが言ってました、あなたもすごいデュエリストだって」
卯月「だから、あなたみたいな人とデュエルしてたら、ちょっとは気が晴れるんじゃないかと思って……」
ブルーノ「……そうか」
- 267 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:30:37.61 ID:DvHDUgWU0
- 卯月「ご、ごめんなさい!よく知りもしない人にこんな事頼んじゃって……変、ですよね?」
ブルーノ「いいや、むしろ彼はいい教え子に恵まれたと思うよ」
ブルーノ「それに、君達だってきっと彼の力になってる」
ブルーノ「君達の事を話す彼の顔、何だか楽しそうだったから」チラッ
未央「それでコナミん、美嘉ちゃんや蘭子ちゃんとはどんな話してたの?」
コナミ「なっ!?お前さっき詮索しないって言ってたじゃねーか!」
未央「えー!いいじゃんちょっと位、私とコナミんの仲なんだしさー!」
卯月「……はい、そうだといいです」
卯月「コナミさんと、これからも仲良くしてあげてくださいね?」
ブルーノ「もちろん!彼は僕の大切な友達だからね」
卯月「えへへ、はいっ!」
- 268 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:31:25.35 ID:DvHDUgWU0
- …………
………
……
コナミ「……悪いな、わざわざビルの前まで見送ってもらって」
ブルーノ「別にいいってば、何かあったらまたいつでも来て」
ブルーノ「……ネオ童実野シティの事、僕なりにもう一度調べてみるよ」
ブルーノ「ひょっとしたら、僕らのようにこの世界に来てる人もいるかもしれない」
コナミ「……ああ、助かる、俺も何か分かったら連絡するよ」
「コナミーん、何してんのー?早く行くよー!」
ブルーノ「ほら、君の教え子が呼んでるよ」
コナミ「ああ……そうだ、ブルーノ」
ブルーノ「?」
コナミ「今度久々にデュエルしようぜ、最近、中々骨があるヤツいなくてさ」
コナミ「ここのアイドルにデュエル教えてたって事は、腕はなまってないんだろ?」ニッ
ブルーノ「……ふふっ、相変わらずだね」
ブルーノ「もちろん、いつでも相手になるよ……そう頼まれたからね」
コナミ「何の事だ?」
ブルーノ「こっちの話、さぁ、皆待ってるよ?」
コナミ「……?お、おう」
- 269 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:32:33.43 ID:DvHDUgWU0
-
ブルーノ「…………」
蘭子「行っちゃいましたね……」
ブルーノ「蘭子……」
ブルーノ「……今日はありがとう、仲間と久しぶりに会えて、楽しかった」
蘭子「……フッ、我が魔力にかかれば造作も無い事」
ブルーノ「ああ、拓海達に話を聞かれたと思ってひやひやしたけどね」
蘭子「う……次なる邂逅の時までに、固有結界を強化せねば……」
ブルーノ「あはは……あぁ、それから蘭子」
ブルーノ「……僕は、どこにも行ったりしないよ」
蘭子「えっ?」
蘭子「……ハッ!」
蘭子「あ、赤き影!我との契約を破棄したというのか!」プンスコ
ブルーノ「あはは、違うよ……彼はちゃんと、君との約束を守ってた」
蘭子「むぅ……」
- 270 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:33:07.85 ID:DvHDUgWU0
- ブルーノ「それに……僕はもう、ひとりぼっちなんかじゃない」
蘭子「え?」
ブルーノ「この世界に来た時、確かに僕は孤独だった……進むべき道すら分からなかった」
ブルーノ「でも、今は……」
ブルーノ「夢に向かって進む君達の姿が、僕の道しるべになってくれたからね」
蘭子「プロデューサー……」
ブルーノ「きっと……きっといつか、僕の事を話すよ」
ブルーノ「皆に、そして蘭子にも」
ブルーノ「僕がどんな人と出会い、どんな事をしてきたのかをね」
ブルーノ「でも今はもう少しだけ、僕に時間をくれないかい?」
蘭子「……ええ、信じているわ、真実の扉が開くその時を」
ブルーノ「……うん」
奏「プロデューサーさん、蘭子?お見送りは済んだのかしら?」
奏「そろそろミーティング始めないと、拓海がまた拗ねちゃうわよ?」
ブルーノ「ふふっ……ああ、今すぐ行くよ」
- 271 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/01/31(日) 16:34:53.79 ID:DvHDUgWU0
- 今回はここまでです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
- 272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/31(日) 17:13:49.92 ID:XUX92J52o
- 乙です!
ブルーノ、やっぱお前イイヤツだよ…!
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/31(日) 20:26:41.16 ID:4O0zwXHVO
- そういえば晶葉Pなんてキャラ出てたね
あれがブルーノだったのか
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/01(月) 12:10:48.74 ID:hXveq5IHO
- 乙
ブルーノは半端じゃなく強かったっけな
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/05(金) 10:44:21.51 ID:wxsEkbc2O
- アレ? こっちの世界でやってたアニメってまんま5D'sなんだよね?
何でみんなブルーノに気づかないんだ?
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/05(金) 11:19:58.34 ID:TE2Tot/No
- たまたまアニメ見てる奴が少なかったとかじゃないか?
