男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」

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472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/20(月) 19:26:11.97 ID:SGnRjmp8o
男「ああ、わかった。ちょっと出るぞ」



男(暁美さんの部屋に戻り、冷蔵庫の中を見るとペットボトルの水があった。これを持って行くか)



男「ペットボトルのがあったぞ。それにコップも」

コポコポコポ……

男「ほら」スッ

キリカ「うぅ……」

織莉子「ありがとう、男。キリカ、ゆっくり飲むのよ」

キリカ「んぐ、んぐ……」

キリカ「ぷはっ」

キリカ「ありがとう織莉子! 生き返ったよ!」

織莉子「水を持ってきてくれたのは彼よ?」

キリカ「それでも私がお礼を言いたいのは織莉子なんだ! 織莉子が頼んだからこいつは水を持ってきてくれたわけだし」

織莉子「駄目よキリカ、それでは筋が通らないわ……無理に仲良くしろとは言わないけれど、貴女がそんなにべもない態度では彼だって貴女とどう接したらいいのかわからないでしょう」

キリカ「……私にはそいつと仲良くするつもりなんてないよ。そいつだって織莉子と仲良くしたいだけで私なんて眼中にないだろうしね」

織莉子「……はぁ……」

男「↓2」


1.殺すぞアマ
2.まあ、確かに一理あるな
3.そう言うな、目的は同じだろう?
4.俺はキリカちゃんとも仲良くなりたい
5.キリカちゃん大好き! 結婚したい!
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 19:36:53.16 ID:/t8f1XLAO
4
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 19:37:44.01 ID:ZzFOVo2zO
5
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 19:38:04.04 ID:jMGes2mIo
5
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 19:48:07.56 ID:aYWCTW7GO
5
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/20(月) 20:35:54.01 ID:SGnRjmp8o
男「キリカちゃん大好き! 結婚したい!」ドドドドドッ

男(俺はズボンを脱いで下半身を露出させ、陰茎をしごいて屹立させつつキリカちゃん目掛けて走り迫った)

キリカ「ひ……っ」

織莉子「……!?」

男(声にならない声を上げ恐怖するキリカちゃん。織莉子ちゃんと二人揃って動きをフリーズさせている)

男「セックスしようよおおおおおおおお!!!」シコシコシコシコシコ

男「うわああああああああああああっ!!!」ドピュッ

男(最大の誤算だった……。キリカちゃんとセックスをするために準備をしていたはずの肉棒が、しごいた刺激で射精を果たしてしまった……)

男「……」

キリカ「……」

織莉子「……」

男(状況が飲み込めず呆然とする織莉子ちゃん。目下の恐怖から解放された安心感とやはり意味がわからず困惑するキリカちゃん。そして賢者タイムの俺……)

男(三人で長い間、時間にして10分ほど。床に放たれた精液を見つめていた……)
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/20(月) 20:46:37.58 ID:SGnRjmp8o
男「ま、俺を怒らせるとこういう事になるという警告だな。今のは」

男「これに懲りたら二度と生意気な口は利くんじゃないぞ?」

キリカ「う、うん……」

織莉子「……??……???」

男「キリカちゃんのせいで話が逸れたが、今日あった事を報告させてもらうぞ」

織莉子「……」

織莉子「あ、そ、そうね。お願いするわ」

男(俺は今日あった出来事を事細かに織莉子ちゃんに話して聞かせた)

織莉子「そう……それなら明日は、千歳ゆまが映画を見に行っている間は佐倉杏子が一人になるのね」

男「だな。ぶっ殺すチャンスだ」

織莉子「……確かにチャンスではあると思うけど……」

織莉子「勝てるの? 佐倉杏子は強いわ。学校で戦った時、巴マミと二人でキリカと相対したようだけど、佐倉杏子が巴マミとの連携を拒んでいたあの戦いは実質キリカと彼女の一騎打ちだったわ」

織莉子「そしてキリカは魔法の性質もあって、魔法少女同士の一対一の戦いにおいては比類無く強い。キリカが攻めきれずにいた相手がそう簡単に倒せるかしら……」

男「そんな事言ってもやるしかないだろ?」

織莉子「そうね、やるしかないのはわかるわ」

織莉子「だけど、それは必ず貴方がやらなければいけないわけじゃない」

男「何……!?」

織莉子「貴方自身は理由をつけてその場から離れて、戦いは二人の魔法少女に任せてしまうわけにはいかないの?」

織莉子「まだ貴方自身が命をかけて戦わなければいけない状況じゃないと思うわ。言ったでしょう、貴方は貴方の立場を利用して出来る事は必ずやらないといけないと」

男「……」



男(よく考えて行動してね、と言う織莉子ちゃんと別れ、俺は二人の部屋から出た)

男(暁美さんの部屋に戻るとやはり腐臭がする。俺は足音を殺し窓から抜け出した)

男「……時間もないんだよ。確実に杏子ちゃんには明日死んでもらわないといけない」



男(織莉子ちゃんの指摘で再確認させられた、見知った相手を殺さないといけないという事実をかみ締めた俺は、寝る前に↓2をした)
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 20:53:05.16 ID:4UBMfWAe0
覚悟完了
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 20:54:47.46 ID:h5C1v9dUO
ライフルを取り寄せた
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/21(火) 08:41:21.57 ID:XaHcK10LO
キリカかわいい
しかし
なんて殺伐としたルートなんだ……
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/24(金) 12:59:37.82 ID:ciKxtxlio
男(織莉子ちゃんの指摘で再確認させられた、見知った相手を殺さないといけないという事実をかみ締めた俺は、寝る前にライフルを調達した)

男(もちろん銃器などこの日本で簡単に手に入るはずはない。しかし今の俺には通常ならありえない方法でそれを手に入れる事が出来る心当たりがある)



男「また来てしまったか。暁美さんの部屋に……」

男「暁美さんの部屋なら探せば銃の一つや二つ見つかるはずだ。獲物は多いに越した事はない。暁美さんに代わって俺が正義のために有効利用してやろう」

男(窓から忍び込むため裏手に回る。そこで俺はこの部屋の異変に気がついた)

男(……気配がする。誰か、中にいる……)

男(どうする?)


