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【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ4【更新】
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303 :
前編
[saga]:2015/05/25(月) 10:44:18.99 ID:knK+3KJcO
〜お菓子の魔女結界〜
マミタイム、マミがマミられる瞬間がきた
これで何度目だろうか
私はほむスピナーのデータシステムを開き、このルートにおける最適の解を計算した
2ミリ秒後、今回はマミを救出すべきだと結論が出される
私は行動に移った
ほむら「時間をとめましょう」カチン
ほむら「とまったわ」
ほむら「あ、」
ほむら「………」
おかしい、すでに魔女の口が閉じられている、これは?
………、
どうやら今回はもう1ミリ秒はやく計算し終わるべきだったらしい
とりあえず私は、時間をとめたままプラズマ切断機をスピナーから取りだし、魔女の口部を拡大する
ほむら「……」ツボゥォァ―――!
ボゴッ
ほむら「よかった、ソウルジェムは無事…」
---魔女爆殺後-----チュドーン!!----------
さやか「おい転校生!マミさんがこんなことになったのも全部…、ぜんぶお前のせいだっ!!」
まどか「さ、さやかちゃんちがうよ、ほむらちゃんは、マミさんを助けようとしたんだよ!」
マミ「うう…、」シクシク
ほむら「………」
おかしい、マミの首が胴体とくっつかない
ほむスピナーの警告表示はイレギュラー発生の確率変動がギャグエリアに向けて高まっていることをつげていた
さやか「やい転校生!なんかいったらどーだ!」コノヤロー
まどか「さやかちゃん!ほむらちゃんを責めないでっ!」
マミ「うぐっ…ひっく…」シクシクシク
ほむら「……………でゅ、」
さやか「ん?」
ほむら「デュ、デュラハンみたいでカッコいいじゃない!」
さやか「はい!?」
まどか「デュラハン…?」
マミ「!?」
※デュラハン、首なし騎士、画像参照
ほむら「そ、そうよ!デュラハンよデュラハン。カッコいいじゃない」
やってしまったか…、巴マミの厨二性にかけたアドリブだったが…!?
〜後編につづく〜
304 :
後編
[saga]:2015/05/25(月) 10:44:58.64 ID:knK+3KJcO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの一言で、マミはなにかしら前を向くことができたようだ
ほどなく泣きやみ、私に礼を言い、せっかくだからケーキをごちそうしたいなどと言いだした
すっかりいつものマミだ。そうとわかれば礼など私にとってはどうでもいいのだが
むしろ、生首かかえた首なし女がつくるケーキなどゾっとして食えたものではないのではないか
などと考えていたが、まどかも美樹さやかもマミに着いて行くというので、けっきょく私も同伴することになった
マミは努力家だ
数日とたたず、魔力で頭部の飛行を可能にした
マミ「暁美さん!三拍おいて時間停止お願いね!!」バゥ――ム!!
ほむら「ええ、三拍ね(ドリルからジェット粒子が…)」
杏子「マミ!こっちもいいぞ!!」ギュン!!
杏子は、マミの姿を見るなり泣き崩れて、あっさりと私達に協力してくれることになった
マミ胴体「」ダン!ダン!ダン! タタタタッ!
ほむら「、2、1…停止」カチン
リボンで繋がれた仲間たちが魔女にワナをしかける
乱れの無い手際、テレパシーが使えるとはいえ、アドリブでよくもあそこまでこなせるものだ
「ティロ…」
ほむら「停止解除」カチャン!
――時は動きだす――――
マミ「フィナーレ!!!!」
チュッドドドドドドドドンドンドパァアッ!!!!!!
シュボフッ――――!!
杏子「マミ!一匹逃げたッ!上だ!!」
マミ「まかせなさい…!」
マミ「(口から)ティロ粒子砲ッ!!」バッショァゥゥ――――ッッ!!!!!!
ほむら「……」クス
今回は、ワルプルギスの夜をたおせるかもしれない
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/25(月) 10:45:53.36 ID:knK+3KJcO
お、おわりです
ありがとうございましたっ!
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/25(月) 14:38:35.61 ID:IMRY5bDlo
乙
マミさん完全にジオングじゃないですかー
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/25(月) 16:33:22.87 ID:knK+3KJcO
おお、誘導ありがとう!
じつはこれ談義スレの260〜300あたりをロムってたら、お題がドローンときて、ワルプルがア・バオア・クーに見えるなー、とか考えてたら目覚めたキャラがミライさんを描くために走りだしたのです
まぁ、要するにおれ一人の発想では書けなかったと
良いところ教えてもらえたんでこれから読んだり書いたりしていきたいっす
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 11:11:08.30 ID:Md2TSfg9O
名状しがたい『ほむほむ血風録』のような、モノ
6レスありやす
309 :
1/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:11:48.73 ID:Md2TSfg9O
ワルプルギスの夜を倒した、それは同時にまだ誰も知らない明日へと歩みを進めて行くということを意味している
私は
そんな事には一切関心を向けずに
ただまどかを救うことだけを考えていたため、ギス戦直後は困難を極めた
ギス破壊のために持ち前の武器、弾薬、グリーフシードはあらかた使い果たしていたうえに、私の最大にして唯一の強みである時間停止が使用できなくなる
砂が落ちきってしまったからだ
これは単純に戦闘面での弱体化のみならず、補給線を絶たれることを意味した
暴力団事務所も、米軍基地も進入、強奪、自衛のみなら魔法少女の力でやりようがないこともないが、騒ぎになってもらっては困る(まぁ、モノがいきなり消えたらそれなりに騒いだかもしれないが)
そして魔女との戦闘でいつまでも信号機トリオの世話になるつもりはない
私は対策を練ることにした
ほむら「さて、どうしようかしら…」
ほむら「私の武器は、盾」ヘンシン
ほむら「……」パチン、ゴト…
ほむら「分解してみましょう」
―数時間後―――
ほむら「……これは!?」
盾、ほむスピナーのデータシステムはとくに仕組みなど考えずに使っていたが、どうやらその記録媒体は砂時計の砂だったらしい。一粒一粒に魔力で文字列の様なものがびっしりと刻まれていた
これが時間停止などの魔法に関する直接的な呪文のたぐいではなく、データシステムに関係するものであると推測できたのは、システム使用時にちょくちょくこの文字列を見かけることがあったからだ
研究の結果、ギス戦までにスピナーに収納したことのあるものなら一時的にデータから復元させることに成功した
武器を復元できればわざわざ集める必要もない
やり込み尽くしたゲームの様に、この街で入手可能なアイテムは全て一度はこのスピナーに収納したことがある。歩き回る必要がなくなったぶん楽だ
ほむら「ベレッタを0.2秒復元」
ほむら「」スチャパァンッ!!
大好きなあの発砲音を堪能しながらソウルジェムを取り出す
弾丸は壁に穴をあけるほんのすんでで銃とともに消えた
ほむら「再現率は申し分ないわね」
ほむら「そしてこの濁り具合からして…」
ほむら「大きさにもよるでしょうけど」
ほむら「数秒なら魔力消費も問題なさそうね」
ほむら「実戦に行くわ」ファサッ
310 :
2/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:12:38.14 ID:Md2TSfg9O
〜魔女結界〜
たいていの結界は迷路仕様だ。分岐が多く、迷う。これをどう進んで行くかだが、淫獣のナビを受けない場合、自分の魔力で探知するしかない
具体的にどうすればいいのか私は誰からも習ったことがないので我流だが、私の場合は私がまどかを見つめているときに感じる一種霊妙な感覚、あれと同じものを匂わせる方向へ進むことにしている
とくに確信や保障はない、が
魔女の結界は通常の物理法則があまりあてにならないし、情念の産物でもあるので、
理屈でいくにしろ勢いでいくにしろからまりやすい
だからあまりそちらへはとらわれず、素直にまどかを求めるのが一番なのだ
リアル3Dダンジョンを進んでいると、さっそく使い魔に遭遇する
獣型使い魔「ギャース!!!!」
UFO型使い魔「ピロロロロロロロロ!!!!!!!!!!」
ほむら「ありがとう、そしてさようなら。私の試し切り1号2号」
獣型が真っ先に飛びかかってくる
どこかで見たクリーチャーの様に口は八方に裂け、凶暴な歯がびっしり敷き詰められている。CGではないその造形の持つ質感は、ある種の美しさすら感じさせるナニかを持っていた
獣型「ギャギャーッ!!!!」バォッ!
ほむら「……」ツッ―
私は使い魔の動きにあわせて重心をずらし、身体を後方へと自由落下させる
身体が水平に近づく頃、使い魔のアゴがゆっくりと目の前にせり上がってきた
武器といっても様々な種類があるが、やはりまずは拳銃を見たい
私はデザートイーグルを召喚することにした
ほむら「デザートイーグルを復元」スチャ
狙いをさだめる
見てわかったが、口内にくらべ喉は意外になめらかだ
私は引き金を引いた
ほむら「バイバイ」バム!!
ズパァンッ!!!!
さすがは.50AE弾、使い魔のアタマが跡形もなく吹き飛ぶ
びちゃびちゃ落ちてくる残骸を転がって回避しつつ、魔力で周囲に索敵をかける
7時の方向からエネルギー反応、跳ぶ
バチュン! バチュン! バチュン!
先程まで私がいた場所が焼け焦げる。UFO型は見た目どおりレーザー的なものを使うようだ
ほむら「…」トッ…、シュン!
バチュン!
シュン! バチュン! シュン! バチュン! シュン! バチュン!
しつこく狙ってくるが
ほむら「米軍のコンバットナイフにしましょう」スゥ
のろすぎる
ガスッ!!
UFO型「ピ!ピロロロrrrrrrrr…」プシュー
接近し、ナイフをめり込ませると、あっさり機能停止した
ほむら「……」クス
楽しい、これだからやめられない ファサッ
311 :
3/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:13:33.91 ID:Md2TSfg9O
研究の成果は上々だ、実物となんら遜色ないものを魔力で造り出せている。ブーストやコーティングをかけるときも、純粋に魔力で精製されたぶんノリもよいだろう
ん、ちょっと待て
ということは……
五、六ぴき目の使い魔を破壊したあたりでようやく気づいたが、これはつまり私もようやく物理的なモノによらず、純粋魔力で戦闘可能になったことを意味する
巴マミの言うところの『マジカルな戦い』というやつだ
まったく、わざわい転じて福となす、とは言ったものだが、重ねてきたループが無駄ではないとわかると、さすがにクルものがある
まぁそれでも、『もうなにもこわくない』とは言わないでおこう
まどか。あの子はいま幸せなのだろうか?