それに見てたとしても同じ世界に人間として存在する以上、顔見ただけで「こいつアニメから出てきたブルーノじゃね?」なんて思わんだろうし。似てるなー、で済まされてきたんだろ。
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/05(金) 17:41:30.25 ID:ZXynAwHZO
- 乙
- 278 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:25:19.89 ID:pjadMCyt0
-
数日後
コナミ「〜〜♪」シャカシャカ
智絵里「何だかコナミさん、楽しそうだね」
莉嘉「なーんかあれ以来ゴキゲンなんだよねー」
智絵里「この間、何があったのかな?」
莉嘉「お姉ちゃんも結局何も教えてくれなかったし……」ムスーッ
莉嘉「ねぇ卯月ちゃんと李衣菜ちゃんもあの日尾行してたんでしょ?」
李衣菜「う……」
卯月「えーっと……」
未央「まぁ……いいんじゃない?」
莉嘉「未央ちゃん?」
- 279 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:30:46.55 ID:pjadMCyt0
-
未央「いいじゃん、コナミんにも、たまにはあーいう事があっても☆」
楓「……ふふっ」
未央「どしたの、かえ姉さま?」
楓「何だか未央ちゃんも、最近随分ゴキゲンね?」
未央「えっ?ソ、ソンナコトナイヨー?」
莉嘉「むー、何か皆して怪しいなー……」
ガチャッ
モバP「おお、今日は皆揃ってるんだな」
卯月「プロデューサーさん!」
- 280 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:34:41.49 ID:pjadMCyt0
-
未央「お疲れ!……あれ、帰ってきたのにまた出る支度するの?」
モバP「ああ、これから何人か女の子と会う約束してるんだ」
楓「女の子と?」
未央「ほう、仕事中にデートとは……」
モバP「んな訳あるか、スカウトだよ」
李衣菜「あ!そういえば新しいアイドル、スカウトしてるんだっけ」
卯月「ウチに入ってくれそうな子……いそう、ですか?」
モバP「それが……中々うまく行ってなくてな」
モバP「どの子からも、あまりいい返事をもらえてないんだ」
未央「うーん、そっかぁ……」
- 281 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:38:36.73 ID:pjadMCyt0
-
モバP「ごめんな、お前らの負担、少しでも減らしてやりたいんだが……」
モバP「でも、きっと7人目と8人目、連れてくるから」
楓「ええ……でも、プロデューサーさん」
モバP「楓さん?」
楓「スカウトに疲れたら……」
楓「気分転換でもして、スカッとしてくださいね?」ニコッ
モバP「……ええ、ありがとうございます」
モバP「それじゃ、行ってくるよ」
ガチャッ
- 282 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:41:59.57 ID:pjadMCyt0
-
卯月「難航してるみたいですね……」
莉嘉「新メンバー、誰か来てくれないかなぁ……」
李衣菜「私達もどんどん動いてかないとね」
未央「うん、皆で気合い入れていこう!」
智絵里「あ、あの!」
李衣菜「ん?」
未央「ちえりん?」
智絵里「えっと、実はちょっと考えてた事があって……」
・
・
・
- 283 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:45:14.87 ID:pjadMCyt0
-
未央「プロデューサーや、コナミんをねぎらうパーティー?」
智絵里「う、うん、2人共これまで私達のために頑張ってくれて、そのおかげでお仕事も出来るようになってきたから……」
智絵里「だから、たまには私達から何か出来ないかなって思って」
智絵里「それに、卯月ちゃん忙しくって、DLCの祝勝会もやってなかったから……」
卯月「わ、私のですか?」
李衣菜「なるほど……確かにまだだったね」
未央「いいねー!ナイスアイデアじゃん、ちえりん!」
智絵里「えへへ……」
楓「ええ、DAGPもあるし、ここで皆で壮行会するのもいいわね」
未央「それじゃあ、しまむー祝勝会 兼プロデューサー&コナミんをねぎらう会 兼DAGP壮行会って事で!」
- 284 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:47:20.51 ID:pjadMCyt0
-
卯月「ず、随分兼ねましたね……」
未央「えへへ、でもその分、豪快にパーッとやっちゃお!」
李衣菜「それじゃ、日取りとかどうするの?」
未央「思い立ったが吉日って言うし、もう明日にでもやっちゃう?皆オフだし!」
楓「速攻で壮行会……ふふっ」
莉嘉「ねぇねぇ、どうせならサプライズでやっちゃおうよ!」
卯月「いいですね!プロデューサーやコナミさんがいない時に皆で準備しましょう!」
未央「プロデューサーは明日は外回り、か……」
智絵里「それじゃあ問題は……」
コナミ「〜〜♪」
- 285 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:49:13.13 ID:pjadMCyt0
-
未央「あのデュエルバカをどうするかだねぇ……」
莉嘉「最近ああやってずっとカードとにらめっこしてるもんねー」
李衣菜「誰かが外に連れ出してる間に、皆で準備するとか?」
未央「うーん、それしかないか……」
ちひろ「話は聞かせてもらいました!」
未央「わっ!」
卯月「ちひろさん?」
ちひろ「要は、コナミくんにしばらく外に出てもらえばいいんですよね?」
李衣菜「そう、だけど……」
ちひろ「なら明日、ちょっと私に任せてくれませんか?」
卯月「?」
- 286 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:50:24.79 ID:pjadMCyt0
-
次の日
ちひろ「コーナーミーくんっ♪」
コナミ「ん?何だちひろさん?」
ちひろ「ちょっとおつかい、頼まれてくれませんか?」
コナミ「おつかい?悪いけど今デッキ組んでるからパスな」
ちひろ「あら?そんな事言っちゃいます?」
ちひろ「それじゃあこれはおあずけですかねー?」ピラピラ
コナミ「ああ?おつかいなんざ別にいつだって……ん?」
ちひろ「あーあ、今日までだったんだけどなー」
コナミ「ちひろさん、何だそれ?」
ちひろ「これですか?はいっ」
コナミ「…………!!」
ちひろ「おつかいに行ってくれるなら、ついでに"そこ"に寄ってもらってもよかったんですけどねー?」
コナミ「これは……!!」
- 287 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:51:45.83 ID:pjadMCyt0
-
ちひろ「ふふっ、行ってくれる気になりました?お・つ・か・い♪」
コナミ「おう、こうしちゃ居られないな!早速行ってくる!」
ガチャッ
莉嘉「ど、どうやったの!?」
未央「すごい勢いで出て行ったね……」
ちひろ「ふふっ、ちょっと餌をちらつかせたんです」
卯月「餌?」
ちひろ「はいっ」
ちひろ「ひょっとしたら、コナミくんにとってはこれ自体が最高のご褒美かもしれませんね♪」
- 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/11(木) 12:52:48.08 ID:pjadMCyt0
-
…………
………
……
コナミ「っと、ちひろさんが見せてくれたチラシには、確かこの辺って……」
コナミ「……お」
「うわあああああっ!」
ドカアアアアアアアン……!!
