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千奈美「ようせいさんとおねえさん」
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87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/24(水) 13:47:02.23 ID:XPjCCGCno
朋ちゃん来てる!
にしても取材でもしてきたのかっていうか情報量ですね
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/24(水) 14:19:15.56 ID:WzwAMBcDO
>>87
そりゃアヤ志保千奈美の三人に取材してきたんでしょうよ
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/24(水) 16:38:53.93 ID:GEkQ3ACfo
この調子で長編頼む、いろいろ事情知ってるっぽいし
色んな意味で楽しみ
90 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:44:12.73 ID:9BKfFtGp0
アヤ「打ち上げた気がしない」
千奈美「凄かったわね…… 最終的に何人になったの?」
志保「50人超えたよー」
千奈美「ごじゅう…… 関係者集まりすぎでしょ、本当に」
アヤ「さっき見た限りだと、冷蔵庫ほとんど使い切ってたよな。何残ってる? 朝メシ作れる?」
志保「フレンチトーストとハムサラダの材料は確保してるから、持って帰るね♪ 褒めてくれる?」
アヤ「そうだねー偉いねェーよしよし。んじゃ帰るか。あ、付箋だけ貼っとこ。『発注まだです』」
千奈美「ねえちょっと二人とも。……この子どうするの?」
91 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:44:53.36 ID:9BKfFtGp0
朋「うー。う? あれ? ……まねーじゃ? ここどこ?」
92 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:46:31.80 ID:9BKfFtGp0
アヤ「忘れかけてた」
志保「ひどい!」
朋「……あれ? おみせ?」
千奈美「そうよ。マネージャーさんはとっくの昔に帰ったわね」
朋「ひろい! わらしどうするのー、ちなみんたちにさらわれうー」
アヤ「うちに泊まるッつってたじゃねーか! だーからってハメ外して呑みやがって!」
朋「だってぇー はたちになって、はじめてのぱーりーだもーーーーん 楽しかったんだもーん」
千奈美「ドリフェスのアフターがあったじゃない」
朋「ううう。目、覚めてきた…… あの時はマネージャーいなかったし、海ちゃんまだ未成年だから、私が酔っ払ったら大変だろうなーって……」
志保「はい、朋ちゃんお水」
93 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:47:21.45 ID:9BKfFtGp0
朋「ごくごくぶはー。……うー。寝所を失った哀れな占い師にございます、よろしければ泊めてくださいませ」
志保「どうでもいい小芝居なのに、妙に巧い……」
アヤ「……立てるか?」
朋「……あ、これダメなヤツだわ。……ごめん、どうしよ……?」
アヤ「所長どこまで送っていったのかな…… 戻ってきたら車借りられるか? アタシ呑んでるから……志保と千奈美は?」
千奈美「明日は定休日だし、車は使えるはずだけど。……残念ながら、付き合いでカクテルを二杯」
志保「私呑まなかった! 褒めてくれる?」
アヤ「そうだねー偉いねェーよしよし」
志保「5時間ずーっと、お給仕とかバーテンとか厨房とかやってて、完全に接待する側だったんだもん」
アヤ「……う、ホント悪いけど、運転お願いする、よ?」
志保「大丈夫、任せて!」
朋「三人、明日は夕方から仕事なんだよね?」
千奈美「ここでインタビュー受けるだけだから、あんまり気にしなくていいわ」
94 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:48:59.10 ID:9BKfFtGp0
――――
朋「相変わらず広ぉい!」
千奈美「いいから! さっさとシャワー浴びて寝るわよ!」
朋「ええー。みんなでお風呂は? ガールズトークは? だって全員ハタチの乙女よ?」
アヤ「お前どれだけルームシェアに夢見てんだ」
朋「辛辣! 女子寮だと、誰かの部屋でガールズトークとか結構あるわよ」
アヤ「め、面倒臭そう……」
志保「お土産と荷物片付けといてね。朋ちゃん、歯ブラシとかパジャマとか使う?」
朋「お泊りセット持って来てるから大丈夫、言われてたコップも買ってきた! ラッキーカラーの青よ!」
志保「はーい。自分のって解るようにしといてね」
朋「絵描いちゃお。じゃーん」
千奈美「……ペンギン?」
朋「違う違う! 幸運の青い鳥よ!」
アヤ「幸運の青い鳥…… にしては、い、インパクトが……」
朋「……なんか、やりとりにデジャ・ヴュを感じるんだけど……」
志保「みんなー シャワー浴びてよー?」
95 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:50:01.93 ID:9BKfFtGp0
――――
アヤ「前に泊まりに来たのいつだっけ?」
朋「フェスの少し前よ。朗読会のポスター貼らせてもらったとき。ありがとーね」
千奈美「ああ、あれね。途中にあった、詩の暗唱? あれ凄かったわ」
志保「そうそう! ……今もできる?」
朋「え。覚えてるかな……
『思いがけず、狂気に囚われ獣に身を落とした。災いであり病であり、避けようもなかったのか――
96 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:50:37.42 ID:9BKfFtGp0
――――
――今宵、山々を照らす月明かりを見上げる。私は詩を詠うこともできず、ただ哀しみに吼えるのだ』」
千奈美「……うーん」
志保「出来たね……」
朋「出来たわね」
アヤ「チケット代の元取れるパフォーマンスだと思うけど、それアイドルなのかな」
朋「ひきだし増やすのも必要よ!?」
千奈美「まあ、憑依型って言われてるものね」
朋「初耳なんだけど」
志保「うちのお客さんで見に行った人が、演技の良さを熱く語ってたよねー」
朋「え、そうなんだ。えへへへ…… いやー、やってみるものねー!」
アヤ「ところで、時間ヤバいぞ」
志保「ん? きゃっ、お肌にダメージが! おやすみなさい!!」
97 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:51:44.96 ID:9BKfFtGp0
――――
「「「「いただきまーす」」」」
朋「フレンチトーストとハムサラダ! 寮の朝ご飯と比べて確実にお洒落!」
志保「ほら! アヤちゃん!」
アヤ「えー……」
朋「あむ…… しかも美味しい!」
志保「ほら! ほーら! アヤちゃん、こうだよ! こういう反応をしてほしいの!」
アヤ「うう、めんどくさいよ……志保はどうしてこうなっちゃったの……」
千奈美「はっ、小倉あん出し忘れてた」
アヤ「東海人ホント我が道だな」
98 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:53:34.18 ID:9BKfFtGp0
朋「毎日楽しそうよね、羨ましい」
アヤ「よく考えろ、毎日だぞ? ほぼ四六時中一緒だぞ。仕事場まで同じなんだからな」
朋「おっ。それじゃ、あたしと代わってみない?」
アヤ「え、いや、それは嫌だな……」
志保「……むふふー。んふふー。いいでしょ朋ちゃん! この仲は裂けないんだからー!」
千奈美「……志保」
志保「え、ふぇっ?」
千奈美「使う? 小倉あん」
志保「……えぇ…… 今それ言うかなあ…… 使うけど……」
99 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:54:36.73 ID:9BKfFtGp0
――――
朋「お風呂広すぎるでしょ。あー楽しかった、朝風呂最高だわー!」
千奈美「ホントに入ってくると思わなかったわよ。だいたいなんでアヤたちまで来るのよ」
アヤ「だって朋がゴネるから……」
志保「熱意に負けたんです!」
アヤ「面倒臭くなったんです!」
朋「えっ、ひどくない…」
千奈美「まあ、いいけど。たまにはね。たまには」
100 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:55:38.05 ID:9BKfFtGp0
アヤ「一緒に風呂入るなんていつ振りだ?」
志保「暮らし始めた最初のほうは、面白がって時々やってたから…… 半年? 一年は経ってないくらい?」
千奈美「当時から、バスタブ二人までだねって言ってたじゃない」
朋「楽しかったけど、こう、物悲しいよね。目の当たりにしちゃうと」
志保「……どうかした?」
朋「……」
千奈美「……胸が有ったって、それだけで簡単に仕事増えるわけじゃないわよ?」
朋「グワーーーッ! サヨナラーーー!」
アヤ「髪の毛濡れたままソファに倒れ込むなーーー!」
101 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:56:57.65 ID:9BKfFtGp0
――――
アヤ「車、店に戻してくるわ。んで発注してくる。なんかある?」
志保「使い欠けのホイップクリーム残ってたと思うから回収しちゃって! 発注はクリームチーズ多めで」
アヤ「個人的趣味?」
志保「個人的趣味〜♪」
千奈美「10月からのメニューの仕入れ、忘れないでよ」
アヤ「あいよー大丈夫ー行ってくるー。なんかあったらメールして」
102 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:58:17.47 ID:9BKfFtGp0
