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ゼロ「オレを目覚めさせてどうしようっていうんだ」×艦これ2
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1 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:21:10.15 ID:R7U4UROV0
前<
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424048155/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1439263269
2 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:22:50.15 ID:R7U4UROV0
鎮守府 会議室
提督「現状確認をするわよ」
ゼロ「了解した」
アイリス「あの…私も参加していいんですか」
提督「是非あなたの深海棲艦側の情報も必要なのよ」
アイリス「わかりました…私の知っている事なら全て答えます」
提督「私が一番気になっていたのは停戦交渉の時の事よ」
西門「俺達が本部より通知されたのは0月0日の13:00のエリアB7Rだ」
提督「けど、深海棲艦に知らされたのは」
アイリス「…0月×日の13:00のエリアC8Sでした」
ゼロ「日付と場所が違うな」
提督「私達は元帥の護衛で参加したけど待ち伏せで襲撃されたわ」
西門「被害は大したことはなかったが停戦交渉の機会は失われた」
アイリス「私の友達も待ち伏せで命を…」
ゼロ「なぜ日付が違った。伝達ミスな訳はないな」
3 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:23:48.71 ID:R7U4UROV0
提督「もしかしたら意図的に場所をずらしたのかも」
ゼロ「何故だ?戦争終結の機会を失ったんだぞ」
西門「戦争による利益を得ている軍部の連中は複数いる」
ゼロ「そんな事の為に…」ギリギリ
提督「この戦争で私腹を肥やす輩は残念ながら軍だけでなくいろいろいるのよ」
アイリス「それに関係しているかもしれない映像があるのですが」
提督「映像?どういう事」
アイリス「深海棲艦の姫には下等深海棲艦を従える能力があります」
「前に複数の深海棲艦に命令した際に一体だけ命令を受け付けないのがいました」
アイリスはPCのケーブルを首に繋げる
アイリス「不思議に思って病気かと思って開いた時の映像なんですけど」
映像には腹部を開かれたイ級の映像が映る。
西門「うわ!グロ」
アイリス「実は何度も深海棲艦を手術した事があるので直ぐにわかったのですが…」
「この映像で手術していたイ級は中身は全く違いました」
4 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:24:33.50 ID:R7U4UROV0
提督「中身が違うというのは」
アイリス「深海棲艦の場合は中身は生物に近いのですが」
「映像のイ級は中身は…機械でした」
ゼロ「メカニロイドだ」
提督「メカニロイドって?」
妖精X「レプリロイドとは違い。単純な命令しかを聞けない無人機の事だよ」
アイリス「この後直ぐに軍の襲撃を受けたので逃げました」
提督「ねえ、映像を少し戻して」
アイリス「はい。戻します」ピタッ!
提督「止めて…ここ拡大出来る?」
アイリス「ここですか」ウィーン
提督「間違いないわ」
西門「…畜生なんてこった」
ゼロ「どうした」
提督「このマークなんだけどシグマ重工のマークよ」
「確実に軍が関与しているわ」
5 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:25:27.08 ID:R7U4UROV0
ーーーーーーーー
西門「軍の中に裏切り者がいるのか」
提督「もしかしたら軍自体かもしれないわ」
ゼロ「この戦いは最初から仕組まれていたのか」
提督「いや…シグマ重工が発展したのはここ最近の出来事よ」
西門「マッチポンプじゃないか?」
提督「戦いを長引かせて利益を得る」
アイリス「その為に人工深海棲艦で元帥と護衛部隊を襲撃した」
提督「もしかしたら漁船や輸送船も攻撃していたかもしれない」
ゼロ「深海棲艦と人間の関係を意図的に悪化させているのは人間か」
6 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/11(火) 12:27:23.99 ID:R7U4UROV0
……………
提督「証拠が必要ね」
ゼロ「迂闊に動く訳にはいかないな」
西門「暫くは軍とシグマ重工について調べる」
提督「妙高型四姉妹はどうするの」
西門「お前に指揮をこのまま預ける。俺は死人扱いだから都合がいい」
アイリス「私は海を調べます。深海棲艦の仲間を二人程呼んでもいいですか?」
妖精X「僕も協力します」
提督「えっと…何ができるの?」
妖精X「ハッキングなら簡単に出来ます」
提督「なんと…あなたは他の妖精さんと違うのね」
ゼロ「こいつはオレの昔の相棒だ」
妖精X「ひどいな。今でも相棒のつもりだよ」
ゼロ「悪いな。そうだったな」フッ
提督「親友という訳ね」ムフフ
ゼロ「この話は皆に話すのか?」
提督「まだ纏まっていないから…3日後に説明しましょう」
ゼロ「情報共有は必要だ」
提督「あと残念な事に憲兵が視察に来るわ」
ゼロ「問題があるのか」
提督「勿論、不当な扱いを艦娘にしていないから問題ないけど」
アイリス「もしかしてとても厳しい人なんですか」
提督「憲兵の中でも有名な緑の悪魔が来るのよ」
妖精X「緑の悪魔…」
西門「ちなみに陸軍には紅蓮の剛腕ってあだ名の奴がいるらしい」
ゼロ「緑の悪魔に紅蓮の剛腕か…」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/11(火) 19:18:32.63 ID:HvvDINyJO
乙ー
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/11(火) 23:14:42.82 ID:KQThxcXno
乙
シグマって名前に思うとこはないのか二人とも