1.中の様子を伺う
2.外で隠れて誰かが出てくるのを待つ
3.中に入って始末する

↓2
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 13:04:11.82 ID:p6hSsmOuo
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 13:12:11.79 ID:7aQh90B7O
1
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 11:46:54.76 ID:bv3987A3o
まだか
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/16(日) 19:29:20.34 ID:9KIsuEdTo
男(とりあえず中の様子を伺うぞ……)

男(俺は窓に近づき、内側からの死角から聞き耳を立てた)

男「……」

……ぴちゃ……
……ぴちゃ……

男(水音がする……風呂場に水を張った時、閉め方が甘かったのか?)

男(それにしても腐臭が鼻に来る……風呂場に閉じ込めたのにもうこんなところまで臭ってくるなんて、マジで時間がないな……)

男(いや、今はとにかく中の様子を確認しないといけない。俺は意を決して中を覗き込んだ)

ぴちゃ、ぴちゃ……
ぴちゃ、ぴちゃ……

男(床に水溜りが……いや、よく見ると何かが這い回った後のように濡れた部分が連なっている)

男「なんだこれ……?」

男(目を凝らし床の水を目で追う。窓から最も近い位置にある、テーブルの手前の水溜りの片方は、そこから風呂場の方に向かって消え、もう片方はテーブルを迂回しその向こう側に消えて俺の死角に入ってしまっていた)

男(どうする……?)


1.中に入って調べる
2.もっとよく観察する
3.嫌な予感がするので逃げる

↓2
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 19:43:46.07 ID:xYzmRVrCo
2
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 19:52:55.30 ID:ZN1xQ7/RO
1
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/16(日) 22:35:38.88 ID:9KIsuEdTo
男(これ以上は外からは見えないな……)

男(このまま帰るわけにはいかない。中で何が起きているのか確かめないと)

スーッ...

男(窓を開き、部屋に進入する。さあ、ここからどう動く……?)


↓2
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 22:44:05.40 ID:Y+Qb/huno
音と匂いと振動、そしてこれまでの経験から中を想像し視覚に投影して満足する
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 22:58:45.51 ID:8RlSThJ0o
気配を消して、気配を探りながら慎重に進む
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/23(日) 17:06:19.35 ID:qzMs+fdVo
男(何者だか知らないが、この場にいる以上俺達の目的の邪魔になる事は間違いない。見つけ次第無力化してしまうべきだろう)

男(気配を消し、かつ相手の気配を探りながら慎重に歩を進める)

男(やはりテーブルの向こう側に、誰かいる!)

ぬる・・・

男「……!」

男(床のぬめりを踏み体勢を崩しかけ、小さく息を呑む。気配に集中しすぎたために起きた小さな失敗だった!)

男(一瞬で意識をテーブルの向こう側に戻す。さっきまで感じられた得体の知れない気味の悪さを、拭い去り現れた緊張感がこの場を支配していた)

男「……」

男(どうやらこちらが一方的に相手を探っている、というアドバンテージは失われたようだ)

男(今は互いを警戒しあい、隙あらば仕掛ける。闘争が始まりこの場は戦場と化した)

男(武器を持って来るべきだったな……)

男(ふと足に硬い感触が当たるのに気づく。敵への警戒を維持しつつ目を遣ると……血のついた包丁が落ちていた)

男(暁美さんの首を切り裂くのに使ったやつか)

男「……」ニィッ

男(これは使える。こういった膠着した状況で『先に動いたほうが負ける』というのは本当の話だが、それはあくまでも競技の話だ)

男(実戦……なんでもありには勝負外の駆け引きがある。今からそれを実践してみせよう)

男(武器ってのはこう使うんだよ)


1.手に持って相手に一直線に走る
2.床を滑らせ相手の元へ送る
3.相手の頭上を飛び越すように放り投げる
4.自らの首を切り裂く
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/23(日) 18:34:54.81 ID:fKZ9gJu+o
1
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/23(日) 18:53:37.93 ID:7rM22pJAo
3
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/23(日) 21:38:58.88 ID:qzMs+fdVo
男「……」シュッ

男(俺は敵がいるであろう場所を飛び越すように包丁を放り投げた)

男(包丁が床に落ちる音が響く。静寂の中ただひとつだけ存在する音は実際より大きく感じられる)

男(緊張が高まっているほどにそれは顕著になるものだ……どんな奴でも一瞬は身を竦ませるほどに)

ガツッ

男「……」バッ

男(包丁が床に落ちると同時に飛び出す! 俺は……敵の見せるただの一瞬の隙さえも逃さない! 反撃の機会も与えない!)

男(闘争の最中にビビッたお前が間抜けだっただよ! これは狩りだ。敵が死ぬまで俺がずっと仕掛け続ける!)

男「死ねえぇっ!!」

ほむら「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」

男「ぎゃあああああああああ!!」ビクッ

ほむら「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」ガブゥッ

男「ぐおおおおおおっ!!」

男(目が潰れ、顔中血まみれの暁美さんが俺の首筋に噛み付く! 歯は易々と俺の皮膚を突き破り、肉に突き刺さった!)

男「き、貴様……! 生きていたのか!?」

ほむら「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」

男「があああああああっ!!」

男「このっ……は、離れろぉぉぉっ!!」ガッガッガッ

ほむら「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」

男(側頭部を殴りつけるもその執念は凄まじく、びくともしない……!)

男(いくら力が強くても所詮は人間の歯。頚動脈を傷つけるまでには至らないのが救いだった。これが肉食動物の長く鋭い牙なら即死だっただろう)

男(とはいえ酷く危機的な状況であることに変わりはない。早くこの状況を抜け出さなくては……!)

男「こ、こうなったら……! ↓2をするしかない……!」」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/23(日) 21:40:39.12 ID:0dGsIfNUO
念仏を唱える
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/23(日) 21:45:34.63 ID:k1BjPdfho
包丁を拾って突き刺す
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/25(火) 02:22:40.90 ID:jlJpo+tOo
男(さっき放り投げた包丁が近くにある事に気づく。掴もうと手を伸ばす……がわずかに届かない)

男「糞が……!」

ズリ… ズリ…

男(噛み付かれたまま床を必死に這い、なんとか手が届く距離まで到達する)

男「死ね……!」

男(俺は包丁を掴むと、一切の躊躇も無く暁美さんの肩に突き刺した)

ほむら「……ア゛ア゛ッ!」

ギリギリッ

男「がああっ!!!」

男(……が、彼女の攻撃は止む事はない。それどころか自棄になったかのようにさっきまでより強く噛まれている気すらする)

男「くっ、なら……これでどうだ……!」

男(肩から抜いた包丁を、暁美さんの頬肉を突き破るように突き刺す。その奥にある顎の間接を破壊するべく力強く……!!)

