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榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」
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217 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/02/14(日) 22:10:51.34 ID:bCkOO5iT0
〜〜〜〜〜
陽炎「ん、まあ、こんなものかな」ペロッ
不知火「……すごい」ポー
陽炎「ふふん、もっと褒めてくれてもいいのよ?」
不知火「本当に凄いです。いったいどこでこんな技術を?」
陽炎「何代か前の『陽炎』がハワイに行ったときに習得してきたみたいなのよねー。あたしにまで残ってるくらいだから相当強く記憶に焼き付けたみたいだし、引退したらパティシエにでもなりたかったのかしらねぇ」
陽炎「……ま、そんなことはどうでもいいか。ほら不知火。これで作り方はわかったでしょ?時間ないんだから早く作りなさい」
不知火「はい……陽炎はこのあとどうするのですか?」
陽炎「んーそうねぇ。他の妹たちのところも回った後に司令官にチョコ渡して……部屋で筋トレでもしてようかしら」
不知火「いつからそんな筋肉思考になったのですか……では、また後で」
陽炎「はいはーい。頑張って作りなさいよー」ヒラヒラ
218 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/02/14(日) 22:28:27.52 ID:bCkOO5iT0
〜数時間後〜
陽炎「ふ〜。だいたいやることはやったし、次はどうしよっかな」
コンコン ガチャッ
不知火「陽炎」
陽炎「ん?ああ不知火。おかえりなさい。どうだった?」
不知火「ちゃんと渡せましたよ。司令も喜んでくださいました」
陽炎「告白は?」
不知火「す、するわけないでしょう。べ、別に不知火は司令をそういう風には……」ワタワタ
陽炎「あーはいはい。そうだったわね。まったく、いい加減開き直ってキスと一緒に告白でもすればいいのに……」
不知火「き、キスなんてしていません」
陽炎「いや誰もしたなんて言ってな――――え?不知火あんたまさか」
不知火「べ、べべべべべべべ別に今はその話はどうでもいいでしょう!そ、それより陽炎、少しだけ手を借りてもいいですか?」
陽炎「誤魔化し方へったくそねぇ……はい、どうぞ」
不知火「いつもありがとう、お姉ちゃん」ニコッ
透き通るような笑顔とともに渡されたのは、綺麗に包装された何かで。
その何かから微かに香る匂いは、今日一日で随分かぎ慣れたもので。
陽炎「これ……チョコ?」
不知火「はい。友チョコ、というやつです」
陽炎「でも時間足りなかったんじゃ」
不知火「実は、一番最初にそれから作り始めたんです。そのせいで、司令官との約束の時間に少し遅れてしまいましたが」
陽炎「……あんたって子は、本当にまったく」フイッ
不知火「おやおやどうしたのですか陽炎。急に顔を背けたりして。まさか感極まって泣いてしまいそうに?」なったのですか?」
陽炎「バカ言ってんじゃないわよ。あんたがさっき『お姉ちゃん』なんて変な呼び方するから、笑いそうになったのを堪えてるだけよ」
不知火「なっ!?」
陽炎「はいはい掴み掛かってこないの。とりあえずちょっとここで待ってなさい。このチョコのお礼に、あたしが最高のチョコを作ってきてあげるから」
そう言って出て行く姉の背は、本人は絶対に認めないだろうけれど、やはり嬉しそうだった。
不知火「はい、楽しみにしていますよ。お姉ちゃん」クスッ
219 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/02/14(日) 22:32:08.19 ID:bCkOO5iT0
〜提督の脳の一部が拡張されました〜
対象:不知火
恋愛度:☆1
状態:気づかない程度の想い
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/14(日) 22:34:20.66 ID:LwnGbQI9o
今誰がどの程度提督の脳を拡張してるんだ?
221 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/02/14(日) 22:36:26.04 ID:bCkOO5iT0
今日の分おしまい。最初は普通に提督との絡みを書くはずだったのにいつの間にかかげぬいになってたぜ。何を言ってる分からないと思うが俺にも(ry
『なんでこの展開で提督からの好感度が上がるの?』と思うかもしれませんが、描写されなかっただけで裏ではなんやかんやあったんです。キスとか「不知火に何か落ち度でも?」アッハイ、すみません。なんでもないです
追伸:今回の冬イベは温そうなのでまったり進めたいと思います。新艦娘を登場させるのは無理かな……人数増えすぎてもアレだし
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/14(日) 23:55:09.09 ID:YOVJcF0QO
乙です
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/15(月) 00:27:58.79 ID:RD5/Er50O
乙
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/29(月) 23:29:45.61 ID:PH1AVKYDO
閏年ネタと雛祭りネタはないんでちか〜
225 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/02(水) 21:55:41.30 ID:XE04/EC50
皐月改二可愛いいいいいいいい!!!!でもレベル足りないいいいいいいい!!!!!
アイエエエ!?ヴェルに大発とバルジ!?ナンデ!?強化ナンデ!?