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/12(水) 01:48:13.39 ID:po3X1dnoo
思っていてもまたお前かの感想しかでないだろ
艦娘や深海の出来る経緯、X~Z世界では死人だらけのキャラばかりと思うと
実は死後の世界?と思えはなくない
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/12(水) 14:36:14.68 ID:M4Zx2MnEO
四天王全員集結かな
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/17(月) 00:05:09.62 ID:vOcC0AfXo
ヤメロンヤメロンヤメロンヴァーヴァーヴァー
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/17(月) 23:10:56.64 ID:Uk11zqDCO
チャージアイスでハメれる緑の悪魔(笑)
13 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:29:08.19 ID:+jXqhkxd0
再開します。
ロックマンシリーズ5:艦これ4:CAPCON1の割合を目標としています
ロックマン談義と感想は大いに結構です。>>1の士気が高まります。
14 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:32:19.04 ID:+jXqhkxd0
鎮守府 資料室
ゼロ「エックス」
妖精X「シグマ重工の事なら調べているよ」
ゼロ「結果は」
妖精X「シグマでは無い事は確かだよ。これからもっと詳しく調べるけど」
ゼロ「嫌な名前だったからな」
妖精X「会社のマークはΣマークだったけど」
ゼロ「本当に大丈夫なのか。会社はボススデージじゃないよな」
妖精X「ところでゼロは何を探しているんだい?」
ゼロ「この鎮守府の戦闘記録と鎮守府運用についてだ」
妖精X「勉強というやつかな」
ゼロ「そうだな…自分の目で見て学ぶ必要があるからな。見つけた」スッ
妖精X「その様子だと目標が出来たみたいだね」
ゼロ「あぁ…その為に必要だ」ペラペラ
妖精X「提督になるんだね」
ゼロ「…見ていたのか?」ペラペラ
妖精X「膝に睦月ちゃんを乗せて宣言するとはね」
ゼロ「見られていたか…?」
妖精X「どうかしたのかい」
ゼロ「この戦闘記録の最初の頃なんだが…見慣れない名前がいる」
妖精X「見慣れない艦娘かい?」
ゼロ「…吹雪」
15 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:33:13.10 ID:+jXqhkxd0
何時ぞやの続き ゼロのヘルメット
長門「ゼロのヘルメットではないか。何故ここに」スッ
「軽いな…それに頑丈だな」コンコン!
「寸法はこれぐらいか」メモメモ
「さて、明日には完成かな」
天龍「ゼロのヘルメットじゃねえか」スッ
「ゼロらしくないな。置きっぱなしか?」カポッ!
「ふふ…メシア様だ。怖いか?」ビシッ!
龍田「きゃー怖いわー天龍ちゃん(棒)」
天龍「……」カポッ!コト
龍田「きゃー怖いわー天龍ちゃん(棒)」
天龍「///」タッタッタッタ!
龍田「きゃー怖いわー天龍ちゃん(棒)」
天龍「うわあぁぁぁぁぁぁ!」
龍田「待ってぇ」
16 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:34:05.60 ID:+jXqhkxd0
龍驤「ゼロのヘルメットがあるで」
大鳳「置き忘れたのでしょうか」
龍驤「ゼロに限ってそれはないやろ」スッ…カポッ!
大鳳「龍驤さん一体何を」
龍驤「どうや?似合っているやろ。ゼロも紅でうちも赤だから似合うやろ」
大鳳「確かに色は同じですけど」
龍驤「うちとゼロは体型も同じやからな」
大鳳「そうですね。細い体が…」
龍驤「…」
大鳳「あの!深い意味は無くてですね!」
龍驤「これからやから!うちはこれからやから!」
大鳳「そうですよ!これからですよ!」
港湾「北方はどこかしら」バルン!バルン!
龍驤「これからなんや!」タッタッタッタ!
大鳳「ちょっと龍驤さん!」タッタッタッタ!
17 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:35:55.28 ID:+jXqhkxd0
睦月「ゼロ司令官。おはようございます」
ゼロ「おはよう。今日の予定はどうなっている?」
睦月「午前中は建造です。午後から演習となっています」
ゼロ「そうか」
睦月「それと…」
ゼロ「それとなんだ?」
睦月「睦月の…特別メンテナンスになっています///」
ゼロ「そうだったな」ガタッ
睦月「あの…ゼロ司令官」
ゼロ「予定を全て明日に回せ」グイッ!
睦月「どういう事ですか///」
ゼロ「今日は一日中ここで特別メンテナンスしてやる」
睦月「そ…そんな///執務室で…キラキラ付けされちゃいますぅ〜///」
ーーーーーーーー
睦月「えへぇ〜」キラキラ!
如月「睦月ちゃんどうしたのかしら?」
清霜「幸せそうな顔をしていますね」
早霜「どちらかというと。雌の…女の顔ね」
睦月(ゼロさんが司令官なら…睦月は秘書艦になって///)
18 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:36:33.81 ID:+jXqhkxd0
遠征海域
暁 「電が沈んちゃう!」ドォン!
響 「助けないと」ドォン!
電 「…いいのです。みんな逃げて…」大破!!!
雷 「駄目よ!絶対に諦めないわよ」ドォン!
電 「わかっているのです…もう体が動かないのです。だから、みんなだけでも」ブクブク
暁 「嫌よ!見捨てるなんて出来ないわ」
ヒュー――――ン!ドカ――ン!!
暁・響・雷「きゃあ!」中破!!
雷 「そんな…電が」
19 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:38:29.04 ID:+jXqhkxd0
海中
電 (みんな…電の事はいいから…無事に帰ってほしいのです)轟沈
(…電の事を忘れないでほしいのです…)
??<バチ!バチン!
