提督「安価で艦娘に甘えよう」

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74 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/06(土) 01:07:20.45 ID:0cbphFQo0
扶桑(え、嘘、これってお、お姫様だっこってやつよね!?うわ、恥ずかしい…!!)///

提督「艤装着けてなくてよかったな」

扶桑「え、ええ」///

提督「それにしても軽いなぁ…ちゃんとご飯食べてるのか?」

扶桑「え!?あ、はい…ここの食事はおいしいですからいつもお腹いっぱい食べてますよ」

提督「そうか?ならいいんだが」

扶桑「…すみませんこんな、お手を煩わせてしまって」

提督「いやいや、俺が飛び出したのが悪いんだから気にしないでくれ」

扶桑「そ、そんなこと…」

提督「っと、着いた着いた…妖精さん、あのー扶桑が足捻っちゃったんで治療をお願いできるかな」

妖精「らじゃーでーす!」

提督「よろしくねー。そんじゃ扶桑、ごめんなほんと。お大事にな」ナデナデ

扶桑「!?」///

提督「じゃあな」

扶桑「……」///

扶桑(提督にお姫様だっこしていただいて、おまけに頭まで…ふふ、禍転じて福となす。私も案外、不幸じゃないのかもしれないわね…)
75 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/06(土) 01:07:51.59 ID:0cbphFQo0
提督(扶桑には迷惑かけちゃったな…あとでなにかお詫びしてあげなきゃな)

提督「…っとぉ、結局ちょうどいい時間になっちゃったな。そんじゃあ食堂行って夕食をいただくとしましょうかね…」


―――――――――
――――――
―――

提督(今日の夕飯の鯨カツ、うまかったなぁ。鯨ってもっと臭みがあるもんだと思ってたんだがな)ケフッ

提督「さて、歯も磨いたし、風呂も入っちゃったし、いつもなら残ってる仕事を片付けるとこなんだが…」

提督(今日はそんなもの無いしな…思いがけず暇になってしまった)

提督「しょうがない…↓×3のとこに暇つぶしに行くか」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/06(土) 01:09:58.57 ID:UV+M1S5Z0
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 01:11:10.25 ID:cLe1UNfS0
鮴咲伐
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 01:11:12.92 ID:TbVuENpDO
大和
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 01:11:14.33 ID:cLe1UNfS0
鮴咲伐
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 03:42:39.44 ID:adisGRjSO


地味に山城が最初の二回安価はずしてるな
81 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/06(土) 03:58:44.23 ID:0cbphFQo0
>>80
しょっぱなから山城さんとか難易度高すぎるんで俺は助かりました
なんというかあの娘はギャルゲーみたいに特定のフラグ建てなきゃ触ることすら拒否されそうだし
今後そういった感じの娘が当たったときはすぐには提督に甘えさせられない可能性があります(特定の誰かに先に甘えておくとか、複数回安価取るとかしないと甘えられない、とかって形にしようかと考えてます)
最初っからみんな好感度マックスのハーレム状態じゃ面白くないですし
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/06(土) 08:13:06.77 ID:UV+M1S5Z0
把握
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 17:38:19.93 ID:PwPczaVNo
もしかして文字化け挟んで ↓×3 ってまだ埋まってない?
空いてるなら伊19で
84 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/06(土) 17:53:15.55 ID:0cbphFQo0
>>83
残念ながら文字化けが安価取ったわけではないのでやまちゃんですね
いくちゃんはまた別の機会にお願いします
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 17:54:26.70 ID:qM03uT4eO
やまちゃんとか聞くと大和(cv山寺宏一)になってしまう
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 18:28:52.53 ID:jje33hI3o
素晴らしいスレを見つけてしまった…
87 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/06(土) 19:13:14.90 ID:0cbphFQo0
>>85
「やまちゃん」呼びは某botの影響です
あの人またアカウント消しちゃったんですよねー…
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 08:11:24.66 ID:yt45pdbBo
>>84
ああ下1〜3の3隻、ってことかと勘違いしたすまぬ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 09:33:04.68 ID:iz2efFnwO
botちゃん作品面白いけどメンヘラだから仕方ないね
90 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/09(火) 08:29:56.42 ID:m7Md4KSZ0
提督「大和のところに行ってみよう」


―――――――――
――――――
―――


こんこん。

大和「はい」

提督「あぁ大和俺だ、ちょっと部屋入っていいか?」

大和「!?てっ提督!?あの、ちょ、ちょおっとお待ちください!」ドスンバタン

提督「うーん、まずいタイミングで来ちゃったかな…」


数分後。


がちゃり。

大和「お…お待たせしました…」///

提督「…ごめんな、間の悪いときに来ちゃって(お、寝巻き姿だ)」

大和「あ、い、いえ、あの、提督は何も悪くないです。ただちょうど少し散らかっていたものですから…」///

提督「あ、そう…あれっ、布団…もしかしてもう寝ようとしてた…?」

大和「あ、いえ、これ今日はたまたま早めに敷いてただけで…」

提督「そうなのか…いや、というかそもそもこんな時間に人の部屋を訪ねること自体非常識だったよな、改めて考えれば」

大和「ええっとあの、そうではなくて、ですね、いつもはこの時間だと人を入れても平気なんです、本来は。だから今日はほ、ほんとにたまたまで…」

提督「…そうか、なら気にしないことにするよ」

大和「すみません…あっそうだ!提督、私に何か御用事があったんですよね?それで…」

提督「あぁいや大丈夫大丈夫、大丈夫。今更でちょっと申し訳ないけどそんな大した用事じゃないから」

大和「あ、そうなんですか?」

提督「うん。あ、ここ座っていいか?」

大和「あ、はい構いませんよ」
91 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/09(火) 08:31:27.19 ID:m7Md4KSZ0
提督「よ、っと…それでな、どうだ?AL/MI作戦では最後に踏ん張ってもらったけど、疲れたりとかは…」

大和「私ですか?私は見ての通りもう平気です。もう疲れ取れちゃいました」

提督「それは良かった…ふあぁ…」

大和「…そういう提督は随分お疲れのようですね。眠そうです」

提督「ん…まあな」

大和「ずうっと働き通しでしたからね…あっそうだ!」ティン

提督「ん?」

ひょいっ。

提督「ファッ!?」

大和「軽いですねぇ、ちゃんとお食事は召し上がってらっしゃるんですか?」ユサユサ

提督「あっあのねえ、そっちが相当力持ちなだけだからね!?(さっきと立場が逆だなこれ…)」///

大和「ふふっ」ボスン ギュッ

提督「ぉお!?…ぅぉ…っ」///

提督(や、大和に後ろから抱きかかえられてるって、何だこの状況!!)