唐突にまどかのことが思い起こされた。使い魔の戦闘パターンが解析され、殺戮がほぼオートになったからだろう。暇になると、まずまどかがクル
正直にいうと、まどかを契約させないことに多少の後ろめたさがある
たしかに、過去のループで彼女と約束はした。だがそれは、キュゥべえに騙されるまえの私を救ってくれ、というもので、魔法少女になりたくない、というものではない
ノートにスケッチを描くぐらいだ、本当は魔法少女への憧れ並々ならぬのかもしれない。劣等感の反動で、激しい闘争への押さえられない意欲をもっているのかもしれない
現にあのメガネっ子だった私も、戦闘がこれ程までに感覚がとぎ澄まされ、ハイになれるものだとは思いもしなかったのだ
まどかとて、わからない
312 :
4/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:37:52.91 ID:Md2TSfg9O
ほむら「そろそろ近そうね」ダフッ!!
ジュバッ!!
ほむら「いたわ」
ド――――――ン!!!!!
クレーンの魔女「…」ウィーン、 ガトン!
ほむら「なるほど、UFOキャッチャー」
ほむら「どうりで使い魔のバリエが多いと思った」
魔女「…」グィングィングィン!!
魔女が私の頭上真上を狙って移動してくる
キタ
魔女「…」グッ! ガ―――――ッッッ!!!!
一気に急降下!これを回避する
グワッッションンンン!!!!!!
モクモク… ギュイィィィ―――……
魔女が再び上昇、適度にかぶりを入れながら再度私の頭上を狙う
ほむら「こちらも反撃しましょう」ジャキィ!!
私はRPGを撃ち込む
バッシュォォ―――ッ!! スカッ
かわされた、時間停止できないとこういう場面で苦しい
ほむら「まったく、魔力をムダにしてくれるわね」タタタタッ
ほむら「これならどう!」ジャキィ!!
バッショワァァ―――――!!!!!!!
こちらも再びRPGを飛ばす
魔女「」シュィィ――――ッ!!
当然よける、が
魔女「!」
グルルルルルゥゥ… ドシュ――――ン!!
ほむら「魔力でホーミング機能をもたせたわ、死になさい」
チュドオォ―――――――ンン!!!!!!
モクモク…
ほむら「なッ…!」
魔女「…」バァ―――ン!!! ツカイマツカイマツカイツカイマツカイマツカイマツカイマツカイマ…
わた菓子の様にフワフワと、使い魔を降らせてきた
直撃を避けられただけでなく、この数は、ヤバい
313 :
5/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:38:49.91 ID:Md2TSfg9O
ほむら「くっ…!」バラタタタタッッ!! バッ!
ドガァン!! ドガァン!! ドガァン!!
使い魔達をミニミで掃射しながら回避を繰り返す
困ったことに使い魔だけでなく機雷の様なものまでバラ撒きはじめたのだ
敵本体を見失った
ほむら「ヤツはどこ!?」
ほむら「ハッ!」
魔女「…」グオォォォォォッ!!!!!!!!
ガシ――――――ン!!!!
ほむら「やられたわ」
魔女につかまってしまった、これからどうなるのか?
魔女「…」ギュン! ギュン! ギュン!
よほど嬉しいのか、魔女はぐんぐんスピードを上げながら私をはこんでいく
アレは?
結界の奥に巨大なダストシュートの様なものが見えてきた、あれが終点らしい
穴の奥は暗く、まったく見とおせない、あの奈落の底にはナニが待ち受けているのだろうか?
とはいえ、おとなしく景品になるつもりはない
私はC4と起爆剤を適当に召喚し、クレーン基部に設置、爆破
拘束を解いた
ほむら「さて」
ほむら「魔力消費はできるだけ抑えたかったのだけど」
ほむら「大きいものを試しておくのも、まぁアリでしょう」
クレーンにはクレーン、いつだったか重機もあらかたスピナーに入れておいたのだ
ほむクレーン ドバァ――――ン!!!
ほむら「おらぁッ!」ガコン
ほむクレーン グルォッ!!
魔女「!」
ガッショ――――ン!!!!
クレーンの鎖部が魔女をとらえる
こんどはこちらが拘束した
314 :
6/6
[saga]:2015/05/27(水) 11:40:03.01 ID:Md2TSfg9O
ほむら「終りね」ダシュ!
魔女にむけて跳躍する
距離が一気につまっていく
ほむら「」ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム!
私は突きの乱打を繰り出す様に、文字どおり拳銃を、両手に次々と召喚し撃ち込む
コルト、ベレッタ、S&W、ワルサー、シグetcetc..
いまの私は持ちかえる必要すらなかった、現れては消える歴戦の友たち
魔女「」ダフドフバグバスドスベフ!!!!!!
ダフドフバグバスドフベフ!!!!!!
ダグドフバフバスドスベフ!!!!!!
ダブドフバフバスドスベフ!!!!!!
ダフドフバグバスドスボフ!!!!!!
最後にブローニングが火を吹いたころ、調度いい距離に達した
ほむら「なつかしい」
ほむら「こんなモノもつくったわね」ヌッ
私は刀とも剣ともいえない鉄のかたまりをとりだす
分厚く、一応両刃だが、そこに鋭利さはなく、ただ重さで叩き切る、いや叩き潰すことに特化した剣だった
剣先はブツ切り、また一番そこが重く、時間停止で止まった相手に対して、スキやリスクを気にせず、全力の大振り一撃で最大限破壊係数を上げることを目的につくられていた
半壊した魔女をめがけ
私は振りかぶり
打ちおろした
ゴバッ!
ゴバッシャアァァァッッッ!!!!!!!!
スクラップと化した
ドッヒュゥ――――ン! カラン
ほむら「始末したわ」ファサッ
ほむら「……」
ほむら「やっぱり楽しい」クス
まどかも、やはり戦いたがっているかもしれない
だが魔女化のリスクを考えると…、
ああ、そうだ魔女化したらしたで、その時は私が責任を持って始末すればいいのだ
どんなに強かろうと、倒せるまでまたその1ヶ月を繰り返せばよい
砂は落ちきってしまっただけで、またひっくり返そうと思えばできるのだから
ほむら「そうね、それもアリかもしれないわね」
おわり
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 11:41:03.25 ID:Md2TSfg9O
以っ上です!!
ありあした!!!!
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/02(火) 21:59:05.77 ID:FP//8AwSO
練習がてら書いてみた
目標としてはキャラ理解の向上、地の文を使わずになるべく動きをだす、よみやすさ
全4レス
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/02(火) 21:59:58.84 ID:FP//8AwSO
〜帰宅途中〜
マミ「〜♪」テクテク
さやか「あ、マミさんだ。マミさ〜ん!」
マミ「あら、美樹さんに鹿目さん」
さやか「えへへ〜、またお邪魔していいですか?」
マミ「もちろんよ。フフ、ケーキも紅茶もあるんだよ!なんでしょ?」
さやか「さっすがマミさん!わかってらっしゃる」ウッヒョーイ
まどか「もぉ〜、さやかちゃんあんまり調子に乗りすぎちゃダメだよぉ」
マミ「ウフッ、いいのよ鹿目さん。私だってお客さんがいたほうが嬉しいもの」
マミ「ケーキだって、みんなで食べたほうが美味しいわ」
まどか「マミさん…」
まどか(マミさんは事故でご家族を亡くされている…、そんなのってないよ…)
まどか「うぅ…」ジワァ
マミ「え?ど、どうしたの鹿目さん!?」
ほむら「まどか、あなたは優しすぎる」
さやか「うわ、転校生!いきなりでんな」
ほむら「まどか、巴マミがケーキをご馳走するなんて」
ほむら「どの時間軸でもごく普通のことよ。あなたが気にやむことはないわ」
さやか「それを言うならまどかが泣くのもそう珍しいことじゃないけど」
ほむら「口をつつしみなさい、美樹さやか」
ほむら「でないとあなたを殺すわ」
さやか「そのセリフ、二度も三度も言われてたまるかっての!!」ヘンシン
さやか「くらえッ!!」ジャキィ グォッ!!
ほむら「」ヘンシン スッ…
ほむら盾 グワァィン!!
ほむら「」スッ パァン!パァン!パァン!
さやか「!!」チュイン! キンッ! バッ
さやか トッ「時間は止めないんだね、転校生」
ほむら「あなた、本当に死にたいの」
ジュンッ
さやほむ「「!!」」バッ!!
チュド―――ン!!!!
杏子「オラオラァ!!美樹さやか、でてこいやゴラァッ!!!!」
ほむら「佐倉杏子…!」
さやか「チッ、あいつかよ」
318 :
すまん…2/4
[saga]:2015/06/02(火) 22:01:07.22 ID:FP//8AwSO
杏子「さやか、テメーあたしのぶんのクッキーまで食べちまうなんてよ――」
杏子「どういうことだ、オイ」
さやか「……」ハァ
さやか「どーもこーもお腹が空いてたんだよ」
さやか「だから食べた。それがどうしたってのさ?」
杏子 ギリッ「言ってわからねー、殴ってもわからねー、そーいやそんなバカだったなアンタは…」
杏子「殺す」ダッ!!
さやか「やってみろっての」ダッ!!
ガッキイィィンン!!!!
(衝撃波) ド――――ン!!!!!
そのへんの生徒たち「うわあぁぁぁ」ボガーン
杏子「食いもんの恨みは恐ろしいってこと、あたしが教えてやんよ!」バシュ! バシュ!
さやか「やかましいわ!ラップして名前でも書いとけ」キンッ! キンッ! ブンッ
杏子 サッ「それがテメーの遺言か、たしかに受け取った」バシュ―ン↑
杏子「遺体はラップにくるんで冷蔵チルドに入れてやるw 死ねッ!!」ブンッ↓ ジャララララララララァ―!!!!
さやか「ちぃっ!オクタヴィア!!」
オクタ『』ドシュ――――ン!!!!!!
バチイィィ―――――ッッツ!!!!!