「やっぱり自分達のデュエル、完璧だぞ!」
「わたくし達は人々に希望を与えるべき存在……」
「そう簡単に、敗れる訳には参りません」
ワアアアアアアアアア……!
コナミ「……あそこか」
- 289 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:55:32.40 ID:pjadMCyt0
-
「はい、お疲れ様でした」
男「いやー強かったなぁ、貴音ちゃんに響ちゃん、全く歯が立たなかった」
女「でも、もうちょっといいトコ見せてくれると思ったのに……」
男「う、わ、悪かったよ……」
「ふふっ、これに懲りず、また挑戦してみてくださいね?」
「これからもあの子達の応援、よろしくお願いします」
「……ふぅ」
コナミ「よう、久しぶりだな」
「!」
コナミ「765プロの、秋月律子……だったよな?」
律子「貴方、CGプロの……!」
- 290 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:56:00.19 ID:pjadMCyt0
-
…………
………
……
律子「……島村卯月さん、忙しそうね?」
コナミ「ああ、DLCの後はひっぱりだこで、Pさんも大変そうだった」
コナミ「今は大分落ち着いてきてるけどな」
律子「そう……ねぇ、あの子はどう?伊織とデュエルしてくれた……」
コナミ「未央か、アイツは……まぁ、これからだな」
コナミ「でもちゃんと力を付けてる、きっと化けるぜ」
律子「ふふっ、楽しみにしてるわ」
コナミ「しかし、アイドルが一般人とステージでデュエル、か」
コナミ「何かおもしれー事やってんだな」
- 291 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:56:30.75 ID:pjadMCyt0
-
律子「ええ、おかげ様で沢山の仕事を貰えるようになったけど……」
律子「それでも、ファンとの交流の時間は大切にしていきたいの」
律子「応援してくれる人たちがいる事、それを忘れない事がアイドルの大前提だから」
律子「それに、これならアイドル達にとっても練習になるじゃない?」
コナミ「ああ、そうだな」
律子「それで?今日はCGプロ専属デュエルトレーナー直々に、偵察と言った所かしら?」
コナミ「偵察?デュエルしに来たに決まってるだろ、お前のとこのアイドルと」
律子「えっ?」
コナミ「このイベント、誰でも参加できるんだろ?」
コナミ「その為にここにすっとんできたんだ、俺も出してくれよ」
律子「た、確かに参加は誰でも出来るけど……でも貴方……」
- 292 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:57:00.45 ID:pjadMCyt0
-
「律子ー!」
コナミ「ん?」
律子「あぁ……響、貴音、2人共お疲れ様」
響「見ててくれた?今の自分のデュエル、完璧だったぞ!」
貴音「ええ、誠よき、こんびねぇしょんでした」
亜美「今日の亜美達、絶好調だYO→!」
律子「こら亜美、調子に乗らないの」
亜美「んっふっふ〜♪……ところで、この兄ちゃん誰?」
響「スタッフさん……じゃないよね?」
貴音「律子はこの殿方と知り合いなのですか?」
亜美「律っちゃんもカドに置けませんなぁ〜このこの〜」
律子「それを言うなら隅に置けない、でしょ?」
律子「ほら、こないだ話したじゃない?伊織がデュエルしたCGプロの……」
- 293 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:57:42.86 ID:pjadMCyt0
-
亜美「えっ!?それじゃあこの兄ちゃんが……!」
響「黒井社長に喧嘩売ろうとしたって言う……命知らずの……!」
二人とも……自分の背負ってるもんを賭けてデュエルで真剣に戦ったのは事実だ
その二人を侮辱する権利……お前にあんのかよ!
