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榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」
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317 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 01:18:29.94 ID:fzTkyyfR0
〜翌日〜
ヲ級「ヲ……呼バレタカラ来テミタケド、ドウシタノ?」
榛名「いらっしゃいヲ級ちゃん。まあ、説明することは山ほどありますが面倒なのでとりあえずこのメガネを掛けてください」つメガネ
ヲ級「……」スチャ
榛名「で、後はここをこうしてああすればーーーー」
榛名「ーーーー出来ました」
榛名「はいヲ級ちゃん。鏡を見てみてください」
ヲ級「……?」クルッ
ヲ級「……!?」
318 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 01:42:20.48 ID:fzTkyyfR0
ヲ級「……誰?」
榛名「ヲ級ちゃんですよ。鏡を見てるんだから当たり前じゃないですか」
ヲ級「デモ、帽子無イシ」
榛名「無いですね」
ヲ級「肌モ肌色ダシ……」
榛名「肌色ですね」
ヲ級「ドコカラドウ見テモ、人間ノ女ノ子」
榛名「そうですね。まあ実際には人ではなく艦娘と同じ容姿になっているそうですが艤装を展開してなければ区別はつきませんしね」
榛名「何はともあれ、これでヲ級ちゃんが街に出ても騒ぎにはならないでしょう。思う存分、提督と出掛けられますね」
ヲ級「……!」
榛名「ちょうど明日の午後は提督も時間が空いています。デートでドキドキさせて一気に距離を縮めましょう!」
319 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 01:47:43.69 ID:fzTkyyfR0
今回はここまで。次回、ヲ級ちゃんデート回!(前回も同じようなこと言った)
しかしネタが無い。ヲ級ちゃんのデートは構想が決まったけど本格的にネタが無い。というわけでネタをください。なんかそれっぽい話題を提供してくれるだけでいいのでお願いします。ただ艦娘の指定はこちらの都合によりご期待に添えない場合があります
では次回は明日……来れることを祈っていてください
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 01:54:16.39 ID:HzsW/DJZO
乙
艦娘指定駄目なら深海勢出そうぜ
わるさめちゃんとかほっぽちゃんとか(ロリコン並感)
ヲ級が心配だから尾行してるみたいな感じでさ
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 06:56:50.54 ID:4ionVwtro
乙です
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 06:59:24.18 ID:Q6t9zXyDO
ヲ級に対してヤンデレ気味でデートの後をつけてくるとか
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 11:28:20.71 ID:JfUlI3LOo
待ってた
乙です
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 03:33:59.34 ID:795nSjAc0
乙乙
久しぶりだったから前のも通して読み直したけどチューしてた大鳳と異動してきた磯風はヒロインではないの?
それから舞鶴へ行った愛宕さんが忘れられている気がする…
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sag]:2016/10/10(月) 21:51:00.96 ID:rG3vXxBDO
明日来るのを祈っていたら一週間たったな
326 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2016/11/09(水) 23:38:00.97 ID:n9dXP3gs0
生存報告
時差ボケで尋常じゃなく眠いのでもう1日待っててください
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/25(金) 20:41:38.45 ID:kaYnvqDY0
1日が長いなwwwww
328 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:24:54.24 ID:Hhs3fcxU0
帰ってきたよ!色々報告もありますが、まずは前回の続きを投下したいと思います
329 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:27:06.79 ID:Hhs3fcxU0
ヲ級「榛名に言われた通り、駅前に来てみたけど……」キョロキョロ
オイアノコミテミロヨマジカワイクネ? アイドルミターイ アイドル!? ヤセンー! フタリトモウルサイデスヨ
ヲ級(な、何だか凄く見られてる気がする……!)
ヲ級「ど、どこか変ナノカナ――――ット、とと」
ヲ級(危ない危ない。発音にはちゃんと気をつけないと私が深海棲艦だってバレちゃう)
榛名『いいですか。ヲ級ちゃんに敵対の意志が無くてもあなたは人間にとって敵なのです。もし変装して街にいることがバレたら――――』
ヲ級『バレタラ?』
榛名『ホカーク、ジッケーン、バラバーラ、グッバイ!……みたいな感じになります』
ヲ級『ヲッ!?』
330 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:27:59.06 ID:Hhs3fcxU0
ヲ級「…………」ブルッ
ヲ級「と、とにかく気をつけないと」
提督「もし、そこのお嬢さん」
ヲ級「ヲッ!?……じゃなくて、はい。なんでしょう」クルッ
ヲ級「ヲ」
提督「榛名が言っていた客というのはキミで会って――――」ピタッ
提督「……」ジー
ヲ級(な、なんだか凄い見つめられてる……)
提督「……赤いフレームのメガネ、探偵感溢れるチェックのハンチング帽。そして目印代わりの首元から掛けている懐中時計。うん、間違いなく榛名が言ってた奴だな」
ヲ級(よ、良かった。ただ確認してただけみた――――)
提督「――――で、どういうことか説明してもらえるか?ヲ級」
ヲ級「モウバレタ!?」
提督「いや、当たり前だろ。全体的に人間になってるけど、顔の造りとか体格とか基本的な要素は変わってないし」
ヲ級「ヲゥッ!」グサグサ
提督「……気づいてなかったのか。まあいいや、とりあえずさっさと移動しよう。人が多すぎておちおち話も出来ない」グイッ
ヲ級「あ……」
ヲ級(提督の手……あったかい……)///
331 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:28:42.43 ID:Hhs3fcxU0
提督「……ん。一応、だいたいの事情はわかった」
提督「つまり、ゲームやらアニメやらマンガやらで陸に興味が湧いたお前が榛名に相談した結果、その明石製の偽装メガネで変装して出掛けることになったと。で、俺はお前のフォロー役をしつつ、何か問題を起こさないように監視する役目と」
ヲ級「そ、そうなの」
ヲ級(いくら何でも提督とデートしたかったって言う訳にはいかないし、事前に設定を考えておいてよかった……)
提督「……はあ。お前ら、せめて俺に一言くらい相談しろよ」
ヲ級「ご、ごめんなさい」シュン
提督「まあ過ぎたことだしもう気にしないが。そういうことならとりあえず街を適当に歩き回ってみるか。それとも、どこか行きたい所とかあるか?」
ヲ級「提督に任せる」
提督「よし、じゃあ――――」
332 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:29:12.71 ID:Hhs3fcxU0
〜いつものショッピングモール〜
提督「さて、まずはどこに行こうか。服とか……は別にいいか。それ、似合ってるしな」
ヲ級「そ、そう?可愛い、かな?」テレテレ
提督「ああ、可愛い可愛い。いやマジで」
ヲ級「〜〜〜〜!」///
ヲ級(ありがとう榛名……本当にありがとう)
提督「本屋とかなら多少は親しみもあるし……うむ。まずは本屋に行ってみるか」
提督「ほら、行くぞヲ級」
ヲ級「う、うん!」タタッ
333 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:29:51.07 ID:Hhs3fcxU0
ヲ級「マンガがいっぱいで幸せだった……」ポワポワ
提督「お前そんなにマンガ好きだったっけ?」
ヲ級「マンガだけじゃなくて、アニメもゲームも好き。海は娯楽が少ないから」
提督「あー、そうだろうな。なら数冊買えば良かったのに」
ヲ級「お金持ってない」
提督「……そりゃそうか。まあマンガの数冊くらいなら買ってやっても――――」
ヲ級「本当!?」ズイッ
提督「あ、ああ。荷物になるし、出る時にもう一回本屋に寄るか」
ヲ級「ヲ!」
334 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:31:27.73 ID:Hhs3fcxU0
提督「何か見たいやつあるか?」
ヲ級「これ、とか」ユビサシ
提督「……ガチな恋愛物か」
ヲ級「ダメ?」
ヲ級(榛名曰く、恋愛映画は男女の関係を縮める必殺兵器。貸してもらったマンガでもそういう描写があった)
ヲ級(つまりこれで提督といい雰囲気に……私、かしこい!)