衝撃波(ボガry
生徒「ぐわぁぁry
モブ一「やっとるばあいかーっ!アレを見ろ!」
魔女「キシャーッ!!」
モブ太「ああーっ!モブ郎っ!!モブ郎がーっ!」
モブ郎「た、たすけてくれーッ!!」
魔女「ウジュルウジュル…」ムシャムシャモグモグ
モブ郎「ギャーッ!!」
モブ太「モブ郎ゥ――ッ!!」
319 :
3/4
[saga]:2015/06/02(火) 22:01:57.44 ID:FP//8AwSO
まどか「さやかちゃん、なんで…」
まどか「こんなの絶対おかしいよっ!!」
ほむら「まどか、美樹さやかのことはあきらめて。ついでに杏子のことも」
ほむら「私達だけでも、まだ誰も知らない明日へと歩んでいきましょう」
ほむら「それがあの子達への供養にもなる」
ほむら「そう、あなたと私だけで」
ほむら「まどか…」ポッ
モブ一「だからやっとるばあいかーっ!!」
モブ太「モブいちィー!た、たすけ…」
魔女「ウジュルウジュル」モガー
杏子「シャレた真似しやがってよ、サカナ女がw」
杏子「だが所詮、鯉は竜にはかなわねぇ!!」ズモモモモモ
杏子「これで決めてやる」ドッギャ――ン!!!!
さやか「上等だっつーの、やってみなよ宿ナシ女」
オクタ『』シャリン ブッワァァァァ!!
杏子「この!食いもの泥棒がぁーッ!!」ドシューッ!!
さやか「泥棒はそっちだァーッ!!」バシューッ!!
シュルルルルル…
杏さや「「!!?」」パシパシィ!!
ビュ――ン
杏子「のわっ!」ギュウ
さやか「うわっち!」ギュウ
杏さや「「な、なんじゃこりゃあ!!」」ギュゥゥウ!
マミ「はいはい、そこまでよ2人とも」
杏さや「「マミ(さん)!!」」
320 :
4/4
[saga]:2015/06/02(火) 22:03:02.74 ID:FP//8AwSO
杏子「おいマミとめるな!このバカ死ななきゃ直りゃしねーんだから!」
さやか「なんだとコノヤロー!バカはそっちだ!野良!味オンチ!」
マミ「やめなさいって言ってるで、しょ!」クッ
杏さや「「んあっ//…!」」ギュゥゥウ
マミ「もう、クッキーぐらいすぐ作ってあげるわよ」
マミ「ちょうど今からお茶会だったの。佐倉さんも来るといいわ」
マミ「美樹さんも、勝手に食べちゃったのは自覚してるんでしょ?」
マミ「だったらちゃんと謝って、仲直りしなきゃ」
マミ「じゃないとケーキはなくなっちゃうかも」ウフフ
杏子「フン…!」ブスー
さやか「で、でもぉ…!」
マミ「どうでもいいけど、あなた達、いつまでもそのまんまだとパンツまる見えよ?」
杏さや「「なっ!?///」」ブラーン
モブー「ほぅ、やはり美樹は青縞…、素晴らしい」
モブ太「あんこちゃーん!くまさんかわいいー!!」
モブ郎「縛りもタマランでござる」
魔女「」プシュー…
コラー!ミルナー! マミ!サッサトオロセ!
ほむら「ところで巴マミ、私も縛られているのはなぜなのかしら?」ギュウ
マミ「あら、ごめんなさい!つい、なんとなく…」マミマミ
マミ「でも、これも暁美さんの言う『因果の糸』のなせるわざなのかもしれないわね」
ほむら「……」
ほむ耳 フゥ-
ほむら「ひゃうっ//…ま、まど、か…!?」
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんかわいい!」
ほむら「////」
マミ「一件落着ね。みんな行くわよ」
さやか「やれやれ、ヒドイ目にあったわ…」トボトボ
杏子「自業自得だろw」ケーキクッキーコーチャ♪
このあとてきとーにケーキくって、だべって、乱…、解散!!!!
完
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/02(火) 22:04:58.78 ID:FP//8AwSO
以上っすね
まどっち難しいわ…、せめてアクションが伝われば嬉しい
あざっす
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/02(火) 22:18:23.37 ID:ioqb5LvQ0
クッキー☆要素が欠片も入ってなくて草
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/06/03(水) 00:23:27.13 ID:/th/R8gW0
a
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 00:36:37.37 ID:VZlbrkCtO
まぁ、俺自身どーしてこうなったってやつだが
ってかワンレス集計はやったのな、しくじったぜ…
悪魔ほむら最高―――――ッッ!!!!
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 08:58:48.87 ID:gbsQldkIO
まるで意味が分からんぞ
黎明期のssのノリに近い……のか?
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 12:43:17.57 ID:VZlbrkCtO
当初はケーキ、クッキーっぽい流れにするつもりだったのだが(出だしに名残あり)、気がついたらバトってた
特にほむら、さやか、杏子の制御がきかない
意味か〜、意味ニガテなんだよなぁ…。もっと修業します
読んでくれた人達ありがとう
327 :
題名「スーパーセル発生時の行方不明者の日記」
[sage saga]:2015/06/03(水) 14:16:55.49 ID:tYf/pgN5O
今日、隣の病室の暁美ほむらさんが退院した。
昨日まではいつも根暗で、でもイラっとする感じじゃなくて、むしろ保護欲が湧いてくる感じのおどおどしてる感じの。
そんな暁美さんが、退院した。
それを知ったのは、退院から一週間も経った後のことだった。
入院している間は、…傷の舐め合いって言うと印象悪いけど、皆で励ましあいながら、いつか体を治そう、ずっと元気でいよう、ってがんばってたの。
XXX号室の○○さんはもう退院してる。××さんはこの前3回目の手術を受けた。やっとドナー登録者が見つかった☆☆さんはその数日前に死んじゃったけど、同じ病気の さんが代わりに手術を受けることになった。
……こんな話も、さよならの言葉すら、暁美さんはしてくれなかった。無理を言って話を聞くと、見滝原中学ってところに行ったらしい。
あのあと無事に病気が完治し、退院できた私は見滝原に行くことにした。暁美さんに一言言ってやるんだ。私も治ったんだって。
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 14:19:34.15 ID:tYf/pgN5O
過去に戻って切り替わったほむほむは、隣の病室の人なんて忘れてるどころか認知すらしてないんだろうなぁ、というおはなし。
なおモブ女子が魔女に魅入られたのかそれとも単純に戦いに巻き込まれて死んだのか、全く別の要因で行方不明になったのかはご想像にお任せしますが、彼女は魔法少女になる素質はありません。皆無です。
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 18:47:49.77 ID:INHwcm1Mo
乙
日記がそこで終わってるって事はほむらに会えなかったんだろうなぁ
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 20:07:02.62 ID:VZlbrkCtO
乙
魔法少女関係いがいほむらはよくわかんないからな、胸はともかく想像がふくらむ
あと入院はツライ…
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/04(木) 00:53:25.22 ID:l8hZYDVro
同じ病室なら兎も角個室だからなあ…
でも病院に友達がいたかもというのは面白いと思う
一周目で私死んだ方が…ってなった時にふと心の中によぎる顔とか
居れば良かったね!誰も居なかったけどね!
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/04(木) 01:27:44.05 ID:MlRHsZyno
過去ループの回は尺が厳しすぎてカットの嵐だろうから、親も友人も全部の描写が省略だろ
描かれてないからといって意識にのぼらなかったとは限らん
333 :
今日も投下してみる 前編
[saga]:2015/06/04(木) 06:59:46.74 ID:NAeCPaR3O
ほむら「さーて、この時間軸はっと」
さやか「奥田みあ(おくたみあ)です」
さやか「ほむらはわたしが美樹さやかだって言うけど、わたしはわたしだよ?」
ほむら「なんと、さやかの魔女人格であるオクタヴィアが人間のほうの時間軸だった」
ほむら「どうする私」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〜米軍基地射撃訓練場〜
訓練場のみ解除し、ほかは時間停止中
ほむら(とりあえずデートに誘ってみたが…)
さやか「へ〜、ほむらってこんな遊びやってんだぁ」
さやか「おもしろそう、はやくやろっ!」
ほむら「ええ、そうね、はじめましょう」
美樹さやか、とはたしかに違う
彼女らしい健康的かつ活発な印象は残しつつも
攻撃性は低い
そして、どこか濡れたところがある
さやか「うっひょ、おっも」
さやか「ねぇ、構え方とかあるんでしょ?」
さやか「おしえてよ」
ほむら「……」
ほむら「そうね」
ほむら「おしえてあげるわ」ファサッ
私は彼女の後ろから手をまわし、銃を持つ彼女の両手にそっとかぶせた
お互いの身体が密着する
ほむら「ゆっくり、銃口を上げて」
さやか「……」スッ…
ほむら「セーフティを解除」
さやか「……」カチリ
ほむら「よく的を狙って」
さやか「ん……」
ほむら「フフ、かたくなりすぎよ。もっとリラックスして」
さやか「う、うん…」スーハー
ほむら「肩の力を抜いて、腰も深く落として」
さやか「こ、こう…?」グッ…
ほむら「そう、あなた上手いわ」
さやか「////」
さやか「……で、次は…?」
ほむら「あとはもう引きがねを引くだけよ」
ほむら「力を入れる必要はないわ」
ほむら「しぼるように」
ほむら「ゆっくりとね」
さやか「わかった……」
334 :
後編
[saga]:2015/06/04(木) 07:00:40.02 ID:NAeCPaR3O
――――――――――
ドォン! ドォン! ドォン!
奥田みあ、か。素直で良い子だ
さやか「えっへへ〜、だーいぶ上手くなったよ!」
ほむら「そうね、あなたスジがいいわ」
だが、ほむスピナーの警告表示は
彼女のヤンデレ係数が危険な水準をゆうに越えていることをつげていた
ほむら「……そんな素振りもないのだけれど、ね」
ほむ左腕 ピコーン! ピコーン!
もし彼女が契約すれば、魔女になることは確実だろう
いや、それ以上に―――
さやか「ほむらもやろうよー、あっ、そうだ競争しよう!どっちがたくさん点がとれるか!」
ほむら「あなた、勝てると思ってるの?」
さやか「そんなのやってみないとわからないでしょーっ」
ほむら「やれやれ、知らないわよ、後悔しても」
さやか「へへーんだ、負けるつもりはないよ」
ほむら「で、いくら賭けるの?」
さやか「ええええ〜!?なにそれ!」
ほむら「勝負事なんてそんなものよ」
さやか「ほむらのバカっ」
彼女とのつきあいかたを、一歩でも間違えれば――
いや、考えるのはよそう
それがいい
ほむら「ホント、馬鹿かもしれないわね」クス
おわり
※杏子「さやかが人間に戻った!」の
>>1
に捧ぐ!!!!