(あれ?…キラキラ光っているあれは…)
サンダーチップ<聖なる泉枯れ果てし時凄まじき戦士雷の如く出で太陽は闇に葬られん
電 (カミナリが書かれたチップなのです)ピトッ!
20 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/19(水) 16:39:12.12 ID:+jXqhkxd0
暁 「うぐぅ…電が」
響 「くっ…」ドォン!
雷 「許せないわ!」ドォン!
タ級「……」ガキン!ガキン!
暁 「うぅ…仇も取れないなんて」
雷 「見て!海中が光っているわ」
ピカ―――――ン!!!バシャーン!
電 「…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
暁 「電が…戻ってきた!」
響 「ジーザス」
雷 「けど、様子がおかしいわ」
タ級「……」チャキッ!ドオン!
電 「…」ブン!ガキン!
タ級「!」
暁 「弾いた!」
電 「…い…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
タ級「!!」
電 「い…な…ず…ま…の」
ギュウ!ズシン!ズシン!ズシン!ズシン!バッ!
電 「イナズマの本気を見るのですぅぅ!!!」
ドゴォン!バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
タ級「…ぐぅ…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!キュイーン!
ドゴォォォーン!!
タ級「…」バシャン…大破!!!
響 「ジーザ…ハラショー」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/19(水) 21:22:28.04 ID:11bNKBnjo
電ナチュラルに轟沈しかけかよ危ねえ
会社がボスステージ・・・ZXかな
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/19(水) 21:23:57.89 ID:lrsJl7rv0
電が、エレキマンの能力を身に付けるのか。電がエレキマンの格好をしてる姿を思い浮かべた。乙。
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/20(木) 14:01:04.62 ID:YgTaGXi4O
チップがクウガの究極の力なんだが
ライジンク電かな
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/20(木) 14:05:35.12 ID:54VJrV7iO
アメイジング電やも知れん
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/20(木) 22:22:28.07 ID:XHNzfzTwO
さらっと吹雪の名前が出たけど
いないという事は…
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/20(木) 23:32:51.61 ID:m/m/onEH0
このゼロの姿っていつのやつですか?
Xシリーズ?Ζシリーズ?
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/20(木) 23:56:26.13 ID:XHNzfzTwO
>>26
ロックマンゼロの姿だけど漫画経由したり
エックスシリーズの技使ったり
ある意味子持ちだったりしている
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/21(金) 03:43:37.24 ID:DBHiyV7ao
乙ー
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/21(金) 05:20:58.07 ID:exwHRULHO
Σ「出番がないと思った?残念!俺だよ!」
まさにケツアゴ
30 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/21(金) 10:01:51.07 ID:zCFQZsWe0
鎮守府 執務室
提督「それで電が復活したと思ったらイナズマキックで敵を倒して…」
響 「気を失ったんだ」
暁 「凄い強さだったわ」
雷 「運ぶのが大変だったわ」
提督「…ありがとう。後は任せて。入渠ドッグに行ってきてね」
暁 「けど…」
提督「大丈夫よ」ダキッ
暁 「何かあったら知らせてね」
提督「そうね。今はゆっくり休んでね」
31 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/21(金) 10:03:02.27 ID:zCFQZsWe0
――――
提督「遠征海域は比較的安全だったのに…」
レヴィアタン「これからあの娘達だけで行かすのは危険ね」
提督「戦艦級が出現した事は今までなかったのに」
レヴィアタン「敵の動きが活発になっているのかしら」
提督「編成を見直す必要があるわね」
レヴィアタン「次からは私かゼロを入れなさい。今日は運がよかったけど次は無いわよ」
提督「そうするわ。電はまだ寝ているみたいね」
レヴィアタン「様子を見に行って来たら」
提督「そうね。見てくるわ」
32 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/21(金) 10:04:00.59 ID:zCFQZsWe0
医務室
電 「…」
提督「寝ているわね」ナデナデ
電 「…うーん」
提督「こんなに小さい娘を戦場に出すなんて私も非道な大人よね」
電 「…い…です」
提督「どうしたの?」
電 「いや…なの…です」ツー
提督「安心して大丈夫よ」ナデナデ
電 「…司令官さん…なのですか?」
提督「そうよ。司令官さんよ」ナデナデ
電 「うぅ〜怖かったのです。みんなは大丈夫ですか?」
提督「電のおかげでみんな無事よ」
電 「よかったのですぅ」
提督「うなされてたけど怖い夢を見たの?」
電 「はいなのです。その…恥ずかしい夢で」
提督「どんな夢」ハァハァ
電 「…その大きな建物の中でたくさんの男の人達が…い…電の…えっちな本をたくさん買っている夢で…恥ずかしくて///」
提督「大丈夫よ。夢だから…そんな事をする酷い男はいないわ」ダキシメ ナデナデ
電 「…そうなのですか?大丈夫なのですか?」
提督「大丈夫よ。だからゆっくり休んでね」ナデナデ
電 「はい…お休みなさいなのです」バチン!
提督「お休み」(…っ!静電気かしら)
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/21(金) 11:28:56.34 ID:psCMdm6AO
帝都、夏の陣冬の陣………ソコにレイヤー兼カメコのながもんの姿が………
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/21(金) 11:40:32.81 ID:G7AAS9bU0
>>27
サンキュー
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/21(金) 14:34:55.63 ID:Im+TeFlVo
>>34
俺らから見ると姿どころか身長も違うが
当人達からすると全く同じ姿らしい、つまり見てるフィルターが違うだけ
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/21(金) 20:03:28.56 ID:enxAlDAiO
しかしゼロはどうするんだ?