提督「……あ、あの…やま、大和さん?」///

大和「っふふふ、大和ホテル自慢のベッドの寝心地はいかがですか〜?」

提督(すっごいふかふかです!!あったかいです!!)///

大和「眠かったらこのまま寝て、くださって、構いませんから、ね?」///

提督「…おぉ(これまた後頭部の丁度いいとこに…)」///
92 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/09(火) 08:32:26.78 ID:m7Md4KSZ0
大和「……」///

大和(い、勢いでやっちゃったけど…こ、これ、すっごい恥ずかしいなにこれ…あーなにやってるのかしら私)///

提督「…なんか…ごめんな…こんな無理させちゃって」///

大和「……」///

提督「…?」ウツラウツラ


大和「……むりなんか…してないですよ…」///


提督「」

大和「……」ギュッ

提督(っ!……あ、やばい、この状況でもさすがに眠気がもう…)ウトウト

大和「…もうお休みになりますか?」ナデナデ

提督「…ん…」ウトウト

大和「…おやすみなさい、提督…」コテン

提督「…zzz」

大和(…私ももう寝ちゃおう)

大和「…zzz」


―――――――――
――――――
―――


提督「あーあ、もう朝ですよ。昨夜は熟睡しすぎで夢すら見なかったな」

提督(…つうか後頭部にまだ感触が残って…)///

提督「まぁ…おかげでよく眠れたし、疲れも結構取れたかな。さーて顔洗って朝飯食って歯ぁ磨いたら仕事だなー…」

提督(そういえば心なしか起きた後の大和の肌がつやつやしてた気もするが気のせいだと信じたい)
93 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/09(火) 08:33:11.28 ID:m7Md4KSZ0
―――――――――
――――――
―――


加賀「今日は特に片付ける書類はありません」

提督「…あのさ、まさか昨日のうちに加賀さんが片付けちゃったとか…」

加賀「いえ、そうではなく今日はそもそもそういった書類が一つも無いんです。大規模作戦の直後ということで艦娘の皆さんもしばらく休暇ですから…」

提督「…実質休みってことか?」

加賀「ですね」

提督「うーん…嬉しいようなもどかしいような」

加賀「…そういえば昨日はいかがでしたか?他の艦娘の皆さんに甘えることはできましたか?」

提督「ん?ああ、何人かに甘えさせてもらえたよ。ちょっと意外な一面が見れたりして面白かったな」

加賀「…そうですか。その様子だと随分と楽しまれたようですね」

提督「…おう。なかなかいい体験ができたよ」

加賀「…そう」

提督「……あぁそうか今日も暇になるんだな。んじゃあ今日もいっちょ皆に甘えてみるかなぁ」

加賀「…!」ピクッ

提督「……(分かりやすいなぁ…)」

提督「そうだな…今日はまず始めに…↓×3に甘えさせてもらうか」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 08:36:25.97 ID:9e+M9lI7o
大鯨
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 08:39:42.30 ID:z5XsDMMSO
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 08:39:56.80 ID:H3ddcKtzO
赤城
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 08:42:07.07 ID:EDA8+lhwO
矢矧
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 09:46:36.63 ID:h+QOVHyAO
これは鬼畜生ですわ
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/09(火) 12:01:15.98 ID:dKVddle20
さらに焦らすスタイル
100 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/09(火) 13:47:12.12 ID:m7Md4KSZ0
これはひどい
しかもよりによって赤城さん
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 14:00:32.59 ID:XWyqrMp40
加賀さんの逆襲はくるのか…
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/09(火) 22:43:31.38 ID:UVUV6smB0
そろそろ加賀さん我慢できなくて泣きそう
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 00:26:42.56 ID:P7dT0uQIO
執務室に一人取り残された加賀さんの頬にキラリと光る一筋の涙
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 04:58:04.65 ID:vziDo6m+o
畜生の所業
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 08:21:50.49 ID:7gPQtt/fo
ああ・・・次は翔鶴だ・・・(麻婆を食べている音)
106 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/10(水) 08:56:31.03 ID:S4JC9NE30
提督「そうだなぁ…」

加賀「……」ドキドキ

提督「……」

提督「…赤城に甘えに行くか」

加賀「」

提督「じゃ、ちょっくら赤城のとこに行ってくる」ニヤニヤ

加賀「―――っ!」///

提督「またなぁ」スタスタ

がちゃっ ぱたん

加賀「〜〜っ!」/// ワナワナ

加賀(あの表情!絶対分かっててやってる!ほんっと意地悪な人!)///

加賀「…そんなに分かりやすい表情してたかしら」///

加賀(……生まれて初めて赤城さんのこと……ちょっと嫌だな、って、思ってしまったわ…あの人は何も悪くないのに)

加賀(私が、提督に甘えて欲しくて、でも提督はなかなか私に甘えてきてくれなくて。三日月ちゃんや赤城さんたちが羨ましくて…ただの嫉妬じゃないの)

加賀(素直に、ただ一言、『私に甘えて欲しい』って言えば済む話なのに…変に恥ずかしがって、つまらない意地を張って)

加賀「……ほんと、嫌な女…」

加賀(…落ち込んでたって何も変わらないわ。仕方ない、悔しいから五航戦の二人にでも八つ当たりしに行きましょう)スタスタ

がちゃっ


ぱたん。
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 09:09:26.67 ID:KNvEQjNkO
八つ当たりw
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 09:17:50.01 ID:vziDo6m+o
加賀さんに無表情で頭わしゃわしゃされたい
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 09:25:20.25 ID:2JPnhH4eO
特に理由のない八つ当たりが五航戦を襲う!
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 09:39:15.31 ID:+aYHLuOqO
八つ当たりに行った先では鶴姉妹に甘えている提督の姿が
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 09:58:21.60 ID:o1/BqKiZO
艦爆発進待ったなし!
112 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/10(水) 10:18:10.91 ID:S4JC9NE30
なお五航戦の二人に八つ当たりしてもやはり何も変わらないもよう
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 12:10:53.71 ID:Sc4Ze3YAO
>>109
それ俺も思い浮かんだけど八つ当たりの時点で理由あるだろww
ただ加賀さんへの対応もある意味甘えていると言ってもいいのではなかろうか
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 20:07:10.90 ID:MrVLTIp1o
途中まで加賀かわいそーとか思ってたがwwwwwwww
五航戦の子かわいそー。
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 21:28:23.39 ID:BEI+Qnjko
次は五航戦に甘えに行くしかないな
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/11(木) 07:25:03.51 ID:L6NWOObAO
>>115
そして甘え甘えられで更に好感度アップ、と(原因は提督)
ヒデェマッチポンプだww
117 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/11(木) 11:51:04.70 ID:BzVf0mCq0
このお話にはサツバツ要素はあんまりないのでご安心ください
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/11(木) 18:53:32.81 ID:SPozF4cco
あんまりないなら安価とって殺伐にすればいいじゃない
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/14(日) 16:53:33.64 ID:p5zrV4nQO
それは他所でやってくれ
どこぞのまな板みたいになるのはごめんこうむる
120 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/15(月) 09:38:16.90 ID:WCtO8czW0
―――――――――
――――――
―――