と、こんな感じに錯乱する今日この頃、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。E-3ラストダンスの道中でグラーフ落ちてビックリした
>>1
です
明日は3月3日。桃の節句です。というわけでいつものごとくコンマ判定のお時間です。以下の艦娘から好きな娘を選んでください
@鈴谷、夕立、加賀、如月、能代 ……☆0
A山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火 ……☆1
Bヤミナ ……☆2
@の子は奇数、Aの子は00以外のゾロ目、Bの子は00です
範囲は↓10まで。それまでに決まらなかった場合は更に↓5で@の子の中から多数決を取ります
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 22:09:54.17 ID:y2VnmGS70
秋月
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 22:11:54.07 ID:vxId0RuPo
夕立
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 22:13:09.55 ID:UIUM/BsUO
能代
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 22:31:26.31 ID:n+oZxH/jo
加賀
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 23:20:53.36 ID:VruxfC0Xo
漣
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/02(水) 23:42:32.09 ID:+Rtt48vKO
もう夕立で決まってるだろ
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/03(木) 00:06:57.52 ID:eIOr5LnWo
夕立
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/03(木) 00:09:02.81 ID:Mew/8vLUO
如月
234 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 20:47:02.60 ID:2B1U/JTm0
久しぶりに通常海域の攻略に乗り出して4−1を突破してきました
まったり投下始めるっぽい?
235 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 20:58:33.72 ID:2B1U/JTm0
〜桃の節句の鎮守府〜
提督「さて、逃げるか」
榛名「そうはさせませんよ」バンッ
提督「は、榛名!?バカな!?何故ここに!?」
榛名「いや、普通に始業時間だからですが」
提督「デスヨネー」
榛名「そんなことより提督。これからお仕事の時間だというのにどこに行こうと言うんですか?」
提督「……」ダラダラ
榛名「まさか、終業後の『鎮守府雛祭り』が嫌だから逃げ出そうだなんて、思っていませんよね?」ニコッ
提督「ハハハ、まさか、そんなこと……」
榛名「そうですよね。ええ、そうですとも。榛名の敬愛する提督が、楽しみにしている艦娘の気持ちを裏切って逃げ出すはずありませんものね?」ニコニコ
提督「ハハハ」
榛名「フフフ」
提督「……見逃してくれないか?」
榛名「ダメです」ニッコリ
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/03(木) 22:09:38.37 ID:JheFEYuDO
止まった?
237 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 22:30:11.34 ID:2B1U/JTm0
〜仕事中〜
ヤミナ「なうろーでぃんぐ!」
〜仕事終了〜
榛名「さて提督。お待ちかねの雛祭りですよ」
提督「ふっ、ふふ。どうせ今年も追い掛け回されるんだろ?掛かってこいやあ!」※去年の雛祭りを参照
榛名「ふっふっふ。その点に関しては今年は抜かりありません。キチンと事前に公平にお雛様を決めておきましたよ」
提督「本当か?!でかした榛名!」
榛名「そうでしょう。そうでしょう。もっと褒めてくれてもいいんですよ?」
238 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 22:34:08.64 ID:2B1U/JTm0
榛名「それでは提督はお内裏様の格好に着替えてください」
提督「え?ここで?」
榛名「はい」
提督「いや、流石に榛名とはいえ女の子の前で着替えるのはちょっと……」
榛名「『榛名とはいえ』ってなんですか。大丈夫です、榛名は気にしません」
提督「俺が気にするんですが!?」
榛名「はあ、わかりました。それでは榛名は部屋の外で待っていますね」
提督「おう、そうしてくれ」
榛名「ちなみに、この隙に逃げようなんて思わないでくださいね?榛名の主砲は提督に向けるためにあるのではないので」
提督「了解しましたー!」
239 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 22:58:30.88 ID:2B1U/JTm0
〜数分後〜
提督「着替え終わったぞー……って、あれ?榛名?」キョロキョロ
???「てーとくさん!」ギュー
提督「夕立?どうしたんだ……って、本当にどうしたその格好」
夕立「えへへ、夕立はお雛様になったっぽい!」
提督「お雛様……?」
夕立「そう!夕立、提督さんと一緒に雛壇に乗るために頑張ったんだから!」
提督「うむ、よく分からんが頑張ったな。偉いぞー」ナデナデ
夕立「わふー!」ブンブン
提督「おおう、落ち着け。どうどう」
240 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 23:11:14.48 ID:2B1U/JTm0
提督「そうだ夕立。榛名がどこに行ったか知らないか?部屋の外で待ってるって言ってたくせにいなくなってやがるんだ」
夕立「んー……たぶん、先に会場の方に向かってるっぽい」
提督「そうか。じゃあ俺たちもさっさと行って合流――――」グイッ
夕立「そうはさせないっぽい」ギュー
提督「あの、夕立さん。腕引っ張るのやめていただけませんかね?胸がね、当たってるんだよ」
夕立「夕立は別に気にしないっぽい」
提督「そこは気にしろよ!揉むぞ!?」
夕立「ヘタレの提督さんがそんなことできるわけないっぽい」
提督「うるせえよこんちくしょー!」
241 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 23:17:17.36 ID:2B1U/JTm0
夕立「まあ、からかうのはこれくらいにして……うん、そろそろいい感じっぽい」
提督「?」
夕立「ほら提督さん!早く行こう!」グイグイ
提督「お、おい?夕立?そんな引っ張るなって」
242 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 23:35:39.76 ID:2B1U/JTm0
夕立「それじゃあ開けるっぽい!」バタンッ
提督「いや夕立さん?せめて説明をで、すね――――」
榛名「あ、提督。丁度良かったです。そろそろ呼びに行こうかと思っていたところでしたので」
提督「榛名、これは?」
榛名「はい。お雛様は夕立さんに決まりましたが、お内裏様とお雛様だけというのも味気ないので、不貞腐れてた方々や駆逐艦の子たちも巻きこんで豪勢にしてみました」
提督「お前、そんな予算どこから出したんだよ」
榛名「経費です」
提督「経費!?」
榛名「別にいいじゃないですか。年に一度の、女の子にとって大切な日なんですから」
提督「そう、か?」
榛名「そうなんです」
243 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/03(木) 23:39:05.46 ID:2B1U/JTm0
榛名「それより、ほら。壇上でお雛様が待っていますよ?」
提督「あ、夕立の奴いつの間に。んじゃ、ちょっと行ってくるわ」
榛名「はい。榛名もカメラも準備万端ですので」
提督「綺麗に撮ってくれよ?」
榛名「いくら榛名でも素材の質には関与できないので……」
提督「どういう意味だオイ!」
244 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/04(金) 00:08:00.01 ID:ejjdIwjS0
〜雛壇・最上段〜
提督「よっこいせ、っと」
夕立「も〜!提督さん遅いっぽい〜!」プンスカ
提督「すまんすまん」
夕立「全然誠意が感じられないっぽい!今日の主役は夕立なんだから、提督さんはもっと夕立と一緒にいるべきっぽい!」ガウッ!