朋「……なんか、圧倒されるなあ」
千奈美「何が?」
朋「三人とも、デキる女、って感じする」
志保「それは所長かな。私たち、カフェの仕事も自主トレも所長に教えてもらっただけだよ」
千奈美「実際、こればっかりは巡り合わせよ。もしかしたら朋がここにいたかもしれない」
朋「私は、事務所入ってからガールズに所属したから、それはないかな……」
千奈美「そういえばそんな話聞いたわ。……あれ、練習生やってたの私だけ?」
志保「私は元々ここの社員だったからね」
朋「ん、練習生周りの話って実はあんまり聞いたことない! その辺ちょっと興味あるかも!」
千奈美「大した話じゃないわ」
103 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 18:59:38.92 ID:9BKfFtGp0
――――
言ったかな。私、高校生のときから通信教育受けてたのよ、ポップス系の。
勿論、歌いたかったからよ。単純に歌うのが好きで、当然、それで生きていくんだって思い込んでた。
歌と作詞作曲だけじゃなくて、ファッションも勉強したな。学校に隠れてバイトして。
でも、いざ歌手になるにはどうしたらいいんだろう、って考え始めたのが高校三年の夏休み前。
私がやってた通信教育も協賛してたのよね。『プロジェクト:シンデレラガールズ 始動のお知らせ』とかいう手紙だったはず。
もう必死よ、手紙とチラシ片手に親説得して。とりあえず受けるだけ受けてみればいい、ってとこまで漕ぎ着けて。
夏休みの初日にオーディション行って…… そう、補欠合格。練習生。
『参加してる事務所や制作会社からの誘いは今のところないけど、一定の水準は超えています』
『定例の合同トレーニング等に参加していいですよ、仕事は中央事務局預かりのエキストラとかですよ』
……諦めたら終わりよ。良い思い出にするには早すぎるわ。
癪だったから、補欠合格の通知が来たその日に事務局に問い合わせて。三日くらい後から、トレーニングに参加した。
夏休みの間、毎週通って…… ある時、トレーナーさんのうちの一人に、声を掛けてもらったの。
104 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:01:25.22 ID:9BKfFtGp0
――――
千奈美「あ、ちょっと待って。これ以上喋ると、夕方のインタビューのネタかなり話すことになりそう」
朋「えええええ、そこで切るの!? そこで!? ここからやっと練習生時代の話じゃない!」
千奈美「インタビュー、取材受けてるとこ見ててもいいんじゃないかしら」
朋「……門限あるから帰るよ…… フリだけで終わっちゃったよ……」
志保「残念だねー。ここからが面白いのにね、千奈美ちゃん♪」
朋「き、気になる!?」
千奈美「雑誌じゃなくてネットだから、すぐ見られるでしょ」
朋「いじわる! いーじーわーる!」
志保「こら朋ちゃん! あんまりぶーぶー言うとおやつ抜きですよ!」
朋「もう何も信じられない、アヤが帰ってくるのを震えて待つしかない」
105 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:02:25.57 ID:9BKfFtGp0
――――
うーん。インタビューねぇ……
連載見てる限り『ガールズに入った経緯』『生活がどう変わったか』『目標』辺りはみんな訊かれてるんだよな。
あれ、所長おはようございます。はい、アタシは発注と昼メシの買い物に。
……持ってっていいんですか? ありがとうございます。クラッカーとトルティーヤチップ買って帰ろうっと。
ジムなら夜行きますよ。先輩も来るっていうんで。はい。所長も行くんですか? じゃあ仕事終わったら一緒に。
そうですね。悩むっつーか、何話したらいいのやら…… 一応、これまでの連載は読んで予習はしたんですけどね。
……もっとインタビュアーに任せたほうがいいですか、やっぱり。
自然体でいい…… まあ、そうですよねー。理解はしてるンですけど。ちょっと構え過ぎてたかな。
一応、先輩にはメールで訊いてるんですけどね。こないだインタビュー載ってたし、感想だけでも。
106 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:03:34.58 ID:9BKfFtGp0
――――
アヤ「ただいまー。志保、荷物持ってきたぞー。こっちは買い物」
志保「アヤちゃんありがとうー愛してるー」
アヤ「はいはいアタシもだよー。……あれ? 朋は? 帰った?」
朋「……」
千奈美「ソファの影にいるわよ」
アヤ「何してんだ」
朋「千奈美ちゃんが…… フリだけ聞かせてオチを教えてくれない…… 志保ちゃんも意地悪……」
アヤ「……何してんだ……」
朋「お願い、解って! 貴方だけが、私の心を救えるの! 貴方だけが、私を解き放ってくれる!」
アヤ「アボカドディップ食べる?」
朋「わーい食べる」
107 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:04:02.67 ID:9BKfFtGp0
千奈美「そのとっ散らばった小芝居、もう少し片付けなさいよ……」
志保「たまねぎ、ピーマン、ベーコン、マカロニ…… これは!」
アヤ「千奈美よろしく。ところで朋、ブルーレイ借りてきたんだろ? 見ようよ」
朋「そう、そうよ主目的を忘れるところだったわ!」
千奈美「何?」
朋「765さんのアリーナ」
千奈美「ちょっと待って、すぐ作るから待ってて」
108 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:05:19.29 ID:9BKfFtGp0
――――
朋「千奈美ちゃんの料理も美味しい。ナポリタンとか久しぶりに食べたわ!」
アヤ「口にケチャップ付いてる! ほれ、拭くから」
千奈美「鉄板で食べたい」
志保「所長に断られたでしょ…… エスプレッソ淹れるよ。カプチーノにする人ー」
「「「はーい」」」
志保「全員だった」
千奈美「じゃあ見ましょ。朋、円盤頂戴。アヤ、アンプ繋いでもらえる?」
朋「ははーどうぞ」
アヤ「メシ作ってる間にやっといた」
朋「これ、特典から見たほうがいいんだって。密着ドキュメンタリーとメイキング」
千奈美「へえ? じゃ先にこっちからね」
109 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:08:26.84 ID:9BKfFtGp0
――――
アヤ「……やべ、ティッシュどこ」
朋「……は゛い゛」
志保「……」
千奈美「……」
朋「……」
アヤ「……言葉がねーな……」
志保「765さんの曲、ガールズのライブで歌ってる人あんまり見ないね。折角ライセンス借りてるのに」
千奈美「単純にハードル高いんでしょ。これ見たらキツイと思うわよ、もう技術じゃないところにあるもの」
アヤ「……かがやいたー すてーじに たーてばー……」
朋「……立ちたいなー……」
110 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:09:48.09 ID:9BKfFtGp0
志保「……わ、私は頑張るよ!? ほら、これ! ライブのタイトル!」
アヤ「『輝きの向こう側へ』?」
志保「私は、その輝きだって、まだ見たことないからね! 憧れと情熱しかないもん!」
千奈美「私は、夏フェスのエンディングアクトで。最初に見たドキュメンタリーで言ってた……光の海? 見ちゃったからな……次はセンターね」
朋「センターから! いいわよね、憧れちゃう!」
アヤ「……何にせよ、まだまだ走らないとだなあ」
志保「……えへへ」
アヤ「なんだよ」
志保「いいもの見たね」
千奈美「そうね」
志保「……私たちみたいな立場でも、まず何より最初に感動できるのが、凄いなって」
朋「それだけ言われると、借りてきた甲斐あったわ!」
アヤ「お礼言っといてー」
朋「ていうか、手間賃にお土産要求されてるからよろしくね」
志保「そんな話聞きたくなかった!」
111 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:10:28.89 ID:9BKfFtGp0
――――
千奈美「で、まずは目の前の仕事ね」
志保「私たちの紹介記事と、インタビュー! 店の宣伝もしちゃう!」
千奈美「食べてもらうメニューは全部仕込んであるから、あとはライターさんの段取り次第で」
志保「店長がやってくれましたーわーい」
アヤ(先輩には連絡が付かなかった)
アヤ(というかメールの返事がなかった)
アヤ(アレで連絡はきっちりする人なんだけどな)
アヤ(先輩のインタビュー記事でも読んでおくか)
アヤ「…… ……あぁッ!?」
112 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/28(日) 19:14:51.19 ID:9BKfFtGp0
志保「えっ」
千奈美「何?」
アヤ「いや、こっちの話。道場の先輩に、インタビューの様子聴こうと思ったんだけど、メールの返事なくて」
千奈美「道場って、総合格闘技の?」
アヤ「そうそう、中高のときのな。先輩、今ちょうど海外ロケ中行ってるんだった…… インタビュー見て思い出した」
志保「ん? ……おおお、香港!」
アヤ「日程カツカツってことだから、忙しいんだろ」
――――
続きますが、量が多い&キリがいいので小休止です。
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 19:37:09.67 ID:UBDtGnA4o
おつー
自分の脳内設定もシンデレラプロジェクトに協賛する色んな所って感じだな
114 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 19:51:44.51 ID:1YeYT1mFO
先輩はダンベルが似合うあの人かな?
