男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/03(日) 21:14:50.08 ID:KVv2QdNoO
今までのことを脳内からなかったことにする
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 09:33:34.37 ID:kvO1e4OAO
キリカ毎回酷い目にあってんな
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/04(月) 20:26:22.95 ID:4o5NBFy3o
男(悲しみに打ちひしがれた俺にはもう今までの事を脳内から無かったことにするしか道が残されていなかった……)

男(俺はさっきまでの出来事をすべて脳内から消し去り、幼少時代の俺に戻った)

男「……」

キリカ「はぁ、はぁ……」

織莉子「大丈夫キリカ? よかった、落ち着いたみたい……」

男「織莉子ちゃん!!」

織莉子「……な、何……?」

男(戸惑いを感じさせる声で織莉子ちゃんが答える。どうしてそんな怯えるような目をするんだ……)

男「織莉子ちゃんを金儲けの道具にする誘拐犯は俺がやっつけてやったぞ!!」

男「そうだ、俺は織莉子ちゃんと遊んでいる時に突然現れた犯罪者から織莉子ちゃんを守ったんだ! さあ、また一緒に遊ぼう!」

織莉子「……」

男「? もう織莉子ちゃんに悪さする奴はいないんだぞ。早く遊ぼう」

織莉子「どういうつもりなの……? 今度はそうやってふざけて、一体何を企んでいるの……」

男「えっ? どうしたんだ織莉子ちゃん」

織莉子「キリカは私の大切な人よ。そのキリカを傷つけた貴方を私は許す事が出来ない……」

男「えっ!? その女って織莉子ちゃんの友達だったのか!」

男「そっか、ごめんなあ……俺、てっきり織莉子ちゃんを誘拐した奴の仲間だと思って……」

織莉子「……」

男「でも殺してないから別にいいだろ?」

織莉子「貴方は……!」

男「な、なんだよ。怒らないでくれよ……謝るから許してくれよ! えっと、……キリカちゃんっていうのか? ごめんな?」

キリカ「……」キッ

男「なんだよ! 睨むなよ!! 殺すぞ!!!」バッ

織莉子「男!!」

男「うっ……」

男(織莉子ちゃんに凄まれた俺は振り上げた手をゆっくりと降ろした)

男「織莉子ちゃんが怒るからやめるけどな! お前あんまり調子乗るなよ!」

キリカ「……調子に乗ってるのはそっちだ」

男「なんだと!!」

織莉子「……キリカ。彼を刺激するような事は言わないで、お願いだから……」

キリカ「……」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/04(月) 20:50:37.41 ID:4o5NBFy3o
織莉子「それで男、貴方は何をしにここに来たの? まずはそれをはっきりさせましょう」

男「俺は織莉子ちゃんと遊びに来たんだ! こんな所からは早く出よう!」

織莉子「……」

織莉子「ここは暁美ほむらの監視下にあるはず。彼女をなんとかしない限りは私達はここからは脱出出来ないわ」

男「えっその暁美ほむらが誘拐犯なのか?」

織莉子「さっきから言っている誘拐犯というのは一体何なの? 確かにここに連れてこられたのは誘拐と言えなくはないけれど、貴方と私で話が食い違っている気がするわ」

織莉子「昔の事と関係があるの?」

男「昔の事って? 俺と織莉子ちゃんはさっき初めて会ったばかりじゃないか」

織莉子「……」

キリカ「……」

男「??? とにかく暁美ほむらをぶっ殺せばいいんだな? それで織莉子ちゃんがまんこ見せてくれるならいいぞ」

織莉子「……何なの一体……」

男「暁美ほむらってどこにいるんだ?」

織莉子「ここに来る時に見なかったの? 貴方は知り合いじゃなかったの?」

男「知らない奴だぞ……」

織莉子「……とにかく一度ここから出ましょう。キリカ、歩ける?」

キリカ「うん……」

織莉子「もし暁美ほむらに見つかっても抵抗はしないで。自分の安全を優先して」

キリカ「……」

織莉子「キリカ、返事は?」

キリカ「わかった。織莉子の言うとおりにする」

織莉子「そう、それでいいの」ニコッ

男「お、俺も! 俺も織莉子ちゃんの言うとおりにする!!」

織莉子「……」

男「何で俺には笑いかけてくれないんだ!? 俺も織莉子ちゃんのかわいい笑顔とまんこが見たい!」

織莉子「出ましょう」

キリカ「私が先に行くよ!」ダッ

男(開いたままのドアにキリカちゃんが駆け寄る。そして外に一歩踏み出そうとした瞬間……)

バチィィィッ!!

キリカ「ひぃゃぁぁあぁっ!?」ドテッ

織莉子「キリカ!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/04(月) 21:13:42.22 ID:4o5NBFy3o
織莉子「大丈夫!?」

キリカ「う、うん。何か見えない結界のような物があってそれに弾かれたんだ……」

織莉子「結界……?」スッ

バチッ

織莉子「っ!」

男(伸ばした手を引っ込める織莉子ちゃん。続けて俺もドアから出ようと足を踏み出した)

男「……」スッ

男「普通にでられるじゃないか! 二人で俺をからかったな!」

織莉子「……これは……魔力のある者、魔法少女だけを阻むバリアのような物?」

織莉子「いえ、触った感じではそんなに強力な物でもない。魔法少女なら簡単に破壊出来るはず」

織莉子「魔力はあるけどソウルジェムがなくて発揮出来ない者だけを阻む……なんて限定的すぎる魔法があるとも思えない」

織莉子「それなら恐らくこれは私とキリカという個人だけを通れなくするよう、暁美ほむらが、今のような誰かが私達を外に出そうとしている状況のために保険としてかけた魔法……と考えるのが妥当かしら」

織莉子「キリカはどう思う?」

キリカ「ちんぷんかんぷんだよ! でも織莉子がそう思うのならきっと間違っていないと思う!」

織莉子「……そう」

キリカ「ああっ、呆れないで!?」

男「とにかくその暁美ほむらって奴にここを通るようにさせればいいんだな!? 俺に任せろ!!」ダッ

織莉子「ま、待って! まだ話が……」



男「外には誰もいなかった……」

男「でも風呂場にこんなのがあったぞ! 多分これやったの俺だけど警察には内緒だからな!」

ドサッ

「……」

織莉子「うっ……!?」

キリカ「見ちゃダメだ織莉子! お前、織莉子に変な物を見せるな!! ……う、うぇ」

男「えっ? でもこれが暁美ほむらかもしれないしちゃんと見てくれよ」

織莉子「……い、いえ、もういいわ……それは間違いなく暁美ほむらだった物よ……」

織莉子「体型が特徴的だからすぐにわかるわ。だから早く戻して来て……」

男「そうか? わかった」ズルズル
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/04(月) 21:36:18.85 ID:4o5NBFy3o
男「どうしよう……俺が暁美ほむらを殺してしまったから、織莉子ちゃんがここから出られない……」

