男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」

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272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/27(水) 15:26:49.18 ID:iqPL5xqpo
男「それじゃあ巴マミを見に行くか」

小巻「巴マミ……って、どこかで聞いた事あるような」

男「最近デビューしたアイドルだ。デビューしたてなのにコンサートまで経験済みで、俺のクラスメイトでもある」

小巻「ああ、なんかどこかでポスターを見た気がする。派手な髪型のやつでしょ?」

小巻「すごいクルクル頭の。キャバ嬢かってーの。ウチの学校も派手な子いるけどあそこまでのはいないわ」

小巻「どうせ内面も高飛車でいけすかないやつなんでしょ? あれ系の髪型するやつはみんなそうなのよ」

男「酷い偏見だ。それに君は巴マミを誤解しているぞ」

小巻「ふん、クラスメイトだからかばうっていうの?」

男「巴マミのCDのポスターはクルクルは片側だけだけど、普段は両方にクルクルがあるんだ。君が見たのは抑えている時の巴マミだ」

小巻「何言ってんの? マンガじゃあるまいし普段からあんなクルクル頭する奴なんているわけないでしょ。しかも両側ってありえないから」

男「とにかく見滝原に行くぞ。俺は移動しながらメールで今何してるのかさりげなく聞きだしてみる」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/27(水) 15:27:27.12 ID:iqPL5xqpo
・・・・・

・・・




マミ「〜♪」



小巻「本当に居た!?」

男「な? 買い物するのにもあの髪型なんだよ奴は。これで奴が倒すべき極悪人だってことがわかっただろ?」

小巻「ま、まあ……いや、流されるな! 髪型だけじゃなんとも言えないでしょ! もう少し様子を見ないと……!」

男「むっ、あれを見ろ! 奴が手に持っているのは近所で評判の洋菓子店の物だ!」

小巻「それがどうしたっていうのよ」

男「わからないのか? あの箱はホールケーキの物だろう! まさか奴はあれを一人で食べるつもりじゃないのか!?」

小巻「女子があんな物一人で食べるわけないでしょ! きっと家族の記念日か何かで頼まれてるのよ」

男「奴の両親は死んで一人暮らしだ! つまり奴は一人でホールケーキを丸ごと食べるつもりなんだよ!」

小巻「ケーキはどうでもいいから両親が亡くなってることの話を聞かせなさいよ!」

男「両親なんてどうでもいいだろ! ホールケーキを一人で食べるなんてとんでもない奴だと思わないのか!?」



マミ「……?」



男「ま、まずい、小巻ちゃんが騒ぎすぎたせいで巴マミがこっちに気づいたみたいだ!」

小巻「ど、どうするのよ!」

男「まだ君の顔を見られるのはまずい! とりあえずそこの角に隠れろ! 俺が奴を引き付ける!」

小巻「なんで私が隠れないといけないのよ……」コソコソ

マミ「……男君? あ、やっぱり居たわね」

男「や、やあ巴さん! こんなところで会うなんて奇遇だな!」

マミ「何言ってるの? さっきメールでこの辺りで買い物してるって言ったじゃない。もしかして私に何か用があって会いに来たの?」

男「↓2」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 15:52:35.79 ID:3ApRDIERO
そんなことよりそのホールケーキ一人で食べる気なのか
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 15:52:50.60 ID:8kNJcPw6o
鹿目まどかを始末するために邪魔になりそうなマミさんの偵察に着たんだ。そこの小巻という魔法少女と一緒にな
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/28(木) 21:56:58.40 ID:EHHffBNEo
男「当然鹿目まどかを始末するために邪魔になりそうな巴さんの偵察に来たんだよ」

マミ「えっ……? 男君、貴方いったい何を……」

男「わからないのか? そこにいる浅古小巻ちゃんと一緒に織莉子ちゃんの仇を取りに来たんだよ」

小巻「!?」

マミ「!!」バッ

男(マミさんはケーキの入った袋をその場に捨て、俺達から距離を取り臨戦態勢に入った。小巻ちゃんは判断に窮しているのか角に隠れたままだ)

マミ「美国さんの仇ってどういうこと? 彼女の事なら暁美さんに任せたはずだけど」

男「だからその暁美さんが杏子ちゃんと協力して織莉子ちゃんを使い魔の餌にして殺したんだよ」

男(とりあえず暁美さんと杏子ちゃんのせいにしとくか……あの二人なら本当にやりそうだし)

マミ「そんな、まさか……!」

男「しらばっくれるんじゃねえぜっ! 彼女達に任せればこうなる可能性がある事は重々承知していたはずだ!!」

男「特に杏子ちゃんが絡んでいるんだ。あいつがグリーフシードのために普段からそういう事をしているのは知っていたはずだろう? なのにそれを黙認した巴さんも同罪なんだよ!!

マミ「わ、私は認めたわけじゃ……」

男「黙れぇぇぇぇぇっ!!! 言い訳しても織莉子ちゃんはもう帰って来ないんだよ!!! 杏子ちゃんの罪は巴さんの罪でもあるんだよ!!!」

マミ「そんな……」

男「覚悟しろ!!! この場でぶっ殺してやる!!!!」

ゆま「あ、ほらみてキョーコ! やっぱりうんこマンのおにいちゃんだよ。それにマミおねえちゃんもいるよ」

杏子「うっせーなー。通りにまで聞こえて来てただろ。何騒いでんだよ馬鹿」

マミ「あ、佐倉さん! 貴女美国さんを使い魔の餌にしたって本当!?」

杏子「はぁ? 美国織莉子は知らねーよ! あいつの事はほむらに預けただろうが!」

マミ「で、でも男君が佐倉さんがやったって……それに貴女、前にも似たような事してたって……」

杏子「またテメーか、コラァァァァァ!!! 」

ドスッ

男「おぎゃあああああああああ!!」ブシャアアアアア

男(杏子ちゃんの槍が一瞬の内に俺の体を貫いていた!)

杏子「お前を使い魔の餌にしてやるよ! ちょっと来い!」

マミ「だ、駄目よ佐倉さん!」

ゆま「だいじょうぶおにーちゃん! 今なおしてあげるね」

男(意識が……薄れていく……)
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/28(木) 22:07:16.73 ID:EHHffBNEo
男「う、うう……」

男「ここは俺の家……? むっ、胸の傷が治っている……ゆまちゃんが治療してくれたのか」

男「枕元に置手紙があるぞ。どれどれ……」


あんまりふざけてばかりいると駄目よ。
ケーキがちょっと崩れちゃったじゃない。
それに今回は佐倉さんだって怒って当たり前だと思います。
どうしていつも彼女が怒るような事ばかりするの?
今度会ったらちゃんと謝ってください。
                          巴マミ


男「……」

男「もう夕方だが、どうするか……」

↓2


1.さっき刺された現場に向かう
2.白女に向かう
3.もう戦うのはやめて仲良くする
4.こうなったら直接鹿目まどかをぶっ殺す
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:10:04.98 ID:t8NtNakto
4
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:10:05.88 ID:rfbjH4xqO
4
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 15:49:20.01 ID:HPyPM08vO
え?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/29(金) 20:35:53.99 ID:IHyzYiVno
男「そもそも鹿目さんだけを殺せば最悪の事態は避けられるんだ。だったらわざわざマミさんや杏子ちゃんと戦わなくても直接鹿目さんをぶっ殺せばいいじゃないか」