コナミ(う……あれか……)
コナミ「……もう、そんな無茶はしねーよ」
律子「ふふっ、ですって」
律子「それに彼、腕は確かよ?あの島村卯月さんのデュエルトレーナーだから」
響「ふーん……」
亜美「へー、ウチの兄ちゃんより強いのかな?」
- 294 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:58:12.80 ID:pjadMCyt0
-
コナミ「……あ、そうだ、俺の相手は誰がしてくれるんだ?」
亜美「え?」
響「相手って……何の?」
コナミ「決まってんだろ?デュエルだよ、デュエル」
貴音「……もしやあなたは、このいべんとに参加なさるおつもりなのですか?」
コナミ「ああ、アンタが相手してくれるのか?それともそこのちっこい方か?」
コナミ「何なら、いっぺんにかかってきても……」
響「……ひょっとしてお兄さん、何か勘違いしてる?」
コナミ「え?勘違い?」
- 295 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:58:44.90 ID:pjadMCyt0
-
律子「このイベントの事、どうやって知ったのかしら?」
コナミ「ああ、そこに貼ってるチラシを見たんだけど……」
響「……あー、これかぁ」
律子「やっぱりここの文字、小さすぎたかしら……」
亜美「うぅ……これから兄ちゃんにザンコクな真実を告げなくちゃいけないなんて……」ヨヨヨ…
コナミ「お、おい、765プロのアイドルとデュエル出来るって確かに書いてたぞ?」
コナミ「あ、もしかして、俺が他の事務所だからとか……」
律子「いえ、そんな事はないわ、だけど……」
響「ホラ、チラシのここ、よく見て」
コナミ「?」
- 296 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 12:59:30.76 ID:pjadMCyt0
-
…………
………
……
卯月「765プロのアイドルとの……デュエルイベントですか!」
楓「そういえば最近、ファンとの交流イベントの一環としてTVでも紹介されてたわね」
未央「なるほど、確かにコナミんにとってはご褒美だね……」
ちひろ「はいっ!今日は我那覇響ちゃんに四条貴音ちゃん、それに双海亜美ちゃんが来てるみたいですね」
莉嘉「ずるーい!アタシも行きたかったー!」
ちひろ「でも莉嘉ちゃん、ひょっとしたら素敵なお土産、持って帰ってきてくれるかもしれませんよ?」
李衣菜「どういう事?」
ちひろ「もしデュエルに勝てたらなんと!賞品として高級スイーツバイキング・氷結界のフリーパス回数券進呈!」
一同「おおー!」
- 297 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 13:00:03.37 ID:pjadMCyt0
-
未央「氷結界かぁ……あそこのトリシューラスペシャル、一回食べてみたかったんだよねー!」
智絵里「でも、貴音さんや響さんが相手なんだよね……大丈夫かな?」
未央「大丈夫だって!コナミんだったらあの2人にだって……」
卯月「……あ、あれ?」
ちひろ「卯月ちゃん、どうしました?」
卯月「ち、ちひろさん、このチラシ……」
卯月「カップル限定のタッグイベントって書いてるんですけど……」
ちひろ「……へ?」
- 298 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/02/11(木) 13:01:38.82 ID:pjadMCyt0
- 今回はここまでです。
ブルーノに誰も気づかない問題は……
現実とアニメじゃ見た目が結構違うって事にさせてください。
それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
- 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/12(金) 01:17:16.09 ID:C3S6r5wBo
- 乙
ちひろさん抜けててかわいい
- 300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/12(金) 21:34:34.42 ID:XE2IYjtpo
- まぁ自分のとこのプロデューサーが実はブルーノだなんて
謎のDホイーラーがブルーノなのと同じくらいありえないと思うだろうしな
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/13(土) 02:54:36.28 ID:xL0hj1jt0
- 乙
トリシューラスペシャル¥2700かな笑?
- 302 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 00:56:02.11 ID:iU+mGrFJ0
-
コナミ「タッグ……デュエル?」
響「うん、いつもは普通の1対1のデュエルのイベントなんだけど……」
律子「今回は、新しいファン層も取り込もうっていう社長の意向もあって、カップル向けのイベントになったの」
律子「だから今回はあなた一人での参加は……」
コナミ「わ、分かった!タッグだな?ちょっと待っててくれ!」スッ
コナミ(タッグデュエルなら楓さんか智絵里……今日はどっちも事務所にいたはずだ)
コナミ(今からこっちに来てもらえば……!)