ほぼ夫婦の深海の姫と子どもになついた艦娘に
悲恋の元恋人のレプリロイドに囲まれてる訳で
37 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/24(月) 01:19:25.46 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 執務室
叢雲「電の様子はどうだった」
提督「問題無さそうだけど大事を取って休んでもらっているわ」
叢雲「それがいいわ」
提督「遠征についてなんだけど海域調査した上で編成を見直すわ」
叢雲「そろそろ行って来たら」
提督「…そうね。叢雲も吹雪に会いに」
叢雲「私にはその資格がないわ。あなただけで行って来なさいよ」
提督「えぇ…わかったわ。もし行く気になったら教えてね」
叢雲「そうするわ。おやすみ」
提督「おやすみ」
38 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/24(月) 01:20:01.59 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 医務室 深夜
電 「…」スピー
電 「…」スヤー
電 「…」ムクッ!
電 「…」バチ!バチ!
電 「電は強くなるのです」バチン!
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/08/24(月) 01:20:47.69 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 会議室
提督「昨日の電の件もあるから遠征海域の調査の為にゼロとレヴィアタンは作戦があるまで調査に参加してもらえるかしら」
ゼロ「調査に参加するのはいい。それより電は大丈夫なのか?」
提督「回復もして大丈夫よ。3日ほど休ませるけどね」
レヴィアタン「そうよね。一回沈んだと思ったら奇跡の復帰で敵を返り討ちにしたらしいじゃない」
ゼロ「沈んだのか」
提督「本人はその時の事を覚えていないのよ」
ゼロ「…提督」
提督「既に電の検査はしているけど異常は無かったわ」
ゼロ「そうか…」
提督「今日は出撃無しで各自艤装の調整にしたから」
レヴィアタン「弾薬と燃料は足りてるならいいじゃない。休息は必要よ」
ゼロ「そうだな」
40 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/24(月) 01:21:30.77 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 工廠
明石「必ず弾を抜いている事を2名以上で確認してから作業してよ」
睦月「うーん。やっぱり発射口の汚れは頑固です」フキフキ
如月「口は綺麗にしないとね///」ヌキヌキ
天龍「お前らはいいだろ。こっちは刀を研がなきゃいけないんだぞ」シャーッ!シャーッ!
龍田「天龍ちゃんは使いっぱなしで手入れをしないからでしょぉ?」シャーッ!×4
あきつ丸「龍田殿!流石であります」キュッ!キュッ!
金剛「提督からプレゼントされた艤装ですから大切にしてマース」キュッ!キュッ!
大鳳「弦の交換時期ですね」
港湾「籠手爪を研がないと」シャーッ!
アイリス「皆さん装備あると大変ですね」
ドア<ガラガラ
レヴィアタン「私もいいかしら」
伊19「レヴィアタンも来たのー」
レヴィアタン「私もランスを磨こうと思ってね」
早霜「…ゼロは来ないの?」
レヴィアタン「ゼロなら…」
「提督と二人で出かけたわよ。あら…これってデートってやつかしら」
41 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/24(月) 11:14:57.26 ID:ZUXFWaWp0
車内
提督「男の人と二人で出かけるなんて久しぶりね」
ゼロ「レプリロイドだぞ」
提督「細かい事はいいのよ」
ゼロ「どこに行くんだ?」
提督「まあ、着けばわかるわよ。その前に商店街で買い物するけどいい?」
ゼロ「問題無い」
42 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/24(月) 11:15:29.64 ID:ZUXFWaWp0
商店街
提督「ここの花はいつも素敵ね」
??「いらっしゃい。提督じゃないですか」
提督「ひさしぶりね。花束を頂きたいのだけど」
??「僕の自慢の花たちですからね。これでどうですか?」
提督「とても素敵ね。これお代ね」
??「また花屋ローズレッドをよろしくお願いします」
提督(どうしてあの店長は頭に薔薇を咲かしているのかしら?フラワーアートかしら)
??「提督さんじゃないですか。またフルーツ盛り合わせでいいかい?」
提督「話が早い。よろしくね」
??「はいどうぞ。八百屋ヘチマールは皆さんのおかげで繁盛ですよ」
提督(ここの店長も奇抜な髪形よね…)
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/24(月) 18:19:24.42 ID:Qj+VIQcAO
レプリロイド多すぎだろ。
敵に攻められても返り討ちにできるな。
44 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/25(火) 12:05:48.17 ID:VThJ3r000
本屋
??「いらっしゃい」
ゼロ「絵本を探しているのだが」
ツ級「ゼロさんじゃないですか!」
ゼロ「ツ級か。元気にしてたか?」
ツ級「はい。島にいた者はみな元気です」
ゼロ「ヲ級が帽子屋なのは聞いていたがツ級は古本屋になったんだな」
ツ級「ええ。ここの商店街の人達はとてもいい人たちで開店の際は協力してくれました」