織莉子「……キリカ。ここは私に任せて、貴女は口を一切出さないで居て貰える?」

キリカ「うん。織莉子がそういうなら」

織莉子「男。貴方はどうして暁美ほむらを殺したの?」

男「そんなの知らないよ! 俺はただ、織莉子ちゃんと遊ぼうとしただけだ! あいつは気がついたら死んでたんだ!」

織莉子「そう、だけど殺してしまったのは貴方で間違いないでしょうね」

男「まじかよ!」

織莉子「男。私は貴方のせいでここから出られない。だけど貴方は私と遊びたいのよね? 遊んだ後の約束も守ってほしいのよね?」

男「ああ! 遊んだ後はまんこ見せてくれるんだろ? 俺はまんこが見たくて仕方ないんだ!」

織莉子「そう、だったら……」

織莉子「私がここから出るための手伝いをしてくれるわよね?」

男「もちろんだ!」

織莉子「だったら私の敵を殺して来て。私をここに閉じ込めたのは暁美ほむらだけではないわ。私には他にも4人の敵がいるの」

男「えっ!? そんなにいるのか……!」

織莉子「ええ。私の考えが正しければ、その4人を全滅させれば私はここから出られるわ」

織莉子「一人殺したのなら四人も五人も同じよ。やってくれるわよね?」

男「えー、でもなあ……逮捕されるかもしれないし……」

織莉子「そう。キリカは私のために何十人でも何百人でも関係無く殺してくれると言っていたのに……男は一人しか殺してくれないのね」

男「えっ、お前勇気あるなあ! それじゃあ俺も負けてられないし、千人くらいは殺さないといけないな!」

織莉子「私の敵は一人ひとりが普通の人間の何百倍も強いわ。だから四人殺せば千人殺したのと同じようなものよ」

男「それは手っ取り早くていいな! それじゃあ早速殺してくるから待っててくれ!」ダッ

織莉子「待って!」

男「!? なんだ!!」

織莉子「確かに貴方は強くて逞しいけれど、いくら貴方が強くても、たった一人で千人と戦うのは無謀じゃないかしら」

男「そ、それは……」

男「↓2」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 21:41:27.02 ID:rBCH3JZWo
最悪自爆してでも…
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 21:42:49.93 ID:NoIHA2/WO
俺実はアサシンなんだゆっくりと一人ずつ殺していけば問題ない
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/04(月) 22:29:05.01 ID:4o5NBFy3o
男「俺実はアサシンなんだ。だからゆっくりと殺していけば問題ないぜ!」

織莉子「アサシン?」

男「暗殺者の事だ! 闇に紛れて敵を討つ! 力は敵が強くても人体の弱点を知ってるから平気だ!」

織莉子「……そう、そういうつもりなら話は早いわ。私が男にやってほしいのはそういう事なの」

男「何?」

織莉子「四人の敵をまとめて相手にするのは無理よ。貴方には貴方の立場を利用して、一人ずつ相手を始末してもらいます」

男「俺の……立場だと!?」

織莉子「敵は巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆま……そして鹿目まどかの四人。いずれも貴方とは知り合いのはずよ」

男「そうだったっけ……?」

織莉子「……暁美ほむらを最初に始末してくれたのは幸いだったわね。一番厄介な敵である上に、他の四人との関わりが薄く単独行動の多い彼女の死は気づかれるまでに時間を要するはず」

織莉子「彼女の死が明るみに出る前に、貴方は味方のふりをして私の敵を殺すのよ」

男「任せろ!」

織莉子「それから……例え相手が一人でも、普通の人間に魔法少女を倒す事は本来ならば非常に困難、いえ、不可能に近い」

織莉子「そこで貴方には、まず敵と同じ魔法少女の味方をつけてほしいの」

男「魔法少女の味方だと!? 魔法少女ってそんなにいっぱいいないだろ!?」

織莉子「実はいるの。私の知り合いに、ここにいるキリカ以外にも一人」

織莉子「名前は浅古小巻。私と同じ学校に通う、私の同級生……」

男「同級生だと!? ならそいつに協力してもらって敵を全滅させればいいんじゃないのか!?」

織莉子「それは無理」

男「何故だ!?」

織莉子「だって私、彼女に嫌われてるから」

男「織莉子ちゃんを嫌うなんてとんでもない奴だな……こんなにおっぱいも大きいのに……」

織莉子「……」

男「それじゃあどうやって味方にするんだ?」

織莉子「……今から言う事をよく聞いて。これは大げさでもなんでもなく、人類の存亡に関わる問題よ」

・・・・・

・・・



男「……つまり、鹿目まどかをぶっ殺さないと世界が滅びるって事だな!?」

織莉子「……まあ、そう思ってくれて間違いはないわ」

織莉子「これを彼女が聞けばなんらかの反応があるはず。それで仲間になってくれるかは五分五分といったところだと思うけれど……そこは男の説得の仕方次第といったところね」

男「↓2!!」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 22:31:01.39 ID:4o5NBFy3o
今日はここまでです
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 22:40:14.28 ID:rBCH3JZWo
取り合えず浅古に筋肉バスター決めてくる!!
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/04(月) 23:25:43.69 ID:Ct+W7QtI0
話し合おうよ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/04(月) 23:26:32.82 ID:Ct+W7QtI0
話し合おうよ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 15:53:55.38 ID:1Mkj5AYzO
むぅ
まどかに優しいこのスレ民が果たして殺せるのか
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/05(火) 16:45:57.39 ID:RIav1Lj/0
a
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/05(火) 19:59:24.58 ID:tUFlic3x0
まどか√終わったしへーきへーき
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/05(火) 20:02:30.62 ID:tUFlic3x0
そういえば委員長っていつの間にか消えてるな
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:22:36.22 ID:Ec1GWFx7O
まどかを生かしつつ、おりこを救ってみせる!
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 17:50:58.38 ID:oDnVVWCao
男「とりあえずそいつに筋肉バスター決めてくる!!」

織莉子「? キンニクバスターって何?」

男「知らないのか? 相手を空中に放り投げた後自分も飛び、そのまま空中でロックして着地時の衝撃で大ダメージを与える必殺技だ」

男「これを受けた相手は股間をおっぴろげたまま悶絶することになる。その身に刻まれた恥辱から二度と相手に逆らおうとは思わないだろうな」

織莉子「やめて。彼女、少し気性が激しいところがあるから。そんな事をすれば、怒らせてしまって協力を得られなくなるかもしれないわ」

男「キン肉バスターをかけると……浅古小巻は怒るのか!?」

織莉子「……誰でも怒ると思うけど……」

織莉子「だけどそうね、確かに彼女は少し怒りっぽいところがある。でもそれは彼女が真っ直ぐな人だからであって、それで人の話が全く耳に入らなくなるほど心の狭い人じゃないわ」