提督「あんま趣味じゃないんだが……仕方ないか」
335 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:31:58.07 ID:Hhs3fcxU0
ヲ級「面白かった!」
提督「そうだな。結構楽しく観れた」
ヲ級「外国から帰ってきたヒロインが主人公からの告白を涙ながらに断るところで思わず泣きそうになっちゃった……」
提督「その後のヒロインのお姉ちゃんの胸の中で号泣するシーンは胸にくるものがあったな」
ヲ級 コクコク
提督「何にせよ映画を楽しんでもらえたようで何よりだ。もうそろそろ昼時だし、どっかで飯食って本屋で買い物したらここ出るか。その後は商店街の方に繰り出してみる感じでいいか?」
ヲ級「お昼ご飯……」グー
提督「……とりあえず早急にどこで飯食うか考えるか」
ヲ級「ヲ……」///
336 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:32:56.57 ID:Hhs3fcxU0
〜商店街にて〜
ヲ級「ヲ……人がいっぱい……!」
提督「近くにデカいショッピングモールがある割りにここの商店街は人気だからな。うちの鎮守府もよくお世話になってる」
ヲ級「提督、あれ何?」ユビサシ
提督「ん?ああ、あれはジャック・オー・ランターンだな。ハロウィンの飾り付けの一つで、カボチャの中身を刳り貫いて作る。まあ流石に本物のカボチャを使うと色々マズイからそこら辺で飾ってるのはプラスチック製だけど」
ヲ級「ハロウィン?」
提督「知らないか?秋頃にあるイベントで、子供が仮装して『トリックオアトリート』と言ってお菓子をもらうんだよ」
ヲ級「楽しそう……」
提督「うちでも毎年、駆逐艦たちをメインにやってるんだが……」
ヲ級「……」ジー
提督「いくらなんでもお前を参加させるのは無理だからな」
ヲ級「ヲゥ……」シュン
提督「……その代わり、今日ここで思う存分ハロウィンを満喫しようぜ。丁度、それっぽいイベントもいくつかやってるみたいだし」
ヲ級「……!」ガバッ
ヲ級「うん!」
提督「じゃ、まずはそこの駄菓子屋でお菓子を貰ってくるか」
337 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:34:04.25 ID:Hhs3fcxU0
〜そして夜になり〜
ヲ級「ハロウィン、楽しかった……」
提督「まさかあのジャイアントパンプキンロボが本当に動くとはな。開発者のメロン=ドラ・ムカン博士はいったい何者なんだ……」
ヲ級「お菓子もいっぱい貰えた。美味しかった!」
提督「満足してもらえたなら良かった。んじゃ、もう辺りも真っ暗だし、そろそろ解散にするか」
ヲ級「あ……」
提督「ん?」
ヲ級「あ、えっと、な、何でもない」
ヲ級(今日は本当に楽しかった。提督と色んな所に行って、いっぱい仲良くなれた)
ヲ級(だから――――)
ヲ級「また、一緒に遊んでくれる?」
提督「もちろん。また、一緒に遊びに行こう」
ヲ級「……」
ヲ級「うん。それじゃあ提督、また今度!」ニコッ
ヲ級(――――今日は無理でもいつか、あなたに想いを伝えられますように)
338 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 01:49:19.39 ID:Hhs3fcxU0
ヲ級ちゃんデート回終了。ヲ級ちゃんの口調に気をつけながら書くのは難しかったよ……
さて、謝罪と共に報告したいことがいくつかありますので、んなもん興味無い、という方は読み飛ばしてください
それではまずは謝罪を。ほぼ二ヶ月近く放置していて、そして今年ほとんど更新できなくてすみませんでした
放置の理由は色々あるのですが、一番大きいものを一言でまとめると『しばらく日本から出たくない』です
更新頻度に関しては、一応わずかですが書き溜めをしたので数回はなんとかなりそうです。しかしネタ不足は深刻なのでアイデア募集は続行します
そしてそのアイデア募集について改めて説明を。
募集の範囲は『既に登場した艦娘』に限らせて頂きます。これ以上新艦娘を増やすと
>>1
の腕では捌ききれないと判断したためです。また、深海勢は設定上難しいのと、既に出番が決まってる子もいるので不可とさせてください
提供して頂いたネタは随時執筆する予定ですが、基本はヒロイン化している子のネタを優先的に書きます
また、シチュエーションのみでの要望でも結構です。その場合
>>1
が独断と偏見と好みで選んだ艦娘で書かせて頂きます
その他、何か質問がありましたらレスしてください
339 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 02:01:59.83 ID:Hhs3fcxU0
そして明日(というかもう今日)はクリスマスイヴです。画面の向こうの皆様はおそらく素敵な予定があると思いますが、今年も家で引きこもってるだけの
>>1
は時間があるので今年も特別イベントを書きます
またとっくに過ぎましたが、このシリーズの二周年を記念して明日、クリスマス当日にもイベントを投下したいと思います
出演艦娘はいつも通りコンマ判定で決めます
以下の艦娘から好きな娘を選んでください
@鈴谷、如月、能代、大鳳 ……☆0
A山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火、夕立、加賀 ……☆1
Bヤミナ ……☆2
@の子は01〜80までのゾロ目以外、Aの子は81〜98までのゾロ目以外、Bの子はゾロ目です
イヴの範囲は↓10まで。クリスマスの範囲は更にそこから↓10までです。この範囲内で決まらなかった場合、イヴは↓21から↓25まで、クリスマスは↓26から↓30までで@のヒロインの中から多数決を取ります
>>324
読み直してきたら大鳳は確かにヒロインになってました。
>>1
のミスです。すみません
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/24(土) 03:39:25.68 ID:3IA4ieWA0
大鳳
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/24(土) 05:24:49.92 ID:ooHe//oBO
秋月
342 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 05:55:49.84 ID:Hhs3fcxU0
よく考えたら一発目で決まったらその先9レス付くまで次のが開始出来ないですね
というわけでクリスマスのコンマ判定はここから↓10まででお願いします。また、イヴのイベントは大鳳に決定しましたので大鳳もAに移動します
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/24(土) 09:41:19.84 ID:QYFHkFOuO
秋月
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/24(土) 10:28:53.09 ID:qSbgv8u80
瑞鳳
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/24(土) 18:45:46.22 ID:CsrGzk09o
