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提督「安価で艦娘に甘えよう」
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174 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/20(土) 14:31:18.62 ID:U4zQJnMK0
―――――――――
――――――
―――
愛宕「……え?」
加賀「ここは…ガレージですか」
提督「そうだ、鍵付きシャッター付きのな」ガチャン ガララララララ
愛宕(え!?え、提督、冗談よね?私だってあれはさすがに冗談のつもりよ?)オドオド
加賀「…提督?」
提督「ちっと待ってろ」スタスタ
加賀「…あの」ギロッ
愛宕「えっ違、えっと、私もこういうのは予想してなかったっていうか…」ビクビク
加賀「…?それはどういう…」
愛宕「ほ、ほんの冗談だったのよ!てっきり提督もノってくれてるだけかと…」アワアワ
加賀(提督…?まさか、あの人がそんな真似するわけ…)
提督「お ま た せ」ガラガラ
愛宕「」
加賀「…その赤いラックは…」
提督「スナップオンのフルセット」ガチャガチャ
加賀(あっ…(察し))
愛宕「…え?えっと…」
提督「整備してほしいんだろ?」ガッチャンガチャン
愛宕「た、確かに言いましたけど…それ自動車用じゃ…」
提督「お前を完動品に仕立てや・・・仕立てあげてやんだよ、お前を完動し・・・品にしたんだよ!お前を完動品にしてやるよ(妥協)」
加賀(噛みすぎ…)
愛宕「えっと…えぇっと…」アセアセ
提督「重巡になるまでやるからなオイ!」
愛宕「私もう重巡よ!?」
加賀「あまり痛くしないであげてくださいね」
提督「かしこまり!」
愛宕「痛く!?えっ痛くする方法があるの!?ちょっと!い、嫌ぁぁぁぁ!!」
このあと滅茶苦茶フィックスした
175 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/12/20(土) 14:58:20.02 ID:wiNyoDtZO
たまげたなぁ
176 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2014/12/20(土) 16:23:42.38 ID:U4zQJnMK0
ちょっと言葉足らずだったかもしれませんね
>>173
より
「整備、してくれません?」を
「整備(意味深)、してくれません?」と訂正致します
177 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/12/20(土) 18:43:34.72 ID:/6Gul0m6o
お前ホモかよぉ!
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/23(火) 21:49:19.94 ID:A2GM3c4B0
アタフタしちゃう愛宕可愛い
179 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/26(金) 02:04:21.42 ID:d3edNMhD0
<番外編2:クリスマス>
※本編よりも時系列は後になります。従って加賀さんと提督の距離感が異なりますがご了承ください
つーか君たち本編のほうの安価でそろそろ加賀さん取ってあげてください
―――――――――
――――――
―――
提督「ふぅ〜…あーやっと片付け終わった…あぁぁぁコタツがあったかいぃぃぃ」モソモソ
加賀「お疲れ様」コトリ
提督「お、ありがとう」ズズー
提督「ぷぁー、お茶が美味い」
提督「……」ズズッ
加賀「……」
提督「パーティー楽しかったな」
加賀「ええ、そうね。お料理もとっても美味しかったわ」
提督「だからってあんなに食べるかぁ?」ニヤリ
加賀「っ…仕方ないじゃない、それだけ美味しかったのだから」///
提督「とか言っといて俺自身チキンバクバク食ってたしまぁ、おあいこだな、あっはっは」
加賀「…ふふっ」
提督「そういやクリスマス初めてだってやつも結構いたな」
加賀「そうね、随分と新しい子が増えたものね」
提督「おかげでここも前にも増して賑やかになった…」
加賀「……ケーキって、あんなに美味しいものなのね。特にあの甘くないやつなんて絶品だったわ」
提督「おっ、そうだろそうだろ、あれ俺のお気に入りの味なんだよ。甘さ控えめの紅茶スポンジに甘くないビターチョコクリームの組み合わせ」
加賀「あれチョコだったの?やっぱり」
提督「…あ、そうだ、ケーキって言えば叢雲がさぁ」
加賀「叢雲ちゃん?」
提督「最初は『クリスマス?そんなもの興味ないわ』みたいな態度だったくせに俺がケーキ食わせた途端に目ぇ輝かせてんの、『何コレおいひぃ!』なんて言ってさぁ」
加賀「…あの子らしいわね」クスッ
180 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/26(金) 02:05:11.77 ID:d3edNMhD0
提督「…あぁ〜…っとぉ…」モゾモゾ
加賀「こっちに来る?」
提督「ん」イソイソ
加賀「……」ゴソゴソ
提督「……」モソモソ
加賀「……」
提督「……」ボスッ
加賀「……」ナデナデ
提督「……」
加賀「すっかり甘えん坊ね」ナデナデ
提督「お前のせいだ」
加賀「ふふっ」ナデナデ
提督「…お前結構飲んでる?」クンクン
加賀「ええ、たまには」ナデナデ
提督「そっか」
加賀「……」ナデナデ
提督「……」
加賀「……耳かきでもする?」ナデナデ
提督「あー…いい、こないだ大井にやってもらったばっかだから」
加賀「……」バシッ
提督「いった!仕方ないだろお前、『耳かきされるのと魚雷で爆発四散するの、どっちが良いですか?』なんて言われたら逆らえると思うか」
加賀「…後であの子にはお灸を据えなくちゃ駄目ね」ムニムニ
提督「やうぇてやれ、っつーかおうぁえほっふぇいじんな(やめてやれ、っつーかお前ほっぺいじんな)」
加賀「……」サワサワ
提督「……」
加賀「…来年も」プニプニ
提督「ん?」
加賀「来年も…また、クリスマス、お祝いしたいわ、みんなで」ナデナデ
提督「…そっか」
加賀「ええ」ナデナデ
提督「じゃあ来年もきっちり計画立てとかないとな」
加賀「……」ギュッ
提督「…安心しろって」ナデナデ
加賀「……」
提督「俺の目が黒いうちは大丈夫だから」スッ
加賀「……」
提督「来年も、再来年もクリスマスパーティーまたやろうな」ワシャワシャ
加賀「…ええ」
提督「みんなで」ワシャワシャ
加賀「…ええ、そうね。また」
181 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/26(金) 02:05:44.93 ID:d3edNMhD0
提督「……」ナデナデ
加賀「……」
提督「…あれ、もうこんな遅いのか」
加賀「あら、本当…」
提督「そろそろ寝るか」
加賀「そうね、もう寝ましょう。私もさすがに眠いわ」
提督「…今晩寒いからさ」
加賀「…?はい」
提督「一緒に寝たいな」
加賀「……大井さんと?」
提督「っ!…てめぇなぁ…」///
加賀「ならもっとちゃんと断るようにして頂戴」
提督「……可能な限りは努力する」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……」
提督「分かりましたよ!ちゃぁんと断りますよ今後は!」
加賀「絶対よ?」
提督「絶対!」
加賀「嘘ついたら」
提督「艦載機1000機?」
加賀「ええ」ニコッ
提督「はぁ…こりゃ苦労しそうだぁ」
182 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2014/12/26(金) 02:11:03.90 ID:d3edNMhD0
というわけで以上、ちょっとひねったクリスマスネタでした
特にオチはありません
クリスマスのお話も楽しそうですが…ちょっと出遅れたのと、あとはいろんな方がもう同様のネタで書いてるでしょうし、そんなわけで私はクリスマスの「終わった後」の夜の場面を、しっとりと。
はぁ、いい加減本編も進めなきゃ(使命感)
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/26(金) 03:46:05.98 ID:lHGItkIDO
乙
184 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2014/12/26(金) 22:08:48.38 ID:d3edNMhD0
作中の提督と加賀さんは鎮守府のみんなとクリスマスパーティーを楽しんだ後コタツでいちゃついた
一方作者は料金の払い忘れでガスを止められた中一人寂しく期限切れの鳥ささみと出来合いのトンカツをビールで流し込むのであった