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 20:06:18.89 ID:UBDtGnA4o
ああ、誰か判らんかったわ・・・
同郷で年は上だけど、追加キャラだし
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 20:08:55.18 ID:9BKfFtGpo
おつおつ。四人とも二十歳ってことは、サザエさん時空じゃないのか。
それにしても小ネタ挟んでくるなあ。
気付いたの挙げてみていいのかね。
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 20:15:19.84 ID:9BKfFtGpo
>>115
「総合格闘技の道場での先輩」って解釈してたわ。
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/28(日) 22:56:45.50 ID:9gabQsYEO
朋ちゃんいっぱいで嬉しい。キャラの書き分け上手です
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 01:49:25.77 ID:4HFVeRDvo
ドキュメンタリーはムビマスか
そりゃあんなトップアイドルと比べられるとキツイから中々歌いにくいわなぁ
120 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 02:17:16.69 ID:dH8dddkAO
>>119
中の人的にも、シンデレラ組やミリオン組から見ると本家の曲はハードル高いらしい。
中野でPとしての愛をぶち込んでた某センターやら、さいたまでミンゴスに負けないパフォーマンスを見せたベテランJKなんてのもいるけどもw
121 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:38:07.28 ID:OhJjAxnq0
――――
『インタビュー ウィズ シンデレラ Vol.XX』
『プロジェクト:シンデレラガールズ(以下、プロジェクトCG)』に名を連ねるアイドルの皆さんに、
様々なお話を伺う、インタビュー・ウィズ・シンデレラ。
今回は趣向を変えて、『カフェ&バー グラジオラス』からお送りすることになった。
このカフェは、プロジェクトCGに参加している芸能事務所『オフィス・グラジオラス』の直営で、所属アイドルも、店員として働いている。
まず、先日のドリームLIVEフェスティバルにおいて、メインMCの大役を果たした小室千奈美さんに、お話をお聴きした。
122 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:39:42.38 ID:OhJjAxnq0
Case.1 オフィス・グラジオラス所属 小室千奈美
愛知県出身の小室さんはデビュー二年目。いくつかのイベントで、その確かな歌唱力を発揮している。
8月のドリームLIVEフェスティバルではメインMCに抜擢され、堂々とした振舞いで注目を浴びたが、
今回は、そのプロ意識に根差す想いやそこに至るまでの経験、今を取り巻く環境など、6月に20歳の誕生日を迎えた小室さんに、つぶさに伺った。
123 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:41:11.44 ID:OhJjAxnq0
▼「喜びと悔しさが原動力」
――アイドルを目指したきっかけは?
「アイドルを目指した、というか、気付いたらこうなってしまった、というか……
シンガーソングライターになりたくて、高校に通いながら作詞作曲や歌を勉強してたんです。
ところが、どうやったら世の中に出られるのか解らなくて。途方に暮れちゃったんです。
そのタイミングで、使っていた通信教育からプロジェクト始動のお知らせが来まして。それが直接のきっかけでしょうか。
これだ、と親を説き伏せて、何とかオーディションを受けました。高3の夏休みでした」
――高校三年生の夏。一般的には将来を決める時期でしょうが、その辺は。
「一応、大学は選んでいましたが、勉強は二の次でした…… 今思えば恐ろしく無謀ですね。
これを読んでいるアイドルに憧れる子たちがいれば、真似して欲しくはないかも(笑)」
124 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:43:55.92 ID:OhJjAxnq0
――オーディションの結果、練習生の特待枠に採用されました。
「逆に言うと、オーディションの時点では、どの事務所ともご縁がなかったんですよ。
シンデレラガールズとしては補欠扱いでした」
――結果を受け取ったときの気持ちは?
「能力的に認めてもらえた喜びと、じゃあどうして採用されないんだ、という悔しさが半々でした。
喜びと悔しさの勢いで、合格通知が届いた三日後には、合同トレーニングに参加していました。
それから毎週、愛知から東京に通いました。あの夏休みはキツかったです、練習はハードでしたし、電車代のためにバイトも増やしました」
――その苦しい夏休みに、大きな出会いがあったとお聞きしました。
「目をかけて、色々と見てくださった方がいらっしゃったんです。トレーナーとして招かれていた木場(※木場真奈美さん:オフィス・グラジオラス代表)さんですね。
自分の技術の元が通信教育だったので、体験して初めて解ること、巧くいかないこともたくさんあったんですが、プライベートを割いてまでフォローしてくれました。今も頭が上がらないです」
125 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:46:37.14 ID:OhJjAxnq0
▼「大学に進学して『生活に芯を入れる』」
――木場さんとのご関係についても、後ほど改めて掘り下げさせていただきますね。
続いて、特待生になってからデビューまでの約一年についてお伺いします。
特訓期間とも言える夏休みが終わってからは?
「春から東京の学校に通うために、受験勉強してました。親は喜びましたね、週末のレッスンの電車代を出してくれるくらいに(笑)。
これも、木場さんが助言をくれました。『上京するなら、生活に芯を入れたほうがいい。言葉なり文化なり、歌に繋がる勉強はたくさんあるから』と。
そう言ってくださった木場さんは、秋にはまた渡米してしまっていたんですが、励みになりましたね。
夏が終わってから巻き返すのは大変でしたが、ここを耐えればきっと良い方向に転がると信じていました」
――練習生になって、残り半年の高校生活に影響はありましたか?
「……本当に最初のうちだけ、いくつか訊かれましたが、練習生では大した話はできないので、すぐに収まりました。
バイトを辞めて、その殆どを受験勉強にスライドしたし、情報も慌てて集めたので、意外なことにクラスメイトとは話す機会が増えたくらいです」
126 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 02:47:17.86 ID:e8+dJOmZO
>>1
もしかしてアイドルメーカーの人?
127 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:47:31.48 ID:OhJjAxnq0
――その間も、レッスンはしっかりと。
「特待生という立場を意識すると、手は抜けませんでした。でも、却って受験勉強への不安も解消できていた気がします。
集中の仕方や切り替え方も意識できましたし、元来歌が大好きだった自分を見詰めなおす期間にもなりました」
――そうしてオーディションから半年。大変な日々を乗り越えて受験を終え、無事に上京を果たしたわけですね。
「はい。アイドルとして、やっと一歩……いや、練習生なので半歩くらいですけど。進んだ実感はありました。
参加できるレッスンは増えましたし、現場見学を兼ねた仕事も体験できました。
スタッフロールに名前が出ないのでアイドルデビューとしては数えていないんですが、最初はエキストラ出演……ドラマのモブですね」
128 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:48:57.02 ID:OhJjAxnq0
▼「シンデレラを目の当たりにしたシンデレラ練習生」
――昨年の夏にネット配信していた、ホラー短編オムニバス『銀靴学園百物語』(※今年で公開された『聖靴学園の七不思議』のプロトタイプ。『聖靴』DVD&BDの特典として全話収録)ですね。
「これが夏休み前後の学園を舞台にするので、全編半袖だったんですけど、収録は5月ですからね。
『怖くないのにしょっちゅう鳥肌立って辛かった』というのは、今でも覚えてます」
――お疲れ様です。撮影時は、どなたが一緒でしたか?
「エキストラ部分だけまとめ撮りだったので、複数の話で使われているんですけど、同時に撮影していたのは、中盤の高垣楓さんと高森藍子さんが主演の回でした」
――印象に残ったエピソードがあればお願いします。
「高森さんの長台詞と、高垣さんの無言の演技は圧巻でしたね…… ステージパフォーマンスとは違うけれど、ああやって人の感情を揺り動かすのもアイドルなんだな、という一つの答えが見えた気がしました」
129 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:49:52.32 ID:OhJjAxnq0
――特に高森さんは芸能関係の前歴がない方です。まさにオーディションひとつで輝くアイドルへの道を歩み始めた形ですよね。
そんな方が活躍する現場を見て、決意を新たに?