提督「悪かったって!後でなんかやるからそれで許してくれ!」
夕立「むふ〜!ま、まあ?今回はモノで釣られてあげるっぽい」
提督(そう言う割にはご満悦だな)
榛名「夕立さーん!そろそろ撮りますけどいいですか〜!?」
夕立「大丈夫っぽい〜!提督さん、そろそろ撮るっぽい!」
提督「どどどどどどどどどどうしよう夕立!なんか緊張してきた!ポーズとか取ったほうがいいかな!?」
夕立「絶対にやめろっぽい。マジメな顔して普通に座ってればいいっぽい」
提督「わ、わかった」
245 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/04(金) 00:25:09.12 ID:ejjdIwjS0
榛名「それじゃあ撮りますよ〜?……5」
カウントダウンの声が壇上に響く中、お雛様は正面を向いたままお内裏様に話しかける。
夕立「ねえねえ提督さん」
提督「ん、何だ夕立?」
「4」
夕立「夕立、今とっても幸せっぽい」
提督「……俺もだよ」
見つめそうになるほど綺麗な横顔は、どこまでも透きとおっているようで
「3」
夕立「ずっとこんな時間が続けばいいなって、そう思うっぽい」
提督「……続くさ。いいや、続けてみせる」
眩しそうに目を細めるその顔には、優しげな笑みが浮かんでいて
「2」
夕立「提督さんは、夕立とずっと一緒にいてくれる?」
その不安げな瞳に映るのは、彼女の――――
提督「もちろんだ」
ただ、安心させてやりたくて。彼女のそんな顔は見たくなくて
たった一言、そう言うと彼女は笑う。いつものように、可愛らしい笑みを浮かべて
「1」
夕立「提督さん、大好き」
提督「――――!?」
「0……はい、チーズ」
チュッ
夕立「えへへ、提督さんの唇、もらっちゃったっぽい」
そうやって悪戯っぽく笑うお雛様に
ドクン
提督「ッ!」
お内裏様の胸は、少しだけ、弾んで――――
246 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/04(金) 00:26:28.85 ID:ejjdIwjS0
〜提督の脳の一部が拡張されました〜
対象:夕立
恋愛度:☆1
状態:気づかない程度の想い
247 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/04(金) 00:28:45.92 ID:ejjdIwjS0
雛祭り特別イベント終了。最後の最後で改行制限喰らった挙句、文章が消えて書き直したんで最良とはいきませんでしたがベストは尽くしました
次回はエイプリルフール……の前に通常回やりたいなあ。空母の話が書きたいです
眠い、眠すぎる……
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/04(金) 00:29:56.93 ID:HRIdmbjbO
乙
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/04(金) 06:47:13.32 ID:4n4bS1dIo
乙
夕立かわいすぎだろ
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/04(金) 11:15:16.24 ID:2qIbpLVno
乙です
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/05(土) 13:11:44.18 ID:8xrfmxzz0
僕が最上さ
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/14(月) 21:37:54.98 ID:araoSfaDO
ホワイトデーネタはまだかな〜
253 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/03/31(木) 21:54:55.19 ID:k49zWjxz0
エイプリルフールの前に通常回をやると言ったな。あれは嘘だ
というわけでここ最近(今も)かなり忙しかったので明日のコンマ判定だけ出しておきます
以下の艦娘から好きな娘を選んでください
@鈴谷、加賀、如月、能代 ……☆0
A山城、漣、秋月、瑞鳳、浜風、不知火、夕立 ……☆1
Bヤミナ ……☆2
@の子は01〜80までのゾロ目以外、Aの子は81〜98までのゾロ目以外、Bの子はゾロ目です
範囲は↓10まで。それまでに決まらなかった場合は更に↓5で@の子の中から多数決を取ります
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/31(木) 22:25:54.71 ID:jb9flWG/o
加賀
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/31(木) 22:40:57.23 ID:WnRPeaWs0
加賀
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/01(金) 00:12:30.34 ID:4rI3q+dzO
ヤミナ
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/01(金) 01:41:12.05 ID:OaY5ibIf0
ヤミナ
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/01(金) 04:29:05.13 ID:VlTSnkRz0
鈴谷
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/07(木) 05:16:53.97 ID:sV/NbDX30
如月
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/07(木) 10:44:11.84 ID:ieIZZS4BO
鈴谷
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 18:53:47.71 ID:6y9vr+RoO
加賀
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 03:59:21.59 ID:vdddhhwAo
夕立
263 :
◆ATK1PCranA
[sage saga]:2016/04/27(水) 00:34:43.33 ID:9vUU09jB0
エイプリルフールに来れなくて、そして最近更新出来なくてすみませんでした!