ゼロ「それはよかった。ところで絵本を探しているのだが」
ツ級「北方様へのプレゼントですね。でしたらこちらに」
ゼロ「種類が豊富だな。お勧めはあるか」
ツ級「これなんてどうでしょう」
ゼロ「メガマンの冒険」
ツ級「人気シーリズで10作品もあります」
ゼロ「8作目だけ絵柄が違うな」
ツ級「作者が絵を描く方法を変えたらしいですよ。次から戻しましたが」
ゼロ「このシリーズと港湾にも何か買っていくか」
ツ級「これなんてお勧めです」
ゼロ「…ファッション雑誌というものか」
ツ級「港湾様も興味があるはずです」
ゼロ「そうだな…これにしよう」
ツ級「ありがとうございます」
45 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/25(火) 12:06:13.40 ID:VThJ3r000
商店街 駐車場
提督「どこ見てきたの」
ゼロ「本屋で北方と港湾に土産でもと思ってな」
提督「ふふ…考えがお父さんね」
ゼロ「そうか?」
提督「そうよ。では行きますか」
46 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/25(火) 12:06:44.94 ID:VThJ3r000
軍事病院
ゼロ「病院か」
提督「付いて来て」
ゼロ「ここは」
提督「ここは鎮守府で治療が行えない艦娘が入院しているの」
ゼロ「艤装だけでなく体も傷ついた艦娘か」
提督「艤装が体を守ってくれるのだけど…」
ゼロ「防ぎきれない事もあるのか」
提督「ここよ」コンコン
??「はい」
提督「ひさしぶりね。入ってもいい?」
??「司令官ですか!どうぞ!」
提督「失礼するわ。体の具合はどうかしら?」
??「まだリハビリが必要ですけどね」
提督「無理しないでね」
??「はい。あの司令官…そちらの人は?」
ゼロ「ゼロだ。提督の鎮守府に所属している」
??「ゼロさんですね。よろしくお願いします」
「私は吹雪型駆逐艦一番艦の吹雪です」
ゼロ(戦闘記録に書かれていたあの吹雪か)
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/25(火) 16:43:23.01 ID:LUZ9anfOo
むしろこれだけ死人大集合な状態なのにゼロを覚えてるのはVAKAさん一人か
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/25(火) 18:23:59.20 ID:F8t5Z7FgO
VAVAはPAPAになってたけどな
メガマンってロックマンの海外向けの名前だっけか?
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/26(水) 00:16:46.36 ID:ULo8pjn+O
乙ー
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/26(水) 21:24:30.36 ID:8btJ9hdjO
>>48
そうだよ
海外で売り出す時「ロックマン?マーベルの版権キャラなの?訴訟来るんじゃない?」ってなってメガマンに
ちなみにE3とか海外でのゲーム発表の場でロックマンが出てくると「「「「メガァァァァァアッッッ!!!!!」」」」と会場スタンディングオベーションレベルの沸き上がりが見られる
51 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/29(土) 01:28:44.20 ID:QaPkx2BO0
ゼロ「吹雪か。よろしく頼む」
提督「果物もあるけど食べる?」
吹雪「林檎が食べたいです」
提督「じゃあ、食器を準備して花瓶の水かえてくるわね」ガラガラ
吹雪「お願いします」
ゼロ「…」
吹雪「…」
ゼロ「…聞いていいか?」
吹雪「え、はいなんでしょうか」
ゼロ「鎮守府の戦闘記録で吹雪の名前を見た。提督の鎮守府に所属していたのか?」
吹雪「はい。私は提督の一番最初の艦娘です」
ゼロ「そうか…ここにいるという事は負傷したのか」
吹雪「頑張り過ぎちゃいましてこの通りに」スッ
吹雪の左肩から先は義手だった。
ゼロ「その左腕…」
吹雪「提督特製の義手なんですよ。まだ細かい作業にはなれなくて」
ゼロ「提督が艦娘の為に義手や義足などを制作しているのは知っていたが」
吹雪「この病院には私以外にも沢山の艦娘が入院していてますよ」
ゼロ「まさか…殆どが提督に世話になっているのか」
吹雪「そうですよ。時間があれば来て点検してくれるんです」
ゼロ「知らなかったな」
吹雪「司令官は艦娘みんなに優しい人なんです」
提督「あらあら、仲良くしてた?」ガラガラ
吹雪「えーっとこれからゼロさんの事を聞こうか、と」
提督「仲良くなってよかったわ」
52 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/29(土) 01:29:50.20 ID:QaPkx2BO0
鎮守府 西門の部屋
西門「シグマ重工の工場はここか…場所はいいけど工場の図面が必要だな」
ドア<…ガチャァー
??「…」ソロー
西門「提督に頼んで機材を…ぐっ!」グイッ
羽黒「…」ガシッ!
西門「…羽黒か?どうかしたのか」
羽黒「…どこに行く気ですか?」
西門「提督に頼まれてちょっとな」
羽黒「また私を置いていくのですか…」ハイライトオフ
西門「そ…そんな事は」
羽黒「ならどうして私達の指揮を提督に任せたのですか」
西門「あー」
提督「私達に秘密でコソコソと何かしているじゃないですか!」
西門「…」
羽黒「絶対に離しませんよ」
ドア<コンコン
妙高「提督。確認したい事があるのですが…」
西門(妙高なら妙高お姉さんだからなんとかしてくれる!)