加賀
346 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 23:37:36.31 ID:Hhs3fcxU0
ジョジョのアニメは終わってしまいましたがこのスレは終わりません
というわけでクリスマスイブ特別イベント、ヒロインは大鳳
投下開始します
347 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 23:49:38.89 ID:Hhs3fcxU0
〜クリスマスイブの商店街〜
提督「寒い重い早く帰りたい」ズーン
大鳳「はいはい、後は酒屋さんでお酒を買ったら終わりですから、もうちょっと頑張ってね」
提督「まさかあんだけ用意してた料理と酒が足りなくなるとはな……」
大鳳「本当に山のような量があったのにね」
提督「赤城の奴どう考えても自分の体積の3倍くらい食ってるだろ」
大鳳「く、空母は燃費が悪いから仕方ないんじゃないかしら」フイッ
提督「他人事みたいに言ってるがお前も食い過ぎだからな大鳳」
大鳳「ううっ……」///
提督「つーか赤城はなんとなく大食いっぽい感じだが、お前が摂取した栄養はどこへ……」ジー
大鳳「提督?どこを見て言ってるのかしら?」ニコッ
提督「さて、酒屋はここの角を右だったかな?」
大鳳「誤魔化そうとしても無駄ですよ」
大鳳(私だって少しは育って……る訳ないわよね。艦娘だし)ズーン
348 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/24(土) 23:57:31.95 ID:Hhs3fcxU0
提督「にしてもなんか懐かしいな」
大鳳「?」
提督「いや、そういえば去年もこの季節にお前と二人で買い出しにきたなって」
大鳳「ええ、そんなこともあったわね」
提督「いやーあの時は驚いたなー。まさかいきなり唇を奪われ――――」
大鳳「こ、この話はもうおしまい!ほ、ほらもうそろそろ酒屋さんに着くわよ」///
提督「照れる大鳳は可愛いなあ」
大鳳「……提督がいじめるって榛名に言いつけるわよ」
提督「ごめんなさいやめてください死んでしまいます」
349 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 00:18:40.33 ID:n1o0wmX50
〜買い物終了〜
提督「さて、買うもの買ったしさっさと帰るか」
大鳳「あ、ちょっと待って」
提督「? 何か用事でもあるのか?」
大鳳「ええっと、特別そういう訳ではないのだけど……少し、街を見て回りたいな、なんて」
大鳳「ダメ、かしら?」
提督「……あんまり時間は取れないぞ。待たせすぎて赤城が暴走したりしたら洒落にならん」
大鳳「提督――――」
提督「まあ俺もこういう雰囲気は嫌いじゃないしな。この寒空の中買い出しに行ったご褒美くらいあってしかるべきだろ」
大鳳「――――ありがとう」クスッ
350 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 00:38:51.01 ID:n1o0wmX50
提督「相変わらずデカイなここのツリー」
大鳳「そうね。でも、私は鎮守府のツリーも素敵だと思うわ」
提督「俺もそう思うが、やっぱこの迫力は凄いって」
大鳳「なら、来年は大きいのを飾ればいいんじゃないかしら」
提督「……予算が足りればな」
351 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 00:47:30.10 ID:n1o0wmX50
提督「流石にこの時間帯だともうケーキは売り切れてるか。余ってるなら買ってこうと思ってたんだが」
大鳳「うちには提督や漣が作ったのが大量にあるじゃない」
提督「そりゃそうだけど、どうしてもプロが作ったのには劣るんだよなぁ」
大鳳「そう?私は、提督が作ったのもお店で買ったのもどっちも美味しいと思うけど」
提督「いや、クリームもスポンジも、微妙に届かないんだよ。こればっかりは趣味で作ってる人間とそれを仕事にしてる人間の差なんだろうな」
大鳳「……個人的な意見を言わせてもらえば、私は提督の作るケーキの方が好きよ」
提督「それはどうも。そう言ってもらえるなら作ってる甲斐があるよ」
352 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 01:18:34.60 ID:n1o0wmX50
〜街を巡って〜
提督「で、どうだった?」
大鳳「とても楽しかったわ。ありがとう、提督」
提督「ああいや、そうじゃなくて」
大鳳「?」
提督「『――――お前の周りにある顔を見てみろ。幸せそうに見えたなら、きっとお前は『行動する』って選択は間違っちゃいない。お前は、誰かの役に立ててるって胸を張れ』」
大鳳「――――」ドキッ
大鳳「――――覚えてたのね」クスッ
提督「たった一年前のことだからな」
353 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 01:32:27.59 ID:n1o0wmX50
提督「……確かめてたんだろ。自分が、胸を張れるかどうか」
大鳳「ええ、そう」
不思議な人だ。恋愛がらみのことに関しては呆れるくらい鈍いのに、それ以外のところではまるで心を見透かせるかのように鋭い
一年前も、今も。変わらず私の心の奥深くに触れてくる
提督「で、どうだった?」
大鳳「――――みんな、幸せそうだった」
仲良く手を繋いで歩く家族連れ。稼ぎ時を逃さないように大声で客引きをする店員。そして、身を寄せ合うように笑いあう恋人たち
みんなみんな、幸せそうだった
大鳳「だから、私は胸を張って言うわ。『私の一年は、間違えていなかった』って」
でも、一つだけ
やり残したことが、まだある
大鳳「提督」
提督「ん?」
大鳳「嫌なら、避けてね」グイッ
提督「!?」
チュッ
提督「た、大鳳?急に何して――――」
大鳳「今年のは、お礼じゃないから」タタッ
提督「あ。おい、ちょっと待て!」タタッ
――――みんなを幸せに出来たのだから
次は、自分を幸せにしてみても、いいわよね――――
354 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 01:34:10.65 ID:n1o0wmX50
〜提督の脳の一部が、拡張されました〜
対象:大鳳
恋愛度:☆1
状態:気づかない程度の想い
355 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 01:36:06.17 ID:n1o0wmX50
イブ特別イベント終了。大鳳は丁寧語と普通の口調が混ざるので書くの難しいです
次は今日の夜に秋月のイベントを投稿予定。お楽しみに
艦これ全然関係ないですが秋アニメの中では灼熱の卓球娘が今のところ一番面白かったです
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/25(日) 11:30:16.38 ID:RGKPdRtco
乙です
357 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/25(日) 23:59:53.54 ID:n1o0wmX50
ギリギリセーフ!セーフです!