男「よし、こうなったら思い立ったが吉日だ。今すぐこの俺が直接鹿目さんをぶっ殺しに行ってやるぞ!!」

男「鹿目さんに今すぐ会えないかメールだ!!!」ポチポチ

男「……」

男「返信が来たぞ! 何々、北海道に住む遠い親戚が亡くなったので何日か戻れません、ごめんなさいだと?」

男「お、おいおい! こっちは暁美さんが死んだ事がバレる前にお前を殺さないといけないんだぞ!! そんな事では困るぞ!!」

男「くそっ、どうすればいい!?」

↓2


1.さっき刺された現場に向かう
2.白女に向かう
3.もう戦うのはやめて仲良くする
4.北海道に向かう
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 20:44:53.44 ID:8MKyl9gso

熊に会いに
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/29(金) 20:45:58.42 ID:VTQ//l+v0
1
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/29(金) 20:59:24.26 ID:IHyzYiVno
男「一旦鹿目さんの事は諦めよう。小巻ちゃんはどうなった? 穴が空いた服を着替えてさっき刺された場所に向かってみるか」



男「むっ、警察がいるな……一体何が起きた? まさか小巻ちゃんと奴らが戦って警察沙汰になったのか!?」

男「おい、そこのじいさん。これは何の騒ぎだ? なぜ警察がいる?」

「路地裏で大量の血痕が見つかったらしいよ。物騒だね……」

男(俺の血で起こった騒ぎだった!)

男「そ、そうか……散らかしたらちゃんと掃除しないといけないのに駄目な奴がいたもんだな!」

「だなあ。……ん? 兄ちゃん、あんたちょっと血の匂いがしないか?」

男「いや、気のせいじゃないか!? 俺はさっき風呂に入ったばかりだし、清潔そのものだぞ!」

「そうか、こんだけ血がばら撒かれてるから間違えちまったみたいだ。気を悪くしないでくれ」

男「ああ、俺じゃなかったらキレているが許してやろう! それじゃあな!」

男「ふう、犯人は犯行現場に戻るというが戻っても何もいい事はないというのがよくわかったぞ。さて、どうするか……」

小巻「ちょっとあんた! 怪我はもう平気なの!?」

男「ん? おお小巻ちゃん。俺を待っていてくれたのか? 見ての通りだ。千歳ゆまは治療の魔法が使えるからな。大事になるのを避けて治したんだろう」

小巻「そう……ってあんたね! 無茶するんじゃないわよ!」

男「↓2」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:25:52.89 ID:KwRocXJAO
ksk
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:45:27.90 ID:er/drWYVO
俺の原動力たる愛が尽きない限り俺は何度でも蘇るさ!
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 19:57:07.10 ID:/HIiJfUto
男「俺の原動力たる愛が尽きない限り俺は何度でも蘇るさ!」

小巻「普通に命拾いしただけでしょ。あんた美国の影響受けすぎじゃないの。いや、美国があんたの影響を受けたのか……」

小巻「……そういえばさ。あんたと美国ってどういう関係だったの?」

男「俺と織莉子ちゃんは……↓2」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:04:03.84 ID:hWu8TloAO
セフレさ
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/30(土) 20:04:39.71 ID:hizQRrgr0
幼馴染
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 20:51:37.81 ID:/HIiJfUto
男「俺と織莉子ちゃんは幼馴染なんだ」

小巻「それだけ? さっきの、あ、愛っていうのはその、美国とは関係ないの?」

男「悪いが今その話はしたくないんだ。この愛の行き場がどうなるかなんて俺にはまだわからない。全ては奴らを倒した後に考える」

小巻「……」

小巻「ごめん」

男「さっきの彼女達の話を聞いただろう。奴ら、特に佐倉と呼ばれていた子には少なくとも人を使い魔の餌にしていた前科がある事はわかったはずだ」

男「俺に協力するかどうか、決めてくれたんだろうな?」

小巻「……やるわよ。さっきも言ったでしょう、私だけでも戦うって」

小巻「特に佐倉杏子、あいつは自分の勝手で魔法を使うしさっきもあんたが殺されかけた。あんな奴を野放しにはしない」

小巻「ただし、私はあいつらと同じにはならない。倒すって言っても決して殺しはしない」

男「だが戦いになれば奴らは君を殺しに来るぞ。顔が割れればずっと付け狙われる。どうするつもりだ」

小巻「戦う力がなければいいんでしょ。魔法少女はソウルジェムがなければ魔法を使えない。ソウルジェムを奪ってどこかに隠すか、なんなら壊してしまえばいいのよ」

男「……」

男(馬鹿め、それは殺す事と同じだ)

男「人数で負けているのに更に手加減するつもりか? しかも相手は魔法少女とも戦いなれているはずだ。君はその経験があるのか?」

小巻「それはないけど……」

男「現実的じゃないな」

小巻「人数なら……心当たりはある……」

男「何? 心当たりって知り合いに魔法少女でもいるのか?」

小巻「本当は頼りたくないけど、この際仕方ない。明日連れて行くから放課後待ち合わせしましょ」

男「待て、そいつも鹿目まどかの仲間って事はないのか?」

小巻「それはないはず。一応警戒はするけど、そんな素振りは見せた事がないから」

男「ふむ……」



男(小巻ちゃんと明日の約束を交わし、今日は解散となった)

男「夜は織莉子ちゃんに会いに行こう」

男「そうだ、何か差し入れがあった方がいいんじゃないのか? ↓2とか買っていこう」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:53:22.19 ID:mfi1XcaFo
カエル
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:53:58.35 ID:zqjEWRExO
小巻ちゃんの匂い
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 21:28:15.77 ID:/HIiJfUto
男「待ってくれ、小巻ちゃん!」

男(俺は立ち去ろうとする小巻ちゃんを呼び止めた)

小巻「? まだ何かあるの?」

男「小巻ちゃんの身に着けている物を譲ってくれないか? 小巻ちゃんの匂いが染み付いた物がどうしても欲しいんだが」

小巻「は?」

男「もちろんタダでとは言わない! お金を払うから! あ、でもタダでくれるんならその方がいい」

小巻「……」

男「靴下とかどうかな? あ、帰る時苦労するかな?」

男「それなら下着とかどうだろう。ぱ、パンツならこの場ですぐに脱げるんじゃないか?」

男「あ、いい事思いついた! 今使ってる生理用品ちょうだい!」

小巻「……こ、この変態!!」バキッ

男「ぐあっ!」ズザザザザァ

小巻「あんた魔女の口づけとか受けてるんじゃないでしょうね!? ていうかそうでなきゃ警察呼ぶわよ!」

男「えっマラに口づけ!? そ、それはサービス過剰じゃないのか!?」

小巻「もしもし警察ですか? すみません、変な奴にいきなりセクハラを受けているので助けてください」

男「ま、待て! 俺がいないと色々困るだろ! 奴らをおびき寄せられないぞ!」

小巻「……まあ電話は繋がってないんだけど。あんたいい加減にしないと本当に警察に突き出すわよ」

男「すまん、つい出来心で……お詫びに俺のパンツなら提供出来るが……」

小巻「……もういい、疲れた……今日は帰る」

男「行ってしまった……」

男「しょうがない、差し入れは↓2にしよう」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 21:42:42.49 ID:XUN09ul4O
もがれた翼
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 21:43:48.23 ID:yD+Mu91dO
吉野家
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 22:01:02.53 ID:/HIiJfUto
すみません、今日はここまでにします。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 01:35:13.42 ID:d9Uv/soV0
結構でかいし買収にいくらかかるんだろうな
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/31(日) 01:50:30.09 ID:49zbMdfC0
ふざけすぎるとさやかルートみたいになるぞ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 05:35:37.69 ID:Qzvu/gxAO
さやかルートではなくバージニア&鼻ちんこ上条ルートです
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/31(日) 22:02:50.09 ID:9fSiLMqqo
男「そうだ、織莉子ちゃん達は食べる物も無く腹が減っているに違いない! ここは吉野家で食べ物を買っていってやろう」