言い訳をするとめちゃんこ長くなってしまうので割愛しますが、とりあえず明日は何かToLOVEるが起きなければ久しぶりにまとまった時間が取れそうなので更新します
コンマの結果でイベントは加賀さんに決定しましたのでどうかご期待ください
264 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/27(水) 23:42:41.94 ID:9vUU09jB0
〜ある日の鎮守府〜
提督・加賀「「あ」」
加賀「……」クルッ スタスタ
提督「おい加賀!ちょっと待てって……行っちまった」
榛名「提督、最近避けられてますね」ニュッ
提督「うおっ!?ビックリした!どっから生えてきた!?」
榛名「人をキノコか何かみたいに言わないでください」
265 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/27(水) 23:57:10.02 ID:9vUU09jB0
提督「なんか今月に入ってから避けられてるんだよなあ……」
榛名「心当たりは無いんですか?」
提督「うーむ……特にない、と思う」
榛名「1日は普通に会話してましたよね」
提督「ああ。確かあの日は……あ」
榛名「何か思いついたんですか?」
提督「いや、まあ。でもあの加賀に限ってそんな、なあ」
榛名(むむ、これは……)キュピーン
榛名(キタキタ来ました!榛名のルァヴスェンサー〔巻き舌〕にビビッと来ちゃいましたよ)
榛名「提督、不肖この榛名にその話、サクッとザクッと話しちゃってください」
提督「いやまだ仕事中なんだが」
榛名「少しだけでいいですから!先っちょだけ!先っちょだけ!」
提督「言い方が卑猥だなあオイ!」
266 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/28(木) 00:04:17.20 ID:u3iqSC3P0
提督「ったく、そんな面白い話でもないぞ?」
榛名「そういう前置きはどうでもいいので早く話してください」
提督「あーはいはい分かりましたよ。4月1日の午前中の話なんだが……」
267 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/28(木) 00:05:07.04 ID:u3iqSC3P0
明日も朝早いのですみませんが今日はここまで
続きはかた明日の夜に
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/28(木) 00:31:06.82 ID:xIKBjOtXo
乙です
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/28(木) 18:02:00.46 ID:4Sv22P5fo
榛名が14万の女になってるが
>>1
はどんな感じなのか
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/28(木) 20:12:15.01 ID:y/s883bDO
>>1
は可愛い妹がいて、ToLOVEるに合う可能性があるくらい女の子に縁があるみたいだからリア充なのだろうなぁ
271 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/28(木) 23:29:04.84 ID:u3iqSC3P0
〜前回までのお話〜
加賀「……」プイッ
提督「何か避けられとるんじゃが」
榛名「ラヴセンサー!」ミョインミョイン
以下、本編投下開始
272 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/28(木) 23:57:14.73 ID:u3iqSC3P0
〜エイプリルフールの鎮守府〜
コンコン
提督「うーい。鍵はいつも通り開いてるから入ってきていいぞー」
加賀「失礼します」
提督「ん、加賀か。何か用か?」
加賀「いえ、たまたま手が空いていたので仕事でも手伝おうと思ってきたのだけれど……」
提督「おお、そりゃ助かる。いやあ実はいくらやっても書類が減らなくて困ってたんだ」
加賀「そう……ところで、榛名はどうしたの?姿が見当たらないけれど」
提督「元帥のクソジジイに呼び出されて本部に向かったよ」
加賀「……貴方は行かなくていいの?」
提督「俺はいいんだよ。艦娘のデータを採る為に呼ばれたらしいし、俺と榛名が同時にいなくなったら鎮守府がヤバい」
273 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/29(金) 00:10:07.82 ID:zrLLptKs0
提督「さて、せっかく加賀が来てくれたんだし、一旦休憩するか。紅茶でいいか?」
加賀「ええ、ありがとう」
提督「気にすんな。座って待っててくれ」
〜〜〜〜〜
提督「ほい。粗茶ですが」
加賀「どうも――――美味しいです」
提督「そりゃ良かった」ペラッ
加賀「それは次回の大規模作戦の書類?」
提督「ああ。そろそろ経験を積ませる意味も含めて第一艦隊以外の奴らも積極的に前線に出すべき頃合いかと思うんだが……加賀はどう思う?」
加賀「そうね。まだ危なっかしいところもあるけれど、きちんと先導できる旗艦がいれば大丈夫じゃないかしら」
274 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/04/29(金) 00:11:20.39 ID:zrLLptKs0
全然書けてませんが今日はここまで。眠気が限界です。それもこれもすべてロード・エルメロイ二世って奴のせいなんだ……
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/29(金) 00:15:04.23 ID:qWM6sgnrO
マジかよ最低だなウェイバー