- 303 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 00:56:35.61 ID:iU+mGrFJ0
-
律子「あの……ちょっといいかしら?」
コナミ「なんだ?」
律子「私の思い過ごしならいいんだけど……」
律子「今売り出し中のアイドルがカップル向けのイベントに出ちゃうと」
律子「事務所的にかなりマズいんじゃないかしら……?」
コナミ「あ……」
コナミ「…………」スッ
亜美(あ、諦めた)
響(ホントに自分のとこのアイドル呼ぶつもりだったんだ……)
- 304 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 00:57:30.73 ID:iU+mGrFJ0
-
コナミ「ウチの事務所から呼べないってなると、仕方ないな……」
コナミ「……この会場で探すしかないか」
響「えっ!?もしかしてナンパすんの!?」
コナミ「デュエルのパートナーになってもらうだけだよ……流石に見つかんねぇかな」
亜美「うーん、今日はカップルで来てるお客さんが大半っしょ〜?」
響「……あ、でも一人で来てる女の子も居たよね?」
亜美「え?そんな子いたっけ?」
響「うん、前の方でずっと熱心に見てくれてた女の子!」
貴音「ええ……確か、頭に花飾りを付けておりました」
コナミ「花飾り、か……よし、それじゃ早そk「ちょっと待って」
4人「!」
律子「何でナンパしに行く流れになってるのかしら?」ゴゴゴゴ…
- 305 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 00:58:24.83 ID:iU+mGrFJ0
- 響「あ……」
亜美「やば……」
コナミ「いや、そんなつもりじゃないって……」
律子「言っとくけど、このイベントで問題を起こすようなら……」
律子「……つまみ出すわよ」ギロッ
コナミ「う……」
律子「……今日はタッグ限定だけど、何も今回だけしかチャンスが無い訳じゃないわ」
律子「こういうイベントはこれからもやっていくし、挑戦したいならいつでも来てちょうだい」
律子「その時は、ウチのアイドル達が全力でお相手するから、ね?」
コナミ「…………」
- 306 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 00:59:33.53 ID:iU+mGrFJ0
-
…………
………
……
亜美「あーあ、行っちゃった……」
響「何かさ、プロデューサーみたいな人だったね」
亜美「うんうん、デュエル大好きオーラが溢れだしていましたなぁ〜」
亜美「ねぇ律っちゃん、出してあげれば?あの兄ちゃん面白そうだし!」
律子「そんな訳には行かないでしょ?タッグデュエルのイベントなんだから……」
亜美「あ!だったらさ、律っちゃんが一緒に出てあげればいいじゃん!」
律子「なーにバカな事言ってるの」
亜美「えー?案外お似合いだと思うよ〜?」ニヤニヤ
律子「……亜美?」
亜美「じょ、冗談だってば!むー、面白そうだと思ったのに……」
律子「もう分かったから、次は亜美と貴音の出番よ、準備して」
貴音「…………」
響「貴音、どうかしたの?」
貴音「……いえ」
貴音(あの殿方……もしや)
- 307 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:00:28.42 ID:iU+mGrFJ0
- …………
………
……
コナミ「ここじゃタッグのパートナーも満足に探せない……か」
コナミ「ネオ童見野シティじゃ、タッグパートナーなんてすぐ見つかったんだけどな……」
コナミ「はぁ……後でちひろさんに文句言っとかねーと……」
女の子「あ、あの!」
コナミ「……ん?」
女の子「さっき、765プロの皆さんとお話されてましたよね?」
女の子「もしかして、関係者の方……ですか?」
- 308 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:01:11.47 ID:iU+mGrFJ0
- コナミ「……いいや、今そこのステージでやってるヤツに俺も出たかったんだけど」
コナミ「一人じゃ出れないみたいだからさ……今から帰るとこだよ」
女の子「そう、ですか……」
コナミ「悪いな、だからサインとかは頼んでやれない」
女の子「あ、いえ……サインは大丈夫なんですけど……」
コナミ「そうなのか?だったら何で……ん?」
女の子「?」
コナミ「その花飾り……もしかして、お前……」
…………
………
……
- 309 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:02:30.30 ID:iU+mGrFJ0
- 女の子「ええーっ!?たっ、貴音さん達が私に気付いてた!?」
コナミ「ああ、随分熱心に見てたみたいだな」
女の子「そ、そんなつもりじゃなかったのに……」
コナミ「しかし、カップル向けのイベントなのに一人でデュエルを見に来るなんて……」
コナミ「よっぽどデュエルが好きなんだな、気が合いそうだ」
女の子「い、いえ!デュエルが好きと言うか、その……」
コナミ「?」
女の子「……私と同い年位の女の子が、大勢の人が見ている前で堂々と歌ったり踊ったり、デュエルしたりして」
女の子「それを見て沢山の人が笑顔になって……」
女の子「アイドルって、すごいんだなって思って……思わず見入っちゃいました」
- 310 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:03:56.50 ID:iU+mGrFJ0
- コナミ「そうか……でもお前の気持ち、俺もよく分かるよ」
女の子「え?」
コナミ「俺も最近、アイドルのデュエルを見てそういう気持ちになったんだ」
コナミ「デュエルにこういう形があったんだなって」
コナミ「すごいよな、アイドルってヤツは」
女の子「……はい」
女の子「……私に、本当になれるのかな?」
- 311 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:04:40.33 ID:iU+mGrFJ0
- コナミ「えっ?」
女の子「あ!」
女の子「ご、ごめんなさい!今の、忘れてください!」
コナミ「いや、謝る必要ねぇけど……お前、もしかしてアイドルに……」
女の子「む、無理です!私なんて何のとりえも無いし!」
女の子「す……スタイルだって、そんなによくないし……」
コナミ「でも……」
女の子「いいんです……確かにほんのちょっとだけ、憧れみたいな物はありました」
女の子「だから今日、本物のアイドルを間近でよく見ておこうと思って来てみたんですけど」
女の子「でも、貴音さんも響さんも、亜美ちゃんも……私の想像以上で……」
女の子「やっぱり、私には出来そうになかったです……えへへ」
コナミ「…………」
- 312 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:05:23.50 ID:iU+mGrFJ0
- 女の子「いきなり声を掛けて、すみませんでした……私、もう行きます」
コナミ「……なぁ、お前デュエル出来るか?」
女の子「え?」
コナミ「こんなイベント見に来る位だ、ちょっと位はやれるんだろ?」
女の子「は、はい……でも、友達と遊びでやる位で……」
コナミ「なら、決まりだな」ニッ
女の子「……え?」
コナミ「アイドルになるかならないか、それはお前が勝手に決めればいい」
コナミ「でも、これからもあんなとこから眺めてるつもりなら……」
コナミ「1回位、最高の特等席で見てみないか?」
- 313 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:06:31.86 ID:iU+mGrFJ0
-
…………
………