ほむら「……ア゛」

男(噛む力が緩んだ!)

男「離せ!!」

ドッ

男(渾身の掌底を暁美さんの顔に放つ。食らいつく力を既に失っていた彼女は、俺の首筋に横に引き裂かれる最後の痛みを与えてから吹き飛び、リビングの床を転がった)

男「……ッ!!」

男(彼女が離れた拍子に抜け落ちた包丁を手に取り、俺は再度攻撃を加えるため肉薄する)

男「死ね……!」

ザクッ

ほむら「……っ」

男(前面から一突き。薄い胸を突き破り、間違いなく心臓まで到達したはずだ)

男「はぁ、はぁっ……! ざまあみろ……!」

男(……しまった、騒ぎすぎたかもしれない……!)


1.すぐさま離脱する
2.息を潜める
3.あらたな性癖に目覚める
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 02:28:57.24 ID:VJMZvJwV0
2
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 02:30:37.27 ID:vdubOd8so
3
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/25(火) 13:57:29.53 ID:jlJpo+tOo
ドクン

男「……!?」

男(突然心臓が跳ね上がる)

男「……はぁ、はぁ……!」

男(目の前には暁美さんの変わり果てた姿がある。心臓を刺したはずなのにわずかな量の血しか流れていないのは、放置されていたこの数日の間にほとんど全ての血を失っていたからなのか)

男(何故そんな状態で動けた? そんな疑問が浮かんではすぐさま頭の中に定着せずに霧散する)

男(どうして俺はこんなにも事態の把握に集中できない。脳が酸素の確保を優先し、そのせいで思考がまとまらないのか?)

男(……違う、俺は興奮しているんだ。今の状況に性的な快感を覚え、今すべき事を差し置いて更なる快楽を求めてしまっている……!)

男(そう、俺は……↓2に興奮してしまっているんだ……!!)


1.暁美さんを包丁で刺した時の感触
2.暁美さんの体から流れ出る血液
3.命のやり取りをするスリル
4.暁美さんの未熟すぎる胸
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 14:03:09.03 ID:M/YhI+uqo
4
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 14:17:13.93 ID:e/Y2qOBzo
3
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/25(火) 14:34:52.61 ID:jlJpo+tOo
男(そう、俺は……命のやり取りをするスリルに興奮してしまっているんだ……!!)

ムクムク……

男「はぁはぁ……!」

男(ついに興奮が目に見えてわかる形となって表れた)

男(織莉子ちゃんに会っていきたいが……床の状態を見るに、暁美さんは監禁部屋には入っていないようだ)

男(こんな股間で状態で織莉子ちゃんに会ったら射精をしてしまうかもしれない……俺は紳士的に、今日のところは彼女に会うのは諦めることにした)

男(そういえば、ここには武器を調達しに来たんだったな)

男(なんとなく勉強机の引き出しを調べてみると……大型拳銃と、手で握るサイズの棒状の何かと、マシンピストルか)

男(サイズ的に隠し持てるのはひとつが限界だな……)

男(威力なら大型拳銃、弾幕による制圧力ならマシンピストルといったところか……用途のわからない棒状の何かにはスイッチがついている)

男(ま、まさかこれはビームサーベルか!?)


1.大型拳銃を取る
2.マシンピストルを取る
3.棒状の何かを取る
4.棒状の何かのスイッチを押してみる
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 14:38:19.73 ID:fw+7/32c0
4
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 14:40:40.72 ID:M/YhI+uqo
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/25(火) 14:48:22.16 ID:jlJpo+tOo
男「とりあえず押してみるか……」ポチッ

ピッ、ピッ、ピッ

男「……? 変な電子音がするだけでサーベルが出ないじゃないか!」

ピピピピピピピッ

男「子供のおもちゃかな? 暁美さんって子供っぽいのは胸だけじゃなかったんだなw」

ピーーーーー



                   i
                     ,!'|   ` .
                  ’ j  i! i    ,
                 { ||
      `       ,J`:、,ィl! l! {′  ;
            ,j`  Yl!|:  | |'i,
            | 、 ゙リN: ; !lij! |
          .  }'′    i  ;}|! |
       ,     ,:;:;:,!     ''′ ,. !、,! ´` ι  ヽ
        , (''゛ j! ..:;;:==-:、  ゙''"ィi {ヘ!,l .
       〃’ :; {`' ,ィ゛ '′.  ) jj」li|liY、⌒}
             j∨il!ィ' {’      へヾ;;イ
       ’ λ' ,j、l! / 、     ., ,il{ ,゙!j!;|   :
          ゙ハ! ;. ゙:、     j|   '/'}′ ,
            じ:、 i,'  ゙:、 ,,.,   ′彳レ/
         丶、v{ ヒ!   i!||il.   , 八 Z
        __   _,ゝ、;_    ゛:|!  ゙ ,rカ  ̄
      _  ̄`ζ」'(´ ヽ  j! ゛ ,ィ彡′_.. -
        二 ニ ゙て∠rιク_;.,、_,ー-'^- =ニ_




男(俺は死んだ)


GAME OVER
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 14:50:58.81 ID:M/YhI+uqo
爆発するほどの振動とは……
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/25(火) 19:18:57.45 ID:jlJpo+tOo
男「はっ夢か……」

男「やはり適当にボタンを押すのはよくないな。これがビームサーベルだったらバッテリーの残量を無駄にしてしまうかもしれない」

男「もう少し机を探ろう」ゴソゴソ



男(机を漁った結果、棒状の物体の設計図と思しき物を発見した)

男(その設計図を見た俺は……この物体は爆弾である可能性が非常に高い、という結論に至った!)