276 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/07(土) 22:28:51.81 ID:ivYMpTO/0
投下開始します
277 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/07(土) 22:44:25.21 ID:ivYMpTO/0
提督「流石、一航戦はちゃんと後輩を見てくれてるな。なんならそうだ、旗艦も加賀に任せようか」
加賀「それは光栄だけれど……榛名や漣のように古参で色々な艦娘を見てきた子の方がいいんじゃないかしら?」
提督「あいつらにそんな役回りが務まると思うか?」
加賀「……ごめんなさい。前言は撤回するわ」
提督「よろしい。まあ、実戦に投入するって言ってもあまり戦闘の激化しないうちに出すつもりなんだがな」
加賀「そんなに心配しなくても、あの子たちだってもう立派に戦えるとさっき言ったばかりでしょう。その優しさは美徳だと思うけれど、ね」
提督「何のことやら。俺はただ単に激しい戦闘に出しても無意味だろうと考えてるだけだが?」
加賀「そういえば今日はエイプリルフールでしたね。嘘を吐くならもう少し捻ることね」
提督「ぐぅ。別にまるっきり嘘ってわけじゃあ……」
278 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/07(土) 23:12:35.93 ID:ivYMpTO/0
加賀「前々から思っていたのだけれど、貴方って意外と心配性なのね」
提督「そうか?自分では全然分からんのだが」
加賀「ええ、それはもうとっても。まるで――――そうね、父親みたいだわ」
提督「うへぇ。この年で父親とか……精々、兄貴ってくらいだろ」
加賀「でも私達は艦『娘』なのだし、その上に立つ貴方はやっぱり父親だと思うわ」
提督「いやいやいや……つーかその理論だとお前や榛名も俺の娘ってことになるんだが」
加賀「上々じゃない。お父さん?」
提督「その呼び方は割と本気でやめてくれ……だいたい、お前は娘ってよりむしろアレだろ。母親役?」
加賀「誰が年増よ」グッ
提督「いやそんなこと一言も言ってないからね!?だからその拳は解いて頂けるとありがたい!」
279 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/07(土) 23:30:17.73 ID:ivYMpTO/0
加賀(あれ?今気づいたけれど、よく考えれば母親役ということは提督とふ、ふふふふふふふふッ!?!?!?!?!?)
提督「だから俺は加賀は家庭的で包容力に満ち溢れた女性だと認識しており、その認識が云々で――――加賀?おーい加賀ー?」ブンブン
加賀「あわわわわ、あわわわわわわわわ」プシュー
提督「おい加賀!?マジで大丈夫か!?顔も赤いし……熱っ!?排熱にしたって異常だぞオイ!」
加賀「私、提督、お嫁さん、しゃーわせ……えへへ……」グルグル
提督「アカン!何か目がぐるぐるしてるし口元にやけてるし意味不明なうわ言まで呟き出した!」
加賀「えへへ……うふふ……」トローン
提督「クソっ!ええい!後でセクハラとか言って訴えるなよ!」ガバッ
加賀(こ、ここここここここれは俗に言うお姫様抱っこ!?)
加賀「はうっ」ガクン
提督「ついに意識まで途切れたー!急げ急げ急げぇー!」ダダダダダ
〜〜〜〜〜
280 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/08(日) 00:12:40.51 ID:wxuDgxTX0
〜〜〜〜〜
提督「37.4℃……さっきよりは下がったみたいだがまだ微熱だな。とりあえず、しばらくベッドで安静にしてろ」
加賀(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)カァ
提督「後のことは赤城に頼んであるから、何かあったらすぐに言うんだぞ?薬を飲むのも忘れないように」
加賀(沈みたい沈みたい沈んでしまいたいわ)ドヨーン
提督「んじゃ、俺は仕事があるしもう行くから――――」ギュッ
提督「え?」
加賀「あ」
提督「ええーっと、加賀さん?出来ればこの手を離して頂けるとありがたいんですが。つーかマジで仕事がヤバい」
加賀「……て……さい」ボソボソ
提督「?すまんよく聞き取れなかった。もう一回言ってくれないか」
加賀「傍に、いてください」ウルッ
281 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/08(日) 00:51:20.10 ID:wxuDgxTX0
〜数分後〜
加賀「……」
提督「……」
加賀(何をしているのよ私はあああああああああああ!!!!!!!!)
加賀(あのまま提督を帰しておけば良かったのに……!そうすれば少なくともこの気まずい空気は存在しなかったはずなのに!)
提督「あー、加賀?そろそろ戻っても……」
加賀「ダメです」ギュッ
提督「デスヨネー」
加賀(あああああああああああああああ私の馬鹿ああああああああああああああああ!!!!!!!!)
282 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/05/08(日) 00:52:01.17 ID:wxuDgxTX0
書き終わらなくてすみませんが、今日はここまで。次回は絶対に終わらせます
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/08(日) 10:18:08.66 ID:pbNXnURco
乙
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/08(日) 12:24:02.62 ID:l041RkQDO
乙
可愛い過ぎるだろ加賀さんよォォォ!!