織莉子「もし彼女を怒らせる事があっても、逆に男は冷静でいて。ムキになって反発したりしないで、進むべき道を示してあげさえすれば彼女は自分のなすべき事をしてくれるはずよ」

男「どういう事だ? 要するにキン肉バスターをかけて怒らせたあとにすかさず鹿目まどかをぶっ殺すように命令すればいいのか……?」

織莉子「キンニクバスターはかけないで。それはもう一生忘れてていいわ」

男「織莉子ちゃんの言う事は難しいな……あんなの忘れられるわけないだろ……ここから出たらキン肉マンのコミック貸してやるから読んでみてくれよ……」

織莉子「わかったわ。出られたら借りるから、それまではキンニクバスターは忘れて」

男「わかった!! それじゃあ早速他の魔法少女を殺してくる!!」

織莉子「まだ時間には余裕があるから、慎重にね。失敗だけはしないようにお願いするわ」

織莉子「絶対に正面から戦いを仕掛けたりしないように。貴方の身体能力は人間としては大した物だけど、相対してしまえば所詮魔法少女に勝つ事は絶対に出来ないのだから」

男「俺は暗殺者だぞ! 正面からなんて仕掛けるかよ!!」

男「それじゃあ行ってくる! 俺の帰りを待っててくれよ!」

織莉子「ええ……」

男「キリカちゃんも織莉子ちゃんと二人っきりだからってレイプするなよ! 織莉子ちゃんのまんこは俺の物なんだからな!」

キリカ「……」ギリッ

男(こうして俺は、織莉子ちゃんを助けるために昨日までつるんでいた彼女達とは敵対する事となった)
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 18:15:39.52 ID:oDnVVWCao
男「さて、少し話し込んだせいでもう空が明るんできているな」

男「流石に警官はもういない。老人共が散歩に出始める前に窓から出て行こう」

男(俺は窓から脱出し、自宅へと向かった)



男「ふう、なんとか誰にも見つからずに戻ってこられたな」

男「しかし、大変な事になったな……ほとんど成り行きで織莉子ちゃんに協力する事になってしまったが、本当にいいのか……?」

男「……」

男「いや、暁美さんの件もある。もう無関係では居られないだろう」

男「というか関係者全員ブッ殺さないとその内俺が暁美さんを殺したってバレて、針の筵どころか針山地獄に送られそうだ。その点でも織莉子ちゃんと俺の利害は一致していると言えるだろう」

男「ギャーギャーうるさい俺を疑いそうな奴を全員消せて、しかも織莉子ちゃんとヤれるのは一石二鳥だしな。やはり織莉子ちゃんの話には乗るべきだ」

男「落ち着いて考えろ。まだ彼女達は俺が敵である事を知らない。そして暁美さんが既に殺されている事も」

男「力で劣る人間が魔法少女を相手にするのに、今はこれだけがアドバンテージだ。これを活かさなければ勝てない」

男「……となると、まず最初にすべき事は……↓か……」


1.まずは鹿目さんを殺す
2.まずは杏子ちゃんを殺す
3.まずはゆまちゃんを殺す
4.まずはマミさんを殺す
5.まずは味方を増やす
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 18:20:03.86 ID:DZzDIOKco
4
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 18:20:10.25 ID:BRY6yEUmO
5
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/17(日) 19:58:06.98 ID:oDnVVWCao
男「まずは何をするにも味方を増やす事が先決だ。織莉子ちゃんの言っていた……えーと、なんだっけ」

男「確かアサココ・マキだったか……なんかどこかの部族民みたいな名前だな。よし、アサココを味方に引き入れるぞ」

男「しかし今日は日曜だ。アサココは学校に来るんだろうか。日曜に学校に来るのは一部の運動部くらいじゃないか?」

男「どうする、織莉子ちゃんの通う白女に行ってみるか?」


1.白女に行く
2.ネットで情報収集
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 19:58:42.95 ID:yqvxjQydO
2
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 20:10:53.01 ID:Uwxise6A0
1
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 20:47:25.67 ID:oDnVVWCao
男「まあ、とりあえず行ってみるか。特にやることもないし……」

男(俺はバスを使い白女に向かった)



男「ここがお嬢様学校と名高い白女か……」

男「くひひ……くせえ、臭っせえよ。気取った金持ちの高慢で傲慢なメスの匂いがプンプンとしてきやがる」

男「女共の騒ぐ声が聞こえるぞ。どうやらクラブ活動はもう始まってやがるみたいだな……どれ、少し覗いてみるか。テニスコートなら外からでも見られるぞ」

男(俺はテニスコートに向かった)



男「やってるやってる。……む、あれは!?」



デブ子「ぶふーっ、ふーーっ!」パコーン



男「……ふむ、織莉子ちゃんの話によるとアサココ・マキは集団の中に居ても目を引く大柄な子で、黒髪のロングヘアらしいが……」



デブ子「ふーーーん!」パコーン



男「条件には一致しているな。まさか……」


1.いや、違う気がする……。
2.あれなんじゃないか!?

↓2
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 20:48:07.02 ID:BRY6yEUmO
2
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 20:48:29.48 ID:DZzDIOKco
1
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 21:16:58.52 ID:oDnVVWCao
男「いや、違うだろ。大柄で黒髪ロングってだけじゃ条件に合う奴は結構いるはずだ」

男「それにあれほどのデブなら契約した時の願い事で痩せたいと願うはずだからな。よって奴は魔法少女ではないと断定出来る」

男「となるとテニス部に他に条件に合致する子はいないし、さっさと移動したほうがよさそうだ」



男「次は体育館だ」

男(たくさんある通気口から一番端の物を選び、中を覗き込んだ)

男「バスケ部の練習か……これは期待出来るかもしれんぞ」

男「競技の性質上、平均身長は高めだからな。注意深く見ていよう」



ファイオッ! ファイオッ!