その心は涙すら出ぬ程に乾ききっていた
せめて作中の2人には最大限幸せになってもらおう
寒空の下私はそう誓ったのであった
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 01:20:24.64 ID:FwO1VnJR0
乙でした
186 :
ほんへ
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/27(土) 06:17:34.55 ID:TJq1q3yi0
提督「……うーん決まらん…っとぉ?」
瑞鶴「あ、提督」
翔鶴「こんにちは」
提督「お前らか、こんにちは」
瑞鶴「こんな昼間っから出歩いてどうしたのよ?」
提督「いやぁ仕事無くて暇でさぁ…」
翔鶴「あ、それなら今から私達お茶にするんですけど、よろしければご一緒にいかがですか?」
提督「おぉ、ありがたい。そんじゃご一緒させてもらおうかな」
―――――――――
――――――
―――
翔鶴「はい、提督」コトリ
提督「ありがとう」
翔鶴「瑞鶴のぶんも」コトリ
瑞鶴「ありがと、翔鶴姉」
翔鶴「お茶菓子は羊羹です」
提督「お、羊羹!おいしそうだ」
瑞鶴「いただきまーす!んーおいしー」
提督「いただきます」ズズー
翔鶴「いただきます♪」
瑞鶴「あ、そうだ!提督さー、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
提督「ん、何?」パクッ
瑞鶴「加賀さんとなんかあったの?すっごい不機嫌な顔して私達の部屋に乗り込んできたんだけど…」ズズー
翔鶴「あ、それ私も気になってました。あの…喧嘩でもなさったんですか?」
提督「……あいつそんなことしてたのか」
瑞鶴「もー大変だったのよ!?いきなり乗り込んできて私達のことド突きまわしてきたかと思ったら突然泣きべそかき始めるし、何があったんですかって聞いても『あなた達には関係の無いことよ』って言ってなんにも教えてくれないし…」
翔鶴「2人でなんとかなだめすかしましたけど、本当に大変だったんですよ?」
提督「…あいつは全く……」ズズー
翔鶴「何があったのか、教えていただけませんか?」
提督「…実はな―――」
187 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/27(土) 06:19:18.66 ID:TJq1q3yi0
かく かく しか じか
提督「―――というわけで、たぶん拗ねてるんだと思う」パクッ
瑞鶴「……前から思ってたんだけどさ」
提督「ん?」
瑞鶴「あの人って結構…くふっ、可愛い人よね」
提督「わ か る わ」
翔鶴「ちょ、ちょっと瑞鶴…先輩よ?」プルプル
瑞鶴「そういう翔鶴姉だって笑いそうになってるじゃない…」フルフル
提督「な、いじめたくなるだろ?」
瑞鶴「…ていうか、それじゃ提督のせいで私達加賀さんに八つ当たりされたんじゃない!」
翔鶴「そ、そうですよ、さすがにそろそろ加賀さんに甘えてあげたほうがよろしいんじゃないですか?」
提督「…えー、なんかやだ」
瑞鶴「やだ、って…」
提督「あ!そうだ」
翔鶴「…?」ズズッ
提督「お前達にも甘えといて、それを加賀に報告しよう」ニヤァ
瑞鶴「…ちょっとそれ洒落にならないんだけど」
翔鶴「あ、それいいかも…」
瑞鶴「ちょっ翔鶴姉!?また私達がド突かれる羽目になるわよ!?」
提督「大丈夫だよちゃんと俺がケアしとくから」ケラケラ
翔鶴「ほら提督もこうおっしゃってるし」
瑞鶴「そういう問題じゃないわよ…」
翔鶴「それじゃ提督?どうぞ♪」パッ
提督「うわー、翔鶴姉〜!」ダキッ
翔鶴「わ…うふふ、弟ができちゃったわね♪」ナデナデ
提督「翔鶴姉ーー!」
188 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/27(土) 06:20:31.28 ID:TJq1q3yi0
瑞鶴「しょ、翔鶴姉何やってんの!提督も!いくらなんでもそんな、翔鶴姉に抱きついてんじゃないわよ!」キー
提督「えー…」ジト
瑞鶴「っ…な、何よ…」
提督「んじゃ瑞鶴に甘えるぅ」ガシッ
瑞鶴「ちょおっ!?馬鹿!セクハラ!やだ離して!」///
翔鶴「あらあら」
提督「瑞鶴ぅ〜……お前華奢だなー」
瑞鶴「……〜!」ワナワナ
瑞鶴「全機爆装、準備出来次第発艦!目標、この馬鹿提督、やっちゃって!」ビシィッ
提督「お前今艤装着けてないだろ…」
妖精「ドーモ、提督=サン。艦爆隊です」ブゥゥゥゥゥゥゥン
提督「アイエエエ!?エクサ!?エクサナンデ!?」
瑞鶴「死ねーーーー!」ピュゥゥゥゥゥゥ
提督「アバーッ!」ドカァン
瑞鶴「出てってよ!もー!」///
提督「た、退避ー!あ、羊羹ご馳走様!じゃあな!」ダッ
がちゃっばたん!
瑞鶴「…んっ…もーなによあの人!なんなのよー!」///
翔鶴「もう瑞鶴ったら、あそこまでやることないじゃない」
瑞鶴「唐突すぎるのよ…ていうか完全にセクハラだったじゃないのよ!あんなのびっくりするに決まってるわよ!」プンプン
翔鶴「…私は、そこまで嫌な気はしなかったけど?」
瑞鶴「……えぇ〜…?」
―――――――――
――――――
―――
提督「怒られちった」
提督(さすがに悪ふざけが過ぎたなぁ…っつっても一応訓練用の模擬爆弾だったし、本気で怒ってたわけじゃなさそうだけど)
提督「さーてお次は誰んとこに行くかな…」
安価↓×3
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 06:53:58.57 ID:2HXtLthr0
雪風
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 07:11:26.21 ID:fwhgnp33O
陽炎
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 07:14:02.61 ID:nwDU8JscO
時津風
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 07:14:04.21 ID:bfR64hVD0
あきつ丸
193 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2014/12/27(土) 11:00:36.79 ID:TJq1q3yi0
うーんこの
加賀さんはいつになったら甘えてもらえるのか
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2014/12/27(土) 12:41:57.62 ID:Bq70PTg60
どっかで区切り決めてもう加賀さん書いちゃえ
取れないけど見たい
195 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2014/12/27(土) 12:53:49.39 ID:TJq1q3yi0
>>194
でもこれはこれでおいしいと思ってる自分がいるんですよねぇ(ゲス顔)
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 19:34:08.11 ID:Bq70PTg60
あんまりおあずけす?と病みそうで怖い
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/28(日) 00:41:03.06 ID:6cCAsifp0
乙でした
いやいや、もう少し焦らそう
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/28(日) 01:42:56.75 ID:fatqi8E4o
乙
ここまで来たら加賀さんはラストにして全艦制覇やな(ゲス
199 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2014/12/29(月) 01:54:22.63 ID:Jfgv3hIR0
<閑話>
当方、他の艦これSSなども好きで色々と拝見させていただいているのですが
先日とある安価系SSがある種の安価荒らしの出現によって内容を滅茶苦茶にされ、それに伴ってどうやら作者さんも書く気力を失くしてしまったらしく…
同様のSSを書いている身としては、なんともいたたまれない気持ちです
…が、それと同時に当SSがいかに平和であるかということを思い知らされたのもまた事実です
(といっても、そちらと異なり当SSでは艦娘の名前くらいしか安価を取るものが無いということもあるのでしょうが…)
当SSを暖かく見守ってくださっている心優しい皆さんに、改めて深くお礼申し上げます
今後もうちの提督と加賀さん、そして鎮守府のみんなをよろしくお願いいたしますね
……おい!誰だ今「荒らしにすら見向きもされない不人気SS乙」とか言ったやつ!