285 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2016/05/29(日) 23:00:50.85 ID:mYyccmTo0
生存報告
本当は今日書くつもりだったんですが諸事情により延期。来週の土日のどちらかには来れると思います
286 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 21:46:58.08 ID:deLppXsT0
加賀(オーケー落ち着きなさい落ち着くのよ加賀。あなたは誇りある一航戦。冷静になればこの状況を打破する名案が出るはず)
加賀(そう、今必要なのは戦況を見極める冷静さと自己統制力。まずは深呼吸でもして――――)
提督「そういや加賀」
加賀「ひゃいっ!?」
提督「いやそこまで驚かんでも……食欲はあるのかなって思ってさ。出来るだけ胃には何かしら入れられるならおかゆでも作ろうか?」
加賀「は、はい。食欲は問題なくありますので、その、お願いするわ」///
提督「了解。んじゃちょいとキッチンまで行って来る。十数分もあれば戻ってこれると思うから大人しく寝とけよ」ガタッ
加賀「え……?あっ……あの……」
提督「ん?どした?あ、おかゆよりうどんとかの方が良かったか?」
加賀「いえ、そうではなくて……提督が傍から離れると思うと、あの」///
提督「……大丈夫。すぐに戻ってくる。ついでに榛名に話し通して今日はもう仕事終わりにする。約束だ」ニコッ
加賀「……わかったわ。約束、ね」
287 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 22:07:22.28 ID:deLppXsT0
〜提督inキッチン中の加賀さん〜
加賀「はあ」
加賀(まったく、今日の私はいったいどうしたのかしら。何というか、自分が制御できないというか……本音が漏れているというか……)
加賀「ままならないものね、恋愛感情というのは……」
加賀「……提督、まだ戻ってこないのかしら」トケイチラッ
加賀「まだ三分しか経ってなかったわ……カップ麺なら作り終わってる頃だろうけれど」
加賀(もうこの際カップ麺でもいいから早く戻ってきてくれないかしら……って、何考えているの加賀。提督が一生懸命に作っているのだからそんなことを考えてはダメ)ブンブン
288 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 22:24:24.62 ID:deLppXsT0
〜十数分後〜
提督「戻ってきたぞー……って、加賀?大丈夫か?心なしか顔が赤くなってるような。熱が上がったのか?」
加賀「いえ何でもないわ。少し運動し過ぎただけよ。主に首の」
提督「?……よく分からんが、とりあえずおかゆ作ったから食べろ」
加賀「ありがとう……いただきます」ハフッ
提督「味はどうだ?」
加賀「美味しいわ。とても」
提督「そいつは上々。七味とかいるか?」
加賀「いえ、このままで……むしろこのままの方がいいわ」
提督「そこまで言われると作った甲斐があるな」
289 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 23:12:30.70 ID:deLppXsT0
加賀「ふう。ご馳走様」
提督「お粗末さま。水はあるから、食後の薬も飲めよ?」
加賀「わかってるわ」ゴクゴク
提督「ふむ。顔色も戻ってきたし、熱も下がったっぽいかな?」
加賀「そう、ね。熱っぽさは大分取れたわ」
提督「そうか。でもまあ、一応寝ておけ。いつ突然の出撃命令が下されるか分からないんだし、体調は万全に。休めるときに休んどけ」
加賀「……やっぱり、お父さんみたいね」クスッ
提督「我ながら確かに過保護過ぎる気がしてきたところだよ」ヤレヤレ
290 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 23:30:40.03 ID:deLppXsT0
加賀「でもやっぱり、私はそんな貴方が――――」
提督「ん?加賀?どうした――――って」
加賀「くぅ……」スヤスヤ
提督「寝たのか……熱の疲労が溜まったのか?にしても見事な睡眠導入だが」
コンコン
夕張「提督、いるー?」
提督「ばりっつぁんじゃないか。どした?」
夕張「いや、ちょっと伝えたいことがあるんだけど。あと、人の名前をおとっつぁんみたいに言うのはやめてよね」
提督「ゴメンゴ。んで?伝えたいことって?」
夕張「今朝渡した茶葉なんだけど、ちょっとした手違いで開発中の薬物が掛かっちゃてたみたいなのよ」
提督「おい、まさか」
夕張「艦娘のメンタルチェックのために素直になりやすくなる薬を某戦艦のHから頼まれてて……」
提督「お前ってヤツは本当に……発熱は副作用か?」
夕張「そうよ。熱が下がると同時に眠くなって、起きたら薬の効果は切れてると思うから安心して」
提督「……とりあえず、加賀が起きたら言うからな」
夕張「……間宮アイスで許してくれるかしら?」
291 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/05(日) 23:49:16.52 ID:deLppXsT0
〜現在〜
提督「とまあ、こんな感じのことがあったわけなんだが」
榛名「まったく夕張さんも厄介事を持ち込んできて人騒がせな方ですね」
提督「本当にな。ん?どうした榛名、微妙に目逸らして」
榛名「いえ何でもないです本当に何でも」
提督「?そうか。で、起きた後から避けられた辺り、甘えたのを恥じているんじゃないかと。あれで結構子供っぽいところあるし、プライドの問題とかで」
榛名(恥ずかしがってるのは合ってるんでしょうけど、理由はおそらく全然違うのではないかと思いますが)
292 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/06(月) 00:17:27.55 ID:HnSZsmd00
提督「まあ何にせよやっぱ時間が解決してくれるのを待つしかないのかねえ」
榛名「そーですねー」
提督「ひでえ棒読みだなオイ。っと、ちょっと時間使い過ぎたか。仕事に戻るぞ榛名」
293 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/06(月) 00:51:31.57 ID:HnSZsmd00
〜夜〜
加賀「榛名、起きてる?」
榛名「加賀さん?どうしたんですか?」
加賀「どうしたもこうしたも私がこんな時間にあなたのところに来るなんて理由は一つに決まっているじゃない」
榛名「わーい相変わらず榛名には当たり厳しいですね加賀さん」
加賀「それほどでもないわ」
榛名「褒めてないです」
294 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/06(月) 01:04:43.64 ID:HnSZsmd00
加賀「で、今日の相談内容なのだけれど」
榛名「どうせいい加減提督とマトモに会話できるようにしたいとかそんな感じでしょう?」
加賀「……生意気ね。榛名のくせに」
榛名「あれ?何で理不尽にディスられてるんです?」
加賀「というわけでどうすればいいかしら」
榛名「そうですね……例えば−−−−」
月明かりが照らす夜、乙女たちの秘密の作戦会議が始まるのであった
〜完〜
後日、加賀さんは無事に提督と話せました
295 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/06/06(月) 01:08:54.30 ID:HnSZsmd00
すまぬ…最後が蛇足な上に手抜き感満載でマジですまぬ……
でもとりあえずエイプリルフールイベント終了。エイプリルフールまったく関係ない上に2ヶ月遅れだけどな!