「それは新たにしますよ。現実に、違うレベルに至った人を見てしまったら、もう温いことは考えていられませんでした。
そのすぐ後、6月に帰国していた木場さんから連絡を頂いて、事務所を立ち上げるからついてこないか、という話をされたんです。
嬉しかったですね。すぐに話を聴きに行きました」
――久しぶりにお会いした木場さんから、どんなお話を受けましたか。
「呼び出されたのが、この店でした。看板を見て、事務所の副業かな、と思っていました。
確か、今座っているテーブルの隣で……向かいに、木場さんと志保(※槙原志保さん)が座っていました。
同い年くらいの子が、実際同い年なんですけど、バイトの面接担当みたいな顔して座ってるんですよね。
何だろう、と思ったら、カフェの店員を兼ねることを提案されたんです」
130 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:51:41.57 ID:OhJjAxnq0
――アイドルが働いていることを推すコンセプトカフェ等も少なくはないですが、
そういったケースで、店舗と事務所に直接の関係があることは稀です。
「直接の関係どころか、店員をアイドルにしようという話ですからね」
――カフェ店員には、やはり戸惑いがありましたか。
「はい。でも、木場さんに指導してもらえることのメリットや、いつでもステージを作れる環境の魅力、に惹かれて。
結局、話を聴きに行ったその日に、契約していました。
両親に報告したら、素っ頓狂な声上げて呆れられましたが、それ以上に笑って励ましてくれました」
131 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:52:46.23 ID:OhJjAxnq0
▼『予想もつかない 素敵な運命』
――そうして、晴れてオフィス・グラジオラス所属となった小室さんの、アイドルとしての初仕事をお聞かせください。
「正式なデビューは、その年の8月のガールズパーティー(※初期に頻繁に開催されていたミニライブ)です。横浜でしたね。
演目は『Nation Blue』と『お願い!シンデレラ』でした」
――松永涼さんと同日デビューでしたね。『Nation Blue』のデュオは息がぴったりで、デビューとは思えない力強いステージでした。
「一年前の小さなライブですよ!?」
――レポートを書かせていただいたので、覚えていました。
「やだ、緊張してきちゃいましたよ!」
132 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 02:59:42.08 ID:OhJjAxnq0
――昔の仕事は、突然掘り起こされると少し気恥ずかしかったりしますよね。
さて、そんなデビューを果たしてから一年余りが経ちました。
他に、今までで印象に残っているお仕事はありますか?
「そう言われるとたくさんあります。近いものだと、先日のドリフェスのMCですね。
トップ集団の一員といえる五十嵐さん(※五十嵐響子さん)、プライベートで付き合いのある久美子(※松山久美子さん)とのユニットで、オープニングとエンディングまで務められたのは、感慨深かったです。
それと、昨日PV収録が終わったんですが、“サイレントウィンド”の2ndシングルにコーラスで参加しています。……良いものになったと、思います」
133 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 03:05:21.56 ID:OhJjAxnq0
――ドリフェスでは二人を押し上げる、鋭いリードボーカルを披露していました。
「タイプの違う三人ですから、最初は調和だけを考えていましたね。
ところが私の歌に違和感が拭えなくて…… プロデューサー、ディレクター、ユニットの二人と相談して、私が引っ張る形になったんです。
必死に着いて来てくれる二人の優しさとひたむきさは、身に染みました」
――事務所は違っても同じシンデレラガールズですね。絆を感じます。
「プライベートでも遊びに行ったりして、良い関係を築けたのが大きいかな、と思っています」
――ところでコーラス参加というのは意外に思えますが、これは出来上がりを聴けば解る感じでしょうか。
「そう、そうですねー……聴いてもらえれば、驚いてもらえると思います」
134 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 03:09:44.46 ID:OhJjAxnq0
――驚くほどの楽曲ですか。最終的な仕上がりに期待大ですね。
では、最後に今後の目標と、自身への期待を。
「やっぱり歌がいちばん好きなので、まずは自分のCDを出したいですね。
カバーは何曲か配信させてもらってますけど、根っこに歌手としての憧れはありますから。
ただ、それを願うだけなのは嫌ですし、アイドルが楽しいので、色々取り組んでみたい気持ちもあります。
『止まるよりも 進むのが好き』ですから」
――『海原を休むことなく 泳ぎ続ける魚みたい』ですね。
「よかった、伝わった!(笑)」
――今、今晩の作業用BGMが決まりました。お話、ありがとうございました。
「とても楽しかったです。次にバトンタッチしますね」
――――
次のアイドルにインタビューしてくるので少し待ってください。
135 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/09/29(月) 03:15:26.07 ID:OhJjAxnq0
>>126
期待してたら申し訳ないですが、違います。
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 06:31:44.77 ID:rnV8j2Zgo
所長、木場さんかー
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 07:34:46.86 ID:dH8dddkAO
なんか中里キリ氏を連想させる記者だなw
アイドル本人も忘れかけてるとこをしっかり突いてくるのがそれらしいw
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 08:30:01.50 ID:9yqGAfVpO
まーた
>>1
の正体がわからなくなるエピソード投下されてるー
だが本家リスペクトしてるのはよくわかった
朋ちゃんはネタ的にもストーリー的にもいい位置にいるな。
詩の元ネタがわからぬ。
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 08:43:00.04 ID:9yqGAfVpO
>>137
それだ!
デビューの話で千奈美が驚くところとか、最後の自分REST@RTのくだりとか、再現度高いww
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 08:47:56.12 ID:QqvKLd9MO
>>135
今回の投下分はこれで終わりですか?
いつもの「レギュラーは〜」の文章がないので・・・
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/29(月) 11:42:43.69 ID:dH8dddkAO
>>138
山月記の中にでてくる漢詩でないかな。
142 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:48:07.72 ID:iuNyMouN0
Case.2 オフィス・グラジオラス所属 槙原志保、桐野アヤ
前回の小室千奈美さんに引き続いて、オフィス・グラジオラスの槙原志保さん、桐野アヤさんにお話をお聞きした。
同日デビューであり、活動二年目を迎えたお二人は、デビュー前から共に歩んできたという。
快活ではあるもののタイプの違う二人を相手にしたインタビューは、終始楽しい雰囲気で進んだ。
143 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:50:11.19 ID:iuNyMouN0
▼「本当に聞いてなかった」
――まず、お二人が何故アイドルを目指されたのか、というところからお聞きしたいと思います。槙原さんは、どのような経緯でアイドルに?
槙原さん:
「東京の大学に進学することを、当時のバイト先の喫茶店に報告したら、東京でのバイト先として、(去年の)6月にオープンするカフェを紹介されました。
それがグラジオラスでした」
――最初はカフェ店員のつもりだった?
槙原さん:
「最初は。でも、そのつもりだったのは私だけだったみたいで……店長さんが紹介してくれたんですが、後から聞いたらグラジオラスが芸能事務所を兼業する予定だったことも知ってました」
桐野さん:
「何度聞いても、そのくだりおかしいよ(笑)」
槙原さん:
「本当に聞いてなかったんだよ、知らなかったの!(笑)」
144 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:50:57.38 ID:iuNyMouN0
――では、木場さんと初めてお会いしたときのことを、覚えてらっしゃる範囲で。
槙原さん:
「受験の結果が出てすぐですね。2月だったと思います。
電話で、開店準備からよろしく、とは話してもらっていたんですが、一応面接のようなものをしようということで、リフォーム中の店舗の下見を兼ねて、木場さんとお会いしました。
そのときにで『大学には確認してあるから』とか『レッスンは厳しいけど、無理はないように努める』とか言われたんです。
レッスンって何のことだろう、とぽかーんとしてたら、しれっと『あの店の宣伝動画を見て一目惚れしたんだけれど、聞いてない?』って」
――テイクアウトされてしまったわけですね。
槙原さん:
「そうですね、予定してなかったのに、サービスしちゃいました(笑)」
桐野さん:
「サービスしたのは前のバイト先じゃないの?」
槙原さん:
「あー……そういうことになる? 私、取引された?」
145 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:51:35.26 ID:iuNyMouN0
▼「貴重なアイドルのデビュー前動画」
――ちなみに、こちらがその宣伝動画です。
槙原さん:
「うわああああ!?」
桐野さん:
「黒髪おさげで和風メイド!?」
槙原さん:
「も、もう公開してないですよね!? 何で持ってるんですか、しかも高画質!」
――木場さんが前のお店に問い合わせて、譲っていただいたそうです。槙原さんがお店を離れた際に、サイトからは削除されてますね。
桐野さん:
「これ、いつ頃? 可愛いなー」
槙原さん:
「た、確かこれは初めて撮った動画。高一の秋かな…… 四年前?」
146 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:52:33.51 ID:iuNyMouN0
――はい。四年前ですね。季節ごとに撮られていたそうで、他にもあります。
槙原さん:
「わああ! 何で何で!?」
桐野さん:
「見ましょう」
――そうしたい気持ちもありますが、これ以上この場で見ると、槙原さんが喋れなくなってしまいそうなので。
桐野さん:
「解りました」
槙原さん:
「始まったばっかりなのに、体力消耗しちゃった……」
――地元で喫茶店に勤められていた頃から、看板娘として評判だったんですね。
槙原さん:
「常連のおじいちゃんおばあちゃんには覚えてもらってて、話もよくさせてもらってましたけど、看板娘……だったのかな?」
桐野さん:
「私に聞くな!(笑)」
147 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:53:57.97 ID:iuNyMouN0
▼「『キラキラした姿が見たい』の一言で乗り越えられた」
――そうして、木場さんにスカウトされる形でカフェ店員兼所属タレントになるに当たって、迷いや不安はありませんでしたか?