やめろ!作者はメンタル強くないんだ!ラわーん
あ、次の更新はたぶん年明けになりまする
<閑話休題>
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 01:55:35.61 ID:LzWbT78u0
多分だけどこういうこと書いたら荒らされると思う
201 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2014/12/29(月) 02:29:49.15 ID:Jfgv3hIR0
(アカン)
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 09:43:07.18 ID:eeV0VgCg0
荒らしにすら見向きもされない不人気SS乙(棒)
だが俺は応援してます
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 14:39:09.43 ID:/QN8A+3V0
把握、のんびり待ってます
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 18:40:51.94 ID:0TNiQeBu0
甘える(看病される
これはやっちゃいけない
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 19:41:47.11 ID:DnJpx/5jo
それでも私は加賀さんを推すよ!
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/29(月) 22:52:50.34 ID:HP9OLvJno
加賀さん安価したらスレ終わっちゃう感ある
207 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2014/12/30(火) 03:49:44.42 ID:/4/RzKpQ0
次は年明けと言いましたが…
続きが思ったよりあっさり書けちゃったので今からもう1編だけ投下します
これがほんとの今年最後です、たぶん!
208 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:50:26.85 ID:/4/RzKpQ0
提督「んー…悩む」
<あ!しれぇ!
提督「んお?おぉ時ちゃん」クルッ
時津風「しれえええええ!」ダダダダ
提督「おいあんまり走ると危ないぞー」
時津風「どーん!」バフッ
提督「う"ふっ…相変わらず元気だなぁお前」ポンポン
時津風「ねー何してんの?」
提督「なぁんも。暇ー」ブニブニ
時津風「ほっぺいじるなぁー」
提督「だってやわっこいんだもの」ムニムニ
時津風「もー…あ、そーだしれぇ!暇ならさ、あたしにかまってよー」
提督「ほんっとお前いっつも人に甘えんのなー…」ハッ
提督「……」
時津風「…?」
提督「お前さぁ、人に甘えるの上手だよな」
時津風「ん?んー…そうかなぁ?自分じゃよく分かんないけど」
提督「人への上手な甘え方ってのをちょっと教えて欲しいんだが」
時津風「えー?そんなのよく分かんないよあたし…てかいきなりどしたのしれぇ、頭おかしくなっちゃった?」
提督「お!辛辣ゥー!…じゃなくて、単にもっとお前らと仲良くしたいだけだよ、そんだけ」
時津風「…ふーん」
提督「あ、そうだあれだ、俺とお前の立場入れ替えるような感じで練習してみようか」
時津風「えっ…えぇ〜…それ、けっこう見た目キツいと思うけどなぁ」
提督「あのさぁお前さぁ、これ前から思ってたんだけどけっこー毒舌な!心に刺さる!」
時津風「そー言われてもなぁ〜…え、ほんとにやんの?」
提督「ダメか?わりと真面目な話なんだが…」
時津風「えー…んー…んー、しょーがないなー今回だけだよ?」
提督「ありがとう時ちゃーん」ナデナデ
時津風「んふふー♪」
209 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:54:50.51 ID:/4/RzKpQ0
時津風「それじゃあどこから練習するの?」
提督「そうだなぁ、さっきみたいに出会ったところからかな」
時津風「分かったー」トテトテ
時津風「…しれー、準備いーい?」クルッ
提督「OKー」
時津風「えっとー…『あー、しれぇだー』」
提督『あっ!時ちゃん!わーい!』ダカダカ
提督『えーい!』ギュッ
時津風『ひゃっ…んもーしれぇは甘えんぼさんだねぇ』ナデナデ
提督『ふわぁ〜ていとく、時ちゃんにあたまなでられるの、すきー』
時津風「……」ベチッ
提督「いってぇ!!」
時津風「たたくよ?」
提督「叩いてから言うなよ!なんで!?なぜにひっぱたいた!?」
時津風「ちょっと、さっきの気持ち悪すぎるんだもん…」ヒキー
提督「やめろよ俺だってそのくらい承知でこんな三文芝居打ってんだからちょっとー!」
時津風「はぁ、もーしょーがないなぁ…じゃあやり直し、今度はさっきみたいな気持ち悪いのやめてよね」ジロッ
提督「分かったよ…えーとそんじゃあ…『あ、時ちゃん…』」
時津風『どーしたのしれぇ、あんまり元気ないね』トテトテ
提督『ああ…実はちょっとお仕事でミスしちゃってね、それで上からかなり叱られちゃったんだ…はぁ…』
時津風『あっそ!そんなのあたしの知ったこっちゃないね!じゃ!』クルッ
提督「おい待て待て待て待て!」
210 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:55:30.64 ID:/4/RzKpQ0
時津風「なぁにしれぇ」クルッ ニヤニヤ
提督「コントじゃないんだから…ってお前なんだそのツラ!うーわむっかつく!」
時津風「ぷっ…ぷ、ぷふー!」ニヨニヨ
提督「あのさー、そこは甘えさせなきゃダメでしょ!甘える練習なんだから!」
時津風「く、ふふっ…分かったよぉ、まじめにやるって」
提督「ったく、そんじゃさっきの続きからな?『上から叱られちゃったよ…時ちゃぁん』」
時津風『そっか…大丈夫だよしれぇ、つらかったら時津風に甘えていいよ?』
提督『…時ちゃん…ありがとう…』ギュッ
時津風『よしよし、いい子いい子、しれぇはいい子』ナデナデ
提督(あっ、これ気ぃ抜くとわりとやばいかもしれん…)
提督『う、うぅ…時ちゃ〜ん…』
時津風『よーしよし、それじゃーしれぇ、お手!』
提督「…え?はっ、はぇ!?あ、あーえっと、『わん!』」ポムッ
時津風『おかわり!』
提督『慢心しては駄目』ポムッ
時津風『おすわり!』
提督『わん!』ザッ
時津風『四つんばい!』
提督「わ…へぁ!?あーえっと…」
時津風『おうあくしろよ!』
提督「おいまて誰に教わったんだそれ」
211 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:56:28.55 ID:/4/RzKpQ0
時津風「それ?」
提督「『あくしろよ』って…」
時津風「漣ちゃんだよー」
提督「…〜んのヤロ……あとでシメとこ」ボソボソ
時津風「?」
提督「時ちゃん、それダメ、絶対に使うなよさっきの『あくしろよ』ってやつ」
時津風「え、なんで?」
提督「元ネタがあるんだけどすーっごい下品なやつだから。少なくとも女の子が使っちゃダメ!分かった?」
時津風「んー…分かったぁ」
提督「ったくなぁんであいつはこう知らんやつにまでネットスラング教えちゃうかなぁ…」
時津風「んー……んぅ?あー、加賀さん!どーしたのー?」
提督「ウェ!?」バッ
加賀「…………」ゴゴゴゴゴゴ
提督「…あー…ど、どしたー?」