私の気力とかもそろそろ限界に近づきつつあるので何か対策考えておきます。具体的には艦これ改の購入とか
それではまた次回、今週中に頑張って通常回やります
どうでもいいけど今季イチオシのアニメはあんハピです。はなこ可愛いよはなこ
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/06(月) 01:37:11.76 ID:6xo9yIRwo
乙です
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/06/25(土) 23:47:18.82 ID:qcR6sPf20
あんハピいいよな!ひびき可愛い
298 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2016/07/25(月) 01:02:06.99 ID:6DdcQ8Ei0
翔鶴姉ぇが出ないようわーん!飛龍蒼龍赤城加賀はもう出なくていいんだよ!
そんなこんなで1カ月以上放置していてすみませんでした!ちょっとね、色々トラブっててね
明日(というかもう今日)は時間取れそうなので更新したいと思ってます
299 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/07/25(月) 21:38:03.58 ID:6DdcQ8Ei0
〜ある日の鎮守府〜
ヲ級「ヲッ!」ビシッ
榛名「……こんにちはヲ級ちゃん」
ヲ級「カリテタゲーム、カエシニキタ」
榛名「あ、そうですか。提督は執務室にいるのでそちらに――――って、そうではなく」
ヲ級「?」
榛名「あの、ヲ級ちゃん?榛名たちとヲ級ちゃん――――深海棲艦は戦争中なのです。つまり敵。英語で言うとユーアンドアイアーエネミー」
ヲ級「ウン」コクコク
榛名「だからですね、あんまり真正面から入ってこられると困ると言いますか、ぶっちゃけ誰にも見つかってないのが奇跡っていうか……」
ヲ級「ヲ」フムフム
榛名「わかってくれました?」
ヲ級「ワカッタ。コレカラハ、キチントキヲツケル」
榛名「はい、ありがとうございます。それでは早速、静かにこっそりバレないように提督のところへ行って――――」
ヲ級「ヲ?」
榛名「ヘイユー。その周りにふわふわ浮いてるのはいったい何でしょう?」
ヲ級「艦載機」
榛名「それは見れば分かりますけどね!?何故それを今ここで出したのかを聞きたいのですけどね!?」
ヲ級「サイキン、ズットトジコメテタカラ、ガマンノゲンカイミタイ――――ヨッキュウフマン?」
榛名「ストレス発散は外でやってください……」
300 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/07/25(月) 21:53:46.75 ID:6DdcQ8Ei0
榛名「とにかく、鎮守府内では艦載機禁止です。いいですね?」
ヲ級「……ワカッタ」シブシブ
榛名「はあ、朝から榛名の疲労は天元突破です。ラガンインパクトです。というわけで榛名は今から少し寝ますので」
ヲ級「榛名、オツカレ?」
榛名「いや、原因の半分くらいはヲ級ちゃんなのですが……昨夜は遅くまでの鈴谷さんの相談を受けていたので寝不足なのです」
ヲ級「ソウダン?」
榛名「ええはい。趣味と実益を兼ねてちょこっと恋愛相談所のようなことをしているのです。まあ最近は何故か相談内容が恋愛だけに留まらずに本来の趣旨からは外れている気がするのですが」
ヲ級「ジャア、ワタシノソウダンモ、ウケテクレル?」
榛名「はあ、別にそれは構いませんけど。今日は特に相談者が来る予定もありませんし、夜に榛名の部屋に来て頂ければ」
ヲ級「ヲ。ソレジャ、ヨルニ、マタ」パタパタ
榛名「あ、はい」
榛名「……ふむ。何やら面白いことになりそうな予感がビンビンと――――ふぁあ」
榛名「……とりあえず、寝ましょうか」
301 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/07/25(月) 22:07:04.70 ID:6DdcQ8Ei0
〜その日の夜〜
コンコン
榛名「はーいどうぞー」
ヲ級「オジャマ、シマス」
榛名「こんばんはヲ級ちゃん。それで、ヲ級ちゃんの相談というのはいったい?」
ヲ級「ジツハ――――」
302 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/07/25(月) 22:09:39.93 ID:6DdcQ8Ei0
すみませんが明日早くから出掛ける用事があるので今日はもう寝ます。続きはまた明日の夜に
朝早く起きられて時間に余裕があったら出掛ける前に投下するかもです
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/25(月) 22:11:16.02 ID:qaT2mFZLo
乙
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/25(月) 23:06:36.12 ID:18V8X6QYo
乙です
305 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2016/08/25(木) 22:32:17.11 ID:WZ5Ne9xi0
明日更新します
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/26(金) 21:32:41.38 ID:pNr7W3KDO
来ないな、終了??