槙原さん:
「『厳しいレッスン』だけは不安でしたけど、あんまり迷いはありませんでした。
アイドルできなかったらクビ、ガールズになれなかったらクビ、とかそういう話ではなかったので、あの綺麗なカフェで働けるならいいや、と(笑)
……レッスンは本当に厳しかったですね!」
桐野さん:
「志保の場合は、まず体力作りからだったね」
148 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:55:44.71 ID:iuNyMouN0
――木場さんとお話をされた時点では、まだオフィス・グラジオラスもカフェ・グラジオラスも営業していませんでした。
カフェも事務所も6月から開業したわけですが、それまでの槙原さんは?
槙原さん:
「木場さんが日本とアメリカを往復していたので、ネットや対面でのミーティングでカフェのマニュアルを作ったり、トレーニングメニューを消化したり、です。
ハードでした。アヤちゃんが一緒でなかったら、アイドルは諦めてたかもしれません」
桐野さん:
「『無理だよもうやだ』って泣いただろ」
槙原さん:
「あの一回だけだよ!」
――その一回は、どう乗り越えられたんですか?
槙原さん:
「『アタシは志保がキラキラしてるとこ見たい』って言われて、やる気になっちゃったんですよね。
……あっ、一目惚れしてたのかもしれません!」
――今の槙原さん、キラキラしてますよ。
槙原さん:
「えへへ」
桐野さん:
「え、これ私どうしたらいいんですか」
149 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:56:48.16 ID:iuNyMouN0
▼「総合格闘技→アイドルレッスン」
――続いて桐野さんに伺います。アイドルを目指した経緯をお願いします。
桐野さん:
「えっ、不意打ちじゃないですかそれ!?
……私はあんまり面白いことないかも。千奈美や志保と同じように進学して上京して、ジムに通い始めたら、そこで木場さんに会いました」
――上京してすぐジムに通い始める辺りは、中々興味深いお話ですが。理由を聞いてもいいですか?
桐野さん:
「そうですか? 中学から高校と、総合格闘技の道場に通ってたんです。
総格って言っても体操の延長みたいな面が強くて、身体動かすのが習慣になってました。
そういうわけで、格闘技系のプログラムができるジムに通うことにしたんです」
槙原さん:
「格闘技やってたんだよね。顔、綺麗なままでよかったねえ」
桐野さん:
「女子部は、顔面への打撃禁止だったから(笑)」
――すぐにスカウトされたんですか?
桐野さん:
「出会ったその日、というほど早くはないですけど、充分早かったんじゃないかと。
何度か一緒にトレーニングしたりプログラムやったり、打ち解けてきたところで切り出されました。
正直、何で自分なの、この人のセンス大丈夫かな、とも思いましたけど(笑)」
槙原さん:
「そんな言い方すると所長に絞られるよ?」
150 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:57:53.97 ID:iuNyMouN0
▼「『キラキラした姿が見たい』の一言でイチコロ」
――それから槙原さんとのご対面になったわけですね。出会ってから、カフェのオープンがあり、イベントデビューがあり。槙原さんも交えて、改めて流れをお話しいただけますか?
桐野さん:
「はい。最初に会ったのがゴールデンウィーク辺りだっけ?」
槙原さん:
「木場さんが6月に帰国で、その前に紹介されたからね。アヤちゃんと毎日トレーニングするようになって、木場さんが帰ってきて、それから千奈美ちゃんが来た」
桐野さん:
「紹介されて、トレーニングの管理というか監視を任されました。
私が元々体力ある方で、あとから加わるもう一人は既にシンデレラガールズの練習生(小室さん)だったので、志保の基礎体力を引き上げる必要があるね、と」
151 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:58:51.39 ID:iuNyMouN0
――桐野さんは、スカウトされたとはいえアイドルになることに疑問や迷いはありませんでしたか。
桐野さん:
「えーと、そのくだりは……(槙原さんのほうを見る)」
槙原さん:
「それ、さっきの、私が頑張ることにした話の続きになるんですよ。
アヤちゃんが『アイドルなんて言われてもよくわからない』って言うから、同じ言葉言ってあげました!」
――キラキラしてるところを見たい。
槙原さん:
「イチコロだったよね、アヤちゃん」
桐野さん:
「すみません、話続けましょう」
――イチコロですね。
桐野さん:
「あーッもう恥ずかしい!? か、カットしてください!」
【※このくだりは、取材後に改めて掲載許可を頂きました】
152 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 02:59:46.74 ID:iuNyMouN0
▼「実質素人(桐野さん)」「一人だったら大変なことになってたかも(槙原さん)」
――さて、トレーニング漬けの日々を過ごす中、所長が正式に帰国されて、カフェと事務所が開業します。
槙原さんと桐野さんは、所属タレントとしてシンデレラガールズに登録、正式メンバーに名を刻むことになりました。
槙原さん:
「これ、オーディションの話していいんですよね?」
桐野さん:
「公開応募のオーディションと、プロジェクト内のオーディションって、少し違うんです。
勿論、フリーで受けたことはないので、実際どんなものかは知らなくて聞いただけですけど」
――公募は、自分で選んだ一曲、台本の朗読、面接及び自己PRとなっています。これは要項が公式サイトに公開されています。
事務所推薦のオーディションでは、朗読が読み合わせに代わる他、中央事務局から課題曲を指定されるそうですね。
桐野さん:
「読み合わせは、その場で短い台本もらって役柄振られて、セリフを交わしていくんです。死ぬほど緊張しました。
他の人と、一応相談はするんですけど……劇団出身の人とかもいる中、私たちは実質素人ですからね」
槙原さん:
「二人で『滑舌大事』『普段より二割遅く』『本だけ見ない、相手を見る』って。トレーニングでの助言を復唱してました(笑)
一人で焦ってたら、呼吸や視線一つでも演技が変わってくることも気付けなかったと思います」
153 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:00:24.29 ID:iuNyMouN0
――指導の賜物ですね。他の項目ではどうでしたか?
槙原さん:
「課題曲は、参加者全員が同じ振付でやるんですけど、私とアヤちゃんが前列になっちゃって!」
桐野さん:
「メジャーな曲だし、難しくはなかったんですけど、十人ちょっとですからね。
その分ミスると目立つんじゃないかな……正直、自分よりも志保が心配でした」
槙原さん:
「案の定、少し間違っちゃいましたね。でも『ミスを怖がって小さくなるより全力で踊る方が良く見える』と言われてたので、落ち込まずに済みました。
それに、アヤちゃんがかなりフォローしてくれてましたから。一人だったら大変なことになってたかも」
桐野さん:
「自由曲では間違わなかったよね」
槙原さん:
「ね♪ デュエットでした。アヤちゃんのサポートのお陰で、楽しくできたと記憶してます。
765さんの『The world is all one!!』を歌わせてもらったんです。もっと演りたいんですけど、改めてアイドルの肩書を持っちゃうと、ちょっと……ね?」
桐野さん:
「恐れ多いというか、特別扱いになってます。あと、振付が結構恥ずかしいんですよね……気合い入れたイベントのときにしかできてないです(笑)」
槙原さん:
「デュエット用にアレンジしましたけど、手繋いだり顔を見合わせたりするところは残してます♪
最初はアヤちゃんが赤面して大変でしたね」
154 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:04:48.93 ID:iuNyMouN0
▼「明らかに差がついたらそれは悔しい」
――それは是非大きなステージで拝見したいですね。お二人は大変仲が良いとは聞いていましたが、苦楽を共にされているだけに絆の強さが見えるようです。
槙原さん:
「現場で助けてもらってるのは私の方です。いつも頼りにしちゃってますね」
桐野さん:
「カフェだと志保がチーフですよ。細かいところに気を回すのも志保や千奈美ですし」
――なるほど、常々助け合って、支え合っているんですね。同じアイドルではあっても、ライバルという感覚はあまりない?