男「お、おほほほっw 女ばかりだからかみんな油断してるなw 発育の良いお嬢様学校の子がゼッケンもつけずにランニングする姿はなんとも言えないでござるw」

男「ストレッチが始まったぞ! 身体を後ろに反らす度におっぱいが盛り上がって……こ、こんなことならもっと早くに覗きに来ればよかった! 今までもったいねえ!」

男「もうたまらん、一発抜いて行くか……」ズルッ

男(俺はズボンとパンツを下ろし陰茎を露出させた)

「キャーーーッ! 変態!!」

男「!!? まずい、バレたか!」

「用具室の飛び箱の中に隠れてたわ! 不自然に扉が開いてたからおかしいって思って見てみたら、飛び箱の穴から私達の事見てたのよ!」

「またあんたか! この変態、いい加減にしなさいよ!」

「変態レズ女! いつからそこに居たのかしら!」

男「変態レズ女……? 暁美さんは俺が殺したはずだが……」


1.見ている場合じゃなくなったので退散する
2.もう少し見ている
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:18:39.32 ID:DZzDIOKco
2
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:18:56.77 ID:BRY6yEUmO
1
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 21:23:49.57 ID:oDnVVWCao
男「女の子達の集中も途切れたし、これ以上ここにいるとこっちに飛び火してくるかも知れん。目を引くような大柄な女で黒髪の子はいないみたいだし、ここは退散するか」

男「後はグラウンドだが……うーむ、遮蔽物もないし覗いてると絶対目立つぞ……」

男「どうする?」


1.入り口を見張る
2.建物の中から覗く
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:28:30.93 ID:Uwxise6A0
2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:28:32.64 ID:b9pfQxMSO
1
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 21:48:17.99 ID:oDnVVWCao
男「校門を見張っていよう。変に場所を絞るよりも、ここで見張った方が確実に出席している全生徒を見る事が出来るしな」

男「……」

男「……」

男「……」

男「……」

男「何人か部活のバッグを持って入って行ったが、アサココらしき特徴を持った人物はいなかった」

男「そして7時半を過ぎた今、出ていく奴も入っていく奴も完全にいなくなってしまったぞ……」

男「くそっ、朝練っていつまでやるんだ? 早く終われよ。学生は学生らしく勉強しろ、スポーツなんてやってる場合じゃないだろ……」

男「……ん? 一人女生徒が出てくる!」

男「いや、しかし別に大柄でもなんでもないし髪も黒くなければロングでもない……」

男「どうする? 他に手がかりもないし、アサココを知っているか聞いてみるか?」


1.聞いてみる
2.もう一度潜入する

↓2
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:52:08.77 ID:DZzDIOKco
1
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 21:52:38.45 ID:Uwxise6A0
1
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/17(日) 22:12:15.44 ID:oDnVVWCao
男「よし、ちょっと聞いてみるか。おーーーい、そこの君!」

「はい?」

男「突然ごめん。この学校の生徒でアサココ・マキっていう子を探してるんだけど何か知らないかな?」

「……」

男「……」

男(警戒されてしまったんだろうか、女の子は俺を訝しげに見ている)

男「↓2」


1.その様子だと全く知らないという事は無さそうだな?
2.申し遅れてすまない、俺は見滝原中学三年の男というものだ!
3.早く答えろ、妊娠させられたいのか?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 22:12:42.23 ID:oDnVVWCao
今日はこれだけです。ありがとうございました。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 22:12:48.40 ID:yqvxjQydO
3
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 22:12:54.84 ID:7mgOKZkMO
3
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/17(日) 22:13:07.72 ID:DZzDIOKco
2
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/18(月) 11:34:17.50 ID:g8jiO1r6O
この主人公アスペ臭い…
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/18(月) 14:42:27.86 ID:sC3PjJwDo
男「おい、早く答えろ」

「……いやー、どう答えたものか……」

男「言葉につまるって事は俺に妊娠させられたいのか?」

「なんでそうなるの!?」

男「俺にかっこいい顔に見とれて子供が欲しくなったってことだろ」

「いや、友達の情報を教えていいのか迷ってただけですけど!?」

男「ほう、友達なのか」ニヤリ

「あ、しまった……!」

男「アサココの友達なら話は早い。連絡先くらい知ってるんだろ? 俺に教えてもらおうか。もしくは俺の子を孕め」

「この人関わっちゃダメな人だ!? ひゃー!」ピュー

男「あっ、おい待て!」



「ひー、追ってくる! な、なんであたし学校じゃなくて外の方に逃げちゃったの!?」タッタッタッタッタ

男「待てェェェェェェェ!! ヤラセロォォォォォォ!!」ドドドドドッ

「ひゃーーーーーー!! 何で振り切れないの!!?? これでも脚には自信あるのに……! 来ないでー!!」タッタッタッタッタ

ガッ

男「捕まえたァァァァァァ! こましたる! 苗床ゲットォォォォォォォ!!!」

「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!?」

ドドドドドドドドドッ

「晶から離れろ、この性犯罪者ーーーーーッ!」

ドゴォォォォォッ

男「おぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」ズザザザァァァァァッ

ゴツッ

男「ぐおああっ!?」

男(突然横から現れた黒い影の激しい飛び蹴りを喰らい、俺は吹き飛ばされた挙句に民家の塀に頭を打ちつけた)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/18(月) 14:53:29.52 ID:sC3PjJwDo
男「い、いてて……」ムクッ

「小巻!?」

「こいつは私が食い止めとくから、アンタは警察に連絡!」

「えっ、で、でも……」

「早くしなさいよ!」

「う、うん。わかった! 気をつけて!」

男「ま……待て! 俺はただアサココ・マキの居場所を聞こうとしただけで怪しい者ではない!」

小巻「人の名前を勝手にどこかの部族民みたいに変えるんじゃないわよ! 私は『浅古小巻』! 変な所で区切るな!」

男「えっ!? ↓2」


1・俺は見滝原中学三年の男だ! よろしくな!
2.なるほど、確かに織莉子ちゃんから聞いたとおりの外見をしているな!
3.ママー!
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/18(月) 14:59:20.19 ID:3jof1Zkdo
1
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/18(月) 15:00:10.06 ID:NrA3qjPQO
2
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/19(火) 07:57:20.89 ID:wLDdSOccO
これは3を見たかったな
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/22(金) 14:43:46.33 ID:LeAWqP26o
男「えっ!? なるほど、確かに織莉子ちゃんから聞いたとおりの外見をしているな!」