男「へえ、ベジ丼なんて物があるのか。これにするか!」

男「何? 牛肉を盛り付けたベジ牛もあるのか。やっぱりこれにするか!」

男「待てよ。そう何度も出入り出来るわけじゃないんだ。ここは大盛りを持っていくべきなんじゃないのか?」

男「よし、ベジ牛大盛り二つくれ!」

男「ふふ……二人で同じメニューをつつくなんて俺と織莉子ちゃんはまるで恋人同士だな♪」

男「何か買い忘れはないかな? あ、お茶も持っていった方がいいかな?」

男「↓2を追加で注文するぞ!」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 22:03:48.20 ID:T9fe330ao
豚汁
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 22:04:08.29 ID:t6aZO8d2O
なんか甘いもの
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/31(日) 22:29:37.88 ID:9fSiLMqqo
男「なんか甘い物はないのか?」

「甘いメニューですか? 単品ではご用意出来ません」

男「単品ではだと? どういう事だ!」

「お子様セットにジュースとゼリーがつくのですが、それだけしか……」

男「じゃあそれでいい! 早く作れ! お子様ミニカレーセット二つだ!」



男「ふう、意外とたくさん買ってしまったな」

男「む、しまった。深夜の人の気配が全く無くなる時間にはまだ早いぞ。どうするか……」

「よう、もう起きて平気なのかよ」

男「ん?」

杏子「へへ、いいもん持ってんじゃん」

男「きょ、杏子ちゃん……」

ゆま「おにーちゃん、それ晩ごはん? いい匂いだね」

杏子「そんなに買い込んでも全部食べられないだろ? アタシ達もちょうど腹減っててさあ」

男「あ……あ、ああああ……」ガクガク

男「こ、これは渡せない……」

杏子「あ?」

ゆま「えー?」

男「こ、これは全部俺一人で食うんだ! さっき血を流しすぎたせいで貧血気味なんだよ!!!!」

杏子「……」

男「……」ガクガク

杏子「ふーん、まあいいけどさ。んじゃアタシはほむらの部屋にでも行って食いもん分けてもらうとすっか」

男「!?」

男(まずい、このまま行かせたら死体も発見されて全てが終わってしまう!)

男「い、いや、暁美さんもそれは迷惑じゃないのか!?」

杏子「あ? アタシはあいつに頼まれてこの見滝原に居てやってるんだぞ。飯くらいおごるだろ普通」

男「でも暁美さんの料理だとほら、陰毛だと入ってるかもしれないだろ!?」

杏子「お前ほむらに殺されても知らねーぞ」

ゆま「キョーコ、いんもうってなに?」

杏子「ゆまの前で何言ってんだコラぁ!!」バキッ

男「ぎゃああっ!」ドテッ

杏子「行くぞゆま。こんな奴相手にしてらんねー」

ゆま「えー? ご、ごめんねおにーちゃん。またね!」

男(くそっ、行かせるわけには……)

男「↓2!!」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 22:33:46.89 ID:A+Fc2nihO
持ってけ泥棒(サイフポイ
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 22:36:43.08 ID:DOut8Xvl0
カレーだけ渡す
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/01(月) 14:45:32.37 ID:SbQS36C7o
男「カレーだけ渡す!!」

杏子「もういいってほむらのとこ行くから」

男「あーーーーーーーーよく考えたらこんなに食えねえよ!!!!!」

男「余ったら捨てちゃうしかないなああああ!! 別に食べ物を粗末にしてるわけじゃなくてお腹がいっぱいになったらアフリカの子供でも残すって松本人志も言ってたしなあああああ!!!」

男「杏子ちゃんがカレー受け取ってくれないなら捨てちゃうしかないなあああああああ!!!???」

杏子「う、うるせーな。そんなに言うならもらってやるよ! 今度から買いすぎないように気をつけろよ!」

男「はぁ、はぁ……そ、そうか。それじゃあ受け取ってくれ!」スッ

杏子「って小っせーな! こんなんじゃ足りねーよ!」

男「うわああああああああああああああああああ!!!!!!!! それでも受け取ってくれええええええええええええええええ!!!!!!!!」

杏子「うるせええええええ!!」

ゆま「ふたりとも近所めいわくだよ……」



男(二人と別れた俺は一路暁美さんの部屋に向かっていた)

男「はぁ、はぁ……! とりあえず腹を空かした杏子ちゃん達が来てもなんとかごまかせるように部屋に細工しないと……!」

男(人がいないのを確認して割れた窓から部屋に侵入すると、これまで密閉されていた室内にはかすかに腐臭が立ち込めていた……)

男「うっ……! な、なんてこった。これじゃあ近隣住民に死体が見つかるのも時間の問題だ。なんとかしないと……!」

男「そ、そうだ。とりあえず浴槽に水を張って中に死体を沈めておこう! 腐食のスピードは抑えられるはずだ!」

ザーーーーッ....

男「あとは……そうだ! 携帯からマミさんに連絡を入れてしばらく留守にすると言っておけば杏子ちゃんともども簡単にここに来る事はなくなるはず!」

男(俺は机の上に置かれていた暁美さんの携帯から、マミさんに武装の確保のため少し見滝原を離れるとメ−ルを送った)

男「ん!? 受信メールがあるな……鹿目さんからか!」


今親戚のお葬式で北海道にいます。ほむらちゃんは今日は何して過ごしてますか?
一人暮らしは大変だと思うけど、しっかり栄養をとってちゃんと休んでください。健康第一だよ!