提督「赤城、今暇か?」

赤城「…?提督、私に何か御用でしょうか?」カチャカチャ

提督「ん、用具の手入れ中か」

赤城「あ、はい。そうですね」

提督「手伝おうか?暇で仕方ないんだ」

赤城「本当ですか?ありがとうございます。でしたら少々そちらを持って支えていただけると…」

提督「はいよ。…で、用事なんだが二つ。一つはAL/MI作戦お疲れ様でしたってことでみんなの様子を見て回ってる。赤城はどこか疲れたりとかしてない

か?」

赤城「私は特に疲れたりとかは、していませんよ。それで二つ目というのは…?」ゴシゴシ

提督「んー、今はいいや。これ磨いたら終わりか?」

赤城「はい」シュッシュッ

提督「磨き終わったら暇か?」

赤城「そうなりますね」キュキュ

提督「じゃあ終わってからでいいや」

赤城「そうですか」


―――――――――
――――――
―――


赤城「ふう、これで終わりですね。手伝ってくださってありがとうございました」

提督「いえいえ」

赤城「…あのぅ、提督、それで、二つ目のご用事というのは…」

提督「あぁそうそうそれなんだけど…なんとなく赤城に甘えてみたいなぁと」

赤城「…はい?あの、話がよく見えないのですが…」

提督「あ、そっか。じゃあ説明しよう。俺なんだがな、ここのところずーっとろくに休みもせず指揮を執り続けてたせいで昨日は疲れ果てちゃってな、それでそれを見かねた加賀さんがもっと私達に甘えていいんですよって」

赤城「あっ…あー、あぁー…(加賀さん…分かりやすすぎるわ)」

提督「それで今はいろんな娘に甘えに行ってるんだ。暇だしな」

赤城「それなら、別に私よりももっと甘えがいのある人が何人もいるのでは?」

提督「うーん、今はただなんとなく赤城さん、っていう気分だったんだ。あ、もしかして嫌だったか?」

赤城「いっ、いえ、そういうわけではありませんよ!ただ、ほら、たとえば加賀さん〜、なんて、甘えたら気分良いのではないでしょうか?」

提督「んー、あれだけ思いっきり『甘えて』オーラ出されると逆になぁ…なんかわざと後回しにしたくなっちゃわないか?」ニヤッ

赤城「うわぁ…(加賀さん、可哀そうに…)」
121 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/15(月) 09:40:38.57 ID:WCtO8czW0
提督「てなわけで甘えさせてくれ」

赤城「はぁ…あ、でも甘えるとおっしゃいましても何をすればよろしいのか…」

提督「テキトーに膝枕でもして頭撫でてくれればいいから」

赤城「はぁ…分かりました。では提督、こちらへどうぞ」ポンポン

提督「ではいざ膝枕」ポス

赤城「えっと…こんな感じでよろしいでしょうか?」ナデナデ

提督「おー、いい感じ」

赤城「…なんだか不思議な感覚ですね、これ」ナデナデ

提督「んー」

赤城「…ふふっ」ナデナデ

提督「…よくよく考えてみればさ」

赤城「はい?」ナデナデ

提督「こうやって綺麗な女の人に膝枕してもらってさ、おまけに頭まで撫でてもらってるわけだ。それも嫌々だとか無理矢理だとかじゃなくてさ」

赤城「……」ナデナデ

提督「俺って滅茶苦茶幸せ者なんだなぁ、って」

赤城「ふふっ」ナデナデ

提督「…笑うなよ…」

赤城「っふ…だってすごく真面目な表情でそんなことおっしゃるから」ナデナデ

提督「真面目って…だって事実じゃないか」

赤城「…そうやって私のことを褒めていただけるのは嬉しいですけど…そういうのは加賀さんに言って差し上げてください。きっとあの人も喜んでくれると思いますよ?」/// ナデナデ

提督「やだよ」

赤城「なんですかそれ、ひどいですよ」ナデナデ

提督「…恥ずかしいだろうが」///

赤城「ぷふっ!」

提督「おっまえなぁ笑うなよ!」///

赤城「ふ、ふふ…くっくっ…ふぅー…提督もけ、結構可愛らしいところあるんですね…」プルプル

提督「…こっちの気も知らないで…」///

赤城(…これは一応脈アリってことなのかしら?加賀さん、良かったですねぇ…)プルプル
122 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/15(月) 09:44:17.29 ID:WCtO8czW0
提督「…まぁ、そういうふうに言ったらあいつがどんな反応するかなってのは気になるが。たぶん真っ赤になるんだろうけど」

赤城「確かにそうでしょうねぇ…というか提督、気付いてらしたんですか?」

提督「ん?気付いてってのはどういう…?」

赤城「加賀さんですよ加賀さん。加賀さんの気持ちです」

提督「…あー、そういうことか。うん、といっても昨日だけどな、気付いたの」

赤城「えっ、そうなんですか!?」

提督「うん。私達に甘えていいんですよ、って言ってきた後に俺、なんとなく思いついたからじゃあ三日月んとこ行ってくるって言ったんだけど、そしたらあいつ固まっちゃってな」

赤城「えー…」

提督「んで、冗談半分でもしかして甘えて欲しかったのか?って聞いたら…な」

赤城「あぁ…なるほど想像がつきます」

提督「やっぱり相方のことは気になるか?」

赤城「…気になるというか…そもそも加賀さんから提督のことで色々相談を聞いていたのは私ですし」

提督「え"っ、まじ!?」

赤城「まじです。いやーそれにしても、良かったですねぇ加賀さん。両思いじゃないですか」

提督「両思っ…!」///

赤城「だってそうじゃないですか」

提督「っ……頭。手ぇ止まってるんだけど」///

赤城「ふふっ…はいはい」ナデナデ

提督「……」///

赤城「……」ナデナデ


ぐぅーっ


赤城「!」///

提督「……」

赤城「……」/// チラッ

提督「……」ニヤニヤ

赤城「……」/// プイッ

提督「…俺の音じゃないなぁ」ニヤニヤ

赤城「音?何のことでしょうか。知らないですね…」///


くぅーくるるるる…


赤城「!!」///

提督「わーお」ニヤニヤ
123 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/09/15(月) 09:45:29.86 ID:WCtO8czW0
赤城「て、提督、あの、い、今のはその、えっと…」/// アタフタ