……
亜美「あ、さっきの兄ちゃん!」
コナミ「よっ」
亜美「戻ってきたらまた律っちゃんに怒られ……あれ、後ろの姉ちゃんは?」
女の子「あ、あの、やっぱり私……!」
響「あ!」
女の子「!」
響「やっぱり今日ずっと見てくれてた子!お兄さん会えたんだ!」
コナミ「おう、まぁな」
女の子(我那覇、響さん……)
- 314 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:07:41.30 ID:iU+mGrFJ0
-
響「随分熱心に見てくれてると思って、嬉しかったんだ!ありがとね!」
女の子「は、はい……」
律子「あ、あなた!あれだけ言ったのに結局……!」
コナミ「ずっと見てたなんて聞いたら、一回位デュエルさせてやってもいいんじゃないかと思ってさ」
律子「それ、あなたがデュエルする為の建前でしょ?」
響「律子、自分からもお願い!せっかく来てくれたんだからさ!」
律子「響……」
響「ねぇ!君もステージ、上がってみたいでしょ?」
女の子「え、えっと……それは……」
- 315 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:08:33.90 ID:iU+mGrFJ0
-
響「あれ……もしかして、出たくなかった?」
女の子「い、いえ!だけど……」
貴音「……もしやあなたは、自分が参加する事ですてぇじが失敗してしまうのを恐れているのですか?」
亜美「お姫ちん?」
響「え?そうなの?」
貴音「……このいべんとは、私たちがふぁんの皆様方へ感謝を贈るための時間でもあります」
貴音「すてぇじを存分に盛り上げる事」
貴音「そして私たちとのでゅえるをあなた方に楽しんで頂く事」
貴音「それは本日私たちに与えられた、あいどるとしての使命……」
貴音「あなたが憂う事等、何もありません」
女の子「貴音、さん……」
- 316 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:09:40.31 ID:iU+mGrFJ0
-
亜美「うんうん、プロの仕事ってヤツですなぁ〜」
響「気負わなくても大丈夫!なんくるないさー!」
コナミ「……今のお前は、まだ憧れてるだけなんだろ?」
コナミ「ならファンの一人としてイベントに参加する位、バチは当たらないんじゃないか?」
女の子「…………!」
響「何の事?」
コナミ「ああ、こっちの話だ」
女の子(そっか……)
- 317 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:10:27.21 ID:iU+mGrFJ0
-
女の子(私、まだアイドルじゃないんだもんね……)
女の子(ステージの上……最高の、特等席……)
女の子(1回だけ、なら……)
女の子「あの……」
女の子「やってみても……いい、ですか?」
コナミ「!」
- 318 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:11:09.82 ID:iU+mGrFJ0
-
響「もちろん!やろうやろう!」
亜美「ねぇねぇ、いいっしょ?律ちゃん!」
律子「……はぁ、しょうがないわね」
律子「いいわ、あなた達の参加を認めます」
コナミ「おっし!」
亜美「おおー!よかったね帽子の兄ちゃん!」
コナミ「おう、サンキューな!」
律子「それじゃあ、こっちは……」
貴音「律子嬢」
- 319 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:11:54.59 ID:iU+mGrFJ0
-
律子「あら貴音、やる気なの?」
貴音「ええ、熱心なふぁんの方と手合わせできるのは大変喜ばしい事……しかし勝負となれば手は抜きません」
貴音「全力でお相手させて頂きます」
貴音(それに……)ジッ
コナミ「……ん?」
貴音「…………」フイッ
律子「それじゃあもう一人は……響、行ってくれる?」
響「うん、いいぞ!」
亜美「えー、亜美は?」
律子「亜美はさっき貴音と組んでたでしょ?お留守番」
亜美「ちぇ〜……」
- 320 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:13:02.75 ID:iU+mGrFJ0
- 律子「さてと、それじゃ準備に入ってもらいましょうか」
女の子「あ、でも私今日デッキ持ってきてなくて……」
律子「それなら大丈夫よ、元々こっちで用意したデッキで戦ってもらうつもりだから」
律子「あなたもこっちのデッキを使ってもらうわよ?」
コナミ「え?俺のデッキ使えないのか?」
律子「あなたみたいに自分のデュエルディスク持ってる人なんてそうそういないでしょ?」
律子「今回は参加者全員にデッキを貸し出してるの、参加する以上、こっちのルールには従ってもらうわ」
コナミ「ふーん……まぁ仕方ないな」
律子「こっちで用意したデッキの内容は貴音達は知らないし、戦術が読まれるなんて事はないからそこは安心して頂戴」
- 321 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:13:42.61 ID:iU+mGrFJ0
- 女の子「全然使った事ないデッキ……だ、大丈夫かな……?」
コナミ「何とかなるって、一応本番までにデッキの中身確認しとくか」
律子「あぁそれと、本番用のデュエルディスクも渡しておくわね」
女の子「これが……本物のデュエルディスク……」
女の子(これを腕に嵌めて、これから本当にステージに立つんだ……)
コナミ(何気にこっちのデュエルディスク付けるの初めてだな……)
律子「時間になったら響があなた達の事を呼ぶから、そしたらステージに上がって頂戴」
律子「勝てれば景品も進呈するから、2人とも頑張って!健闘を祈ってるわ」
コナミ「おう、何か結局参加させてくれて、サンキューな」
律子「ふふっ、あの2人は強いわよ?」
コナミ「あぁ……そりゃ楽しみだ」
- 322 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:14:35.70 ID:iU+mGrFJ0
- …………
………
……
女の子(何だかすごい事になっちゃったな……)
女の子(本当に、私が貴音さんや響さんとデュエルを……)
コナミ「……悪かったな、強引に付き合わせちまって」
コナミ「でも、本当に受けてくれるなんて思わなかった……感謝してる」
女の子「あ、いえ!その……私の方こそ……」
コナミ「?」
女の子「あのまま帰ってたら……もし、あなたが765プロの皆さんに会わせてくれてなかったら」
女の子「きっと……こんな経験、出来なかったから」
女の子「だから、あの……背中を押してくれて、ありがとうございました」
コナミ「……だったら、彼女達にも礼を言っとかないとな」
女の子「えへへ、そうですね」
- 323 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:15:41.38 ID:iU+mGrFJ0
-
女の子「うまく出来ないかもしれないけど、やれるだけやってみようと思います」
女の子「今の私は、ファンのひとりですから」
コナミ「それでいいさ、負けても魂抜かれちまう訳じゃない……気楽に行こうぜ」
コナミ「あ、そうだ……お前、名前は?」
女の子「えっ?」
コナミ「今回限りって言っても、背中を預けるパートナーだからな」
コナミ「名前位、知っておきたいだろ?」
- 324 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:16:19.36 ID:iU+mGrFJ0
-
女の子「パートナー……そ、そうですよね!」
女の子「私……三村かな子って言います!」
コナミ「かな子か……俺はコナミ、頼りにしてるぜ、かな子」