男「もう健康も糞もねえよ!! くそっ! どうでもいいメールなんて送ってくるな!! ど、どうする? 無視すれば怪しまれるかもしれないし……」

男「↓2とでも打っておくか……」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 15:04:12.32 ID:XnF7b8Foo
今日は家で寝てるわ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 15:18:48.33 ID:5+CGKjUAO
今日は家で屁こいて寝てるわ。必要なら袋に入れて保管しておくけど?
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/01(月) 19:24:31.67 ID:SbQS36C7o
男「落ち着け。暁美さんならどう返信するか想像して書くんだ。大丈夫だ、時間はまだあるしそう難しくはないはず……」

男「……」

男「今日は家で屁こいて寝てるわ。必要なら袋に入れて保管しておくけど? っと……」

男「よし! 根暗引きこもりの暁美さんの行動パターンをトレースしつつ鹿目さんへの気遣いを見せる完璧な返信だ」

男「それじゃあ織莉子ちゃんに会いに行くか」



ガチャ

男「おるか?」

織莉子「こんばんは、男。そろそろ来るんじゃないかと思っていたわ」

キリカ「……」グタッ

男「実は飯を持って来たんだ。お腹空いてるだろ? 吉野家のベジ牛だぞ。一緒に食べよう」

織莉子「あら、気が利くのね。ご飯を持ってきてくれてた人が居なくなってしまって実際少しだけだけどお腹が空いて……」

グゥ〜

織莉子「……」

男「↓2」


1.地震かな?
2.おっと、俺のお腹の音が鳴ってしまったぜ。
3.すまない、もっと早く気がついていれば……。

310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 19:26:19.69 ID:g8ulDeqTo
1
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 19:43:16.06 ID:26pkVDpy0
3
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/01(月) 20:49:35.35 ID:SbQS36C7o
男「すまない、もっと早く気がついていれば……織莉子ちゃんにこんな恥ずかしい思いをさせてしまうなんて俺は最低のクズだ……」

織莉子「……いいえ、状況が状況だもの。しょうがないと思うわ」

織莉子「それに貴方は今ここに助けに来てくれているじゃない。よく無事で居てくれたわね。誰にも見つからなかった?」

男「ああ、ここに来るつもりだったらしい杏子ちゃんと会った。でも別れた後俺がここに来ている事には気づかれていないはずだ」

織莉子「そう……やっぱり彼女の行動が一番危険ね」

織莉子「いつここに踏み込んできてもおかしくないし、暁美ほむらの死と私達がここにいる事が彼女に知れたら間違いなく私達は殺されると思う」

男「そ、そうか。それなら奴を一番最初に……」

織莉子「待って。彼女が一番危険だけど、それだけで判断を下すのは危険よ」

織莉子「まず、小巻さんの協力は得られそうなの?」

男「それは上手くいった。粗暴で自分勝手な杏子ちゃんをその目で見た小巻ちゃんは快く奴らの一派の打倒に協力してくれる事になった」

織莉子「そう、よくやってくれたわね」

男「まあ、多少の些細な嘘はついたと言えるかもしれんが……」

織莉子「……それは、彼女の性格上、結果的に正しい事をしたのだとしても許しては貰えないかもしれない……」

男「別に構わない。小巻ちゃんに嫌われても俺には織莉子ちゃんがいるから平気だ。小巻ちゃんの事は駒として見ていないし、なんなら浅古駒と呼んでもいいくらいだ」

織莉子「……ふふふ」

男「おっ、俺のハイセンスなギャグがわかるか?」

織莉子「それはつまらないわ。だけど、貴方のその考え方は素敵よ。こんな場所に閉じ込められたままだけど、貴方が居れば私は安心していられる」

男「エヘヘヘw」

グゥ〜

織莉子「……」

織莉子「あの。男、そろそろ……」

男「ああ、すまん。ほら」ガサッ

男(俺は袋からベジ牛をひとつ取り出し、織莉子ちゃんに手渡した)

織莉子「ありがとう。お金、ここから出られたら返すわね……」パカッ

男「いいんだよ。おごりだ」パカッ

男「うわあ。美味そうだなあ。いただきまーす!」

織莉子「えっ? ちょ、ちょっと待って男」

男「ん?」

織莉子「それは貴方の分なの?」

男「えっ、織莉子ちゃん二つも食いたいのか? これライス大盛りだぞ?」

織莉子「そうじゃなくって、その……」

キリカ「……」グタッ

織莉子「キリカもお腹を空かせて早々にダウンしてしまってるのだけど……」

男「↓2」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 20:52:04.16 ID:SbQS36C7o
今日はこれだけです。ありがとうございました。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 20:54:53.72 ID:29BWFGQ5O
今の俺は慈愛の塊だから買ってこよう
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 07:14:57.40 ID:Ga5/WSXAO
乙ー
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/02(火) 15:07:25.03 ID:GTbCouJ8o
男「今の俺は慈愛の塊だ。追加でもう一つ買ってきてやろう」

男「ちょっと行ってくる」

織莉子「待って。夜と言ってもこの時間ならまだ人通りも少しはあるはずよ。無用なリスクは避けて」

男「で、でもキリカちゃんにご飯をあげないといけないんじゃないのか?」

織莉子「……男はここを出た後でいくらでも食べられるでしょう? 今はその手に持っている分を譲ってあげて」

男「えっ? でも俺も腹減ってるし……」

織莉子「合理的な判断の出来ない男の人ってどうなのかしら。きっとずっと一緒に居ると苦労するわね」

男「ええーーーーーっ……?」

織莉子「はぁ……もういいわ。キリカ、ご飯よ。二人で一緒に一つを分け合って食べましょう」

キリカ「ご飯!? し、しかも織莉子と二人で!?」スクッ

男「お、俺も織莉子ちゃんと二人で食べる方がいい!」

男「キリカちゃんにはこっちの一人前ある方をあげるからそれは織莉子ちゃんと俺で食う!」

キリカ「はぁ? 織莉子は私と一緒に食べるって言ってるんだ。お前の出る幕はもうないよ」

男「なんだと!?」

織莉子「キリカの言う通りよ。それに男の子と二人で一つを分け合うのは恥ずかしい、貴方はそっちを食べて。ほら、大丈夫キリカ? 口を開けて」

キリカ「も、もしかして食べさせてくれるの!?」

織莉子「だって貴女、さっきまで床に倒れ伏していたじゃない」

キリカ「確かに体力的にも私はもう限界だよ! しょ、しょうがないから織莉子に食べさせてもらおうかな!?」

織莉子「ふふふ、いいわよ。ほら、口を開けて」

キリカ「あ、あーん……」

織莉子「あら、どうしたのそんなに顔を赤くして……もしかして恥ずかしいのかしら? だったらこんな事はやめたほうが……」

キリカ「ううん、全然恥ずかしくないよ! ちょっと息が上がっただけだよ!」

織莉子「無理はよくないわ。顔が赤い内はやめた方がいいんじゃないかしら。顔色が落ち着いたらまたしましょう」

キリカ「えええっ!? そ、それじゃあいつまで経っても食べられないよ!」

織莉子「どうして? 別に恥ずかしくないんでしょう」

キリカ「ううううっ……」

織莉子「ふふふ……」

男「……」


↓2
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 15:10:25.64 ID:Ga5/WSXAO
ksk
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 15:16:15.86 ID:e6jyZOeBO
嫉妬を司る魔王となる
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/03(水) 21:07:21.02 ID:haIT5rt+o
男「ね、妬ましい……」