加賀「……いえ、時津風ちゃんと随分仲がよろしいようで。何をなさっていたんですか?」ジロリ
提督「ひっ」
時津風「しれぇがね、人に甘える練習がしたいって言うから付き合ってあげてたんだよー」
加賀「!」
提督「あっ馬鹿!」
加賀「………そう」チラッ
提督「あー…うん、そういうことです…」///
加賀「……分かりました。ありがとう時津風ちゃん、あなたはもう行っていいわ」
時津風「うん!んじゃ加賀さん、しれぇ、またねー」フリフリ トテトテ
提督「…………」///
加賀「……本当ですか?今の話」
提督「……うん」///
加賀「……そう」
提督「……」///
212 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:57:01.34 ID:/4/RzKpQ0
加賀「…私には」
提督「ん?」///
加賀「私には、まだ甘えてくださらないのですか?」
提督「え?」
加賀「おっしゃったではありませんか、後で甘えてくださると」
提督「え、あー…いや、あれからまだ1日しか経ってないぞ?」 注)このお話も長々やってますがまだAL/MI作戦終了の翌日です
加賀「でもその間にいろんな娘達に甘えたのでしょう?三日月ちゃんや赤城さん達に」
提督「…確かにそうだが」
加賀「ではいい加減私に甘えてくださっても良いではありませんか」ズイッ
提督「お、おう…」ヒキッ
提督(…こいつは何をそう焦ってるんだ?…そこまで俺に甘えて欲しいのかこいつは)
加賀「……それとも私に甘えるのは、本当は嫌なのですか?」
提督(……全くこいつもまぁ物好きだこと。よりによって俺かよ、こんな…)
加賀「あの、聞いていらっしゃいますか。返事を…」
提督「今でいいのか?」
加賀「っ……それは…どういう…」
提督「楽しみは後に取っといたほうがいいんじゃないか?って言ったんだ」
加賀「……後、ですか」
提督「そうだ。具体的には、そうだな…」スッ
213 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:57:39.33 ID:/4/RzKpQ0
提督「っ……夜、とか」ボソッ
214 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 03:58:07.95 ID:/4/RzKpQ0
加賀「!?」
提督「そうだな、消灯時刻を過ぎみんなが寝静まった頃…俺がお前の部屋に行く」ボソボソ
加賀「…っ!」/// カァーッ
提督「そうすればおそらく誰にも邪魔されずに…思う存分俺が甘えられる」ボソボソ
加賀「……」///
提督「……」スッ
提督「…これでいいか?」
加賀「っ!は、はい…」///
提督「んじゃ、フタフタサンマル頃お前の部屋に」
加賀「はい…お、お待ちしています…」///
提督「じゃーな」スタスタ
加賀「…………」///
加賀「…これって、たぶん、アレよね…」///
加賀(えぇと…いきなりすぎて…ど、どんな格好をしていればいいのかしら…というか今日って大丈夫な日だったかしら、それと、それと…う〜〜〜…)/// グルグル
―――――――――
――――――
―――
提督(あいつといい大和といい武蔵といい…こんな男になんだって執着するかね)
提督(…さっきあいつの耳に顔を近付けたときの匂い)
提督(良い匂いだったがシャンプーだとか制汗剤だとか、おそらくそういう匂いじゃなかった…たぶん、そういうことなんだろう)
提督(…後ではっきりさせとかねぇとな)
安価↓×3
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/30(火) 04:04:09.03 ID:whdR7Prf0
こんな深夜に下3なんて遠いぜ!
これは加賀とのプレイ内容?それとも夜までに甘える別艦娘?
216 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2014/12/30(火) 04:08:23.66 ID:/4/RzKpQ0
追記
安価は艦娘名でおなしゃす
言葉足らずですんません!
安価踏んだならば↓で
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/30(火) 04:33:38.86 ID:u4smdIaQO
春雨ちゃんオネシャス
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2014/12/30(火) 10:05:41.88 ID:85aiAxo80
陸奥
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/30(火) 20:25:20.23 ID:C70Z3eZ30
愛宕
220 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/01(木) 04:39:15.09 ID:Gua/8dkG0
<番外編3:お正月>
―――――――――
――――――
―――
TV『―――新年まで! 3!2!1!あけまして、おめでとうございまーす!!』
加賀「……」
提督「…加賀、あけましておめでとう」
加賀「あけましておめでとう、今年も1年よろしくお願いします」
提督「いえいえこちらこそよろしくお願いしますー」フカブカ
加賀「ふふっ」
提督「いやー…なんだかんだ2014年もあっという間だったなぁ」
加賀「本当ね、ついこの前まで夏だと思っていたら、気が付けばもう年越しなんだもの。光陰矢のごとしとはよく言ったものだわ」
提督「色んな意味で濃い1年だったよなぁ去年は…」
加賀「それだけ充実していたということなんじゃないかしら」
提督「…ダレガデー!ダレニトウヒョウシデモー!」
加賀「…そういえばそんな人もいたわね…ああいう人達、なんて呼ばれてるんだったかしら?」
提督「ネットじゃ漫画になぞらえて『キセキの世代』なんて呼ばれてたっけな」
加賀「そうそう、そうだったわね。願わくば今年はあんな人達が出てこないことを願うばかりだわ」
提督「全くだ」
こんこん。
??「提督ー、起きてる?」
提督「ん、川内か。どうぞー」
221 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/01(木) 04:40:00.42 ID:Gua/8dkG0
がちゃり。
川内「…あ、加賀さんも起きてたんだ。あけましておめでとう!提督、加賀さん」
加賀「あけましておめでとうございます」
提督「あけましておめでとう。どうした?こんな時間に…正月早々夜戦かぁ?」
川内「もー、違うよ、そんなわけないじゃん。初詣だよ、今から行こうよ」
提督「んー俺も年明けてすぐに行こうと思ってたんだけど、年明ける前にもう眠くて寝ちゃった子が何人かいたから昼間にしようってなったんだ。ごめんな」
川内「えー?やだなぁ、だって昼間だと余計神社混むじゃん」
提督「しょうがないだろ、寝てる子だけ置いて行っちゃうわけにもいかないし…せっかくなんだしみんなで行こうぜ」
川内「むー…まぁ、仕方ないかぁ…分かった、昼間ね」
提督「つーわけでもう寝ろよ?昼間ったってわりと朝早いからな」
川内「分かってるよ、そんじゃ2人ともおやすみ〜」ノシ
提督「おやすみー」
加賀「おやすみなさい」
ぱたん。
提督「…はぁーそっかぁ…年明けたんだなぁ」
加賀「そうよ、今更何言ってるの」
提督「いやぁ…やっぱり実感に乏しくて」
加賀「まぁ、そんなものよね確かに…そういえば暁ちゃんは?こういうときこそムキになって起きてそうな子だけれど」