投下開始します
358 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 00:15:17.73 ID:DQX0TTLY0
〜クリスマスの鎮守府〜
秋月「司令ー。起きてくださーい」ユサユサ
提督「あ、あと三十分」
秋月「朝ごはんの時間終わっちゃいますよー?」
提督「自分で作るからいい……」
秋月「……どうしても起きる気がないんですね?」ハア
提督「くー……すー……」
秋月「なら、秋月にも考えがあります」
359 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 00:38:11.15 ID:DQX0TTLY0
〜一時間後〜
提督「……ん」ガバッ
提督「ん〜〜〜!よく寝たな――――ッ!?」
秋月「あ、起きましたか?司令」
提督「あ、秋月!?なんでここに!?つーかなんで布団の中に!?」
秋月「何度起こしても起きないので、いっそ一緒に寝てしまおうかと。お仕事もお休みですし」
提督「だからって男の布団に軽々しく入るなよ!?俺はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ!」
秋月「私も司令に育てられた覚えはないです」
提督「お前が生まれた時から一緒にいるのに!?」
秋月「へ、変な言い方しないでください!」
360 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 00:52:29.46 ID:DQX0TTLY0
提督「まあいいや。バカなこと言ってないで朝飯にしよう」スクッ
秋月「あ、それなら今朝は秋月に任せて頂けませんか?」
提督「マジか。じゃあよろしく頼む」
秋月「はい!秋月、精一杯頑張ります!」ビシッ タタッ
提督「……秋月の料理か。麦飯あったっけ?」
361 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 01:17:47.03 ID:DQX0TTLY0
〜少女料理中〜
ヤミナ「なうろーでぃんぐです!」
〜料理終了〜
秋月「お待たせしました」
提督「いや、言うほど待ってないぞ」トントン
秋月「あれ?今年はもうお仕事はお休みだったんじゃ……」
提督「細かい書類整理くらいはあるんだなこれが。まあ本当に細かいのばっかだからもう終わったけどな……さて、食べようぜ」
秋月「はい。今日の朝ご飯は銀シャリと焼き鮭、卵焼き、味噌汁、あと沢庵です」
提督「秋月にしては朝から豪勢だな。いや、俺としてはありがたいんだが」
秋月「秋月も成長してるんです。節制は確かに大切ですけど、この豊かな時代にそこまで徹底するのも逆に窮屈になってしまいますから」
提督「なるほど。じゃあ成長した秋月の料理の腕も見せてもらおうか。いただきます」
秋月「召し上がれ」
362 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 01:35:09.99 ID:DQX0TTLY0
〜食事終了〜
提督「ふう。ご馳走様」
秋月「お粗末さまでした。その、どうでしたか?」
提督「美味かったよ」
秋月「そうですか……良かった」ニコッ
提督「しっかし今日はこれからどうしようか。仕事は無いし、どっか出掛けるのもなあ。昨日大鳳と――――」
秋月「司令?どうしたんです?お顔が赤いようですけど――――」
提督「い、いや何でもない」///
秋月「?」
363 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 01:42:28.34 ID:DQX0TTLY0
提督「ゴホン。そんなことよりこれからの予定だ。秋月は今日ヒマ……なんだよな?」
秋月「ええ。駆逐艦の子たちはもう出掛けてしまったようですし」
提督「……悪いな。俺が起きなかったせいで残らせちまって」
秋月「気にしなくていいですよ。元々秋月は出掛けるつもりはなかったですから」
提督「そうなのか?」
秋月「はい。昨日いっぱいはしゃいだら少し疲れてしまいました」エヘヘ
提督「そうか。なら今日は鎮守府でゆっくりするかな」
秋月「いいですね。今日は天気もいいですし、お昼寝したら気持ちよさそうです」
提督「あとはそうだな……久しぶりに遊戯室で遊ぶのもアリか」
364 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 01:59:25.33 ID:DQX0TTLY0
〜で、その後〜
提督「ふう遊んだ遊んだ。テニスコートまであるとかここ絶対鎮守府じゃないな」
秋月「ゆっくりするって言ったのに結局運動しちゃいましたね」
提督「スポーツで身体を動かすことは滅多にないしたまにはいいだろ?」
秋月「そうですね。新鮮で楽しかったです」
提督「流石に一日中ってのはキツイし、午後からはあまり身体を使わないのにするか。ゲームとか」
秋月「最近は漣に貸してもらっているので結構得意なんですよ、ゲーム」
提督「……それは初耳だな。一応聞いておくが、健全なやつだよな」
秋月「? 普通のアクションゲームですけど」
提督「ああ、ならいいんだ」
提督(あいつならうっかりエロゲ貸しかねないからな。KeyとかCircusならともかく型月とかニトロなんて秋月にやらせたらトラウマになる)
秋月「それにしても司令」
提督「ん?なんだ?」
秋月「……全然減りませんね。これ」
>昨日余った大量のケーキ
提督「……正直、作りすぎたと後悔してる」
365 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 02:13:08.15 ID:DQX0TTLY0
秋月「司令張り切ってましたもんね」
提督「どうせ一航戦が食い尽くすだろと思ってたからなあ。まさかあの2人があっさり飲みつぶれるとは」
秋月「元はと言えば司令が度の強いお酒を買ってきたのが原因だったんじゃ……」
提督「ちょっとしたジョークのつもりだったんだよ。本当に飲むとは思わなかったんだ」
秋月「確か去年も同じようなことを言ってパルスイート入りのコーヒーを漣に飲ませて怒られていた気が……」
提督「うっ」
秋月「一昨年はデスソースシュークリームを榛名に食べさせて――――」
提督「その先はやめてくれ。思い出したくない」ブルッ
秋月「もう。ちゃんと反省しないから同じ過ちを繰り返すんですよ?」