男(危ないところだったぜ。もし何も考えずにボタンを押していたら俺は即死していただろう)

男(その事も踏まえて……俺は暁美さんの部屋の中で見つけた武器の中から、↓2を持ち出すことにした
510 :↑は途中送信 [saga]:2015/08/25(火) 19:20:25.74 ID:jlJpo+tOo
男「はっ夢か……」

男「やはり適当にボタンを押すのはよくないな。これがビームサーベルだったらバッテリーの残量を無駄にしてしまうかもしれない」

男「もう少し机を探ろう」ゴソゴソ



男(机を漁った結果、棒状の物体の設計図と思しき物を発見した)

男(その設計図を見た俺は……この物体は爆弾である可能性が非常に高い、という結論に至った!)

男(危ないところだったぜ。もし何も考えずにボタンを押していたら俺は即死していただろう)

男(その事も踏まえて……俺は暁美さんの部屋の中で見つけた武器の中から、↓2を持ち出すことにした)


1.大型拳銃
2.マシンピストル
3.爆弾
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2015/08/25(火) 19:20:32.69 ID:wiuKHM3T0
地球破壊爆弾
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 19:44:37.36 ID:e/Y2qOBzo
1
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/27(木) 01:25:05.54 ID:ewFUa7w3O
なんと陰惨な……
ほむらルートの頃が懐かしい
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/29(土) 15:10:39.69 ID:tdXBugqno
オリコを救うためには、まどか勢は死ななければならないのか?
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/04(金) 08:48:23.21 ID:Nk68mitxO
まだかな
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/05(土) 12:30:06.09 ID:K8KpM7sc0
待つぜ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/13(日) 19:03:09.59 ID:CFQxGAN1o
男(その事も踏まえて……俺は暁美さんの部屋の中で見つけた武器の中から、大型拳銃を持ち出すことにした)

男(魔法少女の耐久力はさっきの暁美さんで身を以って体験している。やつらに常識は通用しない。普通の人間どころか、象やクジラでさえあの失血で数日放置されては生き残れはしないだろう)

男(ならば……マシンピストルの小さな弾丸など無意味だ。捨て身で突っ込んで来られたら最期、成すすべもなく殺されるだけだ)

男(最低でも奴らを仰け反らせるだけの威力が必要になるし、それを連発出来るのはこれだけだ。それが俺がこの武器を選択した理由だ)

男「クク……あの生意気な杏子ちゃんが、この俺に屈した時の顔が今から楽しみだ」

男「敗北を認め、自分の生殺与奪の権利が俺にあると気づいた時に彼女はどうするだろうか。最後まで抗う? それとも命乞いをしてくるか?」

男「さあ……明日は祭りだぞ」

男(俺は笑い声が出そうになるのをこらえながら暁美さんの部屋を後にした)
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/13(日) 19:25:02.91 ID:CFQxGAN1o
男「ふぁ……よく寝た」

男「今日は小巻ちゃんと松平との約束がある。昨日話し合った大橋へ向かうぞ」

男(俺は大型拳銃と刀を携え、約束の場所へと向かった)



男「……ふむ、まだ二人は来ていないようだな。少し早く着きすぎたか」

男「ここは……↓2」


1.刀を素振りして勤勉アピールだな
2.その場に座り込み、ただ静かに待とう
3.今のうちにうんこを済ませておこう
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 19:30:14.07 ID:NtzIEMwCO
1
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 19:30:32.56 ID:XY/Zu7ieo
1
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/13(日) 19:40:54.94 ID:CFQxGAN1o
男「ここは刀を素振りして勤勉アピールだな」スラッ

男「ふんっ! ふんっ!」シュッシュッ

男「ふんっ! ふんっ!」シュッシュッ

男「ふんっ! ふんっ!」シュッシュッ

小巻「……」

男「↓2」


1.ふんっ! ふんっ!
2.やあ、おはよう小巻ちゃん
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 19:41:19.15 ID:lgmqIME7O
2
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 19:42:04.84 ID:pXc1l9sRO
2
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/13(日) 20:13:42.37 ID:CFQxGAN1o
男「やあ、おはよう小巻ちゃん!」

小巻「おはよう」

男「来たなら声をかけてくれよ。もしかして俺の事が嫌いなのか?」

小巻「別に……どうせ松平待ちでしょ。わざわざ邪魔することないと思っただけよ」

男「別に嫌いじゃないって事は小巻ちゃんは俺の事が好きなんだな? やったー!!」

小巻「はぁ? 何言ってんのよ。そんなわけないでしょ」

男「そうか、じゃあ小巻ちゃんは俺の事が嫌いなんだな……」

小巻「面倒くさい! あんた朝からテンションおかしいわよ! まさか徹夜でもしたんじゃないでしょうね……!」

男「実は昨日夜遅くまで素振りをしてて、今日も早朝からやってたんだ……ほら、俺ってなんにでもベストを尽くすタイプじゃん?」

小巻「知らないわよ! 寝なさいよ!」

男「寝るから膝貸してくれ」

小巻「その辺の草ででも寝てなさいよ!」

ちき「朝から元気じゃのう……」

男「出てくるタイミングが悪いぞ松平。せっかく小巻ちゃんといい雰囲気になっててもう少しでキスできたのに」

ちき「おお、それはいいところで到着したものじゃの。ではキスの権利はわらわに移ったということかの」

小巻「あんたら馬鹿じゃないの!?」

ちき「まあそれは置いておいて……小僧、佐倉杏子の今日の動向について何かわかったことはあるかの」

男「ああ、それなんだがな。実は普段いつも一緒にいる杏子ちゃんとゆまちゃんが今日に限って分断される」

男「運は俺達の方に向いているぜ」

小巻「どういうこと?」

男「ゆまちゃんがプリキュアの映画を見に行くそうだ。そして杏子ちゃんはそれには付き合わない。映画がやってる間、杏子ちゃんは一人になるわけだ」

ちき「ほう……いつからの上映じゃ」

男「10時からだな。それより少し早く着くように言ってあるから、それからしばらく杏子ちゃんは一人になる」

ちき「うむ、よい仕事をしたではないか」

小巻「……で、どう動くの? まさか街中でやり合うわけにはいかないでしょ」

男「↓2」


1.俺が杏子ちゃんを人気のない場所に誘い出す
2.小巻ちゃんが杏子ちゃんにケンカを売って人気のない場所に呼び込む
3.松平が杏子ちゃんにケンカを売って人気のない場所に呼び込む
4.杏子ちゃんの後をつけて仕掛けられるタイミングを計る
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 20:14:31.39 ID:gqIPKlzb0
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 20:16:20.66 ID:pXc1l9sRO
2
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/13(日) 20:22:56.76 ID:CFQxGAN1o
すみません、連取りは一応禁止になってるので再度↓1で
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 20:26:12.83 ID:YZPY6MKUO
4
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/13(日) 21:41:55.44 ID:CFQxGAN1o
男「ここは下手な事をするよりも杏子ちゃんの後をつけて周りに人がいない状態になるのを待つのがいいだろうな」