提督「俺が寝かせた。眠そうに目ぇこすってるから、『レディだったら無理に夜更かしなんてしないぞ』っつって、そしたら分かった、って」
加賀「それが良いわね」
提督「…うし、俺達もそろそろ寝るか」
加賀「そうしましょう」
―――――――――
――――――
―――
加賀「そういえば最近はいつも一緒に寝てるわね」
提督「そうだなー…思えばあれから半年近く経ってんのか」
加賀「…早いわね」
提督「そうだな……改めて、これからもよろしくな」
加賀「…ええ、よろしくね―――○○さん」
提督「……ん。じゃ、電気消すぞー」パチンパチン
加賀「おやすみなさい」
提督「おやすみ」
222 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/01/01(木) 04:42:59.33 ID:Gua/8dkG0
というわけでみなさん、あけましておめでとうございます
本当は年明けてすぐに投下予定だったんですが、色々とやることがあって書くのが遅くなっちゃいました…
それでは、のんびり進む当SSを今後ともよろしくお願いします
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/01(木) 09:23:00.07 ID:4wh+91nmO
あけおめ
224 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/02(金) 07:28:24.74 ID:ebL65Iw70
<番外編4:餅つき>
―――――――――
――――――
―――
提督「お正月といったらやっぱりこれ!餅つきを始めまーす!」イエーイ
赤城「!」ガタッ
提督「座れ」
赤城「はい…」/// スッ
天龍「ところで餅は誰がつくんだ?」
大和「それは」ズイッ
武蔵「私達に任せてくれ」ズイズイッ
長門「…私の出番は無いのか?」
提督「あいつらが疲れたら交代してもらうから」
長門「…!そうか。分かった、任せろ!」フンス
―――――――――
――――――
―――
武蔵「せーのっエイッ!」ダンッ
大和「ほっ!」クルン
武蔵「エイ!」ダンッ
大和「ほっ!」クルン
ダンッ ダンッ ダンッ
提督「…いやー流石の手際だ、やっぱあいつらパワーが違うねパワーが」
金剛「POWWWWWEEEEEEEEEEEEEEEERRRRRRR!!!!!!」
提督「お前はどこのイギリス人だよ」
漣「余裕の手際だ、馬力が違いますよ」
提督「キャデラックにでも轢かれてろ」
225 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/02(金) 07:28:59.68 ID:ebL65Iw70
プリンツ「おお〜…これが、日本伝統のモチツキ?というやつなんですかぁ…」
ビスマルク「ふぅん、なかなか面白そうじゃない!アトミラール、あれ、私がやってあげてもいいのよ?」フフン
提督「……駄目」
ビスマルク「…何よ、まさか日本人以外がやっちゃいけないなんてルールでもあるのかしら?」
提督「…あのな、ビス子」ズイッ
ビスマルク「っ…!い、いきなり何?真剣な顔して」
提督「お前は餅の恐ろしさを知らない」
ビスマルク「!?」
プリンツ「えっ…ど、どういうことですか?何か危ないことでも…?」
提督「危ないなんてもんじゃない。日本じゃ毎年餅による事故で多くの人間が亡くなっているんだからな」
プリンツ「ええぇぇぇっ!?」
提督「ちなみに今年も早速2人が亡くなった。ご冥福を祈るばかりだ」
ビスマルク「なっ…ど、どうしてそんな危険なものを毎年作り続けてるのよ!?」
提督「もちろん常に危険と隣り合わせってわけじゃないよ、ちゃんと正しい手順に則って取り扱えば事故なんて起きやしない。ただし一歩間違えると…」
プリンツ「あ、あわわわ…」
ビスマルク「そ、そんな…まさかあのモチっていうのがそんなに危険な代物だったなんて…」
提督「そう、だから餅の製造や取り扱いはきちんとした知識と経験がある人間がやらなければならないんだ。ビス子、お前も新年早々命を落とすような真似はしたくないだろう?」
ビスマルク「う…そうね、分かったわアトミラール。この国できちんとモチの取り扱いについて学ぶまでは、残念だけどこうして眺めるだけにしておくわ」
プリンツ「ということは、あんなに素早くモチツキをしている大和さんと武蔵さんって…」
提督「もちろん熟練者だ。普通の人間が5年はかかるところをあの2人は2年足らずでマスターしたんだぞ」
プリンツ「す、すっごーい…!」
ビスマルク「…大和型ってすごいのね…私、ヤーパンの戦艦をなめていたわ」
提督「ということで今年はおとなしく見学しているように」
プリンツ「分かりました!」
ビスマルク「分かったわ、こうなったらあの2人の技をしっかりと観察して1日でも早くモチツキができるようになるわよ!」ダッ
プリンツ「はい、ビスマルク姉さま!」ダッ
提督「がんばれよー」ノシ
226 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/02(金) 07:29:26.34 ID:ebL65Iw70
提督「……」
加賀「……」
提督「…おぉっ!いつの間にいたんだ!」ビクッ
加賀「今来たばかりよ。…いいのかしら?あんな嘘を教えてしまって」
提督「嘘はついていない。失敬な」
加賀「……はぁ…まぁ、あなたがそれでいいのならいいのだけれど。後でシめられても知らないわよ」
提督「そんときゃ開き直る!『きちんと確認を取らないお前が悪い』ってな、あっはっは」ケラケラ
加賀「はぁ…全くもう」
<よし!できたぞ!
<なかなか上手くできたんじゃないかしら
提督「お、つけたみたいだな」
加賀「そのようね…あら?」
<お、おいしそう…早く!早くつきたてお餅を食べましょう!さぁ早く!
<赤城さん!?ああ、何を!ああっここで食べちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ! ドカァン
提督「……」
加賀「……」
提督「…武蔵つき、大和がこねし白い餅」
加賀「…座るがままに食うは赤城さん…ですか?」
この後、お餅はみんなで仲良くおいしく頂きましたとさ。
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/02(金) 09:34:11.14 ID:5NMIVlt/o
乙乙
もちは好きだ
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/03(土) 01:32:07.76 ID:CpIpgDF+0
乙でした
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/06(火) 22:50:39.57 ID:b7mIlUMBO
まだかな
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/06(火) 23:51:43.58 ID:5pI9R0Z5O
まだ2015年始まったばかりだし、ビールでも飲んでリラックスしな。
レーベとマックスの面倒は俺がしっかり見ててやるよ。
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/07(水) 07:19:42.75 ID:cJ3nv18fO
>>230
面白いヤツだな。気に入った。◯すのは最後にしてやろう。
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/07(水) 15:23:05.06 ID:C4rjJMGPo
犯すかな?