提督「反省はするんだけど己が内にある悪戯心を抑えられないんだなこれが」
366 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 02:25:41.92 ID:DQX0TTLY0
提督「そういや去年も一昨年も、この時期に秋月と一緒に過ごした記憶が」
秋月「そういえばそうですね。確かに、クリスマスの前後は司令との思い出があります」
提督「最近見ないけどあのハリセンってどうしたんだ?」
秋月「一週間前に司令にツッコミを入れたときに少し破れてしまったので、引き出しに仕舞ってあります」
提督「そんじゃ今度新しいの買いに行くか」
秋月「はい――――って、どうせならもう少し女の子っぽいものがいいです」
提督「でも必要だろ?ハリセン」
秋月「無くてもツッコミは出来ますよ」
提督「それもそうか。ま、何はともあれ秋月と過ごす冬も3年目だ。来年もまたこうしていられるといいな」
秋月「来年だけじゃ嫌です」
提督「ん?」
秋月「来年も再来年も、その次も。出来ることならずっと、一緒にいたいです」
提督「――――ああ、そうだな。来年も再来年も、その先もずっと一緒だ」
秋月(そして、出来ることなら)
秋月(いつかは、もっと近くに――――)
367 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/12/26(月) 02:30:13.85 ID:DQX0TTLY0
秋月イベント終了。いつも通りの尻すぼみっぷり。いつもオチがやっつけでごめんなさい
次回は明後日。火曜日の夜に来ます。駆逐艦回です
劇場版艦これ、面白かったんですがあれどう考えても吹雪じゃなくて睦月が主人公だと思います。あと川内さんテライケメンでしたね
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/26(月) 09:02:27.15 ID:cR0O8VTbO
乙
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/26(月) 09:55:38.25 ID:m3SOeAnOo
乙です
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/27(火) 15:08:43.16 ID:ubLBkt5VO
乙
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/31(土) 20:13:21.86 ID:1/hTDhmU0
明後日がまだ来ない
372 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/01/01(日) 00:01:11.86 ID:Cz4//dlN0
あけましておめでとうございます
今年もこのスレッドをよろしくお願いします
謝罪と本編はあと数分待ってネ
373 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/01/01(日) 00:17:07.53 ID:Cz4//dlN0
〜新年あけましておめでとう〜
提督「あけましておめでとう」
榛名「今年もよろしくお願いします」
提督「この挨拶も今年で三年目か」
榛名「感慨深いですね」
提督「そうだな。始めた当初はまさかこんなに長く続くとは思わなかったからな」
榛名「なお時間とスレ数が釣り合ってないようなのですが」
提督「おっと
>>1
の心はガラスだぞ」
榛名「今年こそはきちんと完結目指して頑張りましょう」
提督「いや、正直今年は去年一昨年とは比較にならないくらい忙しそ――――」
榛名「年度明け!年度明けまではセーフですから!」
提督「まあしばらくは更新頻度を安定させつつ、終わりに向けて進む準備をしていく予定ではあるらしい」
榛名「それいつも言ってますよね」
提督「せやな」
「二人ともー!そろそろ初詣行くよー!」
提督「っとと、もうそんな時間か」
榛名「それでは榛名が締めの挨拶を――――未熟な上に怠惰な
>>1
ですが、今年も一年、読んでくださる皆様のために精一杯頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします」ペコリ
374 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/01/01(日) 00:23:47.66 ID:Cz4//dlN0
火曜日に投下しようと思った如月回をなんとなく気に入らなくて書きなおす
→何度書いても納得出来なかったので不知火に変えて書き始める
→やっぱり以下略だったので諦めて別の書き溜を投下しようとする
→日付を見たら12/30
→慌てて大掃除をする
→年明け直前にスレのことを思い出して新年の挨拶でお茶を濁す←今ココ
というわけで新年の挨拶です。今年も頑張ります
お正月中は来れるかどうかわかりませんが、時間があれば書き溜めを投下します
追記:現在(おそらく)最後になると思われる漣メインの番外編を執筆中です。これが終われば一応、このシリーズの終了にいつでも動き出せるようになります。いつ完成するかは未定ですが春までには何とか書き終わらせます
それでは皆様、よいお正月を
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/01(日) 00:30:38.50 ID:bT6Pb6eqo
乙です
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/01(日) 00:36:49.20 ID:Z4Xb73RMO
筋力D
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/08(日) 01:25:33.49 ID:JChqMhIS0
乙
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/05(日) 16:04:13.50 ID:USysr8vz0
乙
379 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2017/02/14(火) 20:38:34.46 ID:n66U6Ai80
おかしい。ついこのあいだ年が開けたはずなのにもう二月も残り半分なんです?何が起きてるんです?