男「織莉子ちゃん! 俺にはあーんしてくれないのかよ!?」

織莉子「? 貴方は元気でしょう。自分で食べられるはずよ」

男「食べさせてもらえないと嫌なんだよ! キリカちゃんにだけあーんしてずるいぞ!」

キリカ「うわ、なんだこいつ……気味が悪い……」

織莉子「自分で食べられるのに人に食べさせてもらいたいだなんて……まるで母親に甘える小さな子供だわ」

男「子供でもいいんだよおおおおおお!! 食べさせてくれないと嫌だよおおおおおおお!!」ジタバタ

織莉子「ちょ、ちょっと男? 貴方本当に変よ」

キリカ「頭でも打ったんじゃないかな……」

男「うわあああああああああああん!! うわあああああああああああん!!」ジタバタ

織莉子「わかったわ。わかったから……もう暴れるのはやめて」

男「本当か!!?? あーーーーん!」

織莉子「あ、あーん……」スッ

男「もぐもぐ……おいしい!」

織莉子「そう……」

男「へへ……悪いなキリカちゃん。織莉子ちゃんの初あーんは俺が頂いちまった。織莉子ちゃんの初めての相手になれなくて残念だったな?」

キリカ「なっ……! お、織莉子、私も!」

織莉子「キリカ。収拾がつかなくなりそうだから我慢して」

キリカ「ええっ!?」

織莉子「男も。もう悪ふざけはそこまでにして。私を困らせて楽しいの?」

男「お、俺はただ、あーんしてもらえるのがねたましくて……別にふざけていたわけじゃない……」

織莉子「じゃあもういいでしょう? ほら、そっちのご飯もキリカに渡してあげて」

男「ああ……ほら、やるよ。感謝しろよ」スッ

キリカ「……どうも」

織莉子「さあ、温かい内にいただきましょう」

男「おっ……へへへ……」

男(織莉子ちゃんが俺の使った割り箸でベジ牛を食べる姿を堪能した)
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/03(水) 21:33:17.09 ID:haIT5rt+o
織莉子「ご馳走様でした」

キリカ「ごちそうさま」

男「ご馳走様」

織莉子「男はほとんど何も食べてないでしょう?」

男「いや、ご馳走様でしたと言わせてくれ」

織莉子「ご飯を取り上げてしまったみたいになったのは悪いと思うけれど、なんだか嫌味に聞こえるわ……」

男「いや、嫌味なんかじゃない。むしろ感謝しているくらいだ」

織莉子「? とにかく、デザートまで用意してくれてありがとう」

男「いいってことよ。ああ、そのゴミは跡で持ち帰っておくからな。放置してると虫が湧くかもしれない」

織莉子「ごめんなさい、よろしく頼むわ」

男「それで話の続きだが……小巻ちゃんはどうやら知り合いに別の魔法少女がいるみたいなんだ」

織莉子「えっ? それは初耳ね……と言っても、彼女とはあまり話をするわけではなかったけれど」

男「全く心当たりはないのか?」

織莉子「ないわ。一応聞いておくけれど、見滝原にいる私達と敵対している人達の事ではなくて、よね?」

男「ああ、敵の名前はすべて伝えた。その上で戦力として明日俺と引き合わせるそうだ」

織莉子「そう……やろうとしている事が事だから、余り人数が増えてもそれはそれでリスクが大きいのだけれど……」

織莉子「でも、確かに男と小巻さんだけじゃ敵の3人に勝つのは厳しいかもしれない。ひとまず会ってみて様子を見てみるしかないわね」

男「だな……それと鹿目さんだが、今北海道の親戚の葬式に出席しているそうだ」

織莉子「えっ……それは彼女の契約の理由にはならないの?」

男「遠い親戚らしい。大丈夫だろう」

織莉子「一応貴方からも釘を刺しておいて。万が一という事があってはいけないから」

男「む……そうか」

織莉子「鹿目まどかが契約してしまえば全てが終わるわ。そうなったらもう誰にもどうする事も出来ない」

織莉子「私達には失敗はあっても、目的が達成されない事は決してあってはいけないという事を忘れないでね。貴方は貴方の立場を利用して出来る事は必ずやっておいて」

男「……そうだな。気をつける」

織莉子「他には何かある?」

男「↓2」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/03(水) 21:33:47.67 ID:haIT5rt+o
今日はこれだけです。ありがとうございました。
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/03(水) 21:35:26.17 ID:/th/R8gW0
思い出したんだ、俺と君が幼馴染だという事を
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/05(金) 14:49:45.63 ID:rNCVeRg/o
男「俺は……思い出したんだ!!」

男「俺と君が幼馴染だという事を!!」

織莉子「そうね……」

織莉子「閃光みたいに過ぎたあのわずかな時間の事は、私の中では忘れ得ないものになったわ」

織莉子「……貴方は忘れていたみたいだけど」

男「織莉子ちゃんが俺に会いにきてくれないのが悪いんだ! 入院してるのに薄情だぞ!」

織莉子「何度も会いに行ったじゃない。お父様にも心配をかけてしまったわ」

男「え……」

男(何度もって何だ? 一回しか来てないはずだぞ……)

織莉子「……大丈夫? やっぱり事件の時の衝撃で脳に何か悪い影響が……」

男(織莉子ちゃんに嘘をついている様子はない。俺を本気で心配しているように見える)

男「い、いや……そういえばそうだったな。すまん、俺は織莉子ちゃんに意地悪がしたくてつい適当な事を言ってしまったんだ」

織莉子「適当という言葉の使い方を間違っているわ。正しくは適切や妥当という意味で、男の場合はただいい加減なだけでしょう?」

織莉子「もう、覚えてないなら正直に言ってくれればいいのに……」

男「お、覚えてるよ! 俺と織莉子ちゃんは将来結婚する約束をしたんだろう?」

織莉子「してないわ。はぁ……」

男「あれれ? やっぱり記憶に障害が出てるのかな?」

織莉子「してもいない結婚の約束を何故か覚えているのは記憶じゃなくて心の障害だと思うわ」

男「そんなに褒めるなよぉ〜」

キリカ「……」イラッ

織莉子「なんだかがっかりね。せっかく昔なじみと会えたのに、向こうはほとんどこっちの事を覚えていないなんて」

男「ふぇ……」



男(織莉子ちゃんの元を離れたあと、俺は真っ直ぐ家へと戻った)

男「あっ、暁美さんの携帯を持ってきてしまった」

男「鹿目さんからメールの返信が来ているぞ。どれどれ」


いらないよ!?
ていうかほむらちゃんってそんな冗談言うんだね。ビックリしたなぁ。
あ、ほむらちゃんは意外と下ネタが好きだってみんなに言っちゃおうかなー?


男「↓2っと……」ポチポチ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 14:52:19.16 ID:MuhHOwVTO
脱ぐから赦して
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 15:28:16.31 ID:5rtYVFCyo
まどかのこと考えて[田島「チ○コ破裂するっ!」]してることだけは内緒にしてね
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/05(金) 19:21:43.64 ID:rNCVeRg/o
男「まどかのこと考えてオナニーしてる事だけはクラスのみんなには内緒にしてね。でないともう学校に行けなくなるわ……っと」ポチポチ

男「よし、後は俺の携帯から鹿目さんにメールしないとな」

男「鹿目さん! 親戚が死んだからって魔法少女の願い事を使っちゃダメだぞ! そんな事をしたら君を殺して俺も自殺するぞ!!……っと」ポチポチ

男「こう送っとけばとりあえず契約はしないだろ……」

男「そうだ、追加で↓2の携帯からさらに契約をやめるようメールするか」


1.俺
2.暁美さん
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 19:34:41.81 ID:5rtYVFCyo
2
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 19:41:03.89 ID:g9Gw3vf1O
1
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/06(土) 23:12:38.89 ID:OEXCEIj4o
男「俺の携帯から更に追加でメールだ!」

男「昨日恐ろしい夢を見たんだ。鹿目さんが親戚を生き返らせるために契約して、暴走した魔力で学校が爆発して鹿目さん以外の全校生徒が死んでしまう夢をな……だから契約はしないでくれっと」ポチポチ