提督「…まぁ、もうすぐ午前のお茶の時間だしな」チラッ

赤城「うぅ…」///

提督「そんじゃ…今からお茶にするか」ムクリ

提督「せっかくだし一緒にお茶するか?良いお茶請けがあるんだが…」

赤城「えっ!?」バッ

提督「赤城、洋菓子はいけるクチか?」

赤城「洋菓子ですか…あまり食べる機会はありませんけど、嫌いではないですよ」

提督「それなら良かった。『はんなまちーず』というチーズケーキなんだが…」

赤城「ち、ちーずけーき…!」///

提督「そしてここに、静岡産の上等な紅茶がある…」スッ

赤城「あ…あぁ…そんな…そんな組み合わせ……耐えられっこないっ…!」/// ジュルリ

提督「さ、給湯室へ行こうか…」

赤城「ふぁい///」


―――――――――
――――――
―――


提督「いやぁ、美味しいお茶が楽しめた」

提督(ただ、案の定赤城がちょっと危なかったな。俺が止めなければあいつ一人で15個全部食っちまうところだった…いくら一個一個が一口サイズだからってさすがに食べすぎだ)

提督「…うーん、これだとお昼まで暇になるのか」

提督「なら…↓×3のとこにでも行ってみよう」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 09:49:36.50 ID:aswGerm+o
加賀
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 09:50:19.89 ID:ML7wwnFOo
夕雲
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/15(月) 09:50:37.12 ID:WGsxfvp10
武蔵
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 09:54:30.28 ID:/ullFo52O
ところで、毎度毎度「いろんな艦娘のとこへ甘えに行ってる」って言うのはどうなんだろ
騙すつもりはないけど、なんかこう、独占欲を向けられた方がゾクゾクする
128 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/15(月) 10:21:42.05 ID:WCtO8czW0
>>127
正直安価来たキャラに対して各々「なんかこんな感じのやりとりしそう」って思いついたのをつらつら書き連ねてるだけですので・・・どんなお話になるかは来る安価次第ですね
ちなみに大和さんの安価を捌こうとしたときに1キャラだけ別の艦娘のネタが思いつきまして、「艦娘の提督に対する独占欲」という意味であればそのネタにちょっとだけそういう要素が入ってます
が、そのお話はお題の艦娘視点ではバッドエンドですからお気をつけくださいね
幸いまだ一度も安価で指定されてないキャラですが
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 10:47:00.08 ID:VBxMwnCAO
バッドエンドあんの!?
そうなったらスレ終わり?それとも直前クイックロード?
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 10:55:44.92 ID:/ullFo52O
>>129
提督にとってはハッピーイベントでも、艦娘にとってはバッドエンドって事だろう
提督が自分だけに甘えてくるんだと思ってたら他の娘にも同じことしてたなんて知ったら、立ち直れないくらいショックだろう
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 11:05:23.63 ID:VBxMwnCAO
あっ、なるほど、そういう意味か
132 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/16(火) 00:26:10.79 ID:NzBfTM1v0
(ちょっと違うことは黙っておこう)
133 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/09/16(火) 01:28:23.18 ID:NzBfTM1v0
ちなみに赤城さんのお話を書いているときにもまた別の娘のネタを思いつきました
そっちは悲しいお話じゃないのでご安心ください
最近なんだか頭の中でキャラクターがひとりでに動き出してとても楽しいです
みなさんはそういう経験ってありません?
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/16(火) 17:04:02.66 ID:ZS+DvW1I0
ありますねぇ。青葉とか青葉とか青葉の記事作りを手伝うとか
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/16(火) 19:25:47.20 ID:yTzI75ceO
青葉、赤城、鈴谷辺りは結構動くね。
あと初雪辺りもいける
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 11:13:30.09 ID:XfPGsoz4O
待ってる
137 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/10/15(水) 05:09:31.18 ID:dpaDQVIc0
みなさんお久しぶりです
長らく更新できずすいませんでした
以下に言い訳を書き連ねます

@私生活が忙しくなかなか時間が取れなかった
A武蔵さんのお話がなかなか思い浮かばなかった
Bせっかく買ったそば焼酎がおいしくなかった

そんなわけでこのお話もサザエさん時空と化してきましたが約1ヶ月ぶりの更新です
今後ともよろしくお願いいたします
なお


微bad注意。
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 05:10:42.71 ID:t9asBeLSo
待ってました!
139 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/10/15(水) 05:13:50.59 ID:dpaDQVIc0
提督「武蔵にでも甘えていようかな」


―――――――――
――――――
―――


こんこん。

提督「たけぞうさんいますかー」

武蔵「…提督か、その呼び方はやめろと言っている」

提督「いいじゃないか。入っていいか?」

武蔵「…別に構わんが」

提督「ではお邪魔します」ガチャッ

ぱたん。

武蔵「…で、何の用だ?見当がつかないのだが」

提督「暇つぶし」

武蔵「…そんな暇があるのか?」

提督「今日は仕事が全然無くてさ」

武蔵「ん?あぁ、それもそうか…」

提督「ところで武蔵は…読書してたのか。何の本読んでたんだ?」

武蔵「これだ」スッ

提督「…バガボンド…お前漫画なんて読むのか」

武蔵「あぁ。この前夕張の奴がな、なんでも私にぴったりの漫画があるんだと言うので一通り貸してもらったのだが…」

提督「うん、やっぱり夕張か」

武蔵「これがなかなか面白くてな。日本の漫画が世界的に人気だというのも頷ける」

提督「へえぇ…案外俗っぽいものにも興味あるんだなお前」

武蔵「ん?いや、結構読むぞ?なかなか良い暇つぶしになる」

提督「なるほどねぇ…意外」
140 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/10/15(水) 05:16:11.64 ID:dpaDQVIc0
武蔵「ところで提督よ、いつまで突っ立っているつもりだ?別に勝手に座って構わんぞ」

提督「おぉ、すまん。じゃあ失礼して…」

提督(…あ、そうだ。武蔵だったら…金剛のときみたいにちょっと強引でも大丈夫かな?大丈夫だと…信じたい。うん、それじゃあ…)