233 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:45:51.82 ID:wg6OyYBi0
提督(いっそ今夜あたりもう告っちまうかなぁ…)
春雨「…!」
提督(いやいや流石に性急すぎるか?)テクテク
春雨「……」テテテテ
提督(むぅ…)テクテク
春雨「…あの、司令官?」
提督「うおわっ!?」ビックゥ
春雨「ひあっ!?あ、ご、ごめんなさい、驚かせてしまいましたか?」
提督「あ、あぁーなんだ春雨か…いやぁ、いきなりだったからびっくりしちゃっただけだよ。大丈夫大丈夫」
春雨「すみません…」
提督「大丈夫だって、別にお前は悪くないだろ…で、どうした?何か俺に用か?」
春雨「あ、いえ、その…なんだか、随分と神妙そうな顔だったので…」
提督(げっ…しまったな、顔に出てたか)
提督「ん?あ、あぁ…そんな顔してたか?」
春雨「はい。なんだか思いつめたような顔でしたよ」
提督「そっか…心配させちゃってごめんな、いやぁそんな大した事じゃないんだけどさ、今日の夕飯何にしようかなーって考えてただけなんだよ」
春雨「へ?あ、なぁんだ良かったぁ…えへへ、実は私も同じこと考えてたんですよ」
提督「あっはは、マジか」
春雨「司令官は何にするんですか?私は、今日はコロッケ定食か唐揚げ定食かで迷ってて…」
提督「結構ガッツリいくなぁ」
春雨「なんだか食べたくなっちゃって…」///
提督「あるある。んーどっちも美味そうだなぁ…んー…あ、じゃあそうだ、俺とお前で片っぽずつ頼んで、それでお互いに半分こすればいいんじゃないか?」
春雨「あ!いいですねそれ、そうしましょう!」
提督「よし、じゃそれで決定で…あとはなんか用事ある?」
春雨「いえ、私は特には。司令官はこの後何か?」
提督「それがめっっっちゃ暇なんですわ」
春雨「ふふ、そうですか……あ、そうだ!それならお夕飯まで、わ、私のお部屋でお話しませんか?」
提督「…は?」
春雨「っ…!あ、あの、その…」ワタワタ
提督「あっいや違う違う、意外だっただけだから……そうだな、やることも無いしそうさせてもらおうかな」
春雨「ほ、ほんとですか?」
提督「ほんとほんと」
春雨「やったっ」ボソッ
提督「ん、ごめん今何て言った?」
春雨「へっ!?あ…い、いえなんでもないです、はい…」///
提督「そう?…うん、まぁいいか」
春雨「……」
234 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:55:01.01 ID:wg6OyYBi0
―――――――――
――――――
―――
春雨「はい司令官、どうぞ」ガチャリ
提督「うん、お邪魔しまーす」
ぱたん。
提督「どこらへんに座ればいい?」
春雨「あ、そのへんに、適当にどうぞ」
提督「分かった」ボスン
春雨「……」
提督「…初めて来たけど可愛らしい部屋だなぁ、春雨らしいや」
春雨「そんなことないです、他の子の部屋ほうがもっと可愛いですよ」
提督「いやいやこういう部屋はなかなか…春雨?どうしたんだ?ずっとドアの前に立ちっぱなしで」
春雨「…あの、司令官」スタスタ
提督「何?」
春雨「…その…昨日から、いろんな子に甘えて回ってるって本当なんですか?」ズイッ
提督「……はぁ〜……」
提督「誰から聞いた」
春雨「えっと、今朝電ちゃんが楽しそうに話してて…」
提督「あぁ〜…めんどくさくなりそー」ゲンナリ
春雨「…あの、それで、本当なんですか?」
提督「…うん、まあ、本当だよ。甘えるっていっても横になりたいときに膝枕してもらうとか、なんとなく寂しいときにベタベタくっつくとかそんなもんだけど」
春雨「そ、そうなんですか…」
提督「言っとくが無理強いなんてしてないからな?」
春雨「い、いえ!別に、司令官を疑ってるとか、そんなわけじゃないです!」ブンブン
提督「あ、そう……」
春雨「は…はい…」
提督「……で、どうしてそれを今?」
春雨「……あの、えっと……」///
提督「……」
春雨「…あの、笑わないで聞いてくれますか?」///
提督「…言ってみ」
春雨「…えっと…その……」
春雨「…わ、私にも甘えて欲しい!」///
235 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:56:18.24 ID:wg6OyYBi0
提督「」
春雨「……です……」///
提督「……Why?」
春雨「わ、私、人に甘えることはあっても甘えられることって無くって…」///
春雨「そしたらですね、電ちゃんがその、そういう話をしていたので…それで、あぁ、なんかいいなぁ…って思って…」///
提督(…ああ春雨、それだ。きっとそれが原因だ…そんな妹オーラ全開じゃかえって余計甘やかしたくなっちまうぞ…)
春雨「…うー……わ、私だってお、お姉さん気分味わってみたいんですぅ…」///
提督「……なるほどねぇ」
春雨「……」///
提督「ふわ…はぁあ…あー少し眠いな」モゾモゾ
春雨「!」///
提督「おら、膝貸せ」ゴソゴソ
春雨「あ…」///
提督「夕飯の時間になったら起こしておくれ」ゴロン
春雨「あっ、はい!」///
提督(…体温高いなー、この子)
春雨「……」///
提督「……」スー…スー…
春雨「早……ふふ、良い寝顔」ナデナデ
提督「ん……」モゾッ
春雨「あっいけない…」パッ
提督「……」スー…スー…
春雨「…司令官、ありがとうございます」
236 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:57:44.53 ID:wg6OyYBi0
―――――――――
――――――
―――
……さい、司令官、時間ですよ
提督「…んん…」モソモソ
春雨「あ、起きましたか?」
提督「…んー…」ムクリ
提督「……あ、時間?」
春雨「はい!」
提督「…ふー…駄目だ頭がすっきりしない、疲れてんのかな俺」
春雨「あ、それなら麦茶がありますけど飲みますか?」
提督「んー…うん、ちょうだい」
春雨「よっtつあっ!?」ドタン
提督「うおっとぉ、大丈夫か!?」
春雨「あ、足、痺れて、すみませ…」
提督「あーごめんな、無理に膝枕なんかさせちゃったから…」
春雨「そっそんな、違います、ったたぁ…」ビリビリ
提督「よっと…麦茶ってどこに?」
春雨「あ、麦茶はそこの冷蔵庫にっ…」
提督「あーこれね、ありがとう」ガパッ
提督「んーと…コップってこれ使って大丈夫?」
春雨「はい、たぶん大丈夫です」
提督「たぶんって……まあいいけど」トクトク
237 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:58:45.64 ID:wg6OyYBi0
春雨(……ん?あれ?あのコップって…)
提督「んじゃいただきます…」スッ
春雨「!」ハッ
春雨「あっ司令官そのコップ…」
提督「…!?」ゴク
春雨「……私がさっき使って……そのままのやつ……」///
提督「……口付けちったよ……大丈夫じゃないじゃんコレ」
春雨「すみません…忘れてました…」///
提督「……」
春雨「……」///
提督「…まぁ仕方ないか、もう口付けちゃったし今更気にしてもねぇ」
春雨「…ほ、ほんとにすみません…」///
提督「注いだぶんは飲んじゃうか」ゴクゴク
春雨「あ…」///
提督「ふぅ…ごちそうさま」コンッ
春雨「……」///
提督「もう足大丈夫か?」
春雨「んっ…すみませんまだちょっと痺れが…」/// プルプル
提督「仕方ないなぁ背負ってくか、ほれ」スッ
春雨「えっ…あの…」///
提督「お前がいないとおかず半分こ出来ないだろーが」
春雨「で、でも…その…」///
提督「うるせえ黙って運ばれろ」グイー
春雨「ひあっ!?あっつっ足ぃ…」/// ビリビリ
提督「きょーせーれんこー」テクテク
春雨「う…すみません」///
提督「春雨、お前さっきから謝りすぎ」テクテク
春雨「えっ…」
提督「すみませんじゃなくて『ありがとう』って言うようにしろ」テクテク
春雨「あ……はい」
提督「んじゃ、食堂までしゅっぱつしんこーう」テクテク
238 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/10(土) 04:59:18.94 ID:wg6OyYBi0
―――――――――
――――――
―――
提督(うーんどっちも美味かったなぁ…明日は何食べようかな)
提督「さぁて風呂にも入ったしー…ん?」
提督(外に誰かいるな…誰だこんな時間に)
安価↓×3
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 05:17:34.53 ID:dH341ihm0
kskst
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 05:24:59.46 ID:2IeoRquyo
踏み台
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 05:31:57.78 ID:IZCbz8Yh0
くま
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 08:46:42.04 ID:LJmfco0DO
たま
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 09:30:00.77 ID:+V1oJ1P4O
きそ
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 09:37:19.02 ID:UHOllQq9o
きたかみさん
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 09:37:34.32 ID:7VoGVqQDO
おおいっち
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 10:59:16.08 ID:DNjkIXHuO
美しい…
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 11:36:57.18 ID:JjBL5V9mo
完璧過ぎんだろww
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 11:53:53.62 ID:4I5Bykk2O
明らかに後付の確信犯なんですがそれは…
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/10(土) 14:07:44.40 ID:4Le8WOjXO
確信犯うんぬん
250 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/01/16(金) 01:16:06.80 ID:VwmCUPev0
面白い艦これSS見つけちゃいました
おいお前ら、こんな面白くもないうえにロクに更新もしないクソスレなんてほっといてこっちを応援するんだおうあくしろよ(錯乱)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418051178/
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/16(金) 07:07:33.36 ID:Jsh6a3VtO
荒らしかと思ったら
>>1
だった。
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/16(金) 07:18:44.85 ID:sAciky2Po
酉バレじゃなければいいが…。
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/16(金) 08:48:04.60 ID:j4pwnnjeO
おら錯乱してねえでとっとと更新するんだよあくしろよ
254 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/01/17(土) 00:19:08.07 ID:2FUSMCe+0
>>252
本人ですよー、大丈夫ですよ!