というわけでペース戻すと言った直後から放置していてすみません。平日はおろか休日すら片端から潰されていました
それでは本日はバレンタイン……の予定でしたが昨日コンマ判定を取るのを忘れていたのでそれはまた後日に回したいと思います
投下開始
380 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/14(火) 21:00:33.57 ID:n66U6Ai80
〜ある日の鎮守府〜
〜甘味処『間宮』〜
秋月「……よし、出来たぁ」
間宮「お疲れ様。秋月ちゃんもケーキ作りが上手になったわね」
秋月「もう三年目ですからね。まあそれでも間宮さんや司令が作ったものにはまだまだ及びませんが――――」
間宮「そんなことないわ。秋月ちゃん、毎年凄く頑張って練習してるじゃない。さっき作った試作品もとっても美味しかったわ」
秋月「そ、そうですか?えへへ……間宮さんにそう言ってもらえると自信がつきます」
如月「でも本当に羨ましいわね。如月も頑張ってるけど、なかなか秋月ちゃんのように上手くいかないもの」
睦月「睦月は如月ちゃんが作ったのも美味しいと思うけどな〜」
如月「ふふっ、ありがとう。睦月ちゃんのチョコもとっても美味しそうよ?」
能代「間宮さん、チェックをお願いしてもよろしいでしょうか?」
間宮「はーい……うん、綺麗に出来てる」
能代「よかった……すみません、能代の分も手伝ってもらってしまって」
間宮「ううん、気にしなくていいの。戦いでは役に立てないんだから、こうやって皆に頼ってもらえて嬉しいもの。能代ちゃんのはこっちのが大きいのが阿賀野ちゃんと酒匂ちゃんので……小さい方は提督のよね?」
能代「え、えっと、その……はい」///
間宮「もう、照れなくてもいいのに。でも今年も提督のは小さめなのね」
能代「は、恥ずかしいので。これでも頑張って去年よりは少し大きくしましたし、いつかは……」ゴニョゴニョ
間宮「そうね、少しづつ頑張っていきましょう?」
浜風「間宮さん、こっちもチェックをお願いします」
間宮「浜風ちゃんは……相変わらずすごい量ね」
浜風「色んな人にお世話になってますから。大和、武蔵、金剛、イムヤさんと呉のみんな、磯風浦風初風雪風天津風に……」ユビオリ
浜風「もちろん、間宮さんの分もあります」
間宮「ふふっ、楽しみに待ってるわ。まあ私としてはやっぱり、提督へのが気になっちゃうんだけれど」
浜風「今年は少し気合を入れてみました」
>巨大チョコレートケーキ
間宮「……頑張ってくださいね、提督」
浜風「?」
381 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/14(火) 21:20:48.23 ID:n66U6Ai80
〜食堂の厨房〜
山城「うん、こんなものかしら」ニコッ
扶桑「山城……」
山城「姉さま?どうかしましたか?」
扶桑「いえ、何でもないわ」ニコニコ
山城「?」
扶桑(明日は頑張りなさい、山城っ。私が応援しているわ)グッ
山城「??」
大鳳「よし、こんなものね」
赤城「美味しそうですね」ヒョコッ
大鳳「……明日ちゃんとあげるから今は我慢しなさい」
赤城「失敗作とかありません?」
大鳳「あるけど……食べ過ぎたらまた横須賀で特別訓練(ダイエット)する羽目になるわよ?お正月のときも大変だったじゃない」
赤城「うっ」
大鳳「というかどうしてここに?加賀の方にちょっかい掛けなくていいの?」
赤城「やり過ぎて締め出されました」
大鳳「……気の毒ね。加賀が」
鈴谷「でーきたっ!こんなものっしょ!」
熊野「お疲れ様ですわ」
鈴谷「手伝ってくれてありがとね、熊野」
熊野「親友の頼みですもの。これくらいお安い御用ですわ」
鈴谷「よし、それじゃあ買い物にでも行こっか。デパ地下でちょっといいチョコとか買って二人で食べよう!」
熊野「いいですわね。わたくしゴディバとやらのチョコを食べてみたいですわ」
382 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/14(火) 21:32:08.24 ID:n66U6Ai80
〜執務室〜
榛名「大丈夫です!ちょっとだけ!ちょっとだけですから!」
提督「嫌だっつってんだろアホ!絶対に飲まないからな!」
榛名「そんなこと言わずに!さあ!これを飲んでくれたら榛名と一緒にお風呂に入ってもいいですよ!?」
提督「お前の裸なんぞに興味はねえ!……こともないがそれを飲むのだけは絶対に嫌だ!」
榛名「えー別にいいじゃないですかどうせ一日で戻るんですから」
提督「一日で戻るからって女にされてたまるか!」
榛名「女の子になった提督、本当に可愛いのに……もったいないですよ!」
提督「つーか俺はいい加減チョコ作り始めないといけないんだよ!お前ら全員分作るの大変なんだからな?」
榛名「大丈夫ですチョコは女の子になっても作れます」
提督「お前の分だけ作らないぞ」
榛名「ごめんなさい」
漣「ご主人様ー?メイド服持ってきたんでこれ着てクレメンス」
提督「お前もか!」
榛名「漣さん!挟み撃ちです!」バッ
漣「おk!」バッ
提督「バカお前ら艦娘の本気の力で抑え込むとか卑怯……ぎゃああああああ!!!!!」
383 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/14(火) 21:37:28.39 ID:n66U6Ai80
本日の分終わり。本当は昨日投下するつもりでしたが間に合いませんでした
それではバレンタインイベントのコンマ判定を取ります。以下の艦娘から好きな娘を選んでください
@鈴谷、如月、能代 ……☆0
A山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火、夕立、加賀、大鳳 ……☆1
Bヤミナ ……☆2
@の子は01〜80までのゾロ目以外、Aの子は81〜98までのゾロ目以外、Bの子はゾロ目です
範囲は↓10まで。それでも決まらなかった場合は更に↓5までで多数決を取ります
投下は木曜日に出来るように頑張ります
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/14(火) 21:38:18.04 ID:K4Kk+8wB0
大鳳
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/14(火) 21:39:44.12 ID:Nlh36nGA0
瑞鳳
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/14(火) 21:40:41.26 ID:tKuqsuCoO
鈴谷
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/14(火) 21:48:41.08 ID:rQ+9QPw7O
如月
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/15(水) 07:39:46.23 ID:oCUEIyioo
漣
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/16(木) 05:08:13.48 ID:vyg6b5YK0
能代
390 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2017/02/16(木) 23:33:37.15 ID:0jHIvX/90
何とか間に合いました
急いで書きつつ投下開始
391 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2017/02/16(木) 23:51:09.14 ID:0jHIvX/90
コンコン
鈴谷「提督ー?いるー?」
提督「鈴谷か。ありがとうチョコ」
鈴谷「いやまだ何も言ってないしそれだと変な語尾みたいになってるよ?」
提督「チョコじゃないなら何の用だ。言っておくが俺が作ったのは一人につき一個ずつしか無いからな。赤城が暴れてるなら迅速に止めろ一発だけなら誤射だ」
鈴谷「加賀さんが椅子に縛り付けてたからたぶん大丈夫じゃない?ってそうじゃなくて、ちょっと今から出掛けない?」
提督「今から?まだ昼過ぎだしこの後の仕事もないから別にいいが……」
鈴谷「じゃあ準備が出来たら表門……だと誰かに見つかって時間取られそう。裏門に集合ってことでいいよね」