西門「いい所に来てくれた。助け…」
妙高「拒否します」
西門「え…」
妙高「提督聞きたい事があり過ぎるのですが」ハイライトオフ
西門(あ、詰んだ)
53 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/29(土) 01:30:25.66 ID:QaPkx2BO0
病院 屋上
提督は吹雪と話した後に他の艦娘の義手や義足の調整を行った。
ゼロ「…」
看護婦「あなた。提督さんと来てた人ですよね?」
ゼロ「そうだ。提督を知っているのか?」
看護婦「提督さんは有名よ。暇を見つけてはここに来て患者さんに義手義足をプレゼントしているのよ」
ゼロ「そうだったのか…戦場の提督しか知らなかった」
看護婦「ここにいる艦娘の殆どは戦場に復帰出来ずに退院していくの」
ゼロ「…」
看護婦「そんな女の子たちに明るい未来を、って提督さんが始めたの」
ゼロ「戦いは海だけではない」
看護婦「え?」
ゼロ「何でもない」
54 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/29(土) 01:31:28.79 ID:QaPkx2BO0
提督「どう?関節を締め直してみたのだけど」
吹雪「動きに問題はありません」
提督「よかった。ごめんなさいね。調整が最後になっちゃって」
吹雪「いいんです。司令官とゆっくり話しながら受けれるなら」
提督「ありがとう」
吹雪「鎮守府はどうですか」
提督「みんなよくやってくれてるわ。仲間も増えたしね」
吹雪「ゼロさんの事ですか?」
提督「ゼロだけじゃないわ。ゼロの友達だったりライバルだったり、ゼロを追って深海棲艦も来たわ」
吹雪「深海棲艦って!大丈夫なんですか?」
提督「大丈夫よ。優しく争いを好まない深海棲艦だから」
吹雪「そうなんですね。変わっているんですね」
提督「…まだよ。これからもっと変化するわ。いいほうにね」
55 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/29(土) 01:33:24.17 ID:QaPkx2BO0
車内
ゼロ「…」
提督「…」
ゼロ「これが艦娘達の現状か」
提督「…戦えないなら見捨てる。それが本部のやり方よ」
ゼロ「…」
提督「私は艦娘達を兵器として見ていないわ。人間として女の子として接している」
ゼロ「オレから見れば人間と大差は無い。ただ武器を扱えるだけだ」
提督「そうね。そう思ってくれる人が軍に増えればいいのに」
ゼロ「提督は軍を変える気か」
提督「…今の軍のやり方は賛成出来ない。艦娘達を助ける為なら…」
「踏ん反り返っている老害を引き摺り下ろすわ」
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/29(土) 15:33:35.60 ID:PC5mQ5U6O
乙ー
57 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/30(日) 09:53:35.25 ID:LbD/F4Kq0
工廠
妖精X「なるほどそんな事が…」
ゼロ「あぁ」
妖精X「提督は艦娘の立場を改善したいのかな」
ゼロ「兵器では無く人間としての権利を確立したいらしい」
妖精X「僕らからしたら人間も艦娘も同じなのにな」
ゼロ「ここの鎮守府しか知らないからな。他の鎮守府を知る必要がある」
58 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/30(日) 09:56:32.29 ID:LbD/F4Kq0
ドア<ガラガラ
レヴィアタン「あの聞きたい事があるのだけど」
ゼロ「どうした」
レヴィアタン「そこにいる妖精が本当のエックス様なの?」
ゼロ「隠す必要も無いがどうする」ボソッ
妖精X「正体を明かすよ」ピカーン!
妖精Xはサイバーエルフ状態からエックスの状態に変化する。
エックス「僕がエックスだよ」
レヴィアタン「エックス様」フラフラ
ゼロ(レヴィアタンはコピーエックスの部下だったからな。本物に会えて動揺しているのか)
レヴィアタン「あ…ぁ…」
エックス「あの大丈夫かい?」
レヴィアタン「お…ぉ…お父様」
ゼロ・エックス「!」
59 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/30(日) 09:57:12.24 ID:LbD/F4Kq0
ゼロ「…子どもがいたのか」
エックス「えっと…一応そうなるのかな」
ゼロ「どういう事だ?」
エックス「彼女は僕のDNAデータを使って作られたんだ」
ゼロ「お前のDNAデータか。確かに父親とも言えるな」
レヴィアタン「お父様に聞きたい事があるのだけど」
エックス「えっとなにかな?(お父様か…)」
レヴィアタン「私の体の半分はお父様のデータだと聞いているわ」
エックス「うん」
レヴィアタン「もう半分は誰なの?」
エックス「…」
ゼロ「…」
レヴィアタン「私のデザインはお父様の趣味?」
エックス「」
レヴィアタン「どうなのよ?」
エックス「それは…(ゼロ助け…)」
妖精1「ゼロなら帰ったのです」
妖精2「見捨てた?」
妖精3「逃げた?」
妖精4「親友w」
60 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/30(日) 09:57:52.88 ID:LbD/F4Kq0
港湾と北方の部屋
港湾「そんな事があったの」
ゼロ「あぁ、エックスに子どもがいたとはな」
港湾「親友に子どもがいたら驚く」
北方「びっくり!」
ゼロ「そうだ。北方にこれを」スッ
北方「わあ!絵本だ!」
ゼロ「ツ級の本屋で買った本だ」
港湾「ツ級が本屋を…幸せそうだった?」
ゼロ「あぁ、幸せそうだった。これも」
港湾「私にも///」
ゼロ「巡回の時間だ。北方またな」ナデナデ
北方「ゼロありがとう!」エヘヘ
港湾「ありがとう。お休み」
北方「メガマンかー」
港湾「私のは服が沢山載っている…!」
「結婚式特集!ラグナロク教会が熱い!」
「ウエディングドレスは大胆に?」
「新婚さんの為の夜のEXスキル///」
港湾(これをくれたという事は…)
港湾「…勝ったわ」ウフフ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 10:11:24.27 ID:uWdeGRfko
エックスの趣味はゴスロリに決まってるんだろ!