307 :
◆ATK1PCranA
[sage]:2016/08/27(土) 00:47:37.09 ID:L4AYLLvR0
まだ深夜24:30だから大丈夫(暴言)。すみません遅れましたが今から開始します
308 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/08/27(土) 01:08:40.70 ID:L4AYLLvR0
榛名「提督ともっと仲良くなりたい、ですか」
ヲ級 コクコク
榛名「それはまた何と言いますか……」
榛名(ベタな相談ですね)
ヲ級「?」
榛名「いえいえ何でもないです。それで、どうしてまた急にそんな悩み事を?」
ヲ級「……私アマリ提督ニ会エナイ、カラ。提督ト一緒ニイルト、胸ノ辺リガポカポカシテ楽シクナル。ダカラ、モット仲良クナッテ一緒ニイタイナ、ッテ」
榛名(ひゃっほうこいつぁ完全に恋する乙女の顔ですよ旦那ァ!)←予想外の大好物にテンションがハイになってるの図
309 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/08/27(土) 01:21:57.86 ID:L4AYLLvR0
榛名「ふむ、わかりました。わかりましたよヲ級ちゃん。そのお悩み、この恋愛マスターHARUNAがまるっと解決しましょうじゃありませんか!」
ヲ級「ヲー」パチパチ
榛名「まず第一にヲ級ちゃんが提督と頻繁に会うのは難しいです。ヲ級ちゃんが出入りしてることが榛名や提督以外にバレてしまえばそこで即バッドエンド。ヲ級ちゃんは追い返され提督は軍法会議に掛けられ東京湾にセメントと終身旅行。榛名は軍をクビになり恋愛小説で一山当てて売れっ子作家になります」
ヲ級「最後ダケ何カオカシカッタヨウナ……?」
榛名「Be quiet(静かに)! とにかくそうなってはダメなので、あまり頻繁に会いにくることは出来ません」
ヲ級「ヲ……」ショボン
榛名「そんなに落ち込まなくても大丈夫です。数がこなせないならどうする?そう、一回の密度を上げればいいんですよ!」
ヲ級「トイウト?」
310 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/08/27(土) 01:34:48.50 ID:L4AYLLvR0
榛名「そうですね。まずは手始めに――――デートとか、やっちゃいます?」
ヲ級「……日付?」
榛名「逢引ですよ!」
ヲ級「逢引……」
榛名「提督と一緒にお出かけして、遊んで、グッと心の距離を縮めるのです!内角に抉りこむように!」
ヲ級「ソレハボクシングノ話ジャ……」
榛名「細かいことは気にしない。それで、どうです?」
ヲ級「提督トオ出掛ケハシタイケド……」
榛名「大丈夫。言いたいことはわかりますが、そこは榛名が何とかしましょう。榛名に不可能は(あんまり)ありません」
ヲ級「ホント?」
榛名「はい。だからヲ級ちゃんの好きなようにしてください。提督とデートするか、それともまた別の方法を模索するか」
ヲ級「私、ハ――――」
311 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/08/27(土) 01:37:58.83 ID:L4AYLLvR0
今日はここまで。次回、ヲ級ちゃん町に出るwith提督です。可愛いヲ級ちゃんに悶え苦しむがよい!(可愛く書けるとは言ってない)
???「あ、明石さんですか?実は至急作って頂きたい物が
……」
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 08:56:21.17 ID:E0Ft/1T2o
乙です
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/25(日) 20:43:01.55 ID:bmYq2ZQDO
一ヶ月更新無し
おわたかな?
314 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 00:28:47.66 ID:fzTkyyfR0
PCの調子が悪いので別デバイスで投稿します。半角カタカナ使えないから全角にするけど気にしないでね!
315 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 00:41:02.53 ID:fzTkyyfR0
ピンポーン
島風「お届けものだよー」
提督「郵便?誰から誰に?」
榛名「あ、たぶん榛名です。明石さんにちょっと頼み事をしてまして」
提督「……その組み合わせに嫌な予感しかしねえ」
榛名「大丈夫ですよ。提督に害はありませんから」
提督「ならいいんだが……」
榛名「それでは受け取ってきますね」タタッ
提督「……とりあえず心の準備だけはしておこう」
316 :
◆ATK1PCranA
[saga]:2016/09/27(火) 00:53:20.91 ID:fzTkyyfR0
榛名「さて、受け取って箱を開けてみたはいいものの、どうしましょう」
榛名「見たところ説明書の類は入っていないようですし……入れ忘れでしょうか」
榛名「というかどこからどう見てもメガネにしか見えないのですが……これが本当にーーーー」
PiPiPi
榛名「はい、もしもし」
明石『あ、榛名ー?』
榛名「明石さん?」
明石『はいはーい明石さんですよー。そろそろ荷物が届いた頃かなって思ってね』
榛名「届きましたけど……これ、どうやって使えばいいんですか?説明書を入れたかどうかはきちんと確認しなきゃダメじゃないですか」
明石『いやいや、別に入れ忘れたわけじゃないよ。紙に書くより口頭で説明した方が楽そうだったから作らなかっただけ』
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