桐野さん:
「ああ、でもそれはまた別の話ですよ、確かに強く意識はしないですけど」
槙原さん:
「えっ」
桐野さん:
「私たち三人はスタンスも得意分野も被らないから、仕事の取り合いにはならないんです。
そもそも偏りが出るほどの量でもないですし。でも、もし明らかな差がついたらそれは悔しいだろうな、って。想像はします」
槙原さん:
「そうだったんだ…… あんまり考えたことなかったかも」
155 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:05:51.49 ID:iuNyMouN0
――デビューも一緒で、去年の8月、原宿での『ミッドサマーナイトドリーム』でした。
桐野さん:
「はい。二ヶ月の突貫でユニットに組まれたときは無茶苦茶だなーって……」
――イベントのメインユニットの一つ、レッドバラードとしてデビューされましたね。『SMOKY THRILL』を歌われる中、客席では赤いサイリウムが振られている光景が新鮮でした。
桐野さん:
「やっぱり見てたんですか!?」
――やっぱり見ていました。
槙原さん:
「すっごく綺麗でしたよね!」
――解ります。槙原さんは進行も務められていました。
槙原さん:
「はい。演者としては最後に『お願い!シンデレラ』を歌っただけでした。
『The world〜』を歌うかどうかって話もしたんだよね?」
桐野さん:
「私の出番がキツイのと、やりたいと言った子がいたのでなくなった」
槙原さん:
「で、進行ですよね。トークを回すのは緊張しました。
進行ってもっと台本通りかと思ったんですが、結構皆さん振って来て。
でもいい体験でしたね、『もっと思い切っていいんだ』って確信できました」
156 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:07:21.76 ID:iuNyMouN0
▼「伝説の『舞台裏でパフェおかわり』」
――では、デビューから今まで一年を超えましたが、その『思い切ってやってみた』エピソードで何か一つ。
槙原さん:
「……バリ島かな?」
桐野さん:
「参加させてもらったねー。……志保、ライブの直前にパフェ食ってたんですよ!」
槙原さん;
「体力補給だよ!」
桐野さん:
「百歩譲ってそうだとして、おかわりはおかしいだろ! あれもうホントびっくりした! なんなの!?」
――舞台裏でパフェを食べていたお話は、他の共演者の方からも噂だけは伺っていますが、この際詳しくお願いします。
桐野さん:
「いやもう、本当にひどくて。演者は、出番が近づくと、控え室出て舞台袖とか裏とかで待つんです。
そこでケータリングスタッフからグラス受け取ってて。水とかジュースとかかと思ったら、パフェおかわりですよ」
槙原さん:
「控え室で食べたら美味しかったから、フルーツ増しで頼んじゃった♪」
桐野さん:
「こっちが気合入れて『こんなステージで二人でやれるなんて嬉しい、しっかりやろう』みたいなこと言って振り向いたら、パフェおかわりですよ」
槙原さん:
「またあんなツアー行きたいよね」
157 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:08:47.48 ID:iuNyMouN0
▼「四人でドラマに出てみたい(槙原さん)」「思うままやるのも一つの形(桐野さん)」
――えー、桐野さんが机に突っ伏してしまったので、槙原さんから。最近の仕事を踏まえて、今後の目標や自身の展望などを。
槙原さん:
「メイド系のイベントにはだいたい呼んでもらえてますけど、最近は少し演技のお仕事が増えました。
私たち三人…… いや、所長も含めて四人ですね! 四人でドラマに出てみたいです。
あとは歌とダンスですよね。カフェでの定期ステージもありますし、バリエーション増やしたいです。
夢はオリジナル曲! ……ですけど、こればっかりは争奪戦なので(笑)」
――夢は大きく、ですね。桐野さんはどうでしょうか。
桐野さん:
「最近、高橋さん(※高橋礼子さん)からの縁で、遊佐こずえちゃんと一緒の仕事が何件かあって。
一応、子役で新人なので面倒を見る体ではあるんですが、私のほうがよっぽど得るものあった気がします。
自分が、アイドルとしてどうなのかなって考えることもあるんですが、こずえちゃんを見てると、思うままやるのも一つの形なんだな、と。
思いっ切りやって、ファンの皆さんが笑顔になってるの見ると、悩みなんて全部吹き飛びます。
だから、今は歌も踊りも演技も何でもやりたいし、カフェでの活動も大事にやりたいです」
158 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:13:51.65 ID:iuNyMouN0
――ファンの笑顔で元気を得られるのなら、それはアイドルとしてとても素敵なことかもしれませんね。
では最後に、ファンの皆さんにメッセージを。
桐野さん:
「ファンのみんなをキラキラした気持ちにさせるのが、アタシたちの役目だと思ってる。
元気になりたかったら、心にキラキラが欲しかったら、ここに来なよ!」
槙原さん:
「ファンの皆さんと直接触れ合える今のスタンス、今のこの場所が、
私にとって凄く大切な、アイドルとしての原点です。
私たちグラジオラスの面々と、『カフェ&バー グラジオラス』を、どうぞよろしくお願いします♪」
――セールストークにも余念がありませんね。流石です。
グラジオラスの四人が、揃って躍進されることを期待しています。今日は本当に、ありがとうございました。
槙原さん&桐野さん:
「ありがとうございました!」
159 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 03:35:35.27 ID:iuNyMouN0
――――
【追記】
尚、今回『カフェ&バー グラジオラス』で頂いたメニューは下の二種類。
・ハヤシライスセット(1000円/サラダ・スープ・コーヒー付)
・ケーキセット/抹茶のシフォン(700円/コーヒー付)
珈琲はコク深い水出し、薫り高いエスプレッソの二種類を堪能させていただいた。
フード、ドリンクとも季節や仕入れ状況、気まぐれ等で変わるということだ。
ティータイム以降はアルコール類も出しているので、改めて足を運びたい。
また、ライブとは違った、シックな雰囲気のステージも度々開催されている。
純粋に、雰囲気、料理、ドリンクとも良質のカフェで、満足度は高かった。
今回インタビューさせていただいたお三方と木場真奈美さんのファンであるなら勿論、
シンデレラガールズファンなら、足を運んでおきたい店舗と言えよう。
――――
レギュラーはアヤ志保千奈美です。
ふわっとした設定はあるので、適当に出していきます。
リクエストを受けて書いたり、リクエストとは関係ない話を書いたりします。
だけど許されるなら、インタビューはもうしばらくやりたくない。
>>141
そのレスは、我が友、CuPではないか?(正解です。ありがとうございます)
160 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/03(金) 07:09:26.03 ID:9ULGo+Ut0
やだ、木場P優秀・・・
乙です
161 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/03(金) 08:22:57.71 ID:ChPFxCURO
悪くない説明回だった
インタビュー形式のSS、もっと読んでみたいけど少なくてなー
存在は示されているのに観測されないシュレディンガーの木場さん
162 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/03(金) 09:52:42.22 ID:lli/WudJ0
>>105
【修正】
× ジムなら夜行きますよ。先輩も来るっていうんで。はい。所長も行くんですか? じゃあ仕事終わったら一緒に。
○ ジムなら夜行きますよ。先輩も来るはずなんで。はい。所長も行くんですか? じゃあ仕事終わったら一緒に。
163 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/03(金) 20:33:22.71 ID:KzkvV+f7O
>>159
如何にも自分は前川のCuPである(フリーでアイドルやってるみくにゃんとか如何でしょう?)