男「かなり理論が飛躍したが鹿目さんは馬鹿だしこれで契約はやめてくれるだろう」

男「それじゃあ今日は疲れたしもう寝るか。↓2でオナニーをしてからな」


1.小巻ちゃん
2.織莉子ちゃん
3.キリカちゃん
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 23:13:26.61 ID:OEXCEIj4o
今日はこれだけです。明日は長時間やろうと思います。
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 23:20:22.86 ID:/qShDtKKo
1
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 01:34:49.84 ID:h9r1CT8DO
おつ
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 09:14:15.97 ID:NaLwEiCDO
小巻ルートに入ろうとするのやめーや
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 15:31:09.37 ID:NsYwV0O1o
男「小巻ちゃんでオナニーするか。女の子と出会ったら一回はオナニーしないと失礼だもんな」

男「それにしても織莉子ちゃん以上の長身巨乳とはな。いつか機会があったら織莉子ちゃんと一緒にダブルパイズリフェラとか……いや、他の女の子の事を考えるのは失礼だな。今は小巻ちゃん一人でのオナニーに専念しよう」

男「はぁ……はぁ……」シコシコ

男「ふふふ……小巻ちゃん、君の秘密を俺は知っているぞ」シコシコ

男「君が魔法少女という事が周囲に広まったら大変な事になるな…」シコシコ

小巻『お許しください何でもしますからそれだけは!』

男「肉奴隷になって俺に奉仕するんだ小巻ちゃん!」シコシコ

小巻『はいっ頑張りますご主人様!』ペロペロ

男「うっ」ドピュ

男「ふぅ……さて、寝るか……」



男「Zzzz……」

男「はっ朝か……」

男「鹿目さんから俺と暁美さん両方の携帯にメールが来てるぞ。どれどれ、俺の方から見てみるか」


そんな事しませんよ!
願い事なんかに頼っちゃダメ、簡単に決めないようにってほむらちゃんやマミさんに言われてます。
恐い夢を見たんですね。でも大丈夫ですから安心してくださいね。
こっちに来てからキュゥべえが何回も出てきて困ってますけど、わたしこの事では絶対に契約しませんから。
今日はいい夢が見られるといいですね!


男「……ふむ、どうやらキュゥべえは鹿目さんについていったようだな」

男「キュゥべえが見えない俺にとって、奴に俺の行動を他の魔法少女チクられる危険がなくなるのはありがたい」

男「そして暁美さんの携帯は……」


もう、ほむらちゃんってばメールだと本当に別人みたい!
そんな冗談言われたら困るよ! 言いふらしたりしないよ、そんな事したらわたしの方が変な子だって思われるもん。
だからもうそんな事いうのやめてね!


男「……とりあえず↓1の携帯で返信しておくか」


1.俺
2.暁美さん
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 15:39:10.54 ID:xl1Bd0IU0
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 15:39:32.86 ID:E9fphK23O
2
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 16:04:13.89 ID:NsYwV0O1o
男「暁美さんの携帯で返信だ」ポチポチ

男「ごめんなさい、冗談のつもりはなかったの。私は本当に貴女の事を性的な目で見ているわ。これって告白になるのかしら(汗)」ポチポチ

男「でもまどかにとって迷惑ならやめるわ。この想いは私の胸の内にずっと押し込めておく事にする。気持ち悪いだなんて思って遠ざけずに、帰ってきたら今まで以上に仲良くしてね……送信っと」ポチポチ

男「今日はどうするか。放課後に小巻ちゃんとの待ち合わせがあるが、それまで何をしているかな……」


1.学校に行くぞ
2.街に出るぞ
3.織莉子ちゃんに差し入れを持っていくぞ

↓1
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 16:12:53.71 ID:wCtjwyM6o
2
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 16:24:10.48 ID:xl1Bd0IU0
3
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 16:44:29.52 ID:NsYwV0O1o
男「街に出るぞ。学校はマミさんとかいるし、これからぶっ殺す相手と顔を合わせづらいしな……」

ピンポーン ピンポーン

男「ん? 誰だ」



友「男! 街に遊びに行こうぜ!!」

男「は? 学校はどうするんだよ」

友「学校なんかつまんねーし男と遊びたいんだよ!」

男「そ、そうか……じゃあ遊びに行くか」

友「おう!」

ショウ「ん? 男と友じゃねーか。お前ら一緒に登校してんのか。仲いいなオイ」

男「あ、あんたはこの俺の保護者でホストをやっているショウさん!? い、いや、別にそういうわけじゃ……それよりこんな時間にどう」

友「登校なんかしねーよ!! 俺達は街に遊びに行くんだよ!!」

男「ば、馬鹿!」

ショウ「なんだよサボりかよ。まさかしょっちゅうサボってんじゃねーだろうな」

男「い、いや、今回が初めてだ!」

ショウ「まあしょっちゅうだったら学校から俺に電話が入るわな」

ショウ「俺も昔は気まぐれでサボったことあるし、クソ真面目に学校行けとは言わねーけどよ。授業が遅れて苦労すんのはお前らなんだからな? その辺理解しとけよ」

男「ああ、そうだな……」

男(逆らうと怖いしここはしおらしくしていよう)

友「うるせえええええええええ!! 俺達は好きな時に好きなように遊ぶんだよおおおおおおおお!! 邪魔すんならブッ殺すぞおおおおおおおおおお!!」

男「おいやめろ!?」

ショウ「こ、この年頃のガキは色々と激しいな……全く話が通じる気がしねえ」

ショウ「なんかお前らを二人だけで行動させていいのか不安になってきたんだが……」

男「大丈夫だ! こいつは俺の言う事は聞くから問題を起こしたりはしない! 俺達の友情を信じてくれ!」

友「ビャアアアアアアア!!」ブシャアアアアア

男(その瞬間、友の口から長く伸びた舌が肉を貫く鋭さと硬さを伴って俺の心臓目掛けて放たれた!)

男「ぐおおおおおっ!!」バッ

ザシュッ

男「ぐああっ!」

男(ショウさんに気をとられていた俺は回避行動が遅れ、友の必殺技である『デス・クラッパー』を左腕に受けてしまった!)

ショウ「男!」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 16:56:07.39 ID:ITgmGZjOo
友いよいよ人間を辞めだしたな…
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 17:10:12.53 ID:NsYwV0O1o
ショウ「てめえ、この野郎!!」バキッ

友「ガアッ!」バタッ

ショウ「お前との友情を信じてた奴にそれはねーだろ! しかも後ろから狙うなんてクズの極みだぞコラ!!」

友「うあっ! そ、そうか……いくら男でも後ろからいきなり狙われたら避けきれないもんな……」

友「ごめんな、男……俺が悪かった……」

男「き、汚ねえ、バイキンが入っただろこれ……」

ショウ「くそっ、すぐ病院に行くぞ。近くに車が停めてあるからここで待ってろ」



「はい、それではお大事にー」

ショウ「案外傷が浅かったみたいでよかったな」

男「ああ」

友「よかったなあ男! それじゃあ遊びに行くか!」

ショウ「お前はもうちょっと反省してろ!」

友「ええっ!? も、もう十分したよ〜!」

ショウ「うるせえ!」

ショウ「大体お前は血の気が多すぎるんだよ! この間だってな……」

男「やれやれ、無駄な時間を過ごしてしまったな……ん? お前中沢じゃないか」

中沢「あ、どうも。確か男先輩……ゴホゴホ」

男「なんだ風邪か?」

中沢「は、はいまあ。39度出てて流石に学校にはいけないなと思いまして……」

男「うわっ、ばっちいな。うつすんじゃないぞ」

中沢「は、はい……ゴホゴホ」

「あれ、中沢? どうしたんだいこんなところで」

男「ん?」

男(車椅子のガキが話しかけてきたぞ)