小巻「映画って二時間くらいで終わるでしょ。その頃には映画館の前に戻るとして、そんなに遠くには行かないんじゃない? そう都合よく人気のない場所になんて行くの?」

ちき「ふむ。どちらの意見も一理あるように思えるのう」

男「ゆまちゃんと別れて一人になった途端に近づいたら怪しまれるだろう。少しは様子を見るべきだ」

小巻「それは……まあそうか」

男「なら上映終了が近づいてもチャンスが無ければ何か手を打つということでどうだ?」

小巻「今の所はそれがベターってところか……」

ちき「わらわもそれがよいと思うぞえ」

男「よし、決まりだな。三人でぞろぞろと尾行していては目立つから追跡は俺がやる。二人は尾行している俺を尾行してくれ」



男(二人とアドレス交換を済ませ、映画館の前に着いたぞ。時刻は9時過ぎ……杏子ちゃんとゆまちゃんはまだ来ていない。既に中にいるという事は流石にないだろう)

男「さて、じゃあこの物陰から俺が見張るから、二人はあそこのカフェの二階から見ていてくれ」

ちき「うむ」

小巻「わかった」

男「何か変化があれば連絡する」

小巻「……」

男「なんだ? 小巻ちゃん」

小巻「あんた……気をつけなさいよ。あんたみたいなのでも、死なれたら気分良くないだろうし」

男「小巻ちゃん……」

小巻「加担した以上、あんたに何かあったら私にだって責任の一端があるわけだし……その、とにかく怪我するんじゃないわよ……」

男「↓2」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 21:44:30.93 ID:nHMZS1Cno
キュン
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 21:44:58.35 ID:XY/Zu7ieo
俺は不死身だから心配するな
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/19(土) 22:26:51.46 ID:JLYDn0obO
くるかな?
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 01:53:07.96 ID:jfc8Q32no
男「フッ。俺は不死身だから心配するな」

小巻「あっそ」

ちき「不死身のう……」

小巻「じゃあ私達は行くから。絶対に先走るんじゃないわよ」

男「小巻ちゃんを見てる時の俺はいつも先走ってるぜ」

ちき「若いのう……」

小巻「……? まあいいか。行くわよ松平」

ちき「あ、小巻と二人きりで、か、カフェ! これってデートかの? もしかして小僧、わらわに気を遣って……?」

小巻「うるさいわね、さっさと来なさいよ!」



男「さて、時間は9時20分……二人は無事窓際の席に着けたようだな」

男「手を振ってみるか」



小巻「……」

ちき「……」



男「あいつらメニュー見ててこっち見てないぞ……」

男「メールを送るか」

男「↓2っと」


1.仲のいいことだな。楽しいお茶の時間中悪いがこっちの監視も忘れないで貰えるかな?
2.俺から目を離さないで!!! 二人に守ってもらわないと俺すぐ死んじゃうから。
3.まだ上映までは30分以上あるが、いつでも動けるようにはしておいてくれよ。
4.今どんな下着はいてるの? 俺はうんちおぱんつ!! うんちうんち!!!
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 01:54:12.99 ID:P3Jz7lwz0
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 01:54:41.12 ID:XPb5EvMqo
3
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 02:27:53.30 ID:jfc8Q32no
男「まだ上映までは30分以上あるが、いつでも動けるようにはしておいてくれよ……っと」

男「全く女はこれだからしょうがないぜ。きっとどれ食べる?あたしこれ!半分こしよ? とか言い合ってるんだろうな……」

男「おっ、メールを見た小巻ちゃんがこっちを向いたぞ。とりあえずメンチ切っておくか」

男「真面目にやれよ、犯すぞコラ……」キッ



小巻「……」



男「うわっ、一気に不機嫌そうな顔になったな。面白い!」

男「だがヘソを曲げられても困るし一応機嫌もとっておくか」

男「嘘だよ。犯したりなんてしないさ! 何故なら君は俺の大事な友人なのだから」ニコッ



小巻「……」



男「あれ? 余計機嫌悪そうになったぞ……」

男「なんでだ。わけがわからん」

男「アヘ顔ならどうだ?」アヘェ

ビーーッ、ビーーッ

男「む、メール……小巻ちゃんだ」

『今あんたの後ろを佐倉杏子と千歳ゆまが通った! ちゃんと見ていなさい!!』

男「何? そんなわけあるか」クルッ



ゆま「ねえ、キョーコー。やっぱりいっしょにみようよ」

杏子「見ねえよ。しつけーな」

ゆま「むーーー」



男「は、早い……! 何故こんなに早く来たんだ? まだ上映まで30分あるぞ」

男「まあいい、とにかく監視だ! 杏子ちゃんが一人になるのを見逃さないぞ!」



男(それから十数分、二人はずっとベンチに座ってジュースを飲んでいる……)

男(映画を見るならそろそろ中に入る頃合いだぞ。一体何をしているんだ?)



ゆま「うーーー。キョーコがみないならゆまもえいがみるのやめる!」

杏子「あ? あー。別にいいんじゃね」



男「は?」

↓2


1.ここは落ち着いて様子を見るしかない
2.杏子ちゃんは小巻ちゃんと松平に任せてゆまちゃんと映画館に入るしかない
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 02:29:05.04 ID:FvaLlsq+0
2
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 02:30:00.22 ID:smSi2KAFO
2
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 18:35:32.31 ID:jfc8Q32no
男「ゆまちゃんが映画を見るのをやめてしまったら計画の全ては瓦解する! ここはなんとしても映画を見てもらわないと……!」

男(俺は小巻ちゃんに追跡は任せる旨のメールを送ると、返事を待たずに二人の前に飛び出した!!)