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/04(木) 07:06:47.89 ID:NAeCPaR3O
更新おそいな、ちゃんと落とせてるといいが
以上です
ありがとねん
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/07(日) 04:15:20.30 ID:NvDAoq8MO
ワンレス用に書いていたが暴走
時間ぎれ、文量オーバー、グダグダの三重苦
この場を借りて供養させていただく
337 :
1/2
[saga]:2015/06/07(日) 04:19:10.23 ID:NvDAoq8MO
上条「さて、お時間がやってまいりました。超日本女子プロレスMA-GI-KA 実況の上条です」
中沢「解説の中沢です」
上条「今日はまた、素晴らしいカードが組まれましたね」
上条「永遠の師弟対決『佐倉杏子vs巴マミ 円環の理マッチ 30分1本勝負(延長アリ)』手に汗握るナイスファイトが期待できそうです」
中沢「佐倉杏子はスピードがあり、巴マミは強力なホールドを持っています。そして両者ともに経験豊富で技も多彩」
中沢「まぁどちらにしても、いいものが見たいですね」
〜リング上〜
杏子「マミ、いつまでも師匠ヅラできると思ってんじゃねーぞw」
マミ「ウフフ、そういえば佐倉さんに本気を出したことはなかったわね」
バチバチバチィ――ッ!!!!
上条「さぁ、両者リングに出揃いました!」
上条「いやー、佐倉杏子のウェアはチャイナドレスを模した鮮やかな赤!それにしてもスカート部の丈が尋常じゃない超ミニですね」
中沢「いやぁまったくけしからんですな、あ、これはいい意味でのけしからんですがね、ええ、これはいいものですよ、ハイ」
上条「スリットの部分、生足がなんとも眩しいですが…、あそこまでいくともう『はいてない』のでは?と思わせるのですが…」
中沢「はいてますよ、見えないだけで。レインボーマジックです」
上条「対する巴マミ、こちらは胸元を編み上げにした黄色いレオタードですが…、ハデ好みの巴マミにしてはややおとなしいような…」
中沢「胸をよく見てください」
上条「むね、…あっ!アレはもしや…!?」
中沢「そうです、彼女はニップレスをしていませんニップレスレスです」
上条「これは大変です!先端が!突起が!鮮明に浮かび上がっておりますっ!!」
中沢「いやー、ヤバイですね、じつにヤバイ、あ、これもいい意味でのヤバイですよ、いいものです、確実にいいものです」
上条「文字による放送なのでいろいろ限界があります!お茶の間の皆さまご容赦ください!」
マミ「佐倉さん、わるいけどソッコーでかたづけさせてもらうわよ!」ダダダダッ!!
上条「ああっ!巴マミがまだゴングも鳴らぬうちにしかけたァ―――ッ!!」
杏子「なにィッ!?」
マミ「ティロリアット!!!!」ドゴオォォ!!
上条「いきなりティロリアットキタ―――――――――!!!!!」
杏子「げふぅっ!」バホ――ッ!!
上条「ふっ飛ばされる佐倉杏子!そしてロープで弾かれ戻ってきたところにぃぃぃ――」ミョ―ン
マミ「ァポオッ!」ドグワシィ――ッ!!
杏子「〜〜〜〜〜ッッッ!!!」
上条「黄金の美脚文キックさくれつゥ――ッッ!!!!」
中沢「佐倉杏子のおかぶを奪うかのようなラフファイト、これには驚きましたね」
杏子 バタン「きゅ〜…」
マミ「はぁっ!」シュバッ クルッ タンッ!
上条「佐倉杏子たまらずダウン!そして巴マミはポストに飛び上がってぇ〜、余裕綽々どこからか紅茶を出して飲んでいる〜〜〜ッ!!」
マミ「意外とあっけなかったわね、でも確実にトドメはささせてもらうわ」バッ
中沢「でるかッ!?」
マミ「ボンバルダメントスタープレス!!!!」グルン バッシイィ―――ッ!!
杏子「ぶはッ!!」
上条「でたあぁぁぁ〜〜〜ッッ!!!大技っボンバルダメントスタープレスッ!!」
中沢「あ、コレきまっちゃうのかな?」
338 :
2/2
[saga]:2015/06/07(日) 04:20:08.73 ID:NvDAoq8MO
上条「巴マミィ!!すかさずホールドッ!!」
中沢「あの胸の圧力、いいものです」
マミ「油断大敵よ、佐倉さんっ!」ギュウゥゥ
杏子「き、汚ねぇぞマミ…!」グググ…
レフェリーQB(シャツパッツンパッツンのマッチョVer)「ワーンッ!ツーッ!ス…」
杏子「なんてな」ニヤリ
マミ「!?…ハッ!」バッ!
杏子「キャオラッ!!」ドッス―ッ!!
上条「なんとォ――ッ!!押さえ込まれていたはずの佐倉杏子がいきなり上からドロップエルボー!!!」
マミ「ロッソ…ファンタズマ…!」
杏子「のんきに茶なんかすすってっからだよ、今度はこっちからいくぜっ!」ダッ
杏子「オラオラァッ!!」シュババッ!!
マミ「くっ!!」
上条「佐倉杏子が反撃ィ!!鋭いジャブを2発ッ!さらに接近してローキックから強ゥ〜烈なブロウッ!!」
中沢「この動きは…!!」
杏子「くらえッ!ロッソ・ファンタズマイリュージョン!!!!」キュピーン!!
杏子x2「「オラオラオラオラオラ!!!!」」ビシバスドスドカバキィ!!
マミ「きゃあああっ!」
上条「ぬわあぁ〜〜ッッ!!佐倉杏子が2人にッ!!なんかよその技持ってきて前と後から巴マミをタコ殴りだァ〜〜〜ッッ!!!!」
杏子「あばよマミ」バッ
杏子「だっシャアッ!!」ブンッ
上条「延髄切りぃぃぃ!!決める気かッ!!」
ニュルン
杏子「なっ!?」スカッ
上条「の、のびたぁ〜〜〜????!!!」
上条「と、巴マミの首がっ!びょ〜〜んと伸びて!!」
上条「延髄切りを!!」
杏子「長っ!!」
上条「かわしたぁ〜〜ッッ!!」
マミ「フッフフフ、佐倉さん驚いたかしら?」
マミ「あなたがCAPコンバットを使うなら、私もそうするまでよ」
杏子「ちっ、ヨガってんじゃねーぞコノヤロウ…!」
中沢「巴マミは前回のシャルロッテ戦で首に爆弾をかかえていると聞いていたが…」
中沢「こんなことになっているとは…!」
中沢「しかしコレは…、!いや、私のセンサーはコレにも反応しています!コレもいいものです!いいものですよッ!!」
マミ「さ、続きといきましょうか」シュルン ピタッ
杏子「へっ、面白くなってきやがったぜ」
その後、延長30分、時間いっぱいにて引き分けとなった
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/07(日) 04:21:19.61 ID:NvDAoq8MO
うん、やっぱヒドイな
以上
南無
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/07(日) 09:35:26.29 ID:VfeCmaanO
乙
俺は好き
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/07(日) 14:14:29.06 ID:NvDAoq8MO
>>340
その一言がどれだけ濁りを浄化させるか
おれなりに精進するd
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/06/07(日) 16:26:09.10 ID:UY+uCa5n0
ゴング鳴らしてないから反則負けじゃね
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/07(日) 18:54:31.55 ID:NvDAoq8MO
>>342
ごめんな、おれあんまプロレス詳しくなくって
この団体はそのへんノリでとか、「なった」「なってない」で後で場外バトルが恒例みたいなことにしといてくれ
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/13(土) 05:02:20.99 ID:jTY4Nj8So
仁美「暁美さん、一緒にお昼食べませんか?」
ほむら「私はこれで済ませてるから・・・」ファサァ
仁美「そんなお菓子では栄養が足りませんよ。 私のお弁当をお食べになってはいかがでしょうか?」
ほむら「おいしそう・・・食べていいの?」
仁美「遠慮無く召し上がってください!」ニコッ
ほむら「・・・おいしい」モグモグ
仁美「ありがとうございます、料理は母に教えてもらってるんですよ」
ほむら「このお弁当は志筑さんが作ってるのね」モグモグ
仁美「お弁当はもう一個あるので遠慮無く食べてくださいね!」
ほむら「しまった・・・こんなに優しくされたら・・・素の私が出ちゃう・・・涙が・・・ありがとう志筑さん」ポロポロ
仁美「あっ・・・?大丈夫ですか暁美さん。おいしくなかったですか?」オロオロ
さやか「あー、仁美が転校生泣かしたー!」
ほむら「美樹さやか・・・この涙は味に感動した涙なのよ。おいしい、おいしいわ」モグモグ
まどか「ほむらちゃん、どんだけひもじい思いしてたの・・・?」
ほむら(なんとか誤魔化せたかしら・・・)
ほむら(でも私はみんなの優しさに甘えているわけにはいかないの・・・!ごめんねみんな!)