嫁さんを意識したのは間違いないてか、嫁さんのDNAか
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 11:10:44.56 ID:px8omPw+o
EXスキルワロタww
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 12:25:56.60 ID:qlrYMFThO
夜の穿牙突で下の口がバーンショットか
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/30(日) 14:40:19.64 ID:hRFs23MVO
乙ー
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 19:10:34.37 ID:ytYbn/x0O
ラグナロク、教会になったのか…
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 19:58:29.02 ID:uWdeGRfko
人生の終焉場であるわけだしな
現にゼロにとってはレプリロイド生の墓場
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 20:27:18.82 ID:4K+idjvgO
もう半分はマーティーかな
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/30(日) 20:45:30.22 ID:3sWsFzQ3o
もしかしてこの世界の人間、デコイなんじゃねーか?
69 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/31(月) 00:39:33.64 ID:CZ11AV670
ラグナロク教会
その昔流星群が発生し教会建設予定地に巨大な牙のような物が墜ちてきた。
神父はそれを神からの贈り物と言い張り教会のシンボルにした。
牙に書かれていたラグナロクから名前を取った。
この街の殆どはここで結婚式を挙げる。
近くには異様に長い螺旋階段が有名なホタルニクス博物館がある。
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/08/31(月) 00:40:22.42 ID:CZ11AV670
遠征海域
金剛「今のところ何もアクシデントはないデース」
比叡「はい!金剛お姉さま」
榛名「しかし、これはなんですか?」
武器弾薬輸送船「…」
霧島「提督が制作した試作型武器弾薬輸送船です。旗艦である金剛姉様についていくようになっています」
島風「連装砲ちゃんみたく可愛いのがいいのに」
金剛「どうせならティーセットを入れたかったデース」
比叡「流石金剛お姉さま!戦場でも優雅さを忘れないなんて」
金剛「偉い人が言ってました。戦場では常に優雅たれ、とデース」
武器弾薬輸送船「…」
71 :
◆TVL/mUIGHbiS
[saga]:2015/08/31(月) 00:41:08.53 ID:CZ11AV670
鎮守府 入口
「おはようございます!エクスプレス運送です」ヨロヨロ
あきつ丸「お疲れ様であります。エール殿重そうですね」
「今回のは特大ですね。ゼロさん宛の荷物です」
あきつ丸「ゼロ殿にですか?はい。サイン」カキカキ
「ありがとうございます。これからもエクスプレス運送をお願いします!」
あきつ丸「うぐぅ…重いであります。人でも入っているでありますか?あぁっと!」ガチャッ!
「えっと…」
バスターガン<…
あきつ丸「ドライヤーでありますか?」
バスターガン<ソウダヨ
あきつ丸「ゼロ殿は長髪でありますからね(震え声)」
電「…です」バチ!
あきつ丸「電殿どうしたでありますか?」
電「なのです!」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
あきつ丸「ぬわあああああぁぁ!」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/31(月) 04:29:16.45 ID:T/hqCRI0O
電ちゃんが暴走してる!乙ー
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/31(月) 08:17:39.83 ID:o1Vvu/COO
漏電か
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/31(月) 09:26:15.42 ID:9bo6J5M+o
お漏らしですか!?
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/01(火) 13:04:08.69 ID:6CyRczlQo
>>67
武器も同系統だしな
76 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/04(金) 11:59:41.43 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 執務室
朝潮「司令官大変です!電さんが暴走しています」
提督「電が暴走?」
朝潮「既に何名かが電さんの電撃で動けなくなっています」
提督「電が電撃?どういう事」
朝潮「私にも解りません」
提督「私も行くわ」
77 :
◆J1uqY4ZuttsS
[sage]:2015/09/04(金) 12:07:19.33 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 食堂
暁 「どうしたのよ!私が解らないの?」
雷 「お願い正気に戻って」
響 「電のプリン食べてのは私だ。だが、私は謝らない」
電 「…なのです!」ビリビリ!
響 「あばばばば!」
暁 「挑発してどうするのよ」
電 「プリンを食べた罪は重いのです」ポロポロ
バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
雷 「大変!大きいのが来るわよ」
長門「私に任せろ!」タッタッタッタ!
暁 「長門さん!」
長門「目の前に泣いている駆逐艦がいれば…」
「抱きしめるが私だ!」ダキッ!
電 「…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
長門「いぐっ!」バタン!
暁 「長門さんが死んだ!」
雷 「この人でなし!」
響 「長門さんの犠牲を無駄に出来ない。逃げよう」
78 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/04(金) 12:08:50.80 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 入口
提督「あきつ丸。大丈夫?」
あきつ丸「少し痺れますが大丈夫であります」
提督「何があったの?」
あきつ丸「ゼロ殿の荷物を運んで来たら電殿が電撃を飛ばしてきて」
提督「電撃を…本当に電撃で攻撃するのね」
あきつ丸「どうしますか?」
提督「勿論。電を止めるわ」
あきつ丸「了解であります!」
北方「これなんだろ?」ヒョイッ!
荷物<ガラガラ
北方「大きな人形かな?忍者みたい。手紙だ」
手紙「彼は味方です。首にケーブルを繋げてください」
北方「…よめない。首にケーブル?」
79 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/04(金) 12:09:34.88 ID:Iq3sCZ2B0
遠征海域
金剛「ところで比叡はゼロの事をどう思っているのデース?」
比叡「え…ゼロさんをですか」
霧島「比叡姉様は気付いていないかもしれませんが無意識に目で追っていましたよ」
比叡「えぇ!そんな事は…」
金剛「競争率がハイですから直ぐにモーションかけないとダメね」
島風「私はゼロが好きだよ」
金剛「おう!島風大胆ね」
島風「だってゼロは私よりも速いもん」
榛名「…」
金剛「榛名黙ってどうしたね?」
榛名「あ…ごめんなさい。私はゼロさんとあまり話した事が無くて」
霧島「確かにゆっくりと話した機会がありませんでしたね」
比叡「私は部隊で一緒になりましたけど」
島風「またゼロとかけっこしたいなー」
金剛「決心しました!この調査が終わったらゼロをティーパーティに誘うでのデース!」
比叡「流石金剛お姉様!私達姉妹の為に企画してくれるなんて」
榛名(演習で斬られた恐怖を払拭するチャンスです)
霧島「ゼロさんのデータ収集のいい機会です」
金剛「では、調査を終わらせて提督にナデナデしてもらってティーパーティを開くね」
80 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/04(金) 12:10:16.08 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 廊下
伊19「イクノ…イグノ…」ピクピク
天龍「この…てんりゅぅ…ひゃまが」ビクン!ビクン!