中沢「ああ、上条。実は風邪を引いたみたいで……ゴホゴホ」

上条「顔色も悪いし、熱もかなりありそうだね。無理しないで寝てた方がいいよ」

中沢「そうだな。帰って寝る事にするよ……」

ショウ「ん? なんだ知り合いか」

男「ああ、まあな。同じ学校の生徒だ」

ショウ「そうか、お前も今日は家でおとなしくしてろよ。一応怪我人なんだからよ」

男「そ、そうだな」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 17:48:45.07 ID:NsYwV0O1o
友「おっ、車椅子があるじゃないか!」

友「俺これ押して廊下走るの好きなんだ!!」バッ

上条「えっ?」

友「うひゃあああああああァァァッ!!」ガラガラガラガラガラ

上条「うわああああああああっ!!??」

中沢「か、上条! えっ、な、なぜ!?」

ショウ「お、おい! あいつに怪我人任せたら何するかわかんねえぞ!」

男「まずい、追いかけるぞ! このままでは上条が殺される!」

中沢「えええええっ!?」



友「キャアアアアアアッ!!」ガラガラガラガラ

ショウ「この野郎、追いついたぞ!」グイッ

友「ガアアッ!」

男(唯一五体満足のショウさんが曲がり角で友に最初に追いつき、襟首を掴んでその動きを止める事に成功した!)

上条「うわああっ!?」ドタッ

女の子「きゃあっ!?」

男(しかし全力疾走していた中、急に勢いを殺された上条は慣性の法則により前に投げ出されてしまった)

上条「くっ、い、痛……」

ショウ「あっ……わ、悪い! 大丈夫かおい!?」

上条「だ、大丈夫です。右手で受身を取ったので……でも自分で起きるのが難しいので助け起こしてもらえませんか?」

ショウ「あ、ああ!」

中沢「手伝います!」

ショウ「いや、一人で十分だ。身内の不始末だしせめてこれくらいさせてくれ……」

男「おい、君も大丈夫か?」

女の子「きゅ、急に飛び出してきたのでおどろきました。でも別にケガはないので平気なのです」

男「それならいいんだが」

女の子「それではわたしはこれで……」

おばさん「あら、なぎさちゃん? ダメじゃない、歩き回ったら。まだ病み上がりなんだから無理しちゃ駄目よ」

女の子「お母さん!? 無理しちゃダメなのはお母さんのほうなのです! 早く病室に戻るのです!」

おばさん「大丈夫よこれくらい。ちょっと売店に行くだけ……だから……」フラッ

おばさん「…………」バタッ

女の子「お母さん!!」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 18:19:23.87 ID:NsYwV0O1o
女の子「……」

おばさん「……スゥ、スゥ……」

男(俺は急に倒れたおばさんをショウさんと一緒に運び、女の子の案内する病室のベッドに寝かせてナースを呼んだ)

男(本来このおばさんは安静にしていなくてはいけないらしく、倒れたのも無理に起き上がって歩いたせいで、一先ず大事になる事はなかったようだ)

ショウ「嬢ちゃん、その、悪かったな。病み上がりだったんだって? 脅かしてしまってすまん」

女の子「いえ、わたしの病気はもう完治しているのです。急な治り方だったからお医者さんも戸惑っているだけで本当はもう退院出来るのです」

ショウ「そうか……えっと、なぎさちゃんだったか? 俺はショウっていうんだ」

なぎさ「はい。百江なぎさといいます。よろしくなのですショウさん」

ショウ「お母さんにはなるべくついていてあげるといいぞ。学校もあるし、ずっとは難しいだろうが……そうだ、父親は何してるんだ? 大事ないとは言っても一応連絡くらいは入れておいたほうがいいんじゃないか?」

なぎさ「……お父さんは、なぎさが小さい頃に家を出て行ってしまったのです」

友「ヒャハハハッ! 地雷踏んじまったなショウさん!!」

ショウ「うるせえええええええ!!」バキッ

友「ごああああっ!」バタッ

なぎさ「なぎさが病気だったから悪いのです……お父さんは病気の治らないなぎさが嫌になって出て行って、一人残されたお母さんは、なぎさの病院代をかせぐために無理をして……」

なぎさ「わたしの病気は治ったけど、今度はお母さんが身体を壊してしまったのです。これも全部なぎさが悪いのです……」

なぎさ「なぎさは……なぎさは、どうして他の子みたいに健康に産まれて来られなかったのでしょう……」

ショウ「……それは……」

男「↓2」


1.悪いのはなぎさちゃんじゃない
2.今度は君がお母さんを助ける番だ
3.もう親なんか見捨てて自分勝手に生きろよ
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:22:19.25 ID:+U3//HNyO
3
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:22:44.14 ID:xl1Bd0IU0
2
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 18:39:02.88 ID:NsYwV0O1o
男「君のお母さんは君を助けるために体を壊した。それはもう変えようのない事実だ」

なぎさ「……」

ショウ「男、お前!?」

男「だったら君に出来る事はただひとつだ。今度は君がお母さんのために頑張るんだ。君がお母さんの助けになるんだよ! くよくよしている場合じゃないぞ!」

なぎさ「……!」

中沢「そ、そうだよ! 必死の思いで助けた自分の子供のすることだ! なんでもいい、傍にいてあげるだけでもきっとお母さんの助けになるはずさ!」

上条「僕もそう思うよ! 辛い時、親しい人が近くにいる事は心の支えになるからね!」

なぎさ「……でも、お母さんはなぎさのためにお金を稼いできたのに……なぎさは傍にいてあげることしかできないのですか……」

男「↓2」


1.元気が出るおうたを歌ってあげるんだ!
2.俺のちんこしゃぶったらお金あげるよ
3.お母さんの回復を信じて待つんだ!
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:46:49.59 ID:ITgmGZjOo
2
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:47:06.14 ID:WZJCGKIdO
3
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:47:08.01 ID:4R2bUkG2o
1
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 18:50:23.93 ID:xl1Bd0IU0
最近真面目だな
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 19:14:39.03 ID:NsYwV0O1o
男「それでいい。君はお母さんの回復を信じて待つんだ! 君の気持ちこそがお母さんに逆境を跳ね除ける力を与えるんだよ!」

ショウ「ま、近くでずっと辛気臭い顔されちゃ治るもんも治らないかもな。病は気からって言葉もあるだろ」

なぎさ「……わかったのです! なぎさは頑張ります、頑張ってお母さんを信じて応援するのです!」

友「その意気だぜェェェェェェ!! お母さんがよくなるといいなあ!!」

なぎさ「みんなありがとうなのです。見ず知らずのなぎさに親切にしてくれた恩はずっと忘れません!」

男「いいってことよ」

ショウ「子は親の宝だ。母親にとって娘のなぎさが何より大事なんだってわかってもらえてよかったぜ」

中沢「元気出してね! 陰ながら応援してるよ!」

上条「僕はこんな状態だから大した事はできないけど、いつでも病室に遊びに来てよ」

友「あああああーー……ニク……ニクが食いてえ……女のニクが……」

友「ビャアアアアアアア!!」ブシャアアアアア

なぎさ「え?」

男(『デス・クラッパー』がなぎさちゃんに向かって……!)