164 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/03(金) 21:11:48.80 ID:Ij/w4zIwo
インタビュー系はまさに自分語りだからちょっと苦手に感じてしまう
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/03(金) 23:17:31.23 ID:FV2nqhsqO
可愛いのは認めてやるから、インタビューとか固有名詞とか寒い設定はいいから、日常系のほのゆり書くんだよ
おうあくしろよ
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/04(土) 04:03:44.58 ID:VyvyqSLkO
いや結構大事だぞ今回の話。
物語を進める上で設定の確立は欠かせないからな。
ほのゆりさせようがイチャラブさせようが、これで
ストーリーに一本バシッと筋が入った。次回楽しみにしてます。
167 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:37:39.75 ID:Anjib6b50
アヤ「どう?」
志保「大丈夫、綺麗だよー」
アヤ「志保は…… ん、だいたい平気か。背中見るから髪の毛上げて」
志保「先々週エステ行ったから大丈夫だと思うけど。くくっちゃお」
アヤ「はいよ。そうだね、綺麗なもんだ」
志保「アヤちゃん、いつ見ても腹筋綺麗だよねー」
アヤ「絞れって言った手前、サボれないからな。でも志保はここまでやらないほうがいいと思う」
志保「そうなのかな。……これなら、どこに出しても恥ずかしくない?」
アヤ「恥ずかしくない恥ずかしくない」
志保「わー、ありがとー♪」
168 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:38:25.81 ID:Anjib6b50
千奈美「ただい…… ……私お邪魔だった? もう少ししてから帰ってきたほうがいい?」
志保「きゃっ♪」
アヤ「おかえり。風呂はあるよー。晩メシ食った?」
千奈美「報告ついでに食べてきたわよ。そっちは明日の撮影のチェック?」
志保「水着グラビアだし。こないだメイクさんが『お手入れ日ごろから丁寧なの助かるー』って言ってたから」
千奈美「季節感ゼロね」
アヤ「屋内プール施設のプロモーションだからな」
千奈美「ところで、下着でベタベタしてたら、イチャついてるようにしか見えないわよ」
アヤ「ベタベタまではしてないし、イチャついてもいねーよ!」
志保「そうだそうだ! ベタベタとかイチャイチャっていうのはこういうのを言うんですー!」
アヤ「え? あっ、わーッ!?」
千奈美「……お風呂入って来よ」
169 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:39:27.92 ID:Anjib6b50
――――
千奈美「脱衣所にいるの、アヤ?」
アヤ『そうだよー洗濯機回すー』
千奈美「よろしく。明日、結局どういう予定なの? 夕方からでしょ?」
アヤ『志保もアタシも、大学から現場に直行。終わりがわからんから、店は休んでいいって』
千奈美「お疲れ様ね。二人で大丈夫そう?」
アヤ『所長が途中で顔だけ出すって言ってたから、まあ平気だろ。中央からも数人来るっていうし』
千奈美「珍しいわね。急な話だったしあんまり話聞けなかったんだけど、何かあったの?」
アヤ『単純に中央直轄の仕事なのと、あとはフリーとか個人事務所とか多いからじゃねーかな』
千奈美「ふーん…… まあ、うちも個人事務所みたいなものだわね」
アヤ『あひたのひへふぁん、よほひうー』
千奈美「歯磨き終わってから喋りなさいよ…… あ、私の歯ブラシ頂戴」
アヤ「ん」
千奈美「ありが…… いつまで下着でいるのよ!!?」
アヤ「っぺ…… ブラトップは寝間着だろー」
千奈美「下!」
アヤ「う。ちゃんと履くよー。んじゃ明日の店番よろしく」
千奈美「はいはい……」
170 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:41:01.91 ID:Anjib6b50
――――
志保(アヤちゃんは少し遅刻。学校の都合じゃしょうがないよね。一人で行くのは久しぶり)
志保(現場には連絡したって言ってたけど、早めに行って、私からもスタッフさんには謝っておこう)
志保(メンバーは……名前しか知らない子もいるなあ。……これだと、編集さんが和菓子持ってくるかな?)
志保(ライターさんも初顔だ。名刺は…… ある。アヤちゃんの分もある。お店の新しいパンフとイベントのフライヤーもある)
志保(さて。水着撮影だし、ピンあるよね。それだと時間かかりそうだし、差し入れ持ってもいいか。メールしてみよっと)
171 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:42:46.98 ID:Anjib6b50
――――
To:アヤちゃん のりかえるー [お土産何にしよ? 多分和菓子は持ってくる人いるね(・ω・)]
To:槙原志保 Re:のりかえるー [菓子なら屑の落ちないやつ プールだから]
To:アヤちゃん するどい [さすがーあいしてるー! プリンにしようそうしよう♪(・ω・)]
To:槙原志保 Re:するどい [スプーンもらえよ あと油性ペンとかウェットティッシュとかおやつ用の小物も補充しときな]
To:アヤちゃん なんで [油性ペン? ペンケースにあるけど(・ω・)なんでー]
To:槙原志保 Re:なんで [名前書くだろ]
To:アヤちゃん おお [さすがはお姉様です!(・ω・)]
To:槙原志保 Re:おお [ウェットティッシュはいつも持ってる小さいのでいい わざわざボトルまではいらん]
To:アヤちゃん はーい [ボトルのは現場にあるよね。。(・ω・)]
To:槙原志保 Re:はーい [だね それじゃまたあとで]
172 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:46:45.34 ID:Anjib6b50
――――
志保「おはようございます、オフィス・グラジオラスの槙原です」
ちひろ「おはようございます。グラジオラスの槙原さん…… ああ、欠員補充で来てくれたんですね、助かります」
志保「お互い様ですから♪ 補充で来ておいて申し訳ないんですが、桐野が少し遅れます。連絡は来てます?」
ちひろ「ええ、いただいてますよ。今日は撮影人数少し多いですし、まだ準備中なので、多少遅れても問題ないですから、ご心配なく」
志保「すみません、ご迷惑かけます。木場も後で来ますので。これ、お土産です」
ちひろ「あら、ありがとうございます♪ 今アシスタントさん来ますから、中に持って行ってあげてくださいな」
173 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:48:07.69 ID:Anjib6b50
――――
みく「ウチのカバンに おひさんひとつ〜♪ ……うにゃっ、オハヨーゴザイマスにゃ?」
志保「はい、おはようございます♪ ……まだあんまり来てないですね」
みく「そうにゃね。……初めて会うにゃ?」
志保「ん……そうですね。でも私はみくにゃんさん知ってます!」
みく「むむっ、ちょっと待つにゃ、みくも知ってるにゃ! 木場チャンのところの…… どっちだっけ…… こないだインタビュー読んだ……」
志保「うふふ。……んんー、このクーラーボックス使っていいのかな? プリンお土産に持ってきたんですよ」
みく「ん? プリン…… あっ、パフェ食べるほうだにゃ! 槙原志保ぉ!」
志保「正解です! ちゃんと読んでくれてるんですね♪」
みく「そりゃ、同僚で商売敵だからにゃ。情報くらい抑えておくもんだにゃ」
志保「それは光栄ですねー。お礼にプリンどうぞ」
みく「何が光栄なんだにゃ。プリンは貰うにゃ、後で食べるにゃ」
志保「だって、あのみくにゃんに名前覚えてもらってて、商売敵って言ってもらえたらやっぱり嬉しいですよ」
みく「……」
志保「……?」
174 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:48:42.96 ID:Anjib6b50
みく「……それで喜んでるようじゃ、少なくとも志保さんが勝つ目はないですよね」
175 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:49:25.94 ID:Anjib6b50
志保「……?」
みく「……な、なんでそこで首傾げるんだにゃ!!?」
志保「……?」
みく「え、えぇー……」
志保「ところで、プリン何味にします? バニラにチョコ、バナナにマロン」
みく「思いっきりスルーされたにゃ……!? んー、どれにしようかにゃ……」
志保「あ、みくちゃんはこっちのほうがいいですか? おやつ小魚」
みく「ふぎゃーーーッ!! みく イズ フィッシュ ノーサンキュー にゃ!!」
176 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:51:41.27 ID:Anjib6b50
――――
渚「うおッ、志保さん脱ぐと凄いッ……!」
仁美「うーん、プロポーションはちょっと負けてるかな?」
翠「数値上は数cmずつなんですけどね……数値以上の差がある気がします」
仁美「大丈夫っしょ! それだけでアイドルらしさが決まるわけじゃなし! どーんとひっくり返して見せようじゃないの!」