響「それじゃあそろそろ、今日最後のデュエルを始めるぞ!」
響「さぁ!次のカップルさん、いらっしゃ〜い!」
コナミ「おし!そんじゃ行くか!」
かな子「は、はいっ!」
ワアアアアアアアアアアア!!
- 325 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:16:55.49 ID:iU+mGrFJ0
-
亜美「でも律っちゃん、結構あっさりあの兄ちゃんの参加認めたね?」
律子「彼女がやる気になってるんなら、別に拒否する理由なんてないわよ」
律子「それに、ある意味いい機会でもあるし」
亜美「いい機会?」
律子「ええ」
律子(島村卯月さんにデュエルを授けたという噂のデュエリスト……)
律子(貴方の実力、じっくりと見せてもらうわ)
- 326 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:17:38.77 ID:iU+mGrFJ0
-
響「律子にも何とか許してもらったし、楽しくやろーね!」
貴音「ええ……全力で参ります」
コナミ「ギャラリー付きのデュエルなんて久々だな……いっちょやってやるか!」
かな子「気負わずに、気楽に……」
響「それじゃいくぞ!」
貴音「いざ、尋常に……!」
4人「デュエル(でゅえる)!」
- 327 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/06(日) 01:18:23.67 ID:iU+mGrFJ0
- 今回はここまでです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
- 328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 02:00:37.40 ID:j+0SWaY4O
- 乙です
熱い展開になりそうだぜ
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 02:40:06.10 ID:7ZfP9Mf80
- 乙です
これまた楽しみな展開
- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 15:48:51.27 ID:8xa1a/4GO
- 乙
お菓子ときたらかな子が出るのも必然だな
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 16:24:36.02 ID:6yf/zz/Bo
- 乙!
コナミはこういうデッキシャッフルとか固定デッキとか慣れてそうだな
- 332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 16:37:20.83 ID:FwjxZhLBO
- デッキはデュエルごとに変わってるのかな。そうじゃないと回数重ねたらデッキの中身分かるし
変わってないならマドルチェかとも思ったが……
- 333 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:42:20.06 ID:u81iGyCF0
-
響「よーっし……先手必勝!自分のターン!」手札5
響「魔法カード、魔獣の懐柔発動!」
《魔獣の懐柔/Obedience Schooled》 †
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
カード名が異なるレベル2以下の獣族の
効果モンスター3体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
エンドフェイズに破壊される。
このカードの発動後、ターン終了時まで
自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。
- 334 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:43:42.43 ID:u81iGyCF0
-
響「自分のフィールドにモンスターが居ない時、レベル2以下の獣族を3体呼び出せる!」
響「出て来い!子狸たんたんにぽんぽこ!そして森の聖獣ヴァレリフォーン!」
《子狸たんたん/Baby Raccoon Tantan》 †
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 0/守 800
リバース:デッキから「子狸たんたん」以外の
獣族・レベル2モンスター1体を特殊召喚する。
《子狸ぽんぽこ/Baby Raccoon Ponpoko》 †
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 800/守 0
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「子狸ぽんぽこ」以外の獣族・レベル2モンスター1体を
裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、
自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。
《森の聖獣 ヴァレリフォーン/Valerifawn, Mystical Beast of the Forest》 †
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 400/守 900
「森の聖獣 ヴァレリフォーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨て、「森の聖獣 ヴァレリフォーン」以外の
自分の墓地のレベル2以下の獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
たんたん 守800
ぽんぽこ 守0
ヴァレリフォーン 守900
- 335 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:44:39.47 ID:u81iGyCF0
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響「さらに神獣王バルバロスを召喚するぞ!」
《神獣王バルバロス/Beast King Barbaros》 †
効果モンスター
星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200
(1):このカードはリリースなしで通常召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で通常召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。
(3):このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。
(4):このカードがこのカードの(3)の方法で召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
響「バルバロスはリリース無しで召喚する場合、攻撃力は1900になる!」
バルバロス 攻1900
亜美「おおー、ひびきんの必勝パターンじゃん!」
律子「いきなり仕掛けてきたわね……」
- 336 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:45:54.72 ID:u81iGyCF0
-
響「まずはレベル8のバルバロスに、レベル2のヴァレリフォーンをチューニング!」
☆8+☆2=☆10
響「……星の力宿りし聖なる森の加護を受け、今目覚めよ!」
響「シンクロ召喚!吼えろ……神樹の守護獣−牙王!」