ほむら「志筑さん、お弁当とてもおいしかったわありがとう。でももういいのよ。私には私のやり方があるの。」ファサァ
仁美「はぁ・・・」
ほむら「ではごきげんよう」ファサァ
さやか「何あいつ、全部食べといて何強がってんだか」
まどか「素のほむらちゃん・・・可愛い。キスしたい。お触りしたい。ペロペロしたい。」ボソ
仁美「素の暁美さんとは仲良くできそうなんですけどね・・・何故ああなってしまうのでしょうか?」
まどか「ほむらちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだよ。もっと押して押して押しまくらないとダメだね。ぐひひ」
さやか「相変わらずまどかキモいなー」
おわり
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/13(土) 07:58:26.87 ID:URd2/RRSO
ワンレス用のはずがまたしても暴走
分量オーバーとなったので投下する
ちなみにお題は【かくれんぼ】
全5れす
346 :
1/5
[saga]:2015/06/13(土) 07:59:34.32 ID:URd2/RRSO
ほむら「コレはいいブツね」クチャクチャ
私はレア魔獣のキューブをガムのように噛みしだきながら呟いた
いい具合に効きもマワってクル
ラジカセ『エッブバーデトーキンッ!!バイマイエルエースデイッ♪』
QB「やぁ、ほむら。ゴキゲンみたいだね」トッ
淫獣がきた
QB「僕としては、君の健康を考えて、あまりオススメできる行為とは思えないけどね」
ほむら「よけいなお世話よ」クチャー
まどかがリアル神となって、戦闘対象は魔女から魔獣へとかわった
無個性な相手をまえに、どうモチベーションを維持すべきか当初とまどったが、ほどなくある特定の魔獣のグリーフキューブにはリラクゼーション効果があることがみとめられ、これがモチベーションを維持するに足る大きな要因となった
ほむら「あなたが来たということは」
QB「そういうことだね、魔獣だよ」
ほむら「ほむぅ」
めんどうだ。しかしまぁ、キイタまま暴れるのも嫌いじゃない
QB「それ古いんじゃないかな?」ピョン
ほむら「先達には敬意をはらうものよ」スック、フッ― ビュオオオォォォ
QB「わけがわからないよ」ォォォォオオ ミミゲパタパタ
347 :
2/5
[saga]:2015/06/13(土) 08:00:18.06 ID:URd2/RRSO
---------------------------
〜廃ビル〜
QB「このビル全体が瘴気につつまれている」
QB「ナカは魔獣だらけだろうね。マミと杏子の到着を待つかい?」
ほむら「まぁ、ちょっとしたかくれんぼといったところでしょ」
ほむら「その必要はないわ」
私はビルに入った、魔獣の姿は確認できない
私はポケットに手をつっこみ、カプセル状のモノを取り出すと、スイッチを押して放り投げた
ボウン! ポンッ
空中にスカウターがあらわれる
コレは、野菜の名前がついたスーパーな宇宙人とクロスした際に手に入れた情報をもとに、インキュベーターの宇宙科学で作らせたものだ
キャッチして装着する
ほむら「ポチっとな」ピピピピピ…ピーピーピー
ほむら「見つけたわ、戦闘力たったの5、ゴミね」
エレベーター付近の物陰で隠れている魔獣をスカウターが捕捉する
ほむら「ほ〜む〜ほ〜む〜波ぁー」バシュ
弓を出し、矢をつがえ、射る
うまい具合に矢は放物線を描き、壁のむこうへと吸い込まれていく
ズバッシュッ!! ドッ、トンコロコロコロ…
手応えあり。どうやら頸部を射抜いたようだ、ハゲた首が壁のむこうから転がり出てくる
ほむら「1Fはコイツだけみたいね」
ほむら「ちゃっちゃとヤってしまいましょう」
2階へむかう
348 :
3/5
[saga]:2015/06/13(土) 08:01:06.25 ID:URd2/RRSO
ほむら「コレはスカウターを使うまでも無いかもしれないわね」
いるいる、鼻につくほど瘴気が濃い
今も目の前を2、3匹うろうろしている
ほむら「2本打ち」ババシュッ!!
とりあえず進路上の障害物を排除
ドタドタ
ほむら「」スタスタ、ブンッ
あるきながら横にいた魔獣の頭を弓でひっぱたく
パチャアッ!
物陰から1匹とびだしてきた
ほむら「」ドシュ ビィ――ンンン!!
ボウガン状にした弓から矢を放つと、首の中心を射抜かれた魔獣はそのまま矢で壁に張りつけにされ
しばらくもがいたのち、死ぬ
後ろからいっぱいキタ
ほむら「ふんっ」ブワァンサッ
背中からモヤモヤした黒い羽のようなものをだす
バラタタタタタタッ!!
ハネからモヤモヤをマシンガンの要領で打ち出す
ダフタフタフタフタフタフ
全員でダンスを踊ったあと、死んだ
こんな感じで各フロアーを制圧していったが、5Fくらいでダルくなってきた
ほむら「あとはあの子達にまかせましょう」
349 :
4/5
[saga]:2015/06/13(土) 08:01:53.68 ID:URd2/RRSO
最近この黒いハネから出てくるようになった影絵のような子供達だ
しゃべったりはせず、全身がモヤモヤと同じガラなので表情も読みとれないが、私によくなついている
ほむら「アルファーとブラボーは仕掛け」
ほむら「チャーリー、デルタ、エコーは追い込み」
ほむら「以上、作戦開始」
ほむチル(ヤー!)
パッ、と子供達は散って行った
ほむら「フフ、本当にかくれんぼみたいね」
ほむら「鬼になった気分」
ほむら「でも私が探すのはあの子達じゃない」
私はハネでパタパタと宙に舞うと
そのままビルを出て見物を決め込んだ
ほむら「そろそろ終わりかしらね」
遠目にビルを眺めていると、窓や非常階段からドス黒いシャワーのようなものが降り始めた
ほむら「ヒートテックを使ったのね」
ヒートテック、ようするにレーザー鉄条網のような罠だ
それをアルファとブラボーの2人があらゆる脱出口に仕掛け
チャーリー以下に追いたてられた魔獣共が引っかかってサイコロステーキよろしくバラバラになったということだ
ほむら「まぁ、食えないほうのレア魔獣ね」
本当によく働く子供達だ。この後キューブの回収までやってくれるのだからスゴい
あの数だ、レアキューブもあるかもしれない
ほむら「でも、私の探しものは見つからない」
ほむら「私が本当にみつけたいのは――」
ほむら「まどかぁ…」
い つ も 一緒 だ よ
ほむら「ハッ…!」
あの声が聞こえた気がした。私はおもわずリボンに触れる
シュル
ほむら「まどか…」ジッ…
ほむら「そうだね」
ほむら「でも会いたい」ギュッ
「暁美さん」
ほむら「!」
350 :
5/5
[saga]:2015/06/13(土) 08:03:12.00 ID:URd2/RRSO
ほむら「巴、マミ…」
マミ「もうっ、『さん』づけじゃなくてもいいから」
マミ「せめてフルネーム呼びはやめなさいって言ったじゃない」
杏子「なんだよほむら、1人で片付けちまったのか?」
杏子「ちーったあたしにも暴れさせろっての」
QB「杏子、その心配はないよ」
QB「もう新しい反応が出てる」
ほむら「だそうよ、2人共、行きましょう」ファサッ
杏子「キューブ回収はいいのかよ」
ほむら「あの子達がやってくれてるわ」
杏子「便利なもんだな」
ほむら「あなただって分身できるでしょ」
杏子「さすがにオートマじゃあないねぇ」ケタケタ
マミ「ちょっと暁美さん、あなたまたやってるの?」
ほむら「ほむ?」
マミ「やっぱりやってる」ハァ
マミ「いい、戦いは何があるかわからないの。一瞬のスキが命取りになることも――」
杏子「ま〜たはじまった、お説教なんか横ででも聞きたくないねぇ」
杏子「いーじゃねーか、ほむらはラリってるほうが調子いいんだから」
マミ「佐倉さんっ!」
杏子「マミだってあんときゃ凄かったぜ、ノリノリだったじゃんw」
マミ「ダメよっ!アレはアレで反省してるんだから…」
杏子「まぁ〜、あたしはやっぱメシ前かな〜」
マミ「あなたいつも食べてるじゃない」ハァ
QB「……君たちはホント無駄なおしゃべりが好きだね。わけがわからないよ」
ギャーコラギャーコラ
ほむら「……」クス
私にはまだ戦う理由があった
ほむら「もう行くわよ」スタスタ
まどかが見てくれているのなら
こちらも見つけやすいようにするまでだ
いつか再び会える日を夢みて
おわり
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/13(土) 08:05:47.73 ID:URd2/RRSO
以上です
地の文でちゃったからなぁ〜
まぁ、お手柔らかに
ありあとやんす
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/13(土) 08:12:44.90 ID:URd2/RRSO
おお、先客がいた!
>>344
お弁当シーンはいいですよねぇ〜
おれまだサブキャラほとんど扱いきれないんでなかなかお弁当ひらけないんだ
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/14(日) 09:51:07.17 ID:pdOi96a8O
>>344
これで済ませてるからファサァ然り私のやり方があるのファサァ然り、ファサァのタイミングが意味不明過ぎてワロタ
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/06/20(土) 16:57:36.77 ID:2dzHVojH0
乙
355 :
世界樹やるよ!
[sage]:2015/06/20(土) 21:53:54.54 ID:LVuWz1+N0
かずみ(冒険者)「世界樹やるよ!」
ニコ(技術班)「魔法でDSに繋げたよ」
ほむら(経験者)「待って待って待って、中で死んだらどうするのよ」
まどか(ガチ初心者)「…ゲームだから死なないよ?」
キリカ(ペルソナ使い)「すぐ死ぬゲームと聞いて」
おりこ(ピクニックモードでクリア組)「キュゥべえが協力してくれたようね」
カガリ(スタッフ)「すぐに死ぬよりもたっぷり絶望を溜め込んで魔女化してくれた方が都合がいい、って」
すずね(ボウケンシャー)「とりあえずはじめよう」
QB「ルール説明だよ!」
ジョブを選択、ギルド名を決めよう!
エトリア、ハイラガード、アーモロード、タルシスから選んでね!
死んだらカガリ経由で死ぬ瞬間以降の記憶を消すよ!だから安心して生き返ってね!
死んだら処置してすぐ行き返すけど、システム上で戦闘不能から回復するまでは幽霊扱いになってもらうよ!
目指せチュートリアルクリア!
ほむら「…これって先に死んだら仲間の死ぬ姿を延々と見せつけられるだけの簡単なお仕事じゃ」
マミ「なにそれこわい」
356 :
世界樹やるよ!
[sage saga]:2015/06/20(土) 22:09:38.70 ID:LVuWz1+N0
〜エトリア(世界樹1、新世界樹)
まどか「えーと、何すればいいのかな?」
エトリア兵「新米冒険者かな?まずはギルドに行くといい」
さやか「んじゃとっとと行きますかー」
ガンリュウさん「冒険者か。ギルド名を決めてくれ。お前らのジョブも教えな」
まどか「弓を使うのは…レンジャー? あ、バードやりたい!」
さやか「さやかちゃんはソードマン!決定だね、」
織莉子「回復役がいませんね…メディックになります!」
カオル「流石にこういうゲームじゃ蹴る職業はないよね…みんなを守るパラディンになろう!」
マミ「待って!属性がいないわ!アルケミストにならなきゃ!」
前衛:さやか(ソド)、カオル(パラ)
後衛:織莉子(メディ)、マミ(アルケ)、まどか(バード)
357 :
世界樹やるよ!