小巻「ん? あんた美国の知り合い……?」

男「当たり前だ! 織莉子ちゃんに言われて浅古小巻を探しに来たに決まってるだろ! 見てわからないのか!?」

小巻「見ただけでわかるかそんな事まで!」

男「ふん、話が合わないな。俺と話すには織莉子ちゃんレベルの知能が必要だからな」

男「お前にはゆまちゃんを紹介してやるからゆまちゃんと喋ってろ」

小巻「それが誰なのか知らないけどあんた私とその人の事メチャクチャバカにしてるでしょ」

男「……」

小巻「無言で肯定してるんじゃないわよ!!」

男「まあとにかく小巻ちゃんに話があって来たんだよ。走って疲れたしなんか飲みに行こうぜ」

小巻「はぁ? ……話って、美国から何か聞いて私を探してたの?」

男「ここで話すような内容じゃないな。突然知らない男が尋ねてくるような状況だ。大体何の話か想像はつくんじゃないのか?」

小巻「も、もしかして……『アレ』の関係する話?」

男「アレか。多分それだな。変身したりするやつな」

小巻「……」

小巻「……はぁ〜……」

晶「こ、小巻〜! 大丈夫? 警察呼んで来たよ!」

小巻「あ」

男「え、本当に呼んだのか?」

晶「ひっ! まだいた!」

男「まじかよ……↓2」


1.てめえ、犯すぞ!!
2.おい、なんとかしてくれ小巻ちゃん
3.じゃあ帰るわ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/22(金) 14:51:13.21 ID:oAC+ebzEo
2
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/22(金) 15:11:17.20 ID:D2KJ6wnc0
1
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/24(日) 17:35:07.64 ID:MaCIkFYJo
男「まじかよ……てめえ、犯すぞ!!」

晶「うひっ! こ、こっち来ないで!!」

男「孕めぇぇぇぇぇぇぇっ!!」ダッ

小巻「……」ガツッ

男「おぎゃっ!」バタッ

男「う、うーん……」

男(晶と呼ばれた女に突進しようとしたが、後頭部を浅古小巻に殴られた俺はその場で昏倒してしまった)



男「……」

晶「す、すごいね小巻。暴漢を一発、いや二発KOとは」

小巻「あー、うん。暴漢ね。まあ間違いではないか」

晶「ていうか、死んでないかな? さっきも頭打ってたし、今は凄い倒れ方してたし……」

小巻「え……」

晶「……」ツンツン

男「……あへぇ♪」ビクビクン

晶「!?」ビクッ

晶「い、生きてるよ。よかったね小巻」

小巻「ふ、ふん。当たり前でしょ!」

晶「めちゃくちゃホッとしてる……」

小巻「してない!」
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/24(日) 17:56:39.84 ID:MaCIkFYJo
男「……はっ」

男「いてて……ここはどこだ。何故俺は気絶していた……」

男「そうか、確か俺はゴリラに後頭部を殴られたんだった」

小巻「誰がゴリラだ!」ガツッ

男「痛てえ!」

小巻「あんたね、起きて一言目がさっき会ったばっかの私への悪口ってどういう神経してるの……」

男「居たのか小巻ちゃん……ここはどこだ」

小巻「さっきの場所の近くのベンチよ! あんたのせいで凄く面倒な事になったんだからね!」

小巻「警察は来るし。あんたの話を聞くまでは連れて行かせるわけには行かないから、晶になんとかごまかして警察に帰ってもらうように頼まないといけないし」

小巻「晶に事情を聞かれるし。あんたが気絶してるせいで警察に目をつけられるし! またごまかすのに私がどれだけ苦労したか……」

男「どうやってごまかしたんだ?」

小巻「……そんな事どーでもいい」

小巻「それより、美国の話を聞かせなさいよ。あんたあいつに言われて私に会いに来たんでしょ。今なら誰にも聞かれてないから早く話しなさいよ」

小巻「あいつ、最近学校来ないし……それは別にいいんだけど、先生も連絡つかないっていうから何やってんのかって思うでしょ……」

男「↓2」


1.織莉子ちゃんは魔法少女で、小巻ちゃんの力を貸してほしいそうだ。
2.織莉子ちゃんは……死んだんだ……。
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/24(日) 17:59:36.62 ID:qTCqgjkTo
2
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/24(日) 18:05:49.77 ID:Dvp2HKVfo
2
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/25(月) 19:46:21.14 ID:BFNb6WsXo
男「織莉子ちゃんは……死んだんだ……」

小巻「っ……!」

小巻「……そう、なの……」

男「ず、随分と簡単に信じてくれるんだな?」

小巻「あいつ、前に魔女に絡まれてた事があったから……」

小巻「知らないの? 魔女に絡まれやすいのは、大きな悩みやストレスを抱えていて心の弱った人間よ」

男「それは聞いた事があるな」

小巻「そ。一度被害に遭った奴がもう一度襲われても不思議じゃない。それにあいつの状況を考えると、魔女とは関係無くても自分で……」

小巻「いや、今のはナシ。こんな事考えるなんて我ながら下衆だった」

小巻「……あいつを、美国を殺したのは誰?」

男「↓2」


1.俺だよーーーーーん。
2.お察しの通り、魔女だよ。
3.織莉子ちゃんは自分から命を絶ったのさ。
4.……鹿目まどかとその一派だ。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 20:07:05.60 ID:c5GwFMs5O
4
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 20:07:31.58 ID:8oRe06hPo
4
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/25(月) 20:46:25.26 ID:BFNb6WsXo
男「……鹿目まどかとその一派だ」

小巻「!? 人間に殺されたの!?」

男「ああ。奴らの勢力は複数の魔法少女を擁し、その全容を俺は知らないがとにかく強大で魔法少女の力を悪い事に使う奴らなんだ」

小巻「複数の……魔法を私利私欲に……そういう考えの奴が居てもおかしくはないと思っていたけど……」

男「そして織莉子ちゃんは……↓2」


1.奴らがグリーフシードを得るため、使い魔の餌にされてしまったんだ……。
2.魔法少女の織莉子ちゃんは奴らを止めようと単身挑み、無念の内に散ったんだ……。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 20:51:16.14 ID:8oRe06hPo
1
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 20:51:33.99 ID:h+VydvzoO
1
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/26(火) 07:47:55.37 ID:SMuetmcV0
男「そして織莉子ちゃんは……奴らがグリーフシードを得るため、使い魔の餌にされてしまったんだ……」

ガンッ!

男「うわっ、びっくりした! いきなりベンチを蹴るな!」

小巻「ふ……ふざけんなっ! 魔法少女が、一般人の命を食い物に……!? しかも集団で!!」

小巻「そんなの許されるワケないでしょ!!」

男「許されないのは当たり前だ! 俺だって織莉子ちゃんを失ったのは悲しい……! だけど俺一人ではどうする事も出来ないんだ!」

小巻「警察……は、信じてくれるわけないか……」

男「ああ。人食いの化け物を使って殺人を犯した人がいます、なんて訴えても頭のおかしい奴だと思われるだけだ」

男「だから俺は君に力になって欲しくてここに来た……死を覚悟した織莉子ちゃんが最後に残したわずかな情報をもとにな……」

男「さっきは少し功を急いでおかしな言動をしてしまったが、それだけ俺も必死だったって事だったんだ……」

小巻「目的と全く関係の無い事を口走っていた気がするけど……」

小巻「それよりそんな奴らが近くにいるなら、私にとっても他人事じゃないか……」

男「そうだ。次に鹿目まどかに狙われるのは小巻ちゃんの家族や友人ではないという保証はどこにもない」

小巻「……」

男(小巻ちゃんの拳が白くなるほどに強く握られる。今まで出合った事のない、明確な『悪』との遭遇に彼女なりに思う所があるのだろう)

男(多少嘘はついてしまったが、このままだと全人類が危ないし、その中には当然小巻ちゃんの家族も含まれているのでまるっきり騙しているわけでもないと言える。よって俺は悪くないんだな)

男「どうだろう、奴らを倒すのに協力してもらえないか?」

小巻「……敵は……」

男「?」

小巻「敵は何人いるの? いくら相手が許せなくても、多勢に無勢じゃ何の結果も残せない……」

男(……美樹さんのように許せない相手には何が何でも突っかかる猪タイプかと思ったが、そうでもないのか?)