提督「よっこいせー」モゾモゾ

武蔵「!?ど、どうした?いきなり私に抱きついてきて…」

提督「んー、なんとなく。なんとなーく武蔵に甘えてみたいなぁって思ったんだ。そんだけ」

武蔵「あ、甘えるぅ?そ、そうか…ん、まぁそれは構わんが…構わないのだが提督よ、何かあったのか?こんな突然、貴様らしくもない」

提督「…うーん…ほとんど気まぐれみたいなもんだから何とも…言えんなぁ」

武蔵「…そうなのか」

武蔵(まだ漫画を読んでいる途中だったのだが…まぁいいか)パタン

提督「あぁ、別に読みながらでいいのに」

武蔵「後でも読めるだろう。今はいい」

提督「そうか」ギュッ

武蔵「……」

提督「…あー…だったらちょっとさ、頭でも撫でてくれよ」

武蔵「む、こう…こんな具合でいいか?」ナデナデ

提督「ぅぁー…んー良い感じ」

武蔵「そうか、なら良かった」ナデナデ

武蔵(…しかしこの男が私に…いや私達の誰かに甘えるなど珍しいこともあるものだな…ふふ、こうして見ると案外可愛いじゃないか)ナデナデ

提督「あ、そうそう、今更だけどAL/MI作戦お疲れ様でした」ペコリ

武蔵「ん?あぁ、こちらこそお疲れ様、だな」

提督「敵の本土強襲部隊の迎撃に急遽あたってもらったな。おかげで助かった。お前と大和がいなけりゃどうなってたか…」ポスッ

武蔵「そんな大げさな…私たちは自分の仕事を全うしただけだ。まぁ感謝されて嫌な気はせんがな…それにそれを言うなら私たちだって、貴様には深く感謝しているのだぞ?貴様の指揮でなければ一体どれほどの損失を被ったか見当もつかん。それほどの戦いだった」ナデナデ
141 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/10/15(水) 05:17:34.75 ID:dpaDQVIc0
提督「そこまでべた褒めされるとなんだか気恥ずかしいな…作戦終了から1日経ったけど、どこか体の具合の悪いところはあるか?」

武蔵「無いぞ、もう全快だ。そういう貴様はどうなんだ?昨日まではえらく顔色が悪かったが」ナデナデ

提督「あぁそれなんだけどな、昨日加賀に心配されちゃってなぁ」

武蔵「…ほぅ」ナデナデ

提督「疲れてるなら一人で無理しないで私たちに甘えろと」

武蔵「ん?…あぁ、それでか!そうか今朝大和が言っていたのはこれか!」

提督「え"っ…えっと、なんつってた?」

武蔵「いや、今朝一緒に朝飯を食ってた時の話なんだがあいついつになく妙に興奮していてな…提督がゆうべ私のところに甘えに来ただの一緒に寝ただのとにかくうるさかったのだ」ナデナデ

提督「うわー…ごめんよ…」

武蔵「なぜ貴様が謝る。…でだ、最初それを聞いたときはにわかに信じがたくてな。あの提督がそんな真似をするだろうかと…あと、色々と変な意味に聞こえなくもなかったがそれはまぁ、貴様に限って無いだろうとは思ったが…なるほどこういうことだったのだな」ナデナデ

提督「…まぁ今まではずっと強がってたしなぁ」

武蔵「なんだそうだったのか。弱音など決して吐かんような男だと思っていたが…」ナデコナデコ

提督「そりゃあ吐かないように無理してたからな。幻滅したか?」

武蔵「そんなわけないだろう。誰だって多少は弱音くらい吐くものさ……そもそもなぜわざわざ強がりなどしていたのだ?」ナデナデ

提督「お前らの前で弱音なんか吐いてたら不安がらせちゃうだろとか、士気にも関わるだとか、第一男が弱音吐くなんてみっともないじゃないか…とか、そういうふうに思っていたんだ」

武蔵「馬鹿者、貴様が辛そうにしているほうが余程皆不安がるだろうが」ペチッ

提督「…だよな、やっぱり。とまあ、そんなわけで、今後は一人で無理しないで、遠慮せずお前達に甘えることに決めたんだ…あぁもちろん無理強いはしないが」

武蔵「なるほどな…くすっ、それでゆうべはそうやって大和に甘えているうちに一緒に寝てしまったと、そういうわけか」ナデナデ

提督「ああ。だってあいつの体すっごいふっかふかなんだもんホント…疲れてたとはいえあっという間だった。居住性…って今のお前達を表現するのはちょっとアレだけど流石大和だなぁと、つくづく感じたよ。最高だった」

武蔵「……」ピクッ

提督「抱きかかえられてたらいつの間にか熟睡しちゃってたよ、あはは」

武蔵「…そうか、大和の抱き心地は『最高』だったか」

提督「あぁ…まぁ、そうだったけど、それがどうかs」

武蔵「では私の抱き心地はどうだ?」ムギュ

提督「ふむぐ!?」

武蔵「この武蔵、これでも一応大和の改良型なんでな…居住性は大和以上で、かつては武蔵御殿だの武蔵屋旅館だのと言われていたそうだ」ギュウゥゥ

提督(だからってなんだって俺の顔を胸に押し付ける!?)/// ムググ

武蔵「なぁ、提督よ。洋風のホテルなどよりも和式の旅館のほうがくつろげるとは思わないか?」ムギュムギュ

提督(知らねーよ!つーか、それより苦しい!やめろ解放してくれ!)/// ペシペシペシ
142 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/10/15(水) 05:19:39.30 ID:dpaDQVIc0
武蔵「おっと、苦しかったか?これはすまない」パッ

提督「っぶはぁ!!はぁっ、はーっ、ふー…」///

武蔵「どうだった?私の胸は」ニヤニヤ

提督「……あのさ」///

武蔵「なんだ」

提督「なんだってこんな真似を?」

武蔵「……」

提督「俺が『大和が最高』っつったのが悔しかったか?そんなに」

武蔵「……そうだ」

提督「……」

武蔵「……」

提督「…そうか」

武蔵「ああ。そうだ」

提督「……うん、もう大体満足した。ありがとな武蔵」スッ

武蔵「…もういいのか?」

提督「あぁ、もう充分だ。すまんな邪魔しちゃって」

武蔵「構わんよ、またいつでも甘えに来い」

提督「…気が向いたらな」

武蔵「……」

提督「じゃあな、また」ガチャッ

武蔵「待て、提督よ」

提督「…?」

武蔵「…私は2番…いや3番目でいいからな」

提督「?…!!ばぁか、んな真似できっか!!」///

ばたん。

武蔵「…ふ…あっはは、人にあれだけ抱きついておいてか」

武蔵「まぁ…そのあたりは何かしらあいつなりの線引きがあるんだろうが」

武蔵「…しかし…そうか、私は」



武蔵(……フられた、ということでいいのかな)


―――――――――
――――――
―――


提督(…まさかあいつが「ああ」だとは)

提督(加賀といい、三日月といい…思いもよらない奴に好かれているもんだな)

提督(こりゃあ下手に誰彼構わず甘えないほうがいいのかもな…)