武蔵「…私も…女…だということか」ピクピク
早霜「…はぁ…はぁ…ひぐ…」ビクン!ビクン!
提督「ヒドイ」
あきつ丸「これはヒドイであります」
提督「応援を呼ばないと…西門!」
ドア<バタン!
西門「うーむー」ジタバ!
妙高「如何なさいました?」ハイライトオフ
羽黒「びっくりするじゃないですか?」ハイライトオフ
提督「…」
西門(助けて!)ガタガタ!
ドア<カチャッ…
あきつ丸「提督殿?」
提督「あっちも修羅場だった」
81 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/04(金) 12:11:18.71 ID:Iq3sCZ2B0
工廠
レヴィアタン「ふーん。私のお母さんはマーティってレプリロイドだったのね」
妖精X「うん…そうだよ」
レヴィアタン「海賊のボスとイレギュラーハンターが恋に落ちていいの?」
妖精X「最初はレスキューレプリロイドだったから」
レヴィアタン「ねえ、お母さんになんて言ってDNAデータ貰ったの?」
妖精X「…」
レヴィアタン「恋人だったらプレゼントとかあげたの?」
妖精X(だから、馴れ初め話すの嫌だったのに…)
妖精1「朝まで尋問だったのです」
妖精2「子どもに馴れ初め話すほど恥ずかしい事は無いよな」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/04(金) 12:26:37.32 ID:1pmXoz0Ro
しかしそうなると、エックスさんは後3人やってる事に…
英雄色好むというし、仕方ないね(白目
残り3人は自分のアーマーと自分のDNAだけ作ったんだろうか
ファルコン、ガイア、シャドー辺り、それなんて○ナニー?
流石は無限の可能性を秘めたレプリロイド
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/05(土) 12:32:03.65 ID:ZDGSLXCFO
乙ー
84 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/05(土) 15:12:58.22 ID:hY8yoX9c0
遠征海域
金剛「提督から貰った大切な艤装が…」中破!!
比叡「金剛お姉様!撤退しましょう」ドォーン!
島風「速くて当たらないよ」ドォン!
泊地「…ふん」ヒュン!
霧島「なぜ姫級がこんなところに…」ドォーン!
榛名「砲撃当たって!」ドォーン!
金剛「残念ですが撤退デース」
泊地「私はイライラしているんだ。住処を追われた恨み…貴様らで晴らしてやる」チャキッ!
金剛「シット!八つ当たりで沈むのはごめんデース」
泊地「沈め!」ドオーーン!
榛名「足が…動けない」大破!!!
泊地「止めだ」ドオーーン!
金剛「NO!榛名ーーー!」
榛名「これが運命だというのなら…受け入れます」
85 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/05(土) 15:13:44.96 ID:hY8yoX9c0
鎮守府
電 「響…どこにいるのです」
バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
響 「…」
電 「みーつーたーのーです」
バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
響 「ひぃ!」
提督「見つけたわよ!」
響 「うわぁー怖かったよぉ」
電 「…司令官さん」
提督「電いい子だから落ち着いてね」
電 「…」
提督「あなたは優しい子よ。だから…」
電 「…優しいだけじゃ駄目なのです!」
提督「電」
電 「強くならないと駄目なのです!」ポロポロ
バチ!バチ!バチン!ビリビリ!
提督「きゃっ」
あきつ丸「提督殿!」
提督「…大丈夫よ。私が電を止めるわ」
あきつ丸「しかし…」
提督「家族が女の子が泣いているのよ。私が動かなくてどうするのよ!」
??「成程。素晴らしい考えの持ち主だ」
提督「…あなたは?」
ファントム「拙者はファントム。アルエット様の命令によりゼロの助太刀に参った」
86 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/05(土) 15:16:16.31 ID:hY8yoX9c0
遠征海域
榛名「…あれ?榛名は大丈夫…です」
ゼロ「…」
榛名「どうしてここに?」
ゼロ「その話は後だ。皆と撤退しろ」
泊地「私の一撃を防ぐとはな」
ゼロ「…榛名」
榛名「えっと…なんでしょう」
ゼロ「そんな運命…簡単に受け入れるな。」
榛名「…」
ゼロ「抗い続けろ」
榛名「…はい」
金剛「榛名を助けてくれてサンクスデース」
ゼロ「オレの入っていた武器弾薬輸送船に榛名を乗せろ。あれは負傷者搬送にも使える」
泊地「話は済んだか?」
ゼロ「待っていたのか?律儀な奴だ」
泊地「貴様を殺してからゆっくりと殺す」
ゼロ「それは無理だ。お前はオレに勝てない」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/06(日) 04:04:41.97 ID:zNZxwUfPO
乙ー
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/06(日) 05:24:17.59 ID:9hoK8JHSO
泊地さん待って。その人攻撃したら姫級を何人敵に回すと……
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