男「戦力となる魔法少女の数という意味でなら……俺の知っている限りでは↓2」


1.巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの三人だ。
2.暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だ。
3.暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だが暁美ほむらは俺が殺した。
4.鹿目まどか、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だ。
5.鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの五人だ。
6.鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの五人だが暁美ほむらは俺が殺した。
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 07:50:30.71 ID:bB8uBAdzO
4
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 07:57:09.21 ID:+YA/zCaEO
2
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/26(火) 20:44:22.16 ID:VBLq+19fo
男「俺の知っている限りでは暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だ」

小巻「そんな悪事に加担している奴が四人も……待って、鹿目まどかはどうして数に入らないの?」

男「鹿目まどかは魔法少女じゃない」

小巻「え、さっきのあんたの口ぶりだとそいつがリーダーみたいなものなんでしょ? なのに魔法少女じゃないの?」

男「そこが鹿目まどかの恐ろしいところだ。鹿目まどかは……↓2」


1.その凶悪なまでのカリスマ性で、魔法少女達を手足のように動かし自分は一切のリスクを背負わず利益を得ているんだ。
2.魔法少女としての才能はないが、誰よりも強くそして残忍なんだ。
3.保留した願い事や家族の安全を脅迫の材料にして他の奴らに脅しをかけているんだ。
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 20:45:12.31 ID:gydRUeMOo
3
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 20:45:31.45 ID:bB8uBAdzO
1
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/27(水) 14:26:22.15 ID:iqPL5xqpo
男「そこが鹿目まどかの恐ろしいところだ。鹿目まどかは……その凶悪なまでのカリスマ性で、魔法少女達を手足のように動かし自分は一切のリスクを背負わず利益を得ているんだ」

ガンッ!

男「うわっ!」

小巻「……最悪な奴ら。鹿目まどかも、それに付き従ってる奴らも」

男「だからって俺の座ってるベンチを蹴るなよ」

小巻「いいわ、私も手伝う。いや、そんな奴らが近くに居るって知った以上、例えあんたが降りても私だけでも戦うから」

男「おお、さすが織莉子ちゃんが見込んだ子だ!」

小巻「ただし、一つだけ条件を飲んでもらうわよ」

男「なんだ?」

小巻「私はあんたを100%信用しているワケじゃないの。だからまずは、その鹿目まどかってやつらが本当に敵として戦うべき相手なのか、私のこの目で確かめたい」

男「な、なんだと? それは少し危険じゃないか? 出来ればこちらの存在を悟られる前に一人ずつ潰していきたいんだが……」

小巻「まあ理には適っているし、反対はしないけど。それでもこれは譲れない。こっちだって命がけになるんだから、戦う理由ははっきりさせておきたいし」

小巻「それに各個撃破を狙うなら、休日である今日こそそいつらが一人になるチャンスになるかも知れないでしょ?」

男「そ、そうか。まあ仕方ないな。それじゃあ↓2を見に行くか」


1.鹿目まどか
2.暁美ほむら
3.巴マミ
4.佐倉杏子
5.千歳ゆま
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 14:29:06.03 ID:bC2gOaUJo
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 14:44:03.36 ID:3ApRDIERO
3
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/27(水) 15:26:49.18 ID:iqPL5xqpo
男「それじゃあ巴マミを見に行くか」

小巻「巴マミ……って、どこかで聞いた事あるような」

男「最近デビューしたアイドルだ。デビューしたてなのにコンサートまで経験済みで、俺のクラスメイトでもある」

小巻「ああ、なんかどこかでポスターを見た気がする。派手な髪型のやつでしょ?」

小巻「すごいクルクル頭の。キャバ嬢かってーの。ウチの学校も派手な子いるけどあそこまでのはいないわ」

小巻「どうせ内面も高飛車でいけすかないやつなんでしょ? あれ系の髪型するやつはみんなそうなのよ」

男「酷い偏見だ。それに君は巴マミを誤解しているぞ」

小巻「ふん、クラスメイトだからかばうっていうの?」

男「巴マミのCDのポスターはクルクルは片側だけだけど、普段は両方にクルクルがあるんだ。君が見たのは抑えている時の巴マミだ」

小巻「何言ってんの? マンガじゃあるまいし普段からあんなクルクル頭する奴なんているわけないでしょ。しかも両側ってありえないから」

男「とにかく見滝原に行くぞ。俺は移動しながらメールで今何してるのかさりげなく聞きだしてみる」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/27(水) 15:27:27.12 ID:iqPL5xqpo
・・・・・

・・・




マミ「〜♪」



小巻「本当に居た!?」

男「な? 買い物するのにもあの髪型なんだよ奴は。これで奴が倒すべき極悪人だってことがわかっただろ?」

小巻「ま、まあ……いや、流されるな! 髪型だけじゃなんとも言えないでしょ! もう少し様子を見ないと……!」

男「むっ、あれを見ろ! 奴が手に持っているのは近所で評判の洋菓子店の物だ!」

小巻「それがどうしたっていうのよ」

男「わからないのか? あの箱はホールケーキの物だろう! まさか奴はあれを一人で食べるつもりじゃないのか!?」

小巻「女子があんな物一人で食べるわけないでしょ! きっと家族の記念日か何かで頼まれてるのよ」

男「奴の両親は死んで一人暮らしだ! つまり奴は一人でホールケーキを丸ごと食べるつもりなんだよ!」

小巻「ケーキはどうでもいいから両親が亡くなってることの話を聞かせなさいよ!」

男「両親なんてどうでもいいだろ! ホールケーキを一人で食べるなんてとんでもない奴だと思わないのか!?」



マミ「……?」



男「ま、まずい、小巻ちゃんが騒ぎすぎたせいで巴マミがこっちに気づいたみたいだ!」

小巻「ど、どうするのよ!」

男「まだ君の顔を見られるのはまずい! とりあえずそこの角に隠れろ! 俺が奴を引き付ける!」

小巻「なんで私が隠れないといけないのよ……」コソコソ

マミ「……男君? あ、やっぱり居たわね」

男「や、やあ巴さん! こんなところで会うなんて奇遇だな!」

マミ「何言ってるの? さっきメールでこの辺りで買い物してるって言ったじゃない。もしかして私に何か用があって会いに来たの?」

男「↓2」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 15:52:35.79 ID:3ApRDIERO
そんなことよりそのホールケーキ一人で食べる気なのか
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 15:52:50.60 ID:8kNJcPw6o
鹿目まどかを始末するために邪魔になりそうなマミさんの偵察に着たんだ。そこの小巻という魔法少女と一緒にな
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/28(木) 21:56:58.40 ID:EHHffBNEo
男「当然鹿目まどかを始末するために邪魔になりそうな巴さんの偵察に来たんだよ」