だってさっきのSS書いてる方、私より細かく安価取ってるのにお話の組み立て方に無理矢理感が無くて、しかも私のお話よりずっと面白いんですもん
やめたくなりますよ〜執筆ぅ…
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 01:33:24.25 ID:6YK81UFSo
さぁ書き給え
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 02:13:39.55 ID:XVl/q9LU0
すいませーん木下ですけどーSS投下まーだ時間かかりそうですかねー
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 07:03:25.39 ID:wB+FMLmHO
ベストを尽くせば結果は出せる(至言)
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 10:17:17.11 ID:4AvJaeC8o
書くんだよおうあくしろよ
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 10:38:49.87 ID:I/eXpKaNO
最初から上手く書けるなら誰も苦労せんよ。
だから書くんだ。
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 12:13:25.70 ID:k2tmyoU90
加賀さんに甘えるまではここに残るぞ!(安価とるとは言っていない)
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/18(日) 00:08:40.37 ID:oTK9pZ+U0
俺は…プリンツにひたすら甘えたいんや…
>>1
頑張れ!頑張れ!
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/18(日) 02:01:11.87 ID:cLdkH2bv0
のんびり待ってます
263 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/30(金) 05:30:59.15 ID:1u2MpSy30
<番外編5:防寒着>
これはクリスマスから2ヶ月ほど前のお話。
―――――――――
――――――
―――
加賀「…急にどうしたのですか?私達にインナーを支給するだなんて」
提督「いやぁ、去年も思ったんだがお前達の格好って見るからに寒々しくてな」
加賀「ですが冬服がありますよ」
提督「それでも寒そうなやつは寒そうだからさ。で、今年はきちんと本営に予算申請して、お前達が寒くないようにこうしてとっくりを大量に用意したというわけだ」
加賀「…今時タートルネックのことをとっくりと呼ぶのはどうかと思うのですけれど…」
提督「なんだ知ってたのか、てっきりそういう言葉は知らないと…」
加賀「……」バシッ
提督「痛っごめん!!」
加賀「まったく…私でもそのくらいは知っています。馬鹿にしないでください」
提督「ごめんって」
加賀「それにしても…この服、洋装の子になら合うでしょうけど、私みたいに和装だと似合わないのではないでしょうか?」
提督「ところがどっこいこいつは和装にも合うんだなぁ」
加賀「へぇ…そうなのですか、初耳です」
提督「せっかくだし今から鳳翔さんに着てきてもらうか。あの人の格好なら分かりやすいだろう」
加賀「突然呼び出して大丈夫ですか?」
提督「まぁ大丈夫だろう、そんな時間かかる用事でもないんだし。さて携帯にかけるか」ポチポチ
提督「…あ、もしもし鳳翔さん?あー今時間あるかな?ちょっとお願いがあるんだけど」
提督「…あ、大丈夫?うん、いや大した用事じゃないから。あのーこないださ、タートルネック配っただろ?」
提督「…え?あぁタートルネックってあれだよ、とっくり。…そう、あれ」
加賀(鳳翔さん……)
提督「…うん。あれをね、今から着てきてほしいんだ。…そう、執務室。執務室にあれを着てきてほしい。…あぁ格好はいつもどおりで大丈夫、その下に着てきてほしいから」
提督「…はい、ありがとう、急がなくて大丈夫だから。…はい、ではー」
提督「……」ピッ
加賀「大丈夫でしたか」
提督「うん、5分くらいで来てくれるって。…あ、そうだ、ついでにお前も着てもらうから」
加賀「え?」
264 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/01/30(金) 05:32:17.09 ID:1u2MpSy30
―――――――――
――――――
―――
鳳翔「…というわけで、着てきてみましたけど…」
提督「うん、可愛い!」
鳳翔「え…」///
加賀「……」ムッ
提督「いやぁ予想以上に似合ってるなぁ。可愛い」
鳳翔「そ、そんな、可愛いだなんて…照れてしまいます…」///
提督「可愛い。めっちゃ可愛い」
鳳翔「あぅ……」///
提督「とまぁ、こんな感じで和服にタートルネックってのは結構合うのだ」
加賀「…そうですね」ツーン
鳳翔「あっ…」ハッ
鳳翔「…あの、提督…」
提督「ん?あぁ、もう戻って大丈夫だよ。わざわざごめんな」
鳳翔「あ、いえそうではなく…」
提督「大丈夫だってば」
鳳翔「…はぁ…分かりました。提督?」ジト
提督「信用無いなぁ…」
鳳翔「まったくもう…それでは、失礼しました」ガチャッ
ぱたん。
提督「さてと、それじゃ仕事の続きを…」
加賀「あの、提督」
提督「んー?」
加賀「私も、着たのですけど」ジト
提督「あぁ、タートルネック?そうだな」ペラッ
加賀「……何か言うことは?」ジトー
提督「んー…」チラッ
提督「『あったかそう』」ペラッ
加賀「ふんっ」ドゲシ
提督「いったぁーーっ!?」
加賀「頭にきました」ゲシッゲシッ
提督「痛い!痛い!やめて!ごめんて!ごめん!すいませんでしたーっ!!」
このあと「綺麗だな」と褒めてあげたら急にしおらしくなっちゃったとさ。
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/30(金) 09:58:39.95 ID:yXQOfP25o
和装にはブーツも案外似合うよね
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/31(土) 00:47:55.43 ID:EPUOVflpo
まぁ、そうなるな…
267 :
ほんへ
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/02/01(日) 07:29:11.03 ID:u8hSKGNF0
提督(窓開けないとよく見えないな…)
かちゃっ、からららら。
提督「…球磨?」
球磨「うぉ!?」ビクゥ
球磨「…あ、提督かクマ」
提督「驚きすぎだろ…何してるんだこんな時間に」
球磨「…あー…実は…これ見てほしいクマ」スッ
提督「んー?…猫?」
猫「にゃー」
提督「なんだなんだ、いつの間に住み着いたんだ」
球磨「分からないクマ、2日前に見つけたんだクマ」
提督「世話してやってたのか」
球磨「そうだクマ、幸い弱ってはいないようだったから楽だったクマ」
提督「そうか…野良が迷い込んじゃったって感じか?」
猫「なぁー」スリスリ
球磨「おーどーしたクマー、相手してほしいのかクマー?」ナデナデ
猫「なぁーお」
提督「…随分懐いてるなぁ、すごいなお前」
球磨「特に何も変わったことはしてないクマ…」
提督「ふーん…しかしこいつはどうするよ、ここに置いとくのも可哀そうだし室内で飼っちゃうか?」
球磨「えっ、いいのかクマ?」
提督「まぁ、別にダメな理由もないし、俺だって猫嫌いじゃないし。うちの所属の連中に猫アレルギー持ってるやつもいないし」
球磨「おー、それならありがたく飼わせてもらうクマ。よかったなークマ」ナデナデ