提督「まぁいいや、結局まだ昼まで時間あるし…とりあえず↓×3あたりに会うだけ会いに行ってみるか」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 05:41:17.09 ID:zaAQEHvyo
最初は慇懃だったのに段々素が出てくる>>1に草
でもその方が匿名掲示板らしくていいゾ〜これ
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 06:30:29.82 ID:OIeY2WBzo
踏み台
安価下
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 06:37:33.95 ID:t9asBeLSo
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 09:09:36.97 ID:x2VZe63CO
再開嬉しい…うれしい…
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/15(水) 21:06:52.84 ID:xD6qpFCe0
安価取った者ですが無事書いてもらえてなによりです。切ない・・・
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/18(土) 00:07:29.34 ID:ASG4ZlR/o
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/22(水) 22:27:08.50 ID:dMFsbh1y0
乙でした
150 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 10:51:25.71 ID:8LHkrf9R0
みなさんお久しぶりです
生きてます
ようやっと続きが書けたので投下して参ります
…が、その前に過去に投下した文章を一部訂正致します
訂正箇所はだいぶ前のほうになりますが>>26より
「そうかそうか、そうだ確か今日は…」
これを「そうかそうか、そうだ確か 来週 は…」に訂正致します
それでは一月ぶりの続きをどうぞ!
151 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 11:05:22.28 ID:8LHkrf9R0
あ、そうそう注意
こっからは今までと比べて艦娘にあんまりがっつりとは甘えられなくなります(予定)
今まで以上にお色気シーンは無くなるというわけです
やったね!だから憲兵さんその拳銃を下ろしてくださいお願いします
152 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 11:06:37.25 ID:8LHkrf9R0
提督「響に会いに行こう。こういうときはあいつと一緒に居ると色々と気が楽になる気がする」


―――――――――
――――――
―――


こんこん。

提督「響、居るか?」

ぎしっ、とっとっとっ、がちゃり。

響「なんだい?司令官。私に何か用事でも」

提督「あぁ、ちょっと聞きたい事があって。部屋上がらせてもらっていいか?」

響「構わないよ。あまり綺麗じゃないけど、どうぞ」

提督「じゃ、お邪魔します…っと。なんだ綺麗じゃないか」

響「そうでもないよ…物があまりないからそう見えるだけさ」

提督「人はそれを綺麗な部屋と呼ぶんだ。少なくとも俺の部屋よりかはずっとマシ」

響「ふふ、そうか」

提督「…あぁ本題に入らなきゃな…そう、聞きたいことが2つあるんだ」

響「聞きたいこと?いいよ。なんだい?」

提督「まず1つ目、AL/MI作戦お疲れ様。どこか体の調子の悪いところとかないか?」

響「お疲れ様司令官。うーん…特に無いかな。私は大丈夫だ」

提督「そっか、それなら安心だな…そんで、2つ目、こっちが本題」

響「……」

提督「昨日電と話したんだがお前ら、電抜きで三人だけでどっか買い物いったらしいけど。何かあったのか?」

響「あっ……それは、うーん…言わなきゃ駄目かな…?」

提督「…まぁ、大体予想はつくけどな、今の時期だと」

響「あ、なんだ、知っているのか」

提督「そりゃあな。立場が立場だし…電には黙っておいたほうがいいよな?」

響「そうしてもらえると助かるね」

提督「んじゃあそういうことで……ふぅ、ちょっと疲れたな。お昼の時間までここでゆっくりしてっていいか?」

響「いいよ、なんなら私の膝を貸そうか」

提督「…いや、いい。お前みたいに年頃の娘と、あんまり無闇にそういうことをするもんじゃないだろ」

提督(そう、ここ最近の経験からしてそういう結論に達したんだ…仲良い奴と精神的に距離を取らなきゃならんってのはちょっと残念だが、下手にその気にさせちまいかねないんだったらしゃーない)
153 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 11:07:33.09 ID:8LHkrf9R0


響「えぇ?電には散々甘えてたくせにか?」

提督「んごっ」


響「…変な声」クスッ

提督「…電から聞いてたか」///

響「そりゃあね。だってすごく嬉しそうに知らせてくるから…」

提督「…あー、あいつ言いふらしてるのかまさか」

響「そうかも。少なくとも姉さんと雷は知ってるね、私の他には」

提督「んーマジかぁ…まぁやましいことはしてないからそこは…んんんん」

響「で?電には良くて、私には駄目な理由を教えてくれないか」

提督「ん?あー…色々あってな、あんまりお前らとベタベタすんのは良くないってことに気付いた」

響「それはまた突然どうして」

提督「…あんま大声では言えんけど…あ、先に言っとくが自慢じゃないぞ…なんでもな、俺、結構いろんな奴らから異性として意識されてるみたいでな」

響「ほうほう」

提督「それで何人か勘違いさせそうになっちゃったっぽくて…あぁ、ちなみにお前らに甘えようってなったのは昨日からなんだが…」

響「ふむ」

提督「そう、それで、俺としては歳の離れた妹くらいの感覚で甘えるつもりだったんだがこのままいくと、なんだ…人間関係がな、大変なことになりそうでな…」

響「…つまり、司令官が思っていたよりここのみんなが、司令官を男性として意識していた。だから下手に仲良くしすぎると昼ドラみたいになりかねないってことだね」

提督「…多分、おそらく」

響「なるほど…それは難しいね」

提督「俺としては、もっとみんなとは気楽に接したい……が、それであんまり親しくすると今度は相手が俺を変に意識してしまう可能性がある、というかそれが高い」

響「贅沢な悩みだ」クスクス

提督「全くだ…あぁ全っ然嬉しくねぇ。余計に気を遣うことにしかならん」
154 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 11:08:57.55 ID:8LHkrf9R0
響「でも、言われてみれば確かに司令官は魅力のある男かもしれないな」

提督「マジか」

響「うん。私はまだそういう、恋愛…かな?そういうのは、よく分からないけど。みんなが司令官のことを好くのは、なんとなく分かる。…司令官はここに赴任する前は女性にもてたりしたのか?」

提督「いいや全然。というか中学出てからは周囲に女の人が全く居なかったから、そもそも付き合いのある女の人っていったら母親くらいだったしな。女の人に好かれるなんて人生初だ」

響「そうか、じゃあここに来てすぐは大変だったろうね…ん?その割には司令官、私達相手に取り乱したりしてるところを見たことないけど。普通女性に不慣れな男性というのはもっとあたふたするものじゃないか?」

提督「強がり」

響「…大したものだね」

提督「うーん…思えば最初は女の人とまともに口を聞くのも初めてだったからどう接すればいいのかよく分からなくて悩んだっけな。そうそう、最初に俺の下に配備されたのが吹雪だったんだが、あいつが素直な良い子だったから、それでだいぶ楽だった部分は大きいな」