《神樹の守護獣−牙王/Leo, the Keeper of the Sacred Tree》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻3100/守1900
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは、自分のメインフェイズ2以外では相手のカードの効果の対象にならない。
牙王 攻3100
響「さらに、レベル2のたんたんとぽんぽこで、オーバーレイ!」
響「混沌と混迷の世を斬り裂く知恵者よ!世界を化かせ!」
響「エクシーズ召喚!No.64!古狸三太夫!」
《No.64 古狸三太夫/Number 64: Ronin Raccoon Sandayu》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/地属性/獣族/攻1000/守1000
獣族レベル2モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「影武者狸トークン」(獣族・地・星1・攻?/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力は、このトークンの特殊召喚時にフィールド上に存在する
攻撃力が一番高いモンスターと同じ攻撃力になる。
自分フィールド上にこのカード以外の獣族モンスターが存在する限り、
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
古狸三太夫 守1000
- 337 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:47:15.85 ID:u81iGyCF0
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かな子「1ターン目からシンクロにエクシーズ……!」
響「そして古狸三太夫の効果!オーバーレイユニット1つを使って、影武者狸トークン1体を特殊召喚!」
影武者狸トークン 攻?
響「影武者狸トークンの攻撃力は、特殊召喚された時点で攻撃力が一番高いモンスターの数値と同じになる!」
影武者狸トークン 攻3100
かな子(攻撃力3000以上のモンスターが2体なんて……)
コナミ(初っ端から全力かよ……!)
響「カードを1枚伏せて、ターンエンド!さぁ、君のターンだよ!」
- 338 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:48:21.12 ID:u81iGyCF0
- かな子「は、はい!私のターン……ドロー!」手札6
かな子(わ、私も何か出さなきゃ!)
かな子(でも、今の手札じゃ……)
かな子「も、モンスターを守備表示でセット!」
かな子「えっと……カードを1枚伏せて、ターンエンド……です」
律子「彼女は……このターンは守るしかないみたいね」
亜美「うーん、でも流石にこれだけじゃ防ぎきれないっしょー」
響(う……ちょっとやりすぎちゃったかな……)
響「た、貴音、まだ始まったばっかりだし、最初は様子見で……」
貴音「いいえ響……例え相手が誰であろうと、真剣勝負において手を抜く事こそ、かえって非礼というものです」
- 339 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:49:41.62 ID:u81iGyCF0
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貴音「私のたぁん!」手札6
貴音「まずは古狸三太夫の効果を発動!もう1つのおーばぁれいゆにっとを使い、影武者狸とーくんを特殊召喚!」
かな子「と、トラップカード発動!ブレイクスルー・スキル!」
《ブレイクスルー・スキル/Breakthrough Skill》 †
通常罠
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
響「おおー!」
コナミ「おっし!」
かな子「これで古狸三太夫の効果を、無効にします!」
- 340 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:50:58.40 ID:u81iGyCF0
-
貴音「防ぎましたか……では……」
貴音(このたぁん、私も攻めるとしましょう……!)
貴音「私は手札の光属性もんすたぁを墓地へ送り、銀河戦士を特殊召喚!」
《銀河戦士/Galaxy Soldier》 †
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2000/守 0
手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚する。
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「銀河戦士」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
銀河戦士 守0
貴音「そしてこのもんすたぁが特殊召喚に成功した時、でっきからぎゃらくしぃもんすたぁを手札に加えます……」
貴音「私が手札に加えるのは、銀河眼の雲篭……そのまま召喚致します」
《銀河眼の雲篭/Galaxy-Eyes Cloudragon》 †
効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「銀河眼の雲篭」以外の
「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚する。
「銀河眼の雲篭」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードが墓地に存在する場合、
自分のメインフェイズ時に自分フィールド上の
「ギャラクシーアイズ」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
墓地のこのカードを選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「銀河眼の雲篭」のこの効果はデュエル中に1度しか使用できない。
銀河眼の雲篭 攻300
- 341 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/03/10(木) 00:51:57.96 ID:u81iGyCF0
- 貴音「そしてこのカードは自身をりりぃすする事で、ぎゃらくしぃあいずを1体呼び出す事が出来る!」
貴音「私が呼び出すのは、先ほど銀河戦士の効果により墓地へ送った私の切り札……!」
貴音「……闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!」
貴音「光の化身、ここに降臨!銀河眼の光子竜!」
《銀河眼の光子竜/Galaxy-Eyes Photon Dragon》 †
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは自分フィールド上に存在する
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、
その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターを
ゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。
銀河眼の光子竜 攻3000
600.73 KB Speed:0.2
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