ゆま「あ、おにーちゃんだ」

杏子「何遊んでんだよ。学校行けよ」

男「う、うわあ! 見つかってしまったか!」

男「なんてことだ。これはまずいところを見られてしまったぞ……!」

ゆま「なにやってるのおにーちゃん?」

杏子「まずいところって……お前まさか、ここにいるってことは……」

男「くっ、学校をサボってプリキュアの映画を見にきたところを知り合いに見られるなんて……なんてことだ……!」

杏子「ぷっ。お、お前、中学生の癖にプリキュアって! バッカじゃねーの、だっせーなぁ!!」

ゆま「おにーちゃんもプリキュアみにきたの!?」

男「実はそうなんだ。いやあ、恥ずかしいなあ……」

杏子「ちょ、ちょうどいーじゃん。くくっ。ゆま、お前こいつにプリキュア見に連れてってもらえよ……ははっ」

男「あ、あんまり笑わないでくれよぉ」

杏子「笑うに決まってんだろ!? 普段生意気な態度ばっかとってる癖にプリキュアって! あー、面白い! 今度マミやほむらにも教えてやろっと」

男「やめてくれよぉ!」

男(馬鹿が……お前に今度は来ない。今の内に笑っていろ! この屈辱に耐えれば俺の勝利だ!)

ゆま「ねーおにーちゃん。プリキュア見にいこ?」クイクイ

男「わ、わかった。見つかった以上断る理由はない、一緒に行こう」

ゆま「わーい、やったー!」

男(ひとまず映画が始まってしまえばそう簡単にはゆまちゃんはその場から動かないだろう。後は適当に抜け出せばいい。それまで頼むぞ、小巻ちゃんと松平……!)

男(俺達は杏子ちゃんと別れ二人で映画館に入った)



男「あっ、ほら、ここ二つ空いてるぞ」

ゆま「うん!」

ゆま「ねーねー、おにーちゃんはどのこがすきなの?」

男「俺か? 俺は……↓2が好きだよ」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 18:46:26.73 ID:QcyLyQdiO
きゅあぶらっく!!
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 18:48:36.09 ID:byYgUrVRo
ゆまちゃんが1番好きだよ
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 19:16:05.97 ID:jfc8Q32no
男「俺か? 俺は……ゆまちゃんが一番好きだよ!」

ゆま「ち、ちがうよ。どのプリキュアがいちばんすきかってきいてるんだよ」

男「あっ、そ、そうか! すまない、つい本当のことを言ってしまって……」

ゆま「えー。えへへ、じゃあマミおねーちゃんよりゆまのことがすきなの?」

男「その通りだ。ばれてしまってはしょうがないな」

ゆま「キョーコよりも?」

男「あ、あんまりいじめないでくれよ。恥ずかしいじゃないか!」

ゆま「えへへへ。ゆまもおにーちゃんのことすきだよ!」

男「……」

ゆま「ねーおにーちゃん。キョーコともっと仲よくしてほしいな」

ゆま「キョーコと仲よくしてくれたら、ゆまももっとおにーちゃんと仲よくしてあげる!」

ゆま「みんな仲よしになればね、きっとずっとたのしいよ!」

男「そうだな……」

ゆま「えいががおわったら……三人であそびにいこうね」

男「ああ。……おっ、映画が始まるぞ」

ゆま「えへへ。やくそくだよ」

男(はにかみながらそう言うゆまちゃんの手が、席のひじかけに置かれた俺の手に重ねて置かれた)

男「……」



男「あー、始まったばかりですまん。ちょっとトイレだ」

ゆま「……」

男「ゆまちゃん、手をどけてくれ」

ゆま「んー……だめ」

男「何?」

ゆま「おトイレははじまる前にいかないとダメ。だからおにーちゃんはガマンしないといけないんだよ」

男「まだ始まったばかりなんだが……ずっと我慢するのはきついぞ」

ゆま「ダメ……ゆまのこと一人にしないで」

男「……」


1.そのままでいる
2.手を跳ね除ける
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 19:17:59.43 ID:4BGY7Ar7o
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 19:53:48.06 ID:ZXIpWjS5o
1
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 21:26:25.60 ID:jfc8Q32no
男「そうだな……途中で席を立ったら他の客の迷惑だ。トイレは我慢することにしよう」

ゆま「うん」

男(俺は脱出を諦め、ゆまちゃんと映画を見ることにした)



・・・・・

・・・



ゆま「あー、おもしろかったね」

男「そうだな」

ゆま「キョーコ、お外にいるかなあ?」

男「どうだろうな。杏子ちゃんが時間通りに迎えに来るのは考えにくいが」

ゆま「そうかなあ? それじゃあ、もしいなかったらふたりでキョーコのことを探そうね」

男「そうだな」

ゆま「えへへ……」

男(そう言って席を立つゆまちゃんの足元から、ぴちゃり、と水音が立つ)

ゆま「? ゆか、ぬれてるね」

男「そうだな」

ゆま「だれかがジュースこぼしたのかな?」

男「どうだろうな。この辺俺達しか座ってないしそれは考えにくいが」

ゆま「なんかヘンなにおいもするし。おにーちゃん、いつまですわってるの? 早くいこうよ」

男「そうだな」

ピチャ

男(ああ……)

ゆま「お、おにーちゃん……?」

男「さ、行こうか」

ゆま「ま、まって。なんでそんなにズボンぬれてるの……?」

男(今朝……)

男(出る前に、トイレいっときゃよかったな……)

GAME OVER
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/21(月) 21:46:29.82 ID:jfc8Q32no
男「っ、なんだ白昼夢か……」

スッ

ゆま「ぁ……」

男(俺はゆまちゃんの手を跳ね除け立ち上がった)

男「ちょっと席を立つだけだ。ゆまちゃんは赤ちゃんじゃないんだ。一人で見てられるよな?」

ゆま「……うん」

男「いい子だ。また後でな」

ゆま「うん……」



男(急いで映画館を抜け出し、外へ駆け出す。携帯には小巻ちゃんからのメールが一件、さっき俺がメールを送った直後に届いていた)

『なんで? わけがわからないけどわかった。とにかく松平と二人で追いかける。また連絡して』

男(追いかけるか)スッスッ

『千歳ゆまが一人で映画館に行くのを怖がったので連れて入った。今抜け出したから合流する。どこにいる?』

男(すぐに返信がきた……)

ビーーッ、ビーーッ

『電車を使わずに歩いて風見野の方に向かった。今大橋超えたとこ。仕掛けるチャンスかもしれない』

男(どうする……!?)