提督「わかった」
鈴谷「そんじゃ鈴谷も準備してくるねー」バタン スタスタ
提督「……何はともあれ準備するか」
鈴谷「よし、まずは誘うことには成功。こっからが本番なんだから頑張れ私……!」
鈴谷「今日こそ提督に告白……は無理だとしてもせめて意識してもらうくらいはなんとか……!」
392 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/17(金) 00:08:55.73 ID:pPCOKmBk0
提督「まだまだ寒いな……」
鈴谷「提督、お待たせ」
提督「俺も来たばっかだから気にすんな。で、どこ行くんだ?」
鈴谷「適当にブラブラして、気になったところに入ってみるつもりだけど」
提督「計画性ねえなー。まあいいや、じゃあ街の方に行ってみるか」スタスタ
鈴谷「ちょっと待ったあ!」
提督「はい?」
鈴谷「出発するより先に言うことがあるっしょ!ほら!」
提督「あー……なんかモコモコしてるな」
鈴谷「熊野がクリスマスに手編みの防寒具一式くれたんだよね。よく出来ててあったかいしやっぱ熊野って女子力高いわー……ってそうだけどそうじゃなくて!」
提督「冗談だっての。似合ってるし可愛いよ。そのコートも新品だろ?なんかいつもの鈴谷の雰囲気と違うから新鮮だ」
鈴谷「うむ。合格!」
提督「そりゃどうも」
393 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/17(金) 00:27:19.52 ID:pPCOKmBk0
〜バレンタインの駅前〜
鈴谷「おー流石に混んでるねー」キョロキョロ
提督「そうだな。世間一般さまでは今日は恋人とイチャコラする姿を外で見せつけ合う日らしいからな。滅びろ」
鈴谷「はいはい羨ましいのはわかったから泣かないの」
提督「泣いてねーよ!それに俺だってチョコいっぱいもらってるから全然羨ましくなんてない!全部義理だけどな!」
鈴谷(たぶん大半が本命だと思うけど)
提督「しかしこのぶんだとどこの店も大概混んでるだろうな。どうする?」
鈴谷「しばらく歩いてみよっ。もしかしたら何か面白いものが見つかるかもしれないしね」
提督「んじゃそうするか」
394 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/02/17(金) 01:07:48.37 ID:pPCOKmBk0
申し訳ありませんが今日はここまで
続きはまた今度
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/17(金) 09:36:18.78 ID:0fDbGJteo
乙
396 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:20:10.58 ID:iwgne/Cb0
だいぶ遅れてしまいすみませんでした
バレンタイン鈴谷イベント、書き終わりはしたのですが、ちょっとやりすぎてしまった感がが
一応今から投下しますが、もしかしたら後日書き直して今日の投下分はなかったことにー……となるかもしれません
あんまり良いことじゃないのは分かってはいますが、どうかご了承ください
それでは投下開始します
397 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:20:38.36 ID:iwgne/Cb0
〜〜〜〜〜
鈴谷「どこもかしこもバレンタイン一色って感じだねぇ」
提督「イベント大好きな日本人らしいといえば日本人らしいが……一応、今は戦時中なんだけどなぁ」
鈴谷「まあ最近は深海棲艦もあんまり活動してないみたいだし、いいじゃんいいじゃん。それにみんなが沈んだ顔してるより笑ってる方がいいでしょ?」
提督「それもそうだな」
鈴谷「そうそうだから鈴谷たちも楽しんでいこっ?……むむっ、さっそく面白そうなもの発見!」タタッ
提督「ちょ、待て!引っ張るなって危ないから!」
398 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:21:10.94 ID:iwgne/Cb0
提督「スノウドーム作り体験?」
鈴谷「これやってみようよ!」
店員「体験希望者の方ですか?では、こちらのテーブルで行いますのでお好きな椅子にどうぞ」
鈴谷「はーい!」
提督「やけに張り切ってるな。スノウドーム好きなのか?」
鈴谷「結構好きだよー。綺麗だしなんかロマンチックじゃん、ああいうの」
提督「そうか?」
鈴谷「そうなの!」
399 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:21:39.74 ID:iwgne/Cb0
店員「それじゃあまずはスノウドームの中に入れる装飾を選んでくださいね」
鈴谷「提督、どれにしよっか?」
提督「そうだなー……無難に雪だるまとかでいいんじゃないか?」
鈴谷「ダメだよそんな適当じゃ!」
提督「いや別に適当に言ったつもりはなかったんだが……」
店員「フッフッフ、そんな悩めるお客さんたちに良いものがありますよ」
鈴谷「良いもの?」
店員「はい。こちらの2つの人形、実は手のところがくっついてるんですよ」
提督「お、本当だ。横にしてぶら下げても落ちない」
店員「カップルがこの人形を使ってスノウドームを作れば、2人はずっと一緒にいられるとかいられないとか、とにかくそういう設定の装飾なんです!」
提督「設定って……また雑な」
鈴谷「提督、これにしよう」
提督「いや、流石にこれはちょっと恥ずかしい気が……つーかそもそも俺たち別にカップルじゃ――――」
鈴谷「いいから!店員さん、私たちこれにします!」
400 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:22:33.74 ID:iwgne/Cb0
〜体験終了〜
鈴谷「〜♪」
提督「そんなに楽しかったのか?さっきの」
鈴谷「うん、ああいうの作るのって新鮮だったしね。提督は楽しくなかった?」
提督「割りと楽しかったな」
鈴谷「でしょ?それにしても、なんか思い出しちゃったな」
提督「?」
鈴谷「三年前の秋のこと。鈴谷がブローチを作って、提督にあげたじゃん」
提督「ああ、これのことか」
鈴谷「……着けててくれたんだね」
提督「まあな。上司たるもの部下からの贈り物は大切にするものだ……なんてな」
鈴谷「……」
提督「鈴谷?」
401 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:24:55.83 ID:iwgne/Cb0
提督「鈴谷?」
そう言ってこちらに振り返った彼の顔は、ただひたすらに疑問と――――心配に満ちていて
鈴谷「提督」
だけどきっと、その視線に込められた『それ』は自分の望むものとは違って
鈴谷「提督にとって、鈴谷は、何?」
勇気を振り絞って紡いだその言葉の意味は
提督「何って、そりゃあ可愛い部下で、たまに悪ふざけする友達で――――」
提督「――――大切な、家族だろ」
けれどやはり、届かなかった
鈴谷(やっぱり、提督は鈴谷のこと、女の子としては見てくれてないんだね)
わかっていた。彼はそういう人間だと
恋を望んで、愛を欲して
でも、恋がわからず、愛に気付けない
そんな彼を、自分は好きになってしまったんだから
だから
鈴谷(届かなくても、伝わらなくても、理解されなかったとしても)
言葉にしなければ、何も変わらないから
鈴谷(――――ちゃんと言おうって、決めたんだ)
402 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:26:03.98 ID:iwgne/Cb0
「ねえ、提督」
「鈴谷はさ、提督のこと、好きだよ?」
「あー……いやダメダメ。こうじゃない。好きって言っても、家族とか友達とかそういうのじゃなくて」
鈴谷「一人の女の子として、私はあなたのことが好きです。提督」
403 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:26:38.70 ID:iwgne/Cb0
唐突に告げられた愛の言葉
どこまでも真っ直ぐで、強い想い
提督「えっと、え?」
鈴谷「……」
好き。鈴谷が、俺のことを――――ザザッ
そこまで考えたところで、思考にノイズが走る
鈴谷が ザザッ とを■してるって ザザッ ザザザザザザザザザザザザザ――――!