[saga sage]:2015/06/20(土) 22:17:52.93 ID:LVuWz1+N0
〜ハイラガード(世界樹2、新世界樹2)
ほむら「エトリア組と似た構成らしいから、まどか達と被らないようにしましょう」
杏子「ならアタシは槍使いたいからハイランダーっ!」
キリカ「爪使いたいからペット……いや、最初はいないんだっけ?じゃあダクハンで」
みらい「剣使いたい!…でも回復しなきゃだよね?」
ほむら「このドクトルマグスってのはどうかしら」
みらい「もらいっ!でも状態異常はどうするのさ」
ほむら「そこはガンナーと薬で…盾がいないわね、レンジャー取って回避盾やるわ」
ユウリ「じゃあ私がガンナーだな」
前衛:みらい(ドクマグ)、杏子(ハイランダー)、キリカ(ダクハン)
後衛:ほむら(レンジャー)、ユウリ(ガンナー)
358 :
ちなユウリはユウリ様の方ね
[sage saga]:2015/06/20(土) 22:30:26.09 ID:LVuWz1+N0
〜アーモロード(世界樹3)
すずね「1、2は決まったみたい。こっちではジョブ一新してるから3人くらいは適当でもリカバリはきくと思う」
海香「本といったら私よね。後衛属性貰うわ」
ゆま「あのね、みんなを回復させたい!」
なぎさ「ならモンクさんなのです!パンチが強いから前衛ですね、なぎさは…」
アリサ「はいはーい!私プリンセスやりたーい!このグラ可愛いもん!」
なぎさ「みんなを守りたいのです!」
すずね「…万一を考えて、即死攻撃持ちのシノビにします」
前衛:ゆま(モンク)、なぎさ(ファランクス)
後衛:海香(ゾディアック)、アリサ(姫)、すずね(シノビ)
359 :
世界樹やるよ!
[sage saga]:2015/06/20(土) 22:45:55.31 ID:ZkZ0DTlVO
〜タルシス(世界樹4)
かずみ「最初は安心信頼の盾かなぁ?まずはふぉーちゃん取って、」
小巻「なんで私がゲームやんなきゃいけないのよ!あ、ダンサーで」
沙々「どうして私が和気藹々とゲームしなきゃならないんですか!あ、ナイトシーカーで」
サキ「がっつり楽しんでるじゃないか!」
マツリ「でも楽しいな!私は…スナイパーやりたい!目、いいもん!」
サキ「まったく…ん、回復がいない、のか?」
小巻「一応ダンサーで回復できるけど?」
サキ「あー、それ以前に属性がいないな。ルーンマスター取るよ」
前衛:かずみ(フォートレス)、小巻(ダンサー)
後衛:サキ(ルンマス)、沙々(ナイシカ)、マツリ(スナイパー)
360 :
世界樹やるよ!
[sage]:2015/06/20(土) 23:10:38.64 ID:LVuWz1+N0
待機組
まどか勢:非魔法少女のみなさん(いない)、システム提供者のキュゥべえ
おりこ勢:新約のみなさん(知らない)
かずみ勢:技術班のニコ、ふてくされてるカンナ、慰めてる里美、呼んでない双樹
すずね勢:待機中のスタッフカガリ、被験者のチサト、同じくSG回復中のハルカ
なおかずみはかずみ(黒)で、しかも魔女副作用のない人造人間であるとし、カンナはニコにべったりのデレないツンデレ、カガリはキュゥべえを手玉にとるクズ系トリックスターとしています。無理やりすぎてカオスすぎる
361 :
世界樹やるよ!
[saga]:2015/06/21(日) 01:39:40.13 ID:cCj4pptQ0
ギルド名(エトリア組)
【クインテット】(マミ命名、五人なので)
ギルド名(ハイラガ組)
【ネロクリムゾン】(キリカとユウリで命名、赤系と黒系が集まったので)
ギルド名(アモロ組)
【サザンオーシャン】(海香命名、なんか南の海だったので)
ギルド名(タルシス組)
【みんなにえがおを】(かずみ命名、小巻と沙々が原因。hageで…みんなに笑顔を…)
今日はここまで。新スレ建てるまでもないと思ったので投下。んでしばらくあとの1幕を↓に
ほむら「衛兵さん助けて!杏子とキリカが息してないの!」
海香「成見さん、合わせて!」アリサ「絶対零度!!あいてはしぬ!」
さやか「よーし初戦闘だ!」カオル「あっ、盾装備してな(致命傷)」
かずみ「オーバードライブ!!!」小巻「乾坤一擲!!!」サキ「お前らのメイン職業は何だ!?」
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/22(月) 13:35:40.66 ID:pdX0pbxsO
途中でとまってるが、コレは続くのだろうか
ちなみに、いまさらだけど
>>346-350
には自分の好きだったSSへのオマージュをちらほら入れとります
もし見てたらテリマカシ
363 :
世界樹やるよ!
[sage]:2015/06/23(火) 14:29:34.90 ID:DvU494IiO
マミ「さぁ、我らがクインテットの冒険が始まるわ!」
織莉子「ところで手持ちが少ないのですが、武器と防具は誰が買いましょう?」
さやか「回復と属性は武器なしでもいけそうだし、あたしが剣でまどかに弓、牧さんに盾でいいよね?」
カオル「カオルでいいよ、そんでマミさんにはINT上げる装備が必要かと思うなー」
衛兵「気をつけてください」
まどか「いってきまーす」
さやか「スキル振り…やってなかったわ、危な」
マミ「雷の術にしたわ!それと、次に炎を取るために炎マスタリも」
さやか「トルネード欲しいし、剣で切るだけでもいけるよね。剣マスタリ3で」
まどか「歌って仲間を援護するの!だから攻撃と防御にいっこずつ」
織莉子「回復に二つ、そしてキュアを取りました。次のレベルで戦後手当を取りたいので」
カオル「盾、防御に一個。そして挑発を取ったよ!みんなの盾になるからね!」
森ネズミ×3が現れた!
さやか「よーし、初戦闘だ!」
マミ「始めは様子を見ましょう」
カオル「おっけ、まずは挑発…」
さやか「切るよ!」まどか「撃つよ!」織莉子「殴ります!」
森ネズミの攻撃!織莉子は戦闘不能になった!
マミ「…え?」
さやか「えっ」
カオル「え、挑発…」
森ネズミは倒れた!森ネズミの攻撃!まどかは倒れた!
カオル「挑発ううううう!??」
マミ「お、おおおおちちおちつつつ」
さやか「マミさん!あっちを雷でやっちゃってください!私とカオルでこっちのを!」
カオル「うん、挑発で防御も上がってるし…」森ネズミの攻撃!「…あっ(致命傷)」
さやか「ん?」マミ「どうしたの?」森ネズミは倒れた!
カオル「盾装備し忘れた(戦闘不能)」
「「」」
初戦闘、生き残りはさやか(前衛)マミ(後衛)の二人。経験値配分が多くなりはするものの得られた結果も少なくレベルアップまで程遠い。
3人を蘇生させる為の資金すらカツカツで今後の展開に絶望する2人であった。(明日以降に続く)
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/24(水) 04:53:54.20 ID:spKHVm9Ro
さやか「帰りにCDショップに寄っていいかな?」
まどか「うんいいよー、ほむらちゃんは?」
ほむら「別に構わないわ」ファサァ
・・・CDショップ
まどか「これ視聴してみようかな」
??「タスケテー マドカー」
まどか「へ?私を呼んでる…?」フラフラー
さやか「おまたせー!ってあれ?まどかどこ行くのよ!」
ほむら「…(ここでQBとマミに遭遇するのよね…今回は魔法少女のこと知らばっくれてようかしら)」
・・・路地裏
キュウべえ「タスケテー マドカー(棒」
さやか「わっ、何この生き物?!」
まどか「怪我してる…あなたが私を呼んだの?」
ほむら「…!(魔女の結界!)」
・・・魔女の結界
まどか「え、ここどこ?」
さやか「変なのがいっぱいいる!気持ち悪い!」
ほむら「一体何が起こっているの…?(棒)」
キュウべえ「君達、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「魔法?」
さやか「少女?」
ほむら「それどころじゃないわ、ここから出る方法を探りましょう!(棒)」
マミ「その必要は無いわ」
キュウべえ「マミ!」
マミ「見滝ヶ原中学の制服…? あなたたち危なかったわね、一旦ここを出ましょう!」
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/24(水) 04:57:36.39 ID:spKHVm9Ro
・・・マミホーム
マミ「一般人の後輩を3人も助けることができて良かったわ。」
さやか「ありがとうございました、巴先輩!」
マミ「マミでいいわよ?」
まどか「ありがとうございました、マミさん!」
ほむら「ありがとうございました、マミさん…」ファサッ
さやか「それよりこの生き物は何なんですか?慣れ慣れしく喋ってきて気持ち悪いです。」
マミ「あなたたちはきゅうべえが見えるのね。うふっ、ねえあなたたち魔法少女にならない?」
さやか「魔法少女?さっきから何なんすかそれ?」
ほむら(ここは知らない振りしながら全力で否定して話をリードしてあげなきゃね…)
ほむら「…魔法少女なんて冗談ですよね?マンガの見過ぎじゃないんですか?」ファサァ
マミ「うっ…普通はそう思うわよね…でも私は魔法少女なのよね。ほらこのとおり。」シュイン
ほむら「ただのコスプレじゃないんですか?」(迫真
まどか「ほ、ほむらちゃん…マミさんに失礼だよ」
キュウべえ「…」
マミ「コスプレじゃないのよ、ほら!ほら!変身!変身!」シュインシュイン
さやか「わー凄い早着替えですねー!」パチパチ
マミ「そうじゃないの!」
キュウべえ「魔法少女になってくれたらどんな願いでも一つだけ叶えてあげられるよ!」
まどか「願い?願いを100個に増やしてーっていう願いでもいいの?」
キュウべえ「今一つだけって言ったじゃないか…」
ほむら「願いの対価をまだ教えてもらってないわ!もしかしてとんでもない詐欺なんじゃないの?」ファサァッ
さやか「ほほう、確かに胡散臭いかもねー。そんな都合のいい話があるわけが無いってねー。」
ほむら(さやかは完全に疑ってかかってるわね…これなら勝てるかもしれない!)
マミ「さ、詐欺?」
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/24(水) 05:02:49.72 ID:spKHVm9Ro
キュウべえ「…魔法少女はソウルジェムを使って魔法を使うことができるんだ。」
まどか「え?何勝手に話進めてるの?魔法少女になるリスクが言えないの?」
ほむら(まどかも不信感を露わに出し始めたわね…完全勝利までもう少しよ…!)