↓2


1.そのまま追いかけてくれ。俺が合流するまで待て!
2.いけると思ったら即仕掛けろ! 好機を逃すな!
3.モタモタしてないで今すぐ仕掛けろ! ぶっ殺せ!!
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 22:05:25.20 ID:XPb5EvMqo
2
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 22:14:57.20 ID:4bmMfy/UO
1
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 22:53:15.27 ID:Qa3WRIh5O
男にしては漏らしたぐらいでgameoverとかありえんだろ
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/22(火) 16:46:39.06 ID:9pr7snsNo
男「そのまま追いかけてくれ、俺が合流するまで待て!……と」

男「あいつらだけで杏子ちゃんと接触させるわけにはいかない。会話を通じて下手に和解や休戦でもされると全てが台無しだ」

男「すぐに追いかけよう」タッタッタ



男「大橋まで来たが既に小巻ちゃん達の姿はない」

男「いつの間にかメールが来ている。なになに、杏子ちゃんは大橋から南、町外れの人がいない方向に……?」

男「『↓2』っと……」


1.いいぞ、すぐに向かう!
2.気づかれていて誘い込まれている可能性がある。十分に距離を取れ!
3.まだ戦ったりするつもりなのか? 暴力はやめろ単細胞!
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 16:55:06.58 ID:xE2PlH9bo
2
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 17:06:13.11 ID:AhA8CttNo
2
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/22(火) 17:49:42.71 ID:9pr7snsNo
男「『待て、都合よく人気の無い場所に行くのは不自然じゃないか? 誘いこまれている可能性があるぞ! 十分に距離を取るんだ!』……っと」

男「のんびりしてられないな。早く合流を済ませよう」

男「ふう、剣道の装備が邪魔だな……」



男「進めば進むほど街から離れていくな……杏子ちゃんはこんな場所に一体何の用があるんだ?」

男「見つけた。あのデカい後ろ姿は小巻ちゃん! 松平も一緒だ!」

男「来たぞ。どうだ、佐倉杏子の様子は?」

小巻「……あの教会に入ってから出てこない。中の様子が気になるけど近づけないでいる」

男「教会だと? あの悪魔のような女が教会なんかに一体何の用だ……?」

ちき「ふむ、なるほどのう」

小巻「何かわかったの?」

ちき「いやの、あの教会、今では誰も住む者がおらぬが……一昔前まではそれなりに精力的に活動しておったのじゃ」

ちき「それがどういうわけか、ある日突然神父が人が変わったようにやる気を失ってしもうての。あげくの果てに一家で心中してしまいおった」

男「そ、そんな場所に何しに来たんだ? まさか遺物を荒らそうと、いや、興味本位で心霊スポットを見に来たとかか……?」

ちき「それがの、死んでしもうたのは若い夫婦と末の娘だけで、長女はその日以来行方が知れぬのじゃ」

ちき「そして……この教会の管理者の名前は、わらわの記憶が正しければ『佐倉』であったはずじゃ」

小巻「……それじゃあ、その行方不明の長女が佐倉杏子だってこと?」

ちき「偶然にしては出来すぎておるからのう……何故今頃ここに来たのかまではわらわにはわからぬが、その線が濃いと思うがのう」

男「もしそうだとすれば、やつはこちらには気づいていないという事にならないか?」

小巻「確かに、家族で暮らした場所でわざわざ目的もわからない追跡者を待ち構えようとは考えないはずだけど……」

男「とにかくここで話していてもしょうがないな。ここは↓2が様子を見に行くのがいいだろう」


1.俺
2.小巻ちゃん
3.松平
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 18:07:44.11 ID:xE2PlH9bo
3
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 18:31:33.79 ID:NxEjhApT0
1
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/22(火) 18:54:39.59 ID:9pr7snsNo
男「ここは俺が様子を見に行く。お前らはここで見ていろ」

小巻「わかったけど、一人で平気なの?」

男「大丈夫だ。いきなり襲われるような事はないと思う。でも……↓2」


1.俺が合図をしたらすぐに助けにきてくれ
2.俺が合図をしても一回は助けずにそのまま様子を見ていてくれ
3.俺が死んだら小巻ちゃんのせいだ
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 19:01:29.53 ID:xE2PlH9bo
3
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 19:08:04.62 ID:AhA8CttNo
2
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/22(火) 20:18:22.30 ID:9pr7snsNo
男「俺が合図をしても一回は助けずにそのまま様子を見ていてくれ」

小巻「はぁ? どういうことよ」

男「フッ、脳筋の小巻ちゃんには少し難しい話だ。とにかく言われた通りにしてくれよ」

小巻「ケンカ売ってんの? じゃあいいわよ、その通りにしてあげる。また槍で刺されて助けを求めてきても無視するから」

男「いや、流石に槍で刺されたら何も言わないでも助けてほしいんだが……」

小巻「うっさい。さっさと行け」

男「……」



男(朽ちた教会を割れた窓の隙間から覗き込む。礼拝堂には人の姿は無く、中も荒れ放題になっていた)

男(だがそれでも感じられる厳かな空気は、教会という建物が持つ独特の物だろうか……)

男(とにかくこのままここに居てもしょうがない。まずは中に入ってみることにしよう)

男(俺はその場から建物の入り口へと移動した)

ガチャ

男「……!」

杏子「よう。やっと入ってきたのかよ」

男(入ってすぐの場所に杏子ちゃんが待ち構えていた)

男「……なんでだ? 表から見た時はいなかったのに」

杏子「アタシをつけてきたやつがいるから脅かしてやろうと思ってさ。ちょっと細工しただけさ」

杏子「まさかお前だとは思わなかったけどな。おい、お前、ゆまはどうした」

男「↓2」
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 20:22:26.49 ID:akBLsfEwo
館内の奴らと同じ目にあってもらった
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/22(火) 20:35:14.08 ID:eh0paZ+50
そんな事はどうでも良い、おっぱい揉ませろ
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/22(火) 22:38:09.53 ID:9pr7snsNo
男「そんな事はどうでもいい。おっぱいを揉ませろ」

杏子「あ……?」

男「所詮女は男の性欲を満たし子供を産むための道具に過ぎないんだよ。お前もさっさと女としての本分を全うして俺の従えや」

男「ゆまちゃんと同じようにな」ニヤリ

杏子「……お前」

男(一瞬で杏子ちゃんの俺を見る目が険しくなる。彼女の俺への不信感が明確な敵意に変わったのを感じた)