268 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/02/01(日) 07:29:39.77 ID:u8hSKGNF0
提督(さて、そうするとこいつのトイレとか寝床とか遊び道具とか用意しないと駄目か…)
猫「にゃー」ゴロゴロゴロ
提督「……」ジー
球磨「…?なんだクマ、こっちをじっと見て」
提督「……」
提督(…俺もあんなふうに甘えてみていいんだろうか、全身を相手に委ねるような感じで…)
球磨「……!」ティン
球磨「むっふっふー…そういうことかクマ」
提督「ん?何が?」
球磨「提督もこいつみたいに甘えたいんだなクマ!」
提督「んっふ!?いや、あー…いや、別段そういうわけじゃ…」///
球磨「そーかそーかクマ…提督も球磨のほとばしるおねーちゃんオーラに魅了されてしまったかクマー」ウンウン
提督(別段球磨だからってわけじゃないクマ。そもそも話聞いてねぇクマ)
球磨「それならば仕方ないクマ。さぁ提督もいっしょに甘やかしてやるクマ」コイコイ
提督「やめてくれよ風呂入ったばっかなんだから…」
球磨「遠慮するなクマ、今なら色々サービスしてやるクマ」ススス
提督「やめろ!お前猫触りまくった手のまんまで触るんじゃない!せめて手を洗ってからにしてくれ」サッ
球磨「えー…仕方ないクマ、それじゃついでだしそろそろ中に戻るかクマ…こいつはどうするクマ?」
猫「なぁーぅ」
提督「今はまだ寝床も何にも無いし室内飼いは無理だなぁ…悪いけど今晩は外にいてもらうか」
球磨「了解だクマ、じゃあおやすみクマ」
猫「にゃー」テテテテ
球磨「……ふっふっふ、それじゃあ提督、覚悟するクマ」ニヤリ
提督「えー…本当にやるのか?」
球磨「当然だクマー」
269 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/02/01(日) 07:30:23.40 ID:u8hSKGNF0
―――――――――
――――――
―――
提督「ちゃんと石鹸で洗ってきたか?」
球磨「当たり前だクマ、球磨をなんだと思ってるんだクマ」
球磨「それじゃ、思う存分甘えてくるがいいクマ」バッ
提督「……うーん……」
球磨「何を逡巡しているクマ、昼間木曾にやったみたいに遠慮せずやるクマ」
提督「……」
提督「……」モソモソ
球磨「ふふふ、捕まえたクマ」ギュッ
提督(すごく微妙な気分)
球磨「いい子いい子ークマ」ナデナデ
提督(嫌かどうかで言えば嫌じゃあないけども)
球磨「…クマー…」ナデナデ
提督(……なんか、違う)
球磨「……」ナデナデ
提督「……」
球磨「何か悩んでいるのかクマ」ナデナデ
提督「え」
球磨「根拠は無いけど…伊達にあいつらの姉ちゃんやってないクマ、表情とかからそのくらいはなんとなく分かるクマ」ナデナデ
提督「……」
球磨「話し相手くらいにはなってやれるクマ」ナデナデ
提督「……加賀がな、俺に、もっと私達艦娘に甘えてほしいと」
球磨「……」ナデナデ
提督「一人で何でも背負い込もうとするなと」
球磨「そう言われたのかクマ」ナデナデ
提督「言われた」
球磨「ふぅん」ナデナデ
提督「けどなぁ、いきなりそんな言われても、俺こういうふうにお前らみたいな若い女の子相手に甘えるなんて経験が全然無かったから」
球磨「恥ずかしいクマ?」ナデナデ
提督「いや、恥ずかしいというか…なんというか…んー…なんだろうな、加減が分からん」
球磨「加減」ナデナデ
提督「そう。どこまで馴れ馴れしくしていいのかって」
球磨「別にそんなこと、提督なら気にするようなことじゃないと思うクマ」ナデナデ
提督「それがな…どうも俺は人気者らしい」
球磨「今更かクマ」ナデナデ
提督「いまっ……でな、中にはどうやら俺のことを、上司じゃなくて男性として意識してる連中もいるみたいなんだ」
球磨「自慢かクマ」グシャグシャ
提督「ぐあーやめろ自慢じゃねぇ」
270 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/02/01(日) 07:30:53.79 ID:u8hSKGNF0
球磨「…で?つまり何が言いたいクマ」クシクシ
提督「あんまり馴れ馴れしくして勘違いさせたくない。あとは、嫌がるやつもいるかもしれないし」
球磨「……」ナデナデ
提督「でも無理に、余所余所しくもしたくない。その線引きが分からん」
球磨「…球磨は、なんとも言えないクマ」ナデナデ
提督「そうか」
球磨「……」ナデナデ
提督「さっきお前がさ、猫撫でてただろ」
球磨「うん」ナデナデ
提督「俺もあんなふうに、あの猫みたいに、なんも考えず甘えられたら楽だなぁなんて思ったんだ」
球磨「……」ナデナデ
提督「楽だったろうなぁ、色々と」
球磨「あ」ティン
提督「どうした?」
球磨「いっそ好きなだけ甘えてしまえばいいクマ」ナデナデ
提督「だからそれじゃまずいことになるっつってんの」
球磨「逆転の発想クマ。誰にでも思い切り甘えるようにしてしまえば、かえって変に勘違いされなくなるクマ」
提督「…!あぁそうか、なるほどそういう手もあったか…すごいな」
球磨「ふふん、意外に優秀ってよく言われるクマ」ナデナデ
提督「いや、意外っていうか…お前何気にいつも結果出してるよな、色々。みんなすごく感謝してるぞ」
球磨「そう言ってもらえると鼻が高いクマぁ〜♪」ナデナデ
提督「……あーでも駄目だやっぱ」
球磨「クマ?」ナデナデ
提督「誰彼構わずってのはちょっと情けないなぁ…俺が気分良くない」
球磨「……」ショボン
提督「落ち込むなって…妙案なのは確かだったんだから、ほら」
球磨「クマー…」
271 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/02/01(日) 07:31:30.99 ID:u8hSKGNF0
提督「まぁでも、そうだなぁ確かに、みんなに同じようにしてるんだってなれば誰もその気にはならなくなるだろうなぁ」
球磨「…そもそも、あんまり気にするようなことじゃないと思うクマ」
提督「いや、それでもな。変に意識される云々は大丈夫だって分かったけど、今度はあんまり親しくされても嫌って子はどうするんだって話」
球磨「そこもだクマ。ウチに提督に甘えられて嫌がるようなのなんていないはずだクマ」
提督「そうかぁ?羽黒、神通…あと天龍とか摩耶とか、あのあたりは下手に触ったりしたら嫌がりそうだが」
球磨「……話を聞く限りだと問題無さそうだけどなぁ、クマ」
提督「えー…うーん、嫌われてるとは思わんがそこまでだとは…」
球磨「ま、球磨も確証は無いけどなクマ」
提督「そうかぁ」
球磨「……」
提督「……」
球磨「あ、話はもう終わりクマ?」
提督「ん?あぁ…そうだな、もう大体吐き出しちゃったかな…うん、結構すっきりしたよ」
球磨「うんうん、それは良かったクマ。球磨ねーちゃんが話し相手になってやった甲斐があったクマ」
提督「…ふっ」
球磨「何がおかしいクマー」ジト
提督「いやぁ……ちゃんと姉ちゃんなんだなぁと思ってな」
球磨「…クマ?」
提督「立派な姉らしいところもあるじゃないかって、こと!」ムクリ
提督「じゃあな、ありがとう『球磨姉ちゃん』」スタスタ
球磨「!」
がちゃっ、ぱたん。
球磨「……むふー♪」パタパタ
―――――――――
――――――
―――
提督(さて、約束の時間までにはまだ早い)
提督(どうするかね、もうあいつの部屋行っちまってもいい気もするけど…)
艦娘名、安価↓×2 加賀さんの部屋に向かってほしい場合は「加賀」でOK
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/01(日) 07:37:19.75 ID:EtgJkVxkO
瑞鶴
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/01(日) 07:37:32.77 ID:coBRcICfO
秋月ちゃん
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