マミ「キュウべえ、全部言ってやって!何としても納得ずくで魔法少女になってもらうんだから!」
キュウべえ「…ソウルジェムは魔法少女の魂なのさ。これが壊れると魔法少女は戦えなくなる。」
ほむら「ふーむ、戦えなくなるってことはズバリ死ぬのかしら?」ファサァ
キュウべえ「そうだよ、君達は随分と勘がいいね。」
まどか「ねえ…ソウルジェムが魂ってことはもう魔法少女の肉体は既に死んでるんじゃないの?」
キュウべえ「正解!君達は一体…」
マミ「え…私ってもう死んでるの…?」ワナワナ
さやか「この生き物はまどかとほむらが突っ込まなかったらただ魔法少女の良いところだけを言ってるだけなんだね。」
キュウべえ「そうだね、それが僕の仕事だからね。」
ほむら「まだ何か隠してるのでしょう?魔法少女は一体何と戦ってるのかしら?」ファサァ
キュウべえ「魔法少女は魔女と戦ってグリーフシードを集める定めにあるんだ。」
さやか「それで?」
キュウべえ「魔法を使うとソウルジェムが濁ってくるからグリーフシードで浄化しないと魔法が使えなくなってしまうんだ。」
ほむら「えーと、魔法が使えなくなるってことはズバリ死ぬということかしら?」
キュウべえ「いや死ぬのとはちょっと違うかな、ていうかもう既に死んでるし。」
マミ「…」
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/24(水) 05:05:57.85 ID:spKHVm9Ro
まどか「魔女ってのは何なの?どこから生まれてくるの?」
キュウべえ「あーあ…魔女はソウルジェムが濁り切るとグリーフシードになって生まれるのさ。」
さやか「へ?そ、それってつまり…魔法少女って…魔女のことなんじゃ?」
マミ「そんな!私は今まで魔法少女を倒してたっていうの?!いやああああ!」
ほむら「巴マミのソウルジェムが…!(しまった!)」
さやか「真っ黒…!」
マミ「ソウルジェムが魔女を生むなら…私死ぬしかないじゃない!」パリン
まどか「ああ、マミさんが…死んでる!」
・・・学校
ほむら(巴マミ…ごめんなさい、でもあなたの犠牲は決して無駄にはしないわ)
まどか「ほむらちゃん、さやかちゃん、一緒に帰ろう!」
キュウべえ「やあまどか、僕と契約して魔法少女になってよ!」
さやか「げっ、キュウべえ!よくもまあノコノコとアタシたちの前に姿を見せられるわね!」
まどか「本当しつこいよね、ゴキブリみたい!」
キュウべえ「ゴキ…」
ほむら「無視して帰りましょう…(勝ったッッ!第三部完!)」ファサァ
おわり
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/24(水) 15:40:08.47 ID:HLs2YIdbO
ま、マミさぁ―――ん!!!!
マミさんが…、孤独に行ってしまわれた
僕はマミさんのことを決して忘れないだろう
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/01(水) 06:20:53.47 ID:RMIFgk3sO
ワンレス選手権のお題【タダより高い物はない】を、「タダより恐いものはない」と間違えてしまった
せっかくなんで投下させてね!
〜林間合宿中〜
ホーホー
ファイヤーボボボ…
ほむら「みんな寝てしまって、起きてるのはあなた達だけ」
ほむら「というわけね」ファサッ
まどか「うぇひひ、わたし達、夜更かしさんだねっ」
さやか「ほら杏子、腹冷やしたらダメだってば」
杏子「……もうくえん…ムニャムニャ……」
さやか「ったく、テンプレにもほどがあるよ、その寝言」
まどか「さやかちゃんと杏子ちゃんは仲良しさんだもんね」ティヒ
さやか「なっ、こ、コイツがだらしないからだけだって…///」
ほむら「ところで、巴マミはなぜ私達のクラスにまじっているの」
マミ「…スヤスヤ……」
さやか「いさせてあげなよぉ〜、テント張ってキャンプするだけの合宿なんだから」
さやか「朝になったら自分のとこにもどるって」
ほむら「それはかまわないのだけど、他に友人はいないのかしら」
まどか「ほむらちゃん、マミさんは魔法少女だから寂しいんだと思うよ」
ほむら「私はまどかひとりいればぜんぜん寂しくなんてないわ」
さやか「さらっと人をのけ者にするな」
ほむら「邪魔者がいるんじゃまどほむできないわね、夏も近いし、怪談でもしましょう」
さやか「ちょくでも言うな」
まどか「うぇ、怪談?だ、大丈夫かな…わたし」
さやか「へーきへーき、ほむらとか見た目が幽霊だから怖そうなだけで出オチだって」
ほむら「はじめるわよ」
ほむら「インドネシアに行ったことのある友人の話しなんだけど、あそこの田舎なんかは夜になるとマジで妖怪とかまだいるみたいなのよ」
ほむら「そこに妖怪『タダ』というものがいるらしいの」
ほむら「タダは、パッとみ人間なんだけど、頭が逆さに、足が腕に、腕が足についた妖怪なの」
ほむら「遠くに人影があるかと思うと、おーいおーいと人声を真似て呼びかけてくるわ」
ほむら「そしてうっかり近づいてしまったら最後、化物だと気づいた瞬間、その逆立ち状態から腕をつかってものすごいスピードで追っかけてくるらしいわ」
ほむら「そしてつかまったらバラバラにされて食べられてしまうの」
さやか「タダ恐いーっ!!まどかっ!あとでトイレ一緒に来て!!」
370 :
世界樹やるよ!
[sage saga]:2015/07/05(日) 19:18:52.92 ID:JnVHQSfAO
前衛:みらい(ドクマグ)、杏子(ハイランダー)、キリカ(ダクハン)
後衛:ほむら(レンジャー)、ユウリ(ガンナー)
みらい「まずは回復を取るべきなのかな?」
杏子「攻撃でいいだろ」
ほむら「まずはミッションね。地図を埋めてほしいってことらしいわ」
衛兵『木札も取ってくること。近頃は何処かから完成済みの地図を持ってくる輩が…』
キリカ「ちっ」
ユウリ「おい」
初戦闘。針ネズミをどうにか倒す。倒す。倒す。
ほむら「そろそろできたかしらね?」
ユウリ「札もゲット。楽な仕事?」
杏子「体力切れそうだが?メディカ足りないのか?」
みらい「TPカツカツ…出口だ!」
衛兵『地図がまだ出来ていないようだな』
ほむら「いやあのだからまず返して」
衛兵『地図がまだ出来ていないようだな』
10分後。
ほむら「衛兵さん助けて!杏子とキリカが息してないの!」
ユウリ「っしゃ!フォース溜まった!これで1ターンは確実に逃げられる!」
みらい「もうクロウラーは嫌だああああ」
これで地図は完成したようだ!あとは衛兵に見せてしまおう!
ほむら「やった!」
みらい「勝った!」
ユウリ「第3部完!」
敵の先制攻撃!クロウラーの攻撃!ユウリは倒れた!
ほむら「負けるじゃないですかー!ヤダー!」
みらい「まだだ、まだレンジャーのフォースが」
hage:死因、フォースバグ
ニコ「あ、フォースバグで敵と味方の命中補正が逆だから注意してね」
ほむら「早く直しなさい!!!」
(次回に続く)
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/11(土) 15:29:48.42 ID:EKnqW5b2O
なんやかんやで昨日カキコできなかったんで
ボリューム増でこっちにとーか
ワンレスでのお題は【郷土料理】
372 :
前編
[saga]:2015/07/11(土) 15:30:33.33 ID:EKnqW5b2O
まどか「ほむらちゃんとラーメン屋さんに来ました」
ほむら「食券を買いましょう」
とんこつラーメン2人前…400円x2
ゆで玉子…50円x2
計900円
まどか「安っすいね!ほむらちゃんっ!」
ほむら「2人で食べて千円越えないものね」
ほむら「さぁ、てきとうな所に座りましょう」
まどか「おばちゃんが食券を持っていってくれたけど、愛想のかけらもないんだね」
ほむら「ええ、彼女達に接客マニュアルなんてないから、素で応対してくれるわ」
まどか「ほむらちゃん、はいっ、お水」コトッ
ほむら「ありがとう、まどか…///」
ほむら「水すらセルフだけど、じつはそれがこんな素敵なシチュを得られるきっかけだったなんて…」
ほむら「運命ってわからないものね」
まどか「もぉ〜、ほむらちゃんったら美化しすぎだよぉ」
ほむら「この水、おいしい」
まどか「氷でキンキンに冷やしてあるから気にならないだけで、たぶんただの水道水だよ」
まどか「でもこの、ポット的なやつに入った氷水ってなんかよくわからないけどおいしいってのは否定しないよ」
ほむら「注ぎ足すとき鳴る音もなんかいいのよね」ガラガラ
まどか「それにしても深夜なのにけっこうお客さんがいるね」
ほむら「国道沿いだからトラックの運ちゃんなんかが多いわ、あとはハシゴを重ねた最後のシメに来たサラリーマンやら、ライブ終わって、たいがいの御飯どころが閉まっていても開いてるとゆう僥倖にありついたバンドマンやら」
ほむら「みんなの憩いの場所なのよ」
まどか「とはいえ、中学生のわたし達がこんな時間に出歩いたらおまわりさんに補導されちゃわないかなぁ」
ほむら「たしかにそうかもね、でも、魔法少女なんてこんなものよ」
まどか「魔法少女も楽じゃないもんねっ、ほむらちゃん!」ティヒ
ほむら「ありがとう、まどか」フフッ
373 :
後編
[saga]:2015/07/11(土) 15:31:27.75 ID:EKnqW5b2O
湯気フワァ――
ほむら「来る…!」
おばちゃん「ハイ、ラーメンと玉子」パオーン
まどか「うわー、いかにもなとんこつラーメンだねっ」
ほむら「ええ、完全オーソドックスなとんこつラーメンよ」
ほむら「味も普通においしいわ」
まどか「いっただっきま〜す」
まどか「ホントだっ!ふつーにおいしいっ」ズズッ
ほむら「とりあえずチャーシューは入ってるから、ネギとかもやしとか増やしたかったらそれなりに増しとけばいいわ」
ほむら「替え玉は百円、最悪ノントッピングでもワンコインあれば十分腹は満たされるわ」
ほむら「というのも、1玉の基準があきらかに独自のもので、いわゆるチェーンより半玉は多いんじゃないかしら」
ほむら「とりあえず玉子を沈めときましょう」ズブズブ
まどか「わたしゆで玉子は半熟のほうが好きなんだけどなぁ」
ほむら「ごめんなさい、ここは昔ながらの固ゆでしかないの。ハードボイルドなお店だから」
まどか「昭和なんだね」
ほむら「そうね…」
ほむら「……今となっては、とんこつラーメンなんてどこにでもあるし」
ほむら「全国的にチェーンを展開していたり、世界進出したり、一杯1000円以上する豪華版だったり、元祖ということで観光ガイドに載ったり」
ほむら「いろいろあるだろうし、それでいいと思うわ」
ほむら「でも私は…私にとってのとんこつラーメンは……」
ほむら「こんな、いつまでも庶民と共にある、かけがえのない郷土料理」
まどか「ほむら…ちゃん…」
まどか「ほむらちゃん東京から来たんだよね?」
まどか「キャラの口かりて好き放題しゃべらせるだけじゃダメだって言ってたよね?」
ほむら「ええ、そのとおりよ」
まどか「それなら――」
ほむら「それでも、お題が郷土料理だから…!郷土料理のこと、語らないといけないから…!」
まどか「ほむらちゃん……」
まどか「ティヒ、わかったよ、じゃあ伸びちゃうまえに食べよっか」
ほむら「まどか……」
ズズー
ほむら「ごちそうさまでしたー」
まどか「おいしかったね、ほむらちゃんっ!」
おわり
※「まどかとほむらに地元紹介を頼んでみた」の
>>1
に捧ぐ!!