翠「どうやって逆転します?」
仁美「……なんか、画期的な、すごい知略? 一夜城みたいな?」
渚「なんら具体性がないよッ!?」
177 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:53:45.25 ID:Anjib6b50
――――
志保「お疲れ様です♪ 久しぶりですね」
翠「お久しぶりです。名古屋で会って以来ですか?」
志保「はいっ。そうだ、後でいいんですけど、マネージャーさんかプロデューサーさんにも挨拶させてもらいたくて」
翠「プロデューサーならまだいるはず…… あっちで編集さんと話してますね。マネージャーは入りと出だけ来るって」
志保「ちょっと前に、うちでトークショーやりたいって言ってくれたから、案内も渡したくて♪」
翠「そうでしたね。まずは一度、客としてお伺いしたいです」
178 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:54:27.61 ID:Anjib6b50
渚「あァッ、前川さんも凄いよ!」
仁美「小兵ながら、大振りの見事なものを持っておるのう……! 敵ながら天晴よ!」
渚「その表現はアイドルとしてどうかと思うよッ!?」
仁美「しかもあの顔! きっと『野良犬相手に表道具は用いぬ』って考えてるね……」
渚「えっ……えっ?」
仁美「いやーほら、自信満々じゃない? 私たち三人とか、眼中にない感じする」
渚「はッ! これは負けられないね!」
仁美「よし。渚っち、脱ごう」
渚「えっ……えっ、私も仁美ちゃんもそういうキャラじゃないよね?」
179 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:55:06.31 ID:Anjib6b50
志保「なんだか、凄いですね」
翠「……お恥ずかしい……!」
志保「そ、そうじゃなくって! ……ちゃんと見てるんだなーって」
翠「見てる……?」
志保「今、仁美ちゃんに言われて気付きました」
翠「……? ……」
志保「……脱がないですよ?」
翠「……お恥ずかしい……!」
180 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:56:18.51 ID:Anjib6b50
――――
アヤ「お疲れ様でーッす、スタンバイできましたーっ。……って、志保撮ってるんだ」
周子「おっ。桐野ぱいせん、おっつおっつばっちしー。相変わらず隠れ巨乳だねー」
アヤ「塩見さんもお疲れ」
周子「いやーホント疲れちゃったなー、ついさっきまで編集さんと喋ってたから、疲れちゃったなー」
アヤ「んんんーーーー…… 疲れてるってんなら、付き合う?」
周子「ヨガ?」
アヤ「そんな感じ。ストレッチともいう」
周子「そこまでじゃないかなー」
アヤ「そっか。その和菓子は?」
周子「編集さんの差し入れよん。働かずに食べる水まんじゅうは最高に美味しいよねー。好みもばっちり押さえてくれるしー」
181 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 01:57:28.81 ID:Anjib6b50
アヤ「よ、余裕だなあ……」
周子「まあ、今日のグラビアのメインはみくにゃんだからさ。あたしは後でチョイチョイッと」
アヤ「ちゃんと撮っとかなくて大丈夫かぁ?」
周子「編集さんもカメラさんもお得意様だからねー。あたしがツーと言ったらスリーと返してくれる仲なのさー」
アヤ「……ツッコんだほうがいいの?」
周子「どっちでもー。まあそんなわけで、シューコさんと編集さん達の間には、強いシンライカンケーがあるのです」
アヤ「事務所の関係で?」
周子「いやいや、これはシューコちゃんのミリキとプロデューサー殿のジンリョクですよー」
アヤ「……ふーん」
周子「桐野パイセン達も、ご贔屓が見つかるといいねー」
182 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 02:01:37.09 ID:Anjib6b50
――――
真奈美「お久しぶり」
みく「木場チャン! 久しぶりにゃっ」
真奈美「顔見せ、様子見だけだがね。さっき、写真見せてもらったよ。可愛く撮れてるじゃないか」
みく「ふっふーん。そう言ってもらえると、ライターさんに売り込んどいた甲斐があったにゃ」
真奈美「相変わらず、一人なのかい」
みく「マネジメントはお願いしてるよ?」
真奈美「セルフプロデュースなんて、高校生には茨に過ぎると思っていたが」
みく「みくは、なりたい自分になるの。前も言ったにゃ」
真奈美「そうだったな。今日はキミが主役だ、立派なものさ」
みく「随分褒めるにゃあ…… 今日はみくを口説きに来たにゃ?」
真奈美「いや。今は特にその気はない。未練がないかというとまた別だけどね」
みく「そういう大人の言い方をするのはズルいにゃ」
真奈美「フフ…… さて、もう少し挨拶してくるよ。また機会があったら」
みく「にゃ。……ッあ、待つにゃ!」
183 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 02:04:27.73 ID:Anjib6b50
真奈美「うん? どうした」
みく「チケット買って欲しいにゃ。来月末の市立小ホール単独ライブ。キャパ250、日曜昼で一枚2000円」
真奈美「何枚ある」
みく「20くらい買ってくれたら嬉しいにゃ」
真奈美「馬鹿言うんじゃない。5だな」
みく「25!」
真奈美「増やすな」
みく「じゃあ15でいいにゃ」
真奈美「……10買い取り、10預かりで。そのくらいなら、うちの客からも行く人いるだろうさ」
みく「もっと来ると思うよ? 今をときめく猫チャンアイドルのみくだよ?」
真奈美「キミがうちの所属なら、100でも200でも500でも営業してやるさ。はい、料金」
みく「ぶーぶー。毎度ありがとうございますにゃ。こっちが預け分で」
真奈美「……ん、10枚ずつ確かに。それじゃ、改めて、また」
184 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 02:06:51.26 ID:Anjib6b50
――――
志保「思ってたよりは早く終わったね♪」
アヤ「ん。ところで店に連絡したら、びっくりするほど暇なので、客を連れて来ないならアタシたちは遊びに来るなと」
志保「あらら。じゃあのんびり帰ろーう」
アヤ「そしたら、ちょっと買いたいものあるなー」
志保「水着?」
アヤ「なんでだよ! 撮影に使ったヤツ貰っただろ! ……ビキニとか、仕事でしか着ないけど」
志保「そもそも今年は、水着を仕事でしか着ていないような……」
アヤ「いやいや、ジムで着てるだろ」
志保「あれはスイムウェアって感じ! カワイイが足りない!」
アヤ「ジムのプロモーションとかしたいな」
志保「木場さんがやってたね」
アヤ「もう先任がいたかァー」
185 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 02:08:06.92 ID:Anjib6b50
――――
志保「渚ちゃんたちと話できた?」
アヤ「少しね。水野さんが大変そうだったな…… トークショーって言ってたけど、テーマどうするんだ?」
志保「仁美ちゃんが回していくんじゃないかな」
アヤ「それもう話題が迷子になるの目に見えるぞ」
志保「でも、仁美ちゃん、あれでよく見てるみたい。私、見ない振りしてたかなー」
アヤ「何が?」
志保「みくにゃんさん」
アヤ「あー。……シンデレラになってすぐくらいの合同練習で一緒の班だったよな?」
志保「そうだね。でも、みくにゃんは私たちのこと覚えてなかった。初めまして、だって」
アヤ「……眼中になかったとか、印象に残らなかったとか」
志保「同じこと、仁美ちゃんも言ってた。『みくにゃんは自身満々で、私たちのこと眼中にない顔だ』みたいなこと」
アヤ「悔しい?」
志保「そう思うことから、目を背けてたかも、って。……みくにゃんさんとは立場が違い過ぎて、解らないんだ」
アヤ「しょーがねーだろ。一人で上京してセルフプロデュースでアイドルやるだけでもネジ飛んでる」
志保「ネジ…… た、確かに高校生がやることじゃないけど……」
アヤ「高校生じゃなくたって厳しいよ。アタシ達ですら、四人で相談してるのに」
志保「水野さんたちやしおみーさんには、プロデューサーさんついてるしね」
186 :
◆S0mvz1PntgQY
[saga]:2014/10/10(金) 02:09:49.74 ID:Anjib6b50
――――
アヤ「そういえばさ、今日の撮影」
志保「うん?」
アヤ「抱き合って撮るのは、あれは需要あるのかな……」
志保「しおみーさんと? かっこよかったねー」
アヤ「あれは…… 抱き合うっていうかくっ付いて、だな。髪の毛とか顔立ちとか対比になるからいいんじゃないの?」
志保「カメラさんと編集さん、しおみーさんと仲良いからね」
アヤ「やっぱそうなの?」
志保「旅ロケとか一緒に行ったって聴いたよ。やっぱりさ、選ぶ段階でも現場でも『知り合いかどうか』って決め手になるのかな?」
アヤ「そりゃあ…… 店でもそうだろ。知り合いが来てればサービスしてもいいかなって思うし」
志保「そうだよね、そうなっちゃうよね。……製作側へのパイプ、かあ」
アヤ「ゼロではない……と思いたいけど。具体的に出てこないなー」
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