男「馬鹿が、よくもまあこんな場所に一人で来たもんだ。こっちは万全の準備をしてお前を潰す気でいるのにのん気な奴だぜ」

男「お得意の変身はしないのか? まあしてもしなくても結果は同じだが。お前はここで俺に屈服し、慰み者になる運命なんだよ」スラッ

男(刀を抜き、構えると杏子ちゃんもソウルジェムを構え変身を開始するところだった)

男(俺は……)

↓2


1.不適な笑みを浮かべ、杏子ちゃんの変身が終わるのを待った
2.問答無用で杏子ちゃんに斬りかかった
3.杏子ちゃんの変身シーンを鑑賞すべく、肉棒を取り出しその時を待った
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 22:40:25.49 ID:eh0paZ+50
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 22:40:51.71 ID:xE2PlH9bo
1
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/23(水) 15:49:05.61 ID:NzJ4BEJVo
男(俺は不適な笑みを浮かべ、杏子ちゃんの変身が終わるのを待った)

男(彼女は魔法少女と人間の力の差をよく理解している。それ故か、変身を終えた彼女は俺が武器を取り出した事を意にも介さない様子だ)

杏子「なんでお前みたいな一般人がアタシ達と関わり続けるのか疑問だったんだ」

杏子「住む世界が違うってわかるだろ。死にそうな目にだって遭ったってのに、ただの興味本位で近づいてくる奴はいねーよ」

杏子「この場ではっきりさせようぜ。お前、何が目的で何を知ってる」

男「……」ニタッ

杏子「わかってるさ。まともに答える気なんてないんだろ」

杏子「でもな、ここにはいつも止めてくれるマミもゆまもいねーぞ。つまりさぁ……」

杏子「アタシはアンタを、洗いざらい話したくなるまで、存分に痛めつけてやれるってことだよ!」バッ

男(来た!)

男(俺に向かって真っ直ぐ突っ込んでくる。この状態から繰り出される攻撃は恐らく、ここ最近の短い期間で何度も見た彼女の必殺の突き!)

男(最短距離で真っ直ぐ行って、速さで以って仕留める。身体能力の差はもちろん、刀で突きに対処するのは至難であることからもその選択はほぼ覆らない!)

↓2


1.刀を縦に構え受け流す!
2.切っ先を見切り懐に入る!
3.大声を出して相手を怯ませる!
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 15:58:37.11 ID:HmCBPkLto
2
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 16:43:48.48 ID:NyKnnU+h0
3
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/23(水) 18:14:45.94 ID:NzJ4BEJVo
男「やめてママーーーーー!!!!!」

杏子「おらぁぁぁっ!!」シュッ

男「ぐおおおおっ!?」サッ

男(容赦ない踏み込みから繰り出される突きが俺の左脇腹を掠める! 臨戦態勢に入った彼女にこけおどしはもはや通用しなかった!)

男(もう少し回避が遅れていたら槍は俺の腹に突き刺さり戦いは終わっていた。いや、今この瞬間も決して危機を脱したとは言えないだろう)

男(だが……この状況は同時に好機であるとも言える。彼女の全力を込めた一撃は、何はともあれはずれたのだから……!)

男「はああっ!!」ガシッ

男(瞬時の判断。俺は自分の腹のすぐ横をすり抜けた槍の穂先を脇で挟み、その動きを封じた!)

男「ヒューーッ、危ないなあ。もう少しで当たるところだったじゃないか、ええ?」

男「その罪は死を以って償えええええっ!!」ブンッ

男(俺は杏子ちゃんの首へと狙いをつけ、右手に持った刀を振るった!)

杏子「離せ!!」ブンッ

男「ごああああっ!!」

男(しかし刀が届く前に、俺に捕まったままの槍を、杏子ちゃんは柔道の背負い投げの如く俺ごと後ろに放る!)

ドガアァァァッ!!

男「かはっ」

男「ゴホッ……ゲホッ!!」

男(床に叩きつけられ、背中を打った衝撃で息が詰まる……)

杏子「勝負にもならねえよ」

男「……くっ」

杏子「おい、ゆまはどこに居るんだ。早く答えろよ」

杏子「さっさと言わねーと、お前の手足を一本ずつぶっ壊していくからな」

男(そう言って杏子ちゃんは俺の顔に槍を突きつける)

男「ひ、ひひ。ひひひひ……!」

杏子「……」

男「今だ、やれ小巻ちゃん!!!」

男(俺は杏子ちゃんの背後、僅かに開いた教会の入り口に向けて叫んだ!)

杏子「!?」バッ

男(背後からの奇襲に備え、間髪入れず飛びのく杏子ちゃん。俺はその姿に向けて……)

↓2


1.一気呵成の猛攻を繰り出した!
2.背を向けて走り出した!
3.大笑いしてやった!
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 18:19:45.49 ID:zir8qFugO
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570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 18:20:15.76 ID:PrbpraBmo
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571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/23(水) 18:41:33.78 ID:NzJ4BEJVo
男「ぎゃはははははははは!! ひーーーーっひひひひひひひ!!!」

男「い、今のビビッた顔っwwww アホすぎるwwww」

男「ちょ、ちょっと待ってくれ。再現するから!」

男「いまだー!」キリッ

男「!?」アヘェ

男「だってよぉ!! いひひひひひひひひひ!!! うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

杏子「……」プルプル

男「うひひひひひひひひひ!!!! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

杏子「ぶっ殺す!!」バッ

男「ほあぁぁぁぁぁっ!?」キンッ

杏子「っ!?」

男(なぎ払うように放たれた槍を刃を上に向けた刀で受け止める。なるほど、この刀なら魔法の武器とも打ち合えると言った松平の言葉に嘘はなかったようだ)

男(杏子ちゃんは武器を受けられた事に一瞬驚きの表情を見せたが、単純なパワーの差で押し切れると踏んだらしくそのまま槍を押し込んできた)

男(力負けして少しでも体勢を崩したり、びびって刀を引けば……槍の一撃か、はたまた蹴りか、新たな脅威が俺を襲う事は間違いないだろう)

男(身動きが取れない!)

男「↓2!」
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