思考がまとまらない。考えようとしても端からどんどん崩れていく
まるで、答えに至る道を、見失っているかのような――――
鈴谷「ッ!? 提督!?大じょ…ぶ!?ね…!………りし…!…い督!」
最後にその言葉だけを聞いて、俺の意識は途切れた
404 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:27:17.25 ID:iwgne/Cb0
〜医務室〜
提督「あ……ここは……?」
榛名「鎮守府の医務室です」
提督「はる、な?」
榛名「はい、榛名です。気分はどうですか?」
提督「ちょっとだるくて頭がぼうっとするけど、特に異常はない……と思う」
榛名「そうですか。それで、倒れる前のことは覚えていますか?」
提督「倒れる前……?」
405 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:27:55.15 ID:iwgne/Cb0
榛名「榛名も驚きました。いきなり鈴谷さんから電話が来たと思ったら只事じゃない様子で提督が倒れた、と。慌てて迎えに行きました」
提督「そういえば今日は鈴谷と出掛けて、スノウドーム作って、その帰りに――――痛っ」ズキン
まるでそれ以上思い出すことを禁じるかのように、強い頭痛が思考を強制的に終了させた
提督「――――ダメだ。全然思い出せない」
榛名「そう、ですか」
提督「……そうだ。鈴谷はどこだ?急に倒れて迷惑掛けちまったし謝らないと」
榛名「はあ。やっぱり気付いていなかったんですね」
提督「?」
榛名「下、見てください」
提督「下?……あ」
鈴谷「スー……スー……」
406 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:28:36.92 ID:iwgne/Cb0
榛名「提督が倒れたのは自分のせいだー、って泣きながらずっとついててくれたんですよ」
提督「……そうか」ナデナデ
鈴谷「ん……みゅぅ……」
榛名「それじゃあ榛名は仕事に戻りますね」
提督「悪い」
榛名「間宮さんのあんみつで許してあげます」
提督「……了解」
榛名「楽しみにしてますね」ガチャッ スタスタ
提督「にしても、なんで倒れたんだ?過労か?」
鈴谷の頭を撫でながらそうぼやき、何気なく視線を横に逸らすと
提督「これは……」
サイドテーブルに置かれていたのは、綺麗にラッピングされたハート型のチョコレートと、二人で作ったスノウドーム。
そのスノウドームの中の、手を繋ぐカップルの人形を見たとき
××『一■■■の子と■て、■はあ■■のこ■が××です。提■』
提督「――――?」
提督「何か、大切なことを、言われたような――――」
――――男はまだ恋を、思い出せない
けれど一人の少女の勇気は、確かに男に変化を与えたのだった――――
407 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:30:31.74 ID:iwgne/Cb0
〜提督の脳が拡張されました〜
対象:鈴谷
恋愛度:☆2
状態:思い出せないけど、何か、大切な――――
408 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 00:33:52.29 ID:iwgne/Cb0
というわけで2017年バレンタインイベント終了
ただ上述したとおり
>>1
は未だにこの展開で良かったのか悩んでいますので、もしかしたら
>>400
の続きから分岐して書き直すかもしれません。非常に申し訳ありませんがご了承ください
それではまた近いうちに来れるように頑張ります
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/15(水) 00:47:48.66 ID:cs/rSo1Jo
一回目なのになんでいきなり☆2なのさ
二回目の秋月でさえ☆1なのに
なんか条件でもあるのか?
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/15(水) 00:53:15.15 ID:xWukU+0To
乙
確かに前回のバレンタインのぬいぬいが1だったのに今年の鈴谷が2なのは納得いかないな
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/15(水) 00:59:26.33 ID:VtlJ8hJkO
メインヒロインであるヤミナ、榛名を優遇するのはわかるがなぜここでサブの鈴谷を優遇するのか理解に苦しむ
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/15(水) 01:25:45.07 ID:VgeRooDPO
おつおつ
まあ安価スレでこれやったら当然揉めるわなあ不平等だし
テキトーにその場の気分でやりたいなら安価や恋愛度を取っ払った方がいいと思うぞ荒れる元だし
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/15(水) 07:53:35.87 ID:eH77QkwOo
コンマルーレットとはいえ安価で回ってるしなぁ
普通のスレでなら全然問題ないんだけどな
414 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/15(水) 11:38:06.08 ID:iwgne/Cb0
まあやっぱり安価システム採用してる以上これは不公平でしたよね
>>1
の更新が遅すぎるせいで終了までせいぜい星2が数人が限界になりそうだなー、というか始まって三年半経つのに進み遅すぎだなーと思って恋愛度を加速させましたが……うん、確実にやり過ぎですね
星獲得速度の遅さは
>>1
の責任なので更新頻度を高めることでなんとかします。恋愛度システムは一応星の獲得方法とかはきちんと決めてあるのでこれからもそれに則って進めていきたいと思います
というわけでごめんなさい。やっぱりバレンタインイベントは書き直します。夜眠る前に構想はまとめたので今日の夜にでも投下します
チョコ渡すだけのイベントで何種類も全然違う話作れないので去年一昨年と展開が似てても許してクレメンス
415 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/16(木) 00:26:23.05 ID:Mjw7qpqh0
>>399
の続きから
〜体験終了〜
鈴谷「〜♪」
提督「そんなに楽しかったのか?さっきの」
鈴谷「うん、ああいうの作るのって新鮮だったしね。提督は楽しくなかった?」
提督「割りと楽しかったな」
鈴谷「でしょ?それにしても、なんか思い出しちゃったな」
提督「?」
鈴谷「三年前の秋のこと。鈴谷がブローチを作って、提督にあげたじゃん」
提督「ああ、これのことか」
鈴谷「……ちゃんと、着けててくれたんだ」
提督「当然だろ」
鈴谷「……そっか。当然、かあ」///
提督「ん?どうした鈴谷。なんか顔赤いけど大丈夫か?」
416 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2017/03/16(木) 00:26:51.95 ID:Mjw7qpqh0
鈴谷「な、なんでもない!それより提督、はいこれ!」グイッ
提督「ああチョコか。毎年ありがとな」
鈴谷「……義理じゃ、ないからね」ボソッ
提督「?悪い、よく聞き取れなかった」
鈴谷「……はあ〜。なんでそこは聞き逃すのかなあ」
鈴谷(でもまあ、それが提督だよね)クスッ
鈴谷「提督っ!」
提督「なんだ?」
鈴谷「今年もいーっぱい頑張るから、鈴谷のこと、ちゃんと見ててよね!」ニコッ
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