マミ「えっ……? 男君、貴方いったい何を……」

男「わからないのか? そこにいる浅古小巻ちゃんと一緒に織莉子ちゃんの仇を取りに来たんだよ」

小巻「!?」

マミ「!!」バッ

男(マミさんはケーキの入った袋をその場に捨て、俺達から距離を取り臨戦態勢に入った。小巻ちゃんは判断に窮しているのか角に隠れたままだ)

マミ「美国さんの仇ってどういうこと? 彼女の事なら暁美さんに任せたはずだけど」

男「だからその暁美さんが杏子ちゃんと協力して織莉子ちゃんを使い魔の餌にして殺したんだよ」

男(とりあえず暁美さんと杏子ちゃんのせいにしとくか……あの二人なら本当にやりそうだし)

マミ「そんな、まさか……!」

男「しらばっくれるんじゃねえぜっ! 彼女達に任せればこうなる可能性がある事は重々承知していたはずだ!!」

男「特に杏子ちゃんが絡んでいるんだ。あいつがグリーフシードのために普段からそういう事をしているのは知っていたはずだろう? なのにそれを黙認した巴さんも同罪なんだよ!!

マミ「わ、私は認めたわけじゃ……」

男「黙れぇぇぇぇぇっ!!! 言い訳しても織莉子ちゃんはもう帰って来ないんだよ!!! 杏子ちゃんの罪は巴さんの罪でもあるんだよ!!!」

マミ「そんな……」

男「覚悟しろ!!! この場でぶっ殺してやる!!!!」

ゆま「あ、ほらみてキョーコ! やっぱりうんこマンのおにいちゃんだよ。それにマミおねえちゃんもいるよ」

杏子「うっせーなー。通りにまで聞こえて来てただろ。何騒いでんだよ馬鹿」

マミ「あ、佐倉さん! 貴女美国さんを使い魔の餌にしたって本当!?」

杏子「はぁ? 美国織莉子は知らねーよ! あいつの事はほむらに預けただろうが!」

マミ「で、でも男君が佐倉さんがやったって……それに貴女、前にも似たような事してたって……」

杏子「またテメーか、コラァァァァァ!!! 」

ドスッ

男「おぎゃあああああああああ!!」ブシャアアアアア

男(杏子ちゃんの槍が一瞬の内に俺の体を貫いていた!)

杏子「お前を使い魔の餌にしてやるよ! ちょっと来い!」

マミ「だ、駄目よ佐倉さん!」

ゆま「だいじょうぶおにーちゃん! 今なおしてあげるね」

男(意識が……薄れていく……)
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/28(木) 22:07:16.73 ID:EHHffBNEo
男「う、うう……」

男「ここは俺の家……? むっ、胸の傷が治っている……ゆまちゃんが治療してくれたのか」

男「枕元に置手紙があるぞ。どれどれ……」


あんまりふざけてばかりいると駄目よ。
ケーキがちょっと崩れちゃったじゃない。
それに今回は佐倉さんだって怒って当たり前だと思います。
どうしていつも彼女が怒るような事ばかりするの?
今度会ったらちゃんと謝ってください。
                          巴マミ


男「……」

男「もう夕方だが、どうするか……」

↓2


1.さっき刺された現場に向かう
2.白女に向かう
3.もう戦うのはやめて仲良くする
4.こうなったら直接鹿目まどかをぶっ殺す
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:10:04.98 ID:t8NtNakto
4
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:10:05.88 ID:rfbjH4xqO
4
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 15:49:20.01 ID:HPyPM08vO
え?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/29(金) 20:35:53.99 ID:IHyzYiVno
男「そもそも鹿目さんだけを殺せば最悪の事態は避けられるんだ。だったらわざわざマミさんや杏子ちゃんと戦わなくても直接鹿目さんをぶっ殺せばいいじゃないか」

男「よし、こうなったら思い立ったが吉日だ。今すぐこの俺が直接鹿目さんをぶっ殺しに行ってやるぞ!!」

男「鹿目さんに今すぐ会えないかメールだ!!!」ポチポチ

男「……」

男「返信が来たぞ! 何々、北海道に住む遠い親戚が亡くなったので何日か戻れません、ごめんなさいだと?」

男「お、おいおい! こっちは暁美さんが死んだ事がバレる前にお前を殺さないといけないんだぞ!! そんな事では困るぞ!!」

男「くそっ、どうすればいい!?」

↓2


1.さっき刺された現場に向かう
2.白女に向かう
3.もう戦うのはやめて仲良くする
4.北海道に向かう
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 20:44:53.44 ID:8MKyl9gso

熊に会いに
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/29(金) 20:45:58.42 ID:VTQ//l+v0
1
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/29(金) 20:59:24.26 ID:IHyzYiVno
男「一旦鹿目さんの事は諦めよう。小巻ちゃんはどうなった? 穴が空いた服を着替えてさっき刺された場所に向かってみるか」



男「むっ、警察がいるな……一体何が起きた? まさか小巻ちゃんと奴らが戦って警察沙汰になったのか!?」

男「おい、そこのじいさん。これは何の騒ぎだ? なぜ警察がいる?」

「路地裏で大量の血痕が見つかったらしいよ。物騒だね……」

男(俺の血で起こった騒ぎだった!)