響「吹雪さんか…裏表のない人って感じはするね、確かに」

提督「そう、あいつと一緒に仕事していく中で、女の人との距離感のつかみ方を学べた感じだな」

響「距離感近くなりすぎてお困りのようだけど」

提督「んんんんんん」

響「…司令官のほうから、いっそのことみんなとそういう関係になるつもりはないってはっきり言ってしまえばいいじゃないか」

提督「んー…いつ言えばいいんだ、そんなことわざわざ一人ひとり伝えて回るのも馬鹿らしいし」

響「明日の集会でいいんじゃないか?」

提督「あー…あぁそうか、集会で言えばいいのか、いいんだなそうだそうだぁあーって……あぁー…どうするかな…」

響「何か問題でもあるのか?」

提督「んー…ちょっとなー、そういうのが絶対にないって断言しちゃうのはなー…」

響「そうか、将来司令官が私達の誰かを好きになるって可能性はあるな、確かに」

提督(…ちょっと違うんだけど…言わんでいいか)

提督「うーん…『みんなにもっと家族のようにフランクに、無遠慮に接していくことに決めました』くらいでいいか」

響「そうだね、それくらいでいいかもしれない」

提督「はぁー、とりあえずこれで悩みはひと段落ついたかな、いやぁよかった…ありがとな響」

響「どういたしまして」
155 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/11/09(日) 11:09:41.13 ID:8LHkrf9R0
提督「お昼まではー…あーまだちょっとあるな、じゃあ時間まで…ちょっとここ横になっていいか?」

響「うん、いいよ」

提督「よいしょーっと」ゴロン

響「……」

提督「……」

響「……」

提督「…やっぱ膝枕してもらってもいいか?」

響「分かった、どうぞ」ポムポム

提督「……」モゾモゾ ポスッ

響「……」ナデナデ

提督「別に撫でなくていいぞ」

響「私が撫でたいだけだ。いいじゃないか、私達とは家族のように接するんだろう?」ナデナデ

提督「んー…まぁいいか」


―――――――――
――――――
―――


響「…司令官、もうすぐお昼だよ」ナデナデ

提督「ん…おぉ、もうそんな時間か」

響「うん、полдень」ナデナデ

提督「ぽるで…ん?なんて言ったんだ今」

響「ポルデーニ、ロシア語で正午っていう意味だ」ナデナデ

提督「へぇ…んじゃぁそろそろ起きますか」ムクリ

響「今から昼食?」

提督「うん、何食べるかねー」

響「それなら、今から第六駆逐隊のみんなと一緒にお昼を食べる約束をしてるんだけど、司令官もどう?」

提督「おー、にぎやかなお昼になりそうだ…うん、俺もご一緒させてもらおうかな」

響「分かった、それじゃあ食堂まで一緒に行こう」

提督「おう」


―――――――――
――――――
―――


提督(いやぁ、楽しい昼食でございました。小さい子がおいしそうに飯食う姿は和みますなぁ)

提督(…暁よ、レディだからといってプリンで喜ばないわけじゃないぞ…まったくああいうところで変に意地張るから余計に子供っぽく見えるっつうのにあいつは)

提督(…そういや俺、何かしら行き詰ってる時っていっつも響と話してると自己解決するんだよな、何故か…やっぱあいつなんか、不思議な何か持ってるわ)

提督「……しかし午後も暇だな今日は」

提督「んー…よし、↓×3のとこにでも遊びに行くか!」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/09(日) 11:10:50.54 ID:1kBSjRgYo
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/09(日) 11:20:04.61 ID:LCT24yPAO
翔鶴
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/09(日) 11:37:02.91 ID:axg04wII0
木曾
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/09(日) 11:57:09.84 ID:OTUAoQ+vo
お前のことを待ってたんだよ!.(歓喜)
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/04(木) 02:39:58.28 ID:6omfM9W7O
あくしろよーたのむよー
161 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/12/06(土) 12:01:38.64 ID:YB5BMKg90
>>160
すまんな
あんま間隔開いてもあれやし本編の時系列に関係ない番外編も思いつき次第挟んでくから勘弁しちくり〜
162 :ほんへ ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/12/06(土) 18:32:00.52 ID:YB5BMKg90
提督「木曾んとこに行こう。あいつの部屋に確かスマブラあったよな、遊ばせてもらうか」


―――――――――
――――――
―――


提督「さて到着っと…」

こんこんこん。

提督「木曾ー、ちょっといいかー?」

がたっ、とっとっとっ、がちゃり。

木曾「どうした、何か用か?」

球磨「くらえークマぁ!」カチャカチャ

多摩「ジャスガ!甘いにゃ!」カチッカチャチャッ

北上「あまいですよーっとぉ」カチカチッ

多摩「にゃああああ!?」ドボォー

大井「…ちっ、性能下がりすぎ…調整が悪いのよ調整が…」カチャカチャ

提督「…うーん、みんな考えることは同じかぁ」

木曾「なんだお前もスマブラかよ」

提督「しゃーないだろ暇なんだよー」

木曾「は?暇って…」

提督「仕事が無いんだと、なーんも」

木曾「へぇ…珍しいこともあるもんだな」

提督「つーわけでお前ら俺も混ぜろ」

北上「んー何提督、提督もスマブラやんの?」

提督「おう」

球磨「意外だクマ、提督もこういうのやるのかクマ」

提督「割とやるぞー」

多摩「それなら多摩が代わるにゃ…最下位だったにゃ…」

提督「はは…お疲れ」ナデナデ

多摩「んにゃ…」///

大井「提督、早くしてくださいよ」

提督「はいはい急かすなっつーの」

球磨「球磨はまたこれでいくクマ」ルウィジッ

北上「あたしもまたこれー」オリマァ

大井「プリン全っ然ダメだったからこれにするわ」マルスッ

球磨「提督は何使いだクマー?」

提督「俺は…こいつだ」ミスタァゲィムアンドウォッチ!