1.友を蹴り飛ばす!
2.なぎさちゃんをかばう!
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 19:17:27.19 ID:xl1Bd0IU0
2
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 19:17:40.74 ID:+U3//HNyO
2
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 19:17:49.09 ID:UCJCnzn2O
2
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/07(日) 19:18:18.46 ID:PmNKNOu2O
1
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 19:35:02.82 ID:NsYwV0O1o
男「危ない!」バッ

なぎさ「わ……」

男(俺はなぎさちゃんの体を抱え込むようにして友の舌から彼女をかばった!)

友「ビャアアアアアアッ!!」

男「くっ」

男(俺もここまでか……すまん織莉子ちゃん……)

ショウ「ゴラアアアアッ!!」バキィッ

友「ギャアアアアッ!!」バタッ

ショウ「てめえ、全く反省してやがらねえだろ!!」ガッ! ガッ!

友「ギャアアアッ!! ギャアアア……ッ!!」ピクピク

男(友の舌が俺に突き刺さる寸前、ショウさんの鉄拳が友の顔面に炸裂した!)

男(倒れこんだ友にショウさんが追い討ちの蹴りを入れる。友は痙攣しながら白目を剥いて気を失ってしまった)

男「すまんショウさん、助かった……」

ショウ「ああ。しかしこのガキ、一回性根を叩きなおす必要があるぞ」

中沢「な、なんだったんだ一体?」

上条「目の錯覚、かな……舌が恐ろしく伸びたように見えたよ……」

なぎさ「……あ、あの」

男「ああ、すまん。離れる……」

なぎさ「い、いえ、その……」

なぎさ「守ってくれて、ありがとうなのです……」

男「↓2」


1.……母親を大事にな
2.身内の不始末だ
3.お尻触っていい?
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 19:40:53.53 ID:ITgmGZjOo
2
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 19:40:55.99 ID:muANSjJyO
1
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 20:19:16.42 ID:NsYwV0O1o
男「……母親を大事にな。俺も君を応援している」

なぎさ「は、はい!」

男「それじゃあ」

なぎさ「あの! な、名前を教えてほしいのです!」

男「男だ。よろしくな、なぎさちゃん」

なぎさ「はい……よろしくなのです!」

男(俺達はその場で解散し、俺はショウさんに車で自宅まで送ってもらった。友は途中のゴミ捨て場で捨てた)



男「病院の待ち時間が結構あったせいでもう昼過ぎか……飯食ったら小巻ちゃんとの待ち合わせ場所に向かおう」

男(俺は昼飯をインスタント麺で済ませ、小巻ちゃんと待ち合わせをしているカフェへと向かった)



男「ずいぶん早く着いてしまったな。少し待たないといけないか」

男「↓2でもするか」


1.パフェの注文
2.思考
3.自慰行為
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:21:52.88 ID:ITgmGZjOo
2
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:22:15.86 ID:NvYUdW1AO
2
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:25:04.58 ID:NaLwEiCDO
これが真面目なのか(困惑)
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/07(日) 20:29:07.71 ID:UY+uCa5n0
ふざけるとさやかルートの二の舞だし
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 20:34:35.22 ID:NsYwV0O1o
男「ここはゆっくりと思考を巡らせよう」

男(まず敵について……)

男(最終目標である鹿目さんは、北海道から数日は戻ってこない)

男(いきなり鹿目さんをぶっ殺せないのは残念だが、それを実際にしてしまうと残った魔法少女に全てが知れ渡り、俺も織莉子ちゃんも生き残れない可能性が高い)

男(彼女がキュゥべえを釘付けにしたまま遠くに行ったのは、後始末の事まで考えるとこちらにとっては好都合といえるだろう)

男(俺が今やるべき事は……小巻ちゃんと協力してマミさん、杏子ちゃん、ゆまちゃんの三人組を鹿目さんとキュゥべえが戻って来る前に始末する事だ)

男(守ってくれる人間がいなくなれば、鹿目さんを仕留める事なんていつでも出来る。問題は戦力差からして邪魔な魔法少女を同時に複数人殺す事が出来ない点だ)

男(順番が問題だ。最初に殺すべき相手は? 最後に残しても問題ないのは誰だ?)

男(……少し考えればわかる事だ。最初に殺すのは↓2、最後でもいいのは↓4だ)
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:43:11.04 ID:C4snIWzPO
ゆま
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:44:36.28 ID:xl1Bd0IU0
杏子
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/07(日) 20:44:56.16 ID:UY+uCa5n0
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:45:05.29 ID:IJxrqOPGO
ゆま
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 20:46:21.77 ID:xl1Bd0IU0
最初がゆまやった
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/07(日) 21:26:35.92 ID:NsYwV0O1o
男(……少し考えればわかる事だ。最初に殺すのは杏子ちゃん、最後でもいいのはゆまちゃんだ)

男(杏子ちゃんの気性の激しさ……あれは魔法少女や魔女のひしめく世界で生きるために培われた物だろう)

男(短い時間だが一緒に過ごした俺にはわかる。すぐに俺を殴るあの性格や立ち居振る舞いの根源にあるのは『ナメられたらいけない』という思いだ)

男(そんな彼女を残して彼女の仲間を殺していけばどうなるか。間違いなく彼女は犯人を必死で探すだろう。仇を討つためならなりふり構わないし、誰に止められても止まらないはずだ)

男(間違いなく暁美さんの死体もすぐに見つかる。そして織莉子ちゃん達も……)

男(敵がいる事を察知した時最も過敏に動くであろう杏子ちゃんは、そうなる前に殺すべきだ。俺はまず最初に彼女を狙う事を決めた)

男(逆に最後まで残してしまっていいのはゆまちゃんだろう)

男(あの子は他の魔法少女と比べて弱い。戦闘面でも、精神面でもだ。特に戦力として劣るのは、キリカちゃんとあの三人組みが戦っていた時、ゆまちゃんだけが後ろに下がるよう命じられていた事から明らかだろう)

男(また、いつも杏子ちゃんに従うばかりで自分の意見を押し通そうとはしない彼女は、杏子ちゃんがいなくなった時に自分の足で立てるかどうかさえ怪しい脆さを感じさせる)

男(下手をすれば、杏子ちゃんを失えば彼女はそのまま魔女となり自滅してしまうんじゃないのか?)

男(考えはまとまった。殺すのは杏子ちゃん、マミさん、ゆまちゃんの順番だ。予定の変更はあり得るが、基本方針としてはこの順番で行くことにしよう)

男(……ふと、下半身に熱い血の滾りを感じる)

男(まさか、俺は興奮しているのか? 自分より圧倒的に強い相手に、生死をかけた戦いを仕掛けなければいけない今の状況に……)

男(普通ならびびって縮こまるところだろうに。狂気めいた理解出来ない感情、いや本能というべきなのかもしれない新たな自分自身に、それでも俺は唇を吊り上げ嗤う)

男(そして俺は↓2した)


1.パフェを注文
2.決意
3.自慰行為
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