男「そ、そうか……散らかしたらちゃんと掃除しないといけないのに駄目な奴がいたもんだな!」

「だなあ。……ん? 兄ちゃん、あんたちょっと血の匂いがしないか?」

男「いや、気のせいじゃないか!? 俺はさっき風呂に入ったばかりだし、清潔そのものだぞ!」

「そうか、こんだけ血がばら撒かれてるから間違えちまったみたいだ。気を悪くしないでくれ」

男「ああ、俺じゃなかったらキレているが許してやろう! それじゃあな!」

男「ふう、犯人は犯行現場に戻るというが戻っても何もいい事はないというのがよくわかったぞ。さて、どうするか……」

小巻「ちょっとあんた! 怪我はもう平気なの!?」

男「ん? おお小巻ちゃん。俺を待っていてくれたのか? 見ての通りだ。千歳ゆまは治療の魔法が使えるからな。大事になるのを避けて治したんだろう」

小巻「そう……ってあんたね! 無茶するんじゃないわよ!」

男「↓2」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:25:52.89 ID:KwRocXJAO
ksk
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:45:27.90 ID:er/drWYVO
俺の原動力たる愛が尽きない限り俺は何度でも蘇るさ!
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 19:57:07.10 ID:/HIiJfUto
男「俺の原動力たる愛が尽きない限り俺は何度でも蘇るさ!」

小巻「普通に命拾いしただけでしょ。あんた美国の影響受けすぎじゃないの。いや、美国があんたの影響を受けたのか……」

小巻「……そういえばさ。あんたと美国ってどういう関係だったの?」

男「俺と織莉子ちゃんは……↓2」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:04:03.84 ID:hWu8TloAO
セフレさ
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/30(土) 20:04:39.71 ID:hizQRrgr0
幼馴染
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 20:51:37.81 ID:/HIiJfUto
男「俺と織莉子ちゃんは幼馴染なんだ」

小巻「それだけ? さっきの、あ、愛っていうのはその、美国とは関係ないの?」

男「悪いが今その話はしたくないんだ。この愛の行き場がどうなるかなんて俺にはまだわからない。全ては奴らを倒した後に考える」

小巻「……」

小巻「ごめん」

男「さっきの彼女達の話を聞いただろう。奴ら、特に佐倉と呼ばれていた子には少なくとも人を使い魔の餌にしていた前科がある事はわかったはずだ」

男「俺に協力するかどうか、決めてくれたんだろうな?」

小巻「……やるわよ。さっきも言ったでしょう、私だけでも戦うって」

小巻「特に佐倉杏子、あいつは自分の勝手で魔法を使うしさっきもあんたが殺されかけた。あんな奴を野放しにはしない」

小巻「ただし、私はあいつらと同じにはならない。倒すって言っても決して殺しはしない」

男「だが戦いになれば奴らは君を殺しに来るぞ。顔が割れればずっと付け狙われる。どうするつもりだ」

小巻「戦う力がなければいいんでしょ。魔法少女はソウルジェムがなければ魔法を使えない。ソウルジェムを奪ってどこかに隠すか、なんなら壊してしまえばいいのよ」

男「……」

男(馬鹿め、それは殺す事と同じだ)

男「人数で負けているのに更に手加減するつもりか? しかも相手は魔法少女とも戦いなれているはずだ。君はその経験があるのか?」

小巻「それはないけど……」

男「現実的じゃないな」

小巻「人数なら……心当たりはある……」

男「何? 心当たりって知り合いに魔法少女でもいるのか?」

小巻「本当は頼りたくないけど、この際仕方ない。明日連れて行くから放課後待ち合わせしましょ」

男「待て、そいつも鹿目まどかの仲間って事はないのか?」

小巻「それはないはず。一応警戒はするけど、そんな素振りは見せた事がないから」

男「ふむ……」



男(小巻ちゃんと明日の約束を交わし、今日は解散となった)

男「夜は織莉子ちゃんに会いに行こう」

男「そうだ、何か差し入れがあった方がいいんじゃないのか? ↓2とか買っていこう」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:53:22.19 ID:mfi1XcaFo
カエル
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 20:53:58.35 ID:zqjEWRExO
小巻ちゃんの匂い
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/30(土) 21:28:15.77 ID:/HIiJfUto
男「待ってくれ、小巻ちゃん!」

男(俺は立ち去ろうとする小巻ちゃんを呼び止めた)

小巻「? まだ何かあるの?」

男「小巻ちゃんの身に着けている物を譲ってくれないか? 小巻ちゃんの匂いが染み付いた物がどうしても欲しいんだが」

小巻「は?」

男「もちろんタダでとは言わない! お金を払うから! あ、でもタダでくれるんならその方がいい」

小巻「……」

男「靴下とかどうかな? あ、帰る時苦労するかな?」

男「それなら下着とかどうだろう。ぱ、パンツならこの場ですぐに脱げるんじゃないか?」

男「あ、いい事思いついた! 今使ってる生理用品ちょうだい!」

小巻「……こ、この変態!!」バキッ

男「ぐあっ!」ズザザザザァ

小巻「あんた魔女の口づけとか受けてるんじゃないでしょうね!? ていうかそうでなきゃ警察呼ぶわよ!」

男「えっマラに口づけ!? そ、それはサービス過剰じゃないのか!?」

小巻「もしもし警察ですか? すみません、変な奴にいきなりセクハラを受けているので助けてください」

男「ま、待て! 俺がいないと色々困るだろ! 奴らをおびき寄せられないぞ!」

小巻「……まあ電話は繋がってないんだけど。あんたいい加減にしないと本当に警察に突き出すわよ」

男「すまん、つい出来心で……お詫びに俺のパンツなら提供出来るが……」

小巻「……もういい、疲れた……今日は帰る」

男「行ってしまった……」

男「しょうがない、差し入れは↓2にしよう」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 21:42:42.49 ID:XUN09ul4O
もがれた翼
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 21:43:48.23 ID:yD+Mu91dO
吉野家
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 22:01:02.53 ID:/HIiJfUto
すみません、今日はここまでにします。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 01:35:13.42 ID:d9Uv/soV0
結構でかいし買収にいくらかかるんだろうな
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/31(日) 01:50:30.09 ID:49zbMdfC0
ふざけすぎるとさやかルートみたいになるぞ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 05:35:37.69 ID:Qzvu/gxAO
さやかルートではなくバージニア&鼻ちんこ上条ルートです
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/31(日) 22:02:50.09 ID:9fSiLMqqo
男「そうだ、織莉子ちゃん達は食べる物も無く腹が減っているに違いない! ここは吉野家で食べ物を買っていってやろう」



男「へえ、ベジ丼なんて物があるのか。これにするか!」

男「何? 牛肉を盛り付けたベジ牛もあるのか。やっぱりこれにするか!」

男「待てよ。そう何度も出入り出来るわけじゃないんだ。ここは大盛りを持っていくべきなんじゃないのか?」

男「よし、ベジ牛大盛り二つくれ!」

男「ふふ……二人で同じメニューをつつくなんて俺と織莉子ちゃんはまるで恋人同士だな♪」

男「何か買い忘れはないかな? あ、お茶も持っていった方がいいかな?」

男「↓2を追加で注文するぞ!」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 22:03:48.20 ID:T9fe330ao
豚汁
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