北上「そんじゃ始めますかぁ」

球磨「ステージはどうするクマ?」

大井「またランダムでいいんじゃない?」

提督「どこでもいいだろ」

北上「さーて…そんじゃ提督をギッタギッタにしてあげましょうかね!」

提督「ふっ…ウォーミングアップでおしまいにしてやるぜ」
163 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/12/06(土) 18:33:30.96 ID:YB5BMKg90


―――――――――
――――――
―――


提督「…嘘だろ……」4位

大井「さすが北上さん!素敵!抱いて!」3位

北上「ふふん、これがあたしの実力ってやつよぅ」1位

球磨「クマー…やっぱり北上の使うオリマーは凶悪だクマ…」2位

提督「つ、強すぎる…」

多摩「こいつら滅茶苦茶やりこんでるにゃ。ガチ勢ってやつだにゃ」

提督「まじかよ…」

北上「てーとくさぁー、あんな大口叩いてた割には弱すぎんじゃないの〜?にしし」

提督「ぐっ…お前には3タテされてるから言い返せねぇ…」

大井「……ダッサ……」ボソッ

提督「」グサッ

木曾「…まぁ…なんだ、たかがゲームなんだしそんな落ち込むなって」

提督「…うあぁぁ木曾ぉぉこいつら寄って集って俺をいじめるよぅ!」ダキー

木曾「あっはっは、よしよし仕方ねぇなぁ…」ナデナデ

球磨「」

多摩「」

大井「」

北上「……あ、あれ?提督ってさぁ…そんなふうに人に抱きつくような人だったっけ?」

木曾「!」ハッ

提督「んだよ、いいだろーお前らにリンチされて悲しかったんだよー」ギウー

球磨「…怪しいクマ」

大井「……」スッ

提督「やめろ大井、その魚雷は俺に効く、やめてくれ」

大井「あの、提督?あなたそう言って木曾にセクハラしたいだけなんじゃありません?サイテー」ゴスッグリグリ

提督「やめろォ!!別にそういうつもりじゃねぇ、お前も別に気にしねぇだろ!?木曾ぉ」

木曾「……」ボー

提督「…あれ?木曾さーん?おーい"っいでででやめろ、やめろ大井!痛い!」グリグリ

木曾「提督は犠牲になったクマ…」ナムー

提督「勝手に殺すな!痛いっおい木曾!返事してくれっ」ゴスッゴスッ

木曾「……へぁっ、あ、あぁ提督、すまん何だ聞いてなかった、って大井何やってるんだ!?」

提督「そいつを止めてくれ頼む!!」ベチベチ
164 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/12/06(土) 18:34:34.76 ID:YB5BMKg90
木曾「お、大井、やめてやれ!俺は気にしてねぇから!」

大井「どいて、そいつ殺せない」

北上「ま、まあまあ大井っち、ほら木曾っちもいいって言ってるんだしそのへんにしてあげたら?」

大井「…北上さんが言うなら…」

多摩「大井の機嫌が悪くなってるにゃ…提督はこれ以上刺激しないうちに」ボソボソ

提督「っつつ…そうだな、仕方ないもう出て行くか…」ボソボソ

提督「あ、あぁすまんなみんな、ありがとういい暇つぶしになったよ…そんじゃあな」

球磨「ん、また一緒にスマブラやるクマ」ノシ

多摩「気をつけて…にゃ」ノシ

北上「お、お疲れー提督ぅ、次はちゃんとゲムヲ練習してきなよー?あはは…」

大井「…ちっ…なんでこんなのが…」ボソボソ

北上「大井っち」ジト

大井「うっ…て、提督、それでは御機嫌よう…」ヒキツリ

木曾「…はぁ…じゃあな提督、気ぃ抜きすぎてなんかやらかすんじゃねぇぞ」

提督「あぁ、じゃ、またな」

ばたん。

大井「ほんっと信じられないわ、年頃の女の子に思い切り抱きつくとかセクハラじゃないのよ!」

北上「…なぁに大井っち、もしかして嫉妬ぉ?」ニヤニヤ

大井「え"っ…い、嫌だぁ北上さんそんなわけないじゃない、私は北上さん一筋で…」///

球磨「はいはい御馳走様だクマ」

多摩「ここまで露骨だといっそすがすがしいにゃ」

大井「だ、だから違うって言ってるじゃない!」/// アセアセ

木曾「あはは…賑やかだねぇ」

木曾(…ついいつも姉貴たちにやるようなノリで反応しちまったが、よく考えてみりゃあ…)

木曾(……っ、あの馬鹿……)///


―――――――――
――――――
―――


提督「うあー…大変な目に遭った…大井あの野郎…野郎じゃないが」

提督(次は誰んとこに遊びに行こうか)

提督「…うーし、↓×3のとこにするか」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 18:40:31.81 ID:SEXO8o3QO
でち公
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 18:41:58.83 ID:/lvvG2vXO
北上さんか…
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 18:42:58.11 ID:Xu6fKLZoo
5航戦
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/07(日) 00:49:05.75 ID:DGZTW1Pl0
きそにくまのごびがうつってやがる…再開乙です
169 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/12/07(日) 06:55:30.17 ID:PxSXOLwQ0
>>168
あ!
やばい気付かんかった
しくじったなぁ
脳内保管おなしゃす
170 : ◆Ear7SFfAVg [sage]:2014/12/09(火) 05:04:07.28 ID:d/n5XQq30
なんか、番外編書いてたら異様に長くなってきたんで、そのうち新しく別のスレ建てて独立させるやもしれませぬ
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/09(火) 21:34:07.73 ID:VMtmxjWR0
楽しみにしてまする
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/10(水) 00:34:45.77 ID:8Pemfn1Io
期待
173 : ◆Ear7SFfAVg [saga]:2014/12/20(土) 14:30:52.60 ID:U4zQJnMK0
<番外編:誘惑>


―――――――――
――――――
―――


加賀「この兵装なのだけど…」

提督「うーん、今度の作戦にはちょっと力不足かもな」

加賀「ではより強力な装備の開発に着手しましょうか」

提督「そうだな、それなら予算は少し多めに…」

こんこん。

愛宕「第2艦隊所属、重巡洋艦愛宕です」

提督「どうぞ」

がちゃり。

愛宕「失礼しまぁす、第2艦隊、ただいま帰投しました」

提督「お帰り、どうだった?」

愛宕「敵は全滅、こちらの被害は軽微よ」

提督「そうか、それじゃ戦闘詳報を」

愛宕「はい、こちらです♪」

提督「確かに。…結構損傷してるな、大丈夫か?」

愛宕「うーん…ダメかもぉ」ギュッ

提督「ちょっ」///

加賀「…」イラッ

加賀「愛宕さん、提督が嫌がっています」

愛宕「えーっ、提督、ホントなの?」

提督「嫌ってわけじゃないが…」

愛宕「ほらぁ、嫌じゃないって♪」

加賀「あの……」イライラ

愛宕「やだぁ、加賀さん顔が怖いわ…ねーえ提督、ちょっと私今ボロボロで…整備、してくれません?」

加賀「愛宕さん」イライライラ

提督「お前……はぁ、しょうがない…おい、いったん離せ」

愛宕「はぁい♪」

加賀「…提督?」

提督「よっと…」ガタッ

提督「そんじゃ愛宕、ちょっと着いて来てくれ」

愛宕「ふふっ、加賀さん、それじゃ行ってくるわね♪」

愛宕(ドックまで連れて行ってくれるだけでしょうけどね。私だってそのくらいの分別は弁えてるわ♪)

加賀「提督」ギロッ

提督「あぁ、加賀も心配なら来い」

加賀「えっ」

愛宕(まぁそうよねぇ)
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