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/11(土) 15:33:30.58 ID:EKnqW5b2O
以上です、スッキリ
談義スレの
>>772
の人を期待してた人はゴメン
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/11(土) 19:03:37.13 ID:DOnJnhlNo
乙
まあ、東京にも田舎っぽい地域はあるだろうしセフセフ
病弱子がラーメン屋に行く機会があったのかとかは知らん
376 :
372
[sage]:2015/07/12(日) 20:42:54.67 ID:vc+D+AbzO
やっぱレスつくと嬉しい
読んでくれてサンクス!
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:48:25.76 ID:kIVYhBnio
杏子「よう、ほむら」
ほむら「私は今から学校に行くのだけれど……」
杏子「さぼれよそんなもん」
ほむら「は?」
杏子「安心しな。まどか達には前もって連絡してある。あたし学校通ってないし暇でさー。付き合えよ」
ほむら「……別にいいけれど」
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:49:24.99 ID:kIVYhBnio
--ゲーセン--
杏子「へぇ、あんたやるじゃん。ここはあたしだって最近やっとクリアできたステージだよ」
ほむら「……用ってこれ?」
杏子「あぁそうさ。シューティングの協力プレイなんてひさびさだけど、あんたもこのゲームやってた口?」
ほむら「ループの中で何かしらワルプルギスの夜を倒すヒントがあるのではないかと、模索していた時期に少し、ね」
杏子「待て。ゲームの中に答えがあると思ったのかよあんた」
ほむら「藁をもつかむ思いだったのよ」
杏子「……まぁ、でもそんな努力がやっと実を結んで見事倒したわけだよな」
ほむら「……えぇ、そうね」
もっとも、その代償として
私は戦いの中で二度と歩けない体となった
肉体的な傷はさやかに治療してもらったが、動かない
医者にも一応見せたが、精神的なものという結論だった
ほむら「それにしても、あなたはダンスゲームしか出来ないものかと思っていたわ」
杏子「あたしを何だと思ってやがる。有り余る暇な時間を有意義に過ごすべく、いろんな事をやってたのさ」
ほむら「……ありあまる時間をこんな事に……」
杏子「あんだだってやってたんだろ」
ほむら「でも、どういう風の吹き回し? いつものあなたなら、こういう事をやるならさやかを誘うんじゃない?」
杏子「さやかは関係ないだろ! ほら早く、次のステージやろうぜ」
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:49:56.44 ID:kIVYhBnio
ほむら「……杏子」
杏子「気付いてるよ。流石にそろそろ無理か」
今は午前中。しかも平日
当然店員に目を付けられるわけで
店員「ちょっと君たち」
杏子「車椅子ごと持つぞ。ほむら!」
ほむら「え!?」
杏子「にっげろおお!!」
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:51:08.29 ID:kIVYhBnio
--外--
杏子「あー……暫くあのゲーセン出入りできないなー……ま、別のところにいけばいいか」
ほむら「あなたは……」
杏子「あ、露店あるじゃん。ほむらちょっと待ってろ」
ほむら「待ちなさい。……もう」
杏子「ほれよ、あたしの驕りだ」
ほむら「露店なのにロッキー……そこはまぁ、いいけれど」
ほむら「……そのお金はどこから出たのかしら」
杏子「さやかみたいな事言うねぇ……。悪い事をして手に入れたわけじゃない。いや中学生がバイトってのは悪い事ではあるけど……人の道を外して手に入れたお金じゃないよ」
ほむら「午前中にゲーセンに行って店員から逃げ出したのは人の道を外してはいないのかしら?」
杏子「そういう事言うなよ……」
ほむら「……冗談よ。ありがとう。でも気持ちだけ受け取っておくわ。あなたのなけなしのお金をこんな事に使わせるのは悪いもの」
杏子「いちいち気にすんな。いいから受け取れよ。受け取ったな。よし!」
ほむら「もう、あなたは……」
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:52:10.40 ID:kIVYhBnio
杏子「あと、これ。……グリーフシード」
ほむら「……ありがとう」
足が動かなければ、まともに魔女を倒す事も出来ない
ワルプルギスの夜を倒してからこれまで生きてこられたのは、マミや杏子、さやかのおかげだ
ほむら「でもあなたが私の為にグリーフシードを分けてくれるなんて……」
杏子「ダチを助けて何が悪いんだよ」
ほむら「……自分の為にしか魔法は使わないんじゃなかったの?」
杏子「あぁそうさ。ほむらを助けたいと思っているあたしの為にあんたを助けてるんだ」
ほむら「……変わったわね。あなたは」
杏子「そうか? あたしは別に変わったつもりはないけどな」
ほむら「グリーフシードは後で使わせてもらうわ」
杏子「いや、今使え。あたしが気付いていないとでも思ったか?」
ほむら「……」
杏子「マミやさやかからもらったグリーフシード、最近使ってないだろ」
ほむら「……」
杏子「死ぬ気だったのか? あんた」
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:54:33.22 ID:kIVYhBnio
ほむら「私の足はもう動かない。……それはいいの。もうワルプルギスの夜は倒したし、その代償として考えればこれほど安いものはない」
ほむら「だけど、魔女とも戦えずみんなに助けてもらってずっと生かされていくのは……つらい。それに何より」
杏子「……まどか、か?」
ほむら「えぇ。まどかの微笑みが優しすぎて……。私は完全にまどかの重荷になっている。まどかは私の犯した罪をずっと背負っていくつもりなのよ。でも、そんなのは……嫌だ」
ほむら「それに、さやかやマミもよ。……こんな理不尽、世界では当たり前なのに。あの子達はそれを受け入れられない。真正面から立ち向かってしまう。……もう、どうしようもないことなのに」
杏子「……意外だな。まどかはともかく、あんたがさやかやマミの事をそんな風に思ってたとは思わなかった」
ほむら「まっすぐすぎる……魔法少女としては致命的だけど、その生き方は嫌いではないわ」
ほむら「でも、ね。解決する方法に気付いたの。みんなが私の事を忘れ去ってしまえば、もうそんな荷を誰も背負わなくてすむ」
杏子「……なるほどな」
杏子「つまりあんたは、誰かさんに記憶操作の魔法を使ってもらい、自分はどこぞの魔女にでも食われる予定だったと」
ほむら「……否定しないわ」
杏子「……そうだよな。まどかにしろさやかにしろマミにしろ、あんたの事は確かに気に病んでいただろうけど……一番つらいのはあんた自身だよな」
杏子「……なぁ、ほむら。ちょっと見ててくれないか」
ほむら「?」
杏子「あたしの魔法は『幻惑』。誰かが視認していなきゃうまくいったか確認することもできねぇ」
ほむら「何故その魔法を? ……杏子!? 今のあなたがそれを使ったら」
杏子「やっぱりあたしの過去もしっかり知ってるんだな。あたしは自らの魔法を否定した。だからもう魔法は使えない。少なくとも今まではそうだった。でもさ」
杏子「ほむらの話を聞いて決心がついた。あたしは、前に進む事にする」
ほむら「杏子、ダメ!」
杏子「ロッソファンタズマァ!!」
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:55:45.88 ID:kIVYhBnio
杏子「はぁ……はぁ……ど、どうだった」
ほむら「一瞬だけれど……あなたが2人になったように見えたわ」
杏子「へへ、どうだ。あれ」
ほむら「杏子!」
杏子は倒れかけて……踏みとどまった
杏子「だ、大丈夫さ」
ほむら「何故そんな無茶を」
杏子「ようするに、心の問題なのさ」
ほむら「?」
杏子「あたしはあたし自身の願いを否定した。今だってそうさ。あの時の願いは間違っていたと思っている。でもな」
杏子「もうあたしは一人じゃない。ほむらやさやか、そしてマミ。みんなあたしの大切な友達だ。失いたくない。だから……あたしはあいつらを守る為、もっと強くなる。魔力も……心だってな」
ほむら「……心?」
杏子「あぁそうさ。……あんたの足が使えないのは肉体的な問題じゃない。心の話だ。……推測だけどさ。ワルプルギスの夜を倒して、あんたの中で何かが切れちまったんじゃないか? これで終わり……みたいなさ」
杏子「でも、終わってなんかない。むしろこれからだ。あたしだけじゃない。あんたの力だって必要になる。……あんたならできるよ。まどかの為に幾度もループを繰り返しし、ワルプルギスの夜を倒したあんたなら、これくらいの壁、乗り越えられる」
ほむら「簡単に言って……いや、だからこそ、あなたも自分自身の不可能に挑戦したというわけね」
ほむら「本当に優しくて強くて……それが佐倉杏子という人間だったわね。訂正するわ、あなたはやっぱり何も変わっていない」
杏子「なんだよそれ」
ほむら「あなたも見ていてくれるかしら」
杏子「……おい」
ほむら「私だってみんなに優しくされているばかりじゃない」
杏子「馬鹿かあんた!」
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:56:33.85 ID:kIVYhBnio
ほむら「どうだった?」
杏子「……一秒ぐらいは立ってたかな……無茶するなよ。あたしが受け止めてなきゃどうなったと思ってる」
ほむら「受け止めてくれると信じていたわ」
杏子「……まったく。でも、もう大丈夫そうだな」
ほむら「えぇ……ありがとう、杏子」
杏子「礼を言うのはこっちだ。あんたのおかげであたしだって決心がついた」
ほむら「でも……その、言いにくいけどロッソ・ファンタズマって……」
杏子「頼む。それ以上言わないでくれ。……気合の掛け声みたいなもんだ」
ほむら「……ふふ」
杏子「笑うな……」
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:57:15.59 ID:kIVYhBnio
ほむら「ところで、さっきあなたが友達と言った人の中にまどかが含まれていなかったのは」
杏子「ダチである事には違いないさ。でも守る対象ではない。まどかを守るのはあたしじゃない」
ほむら「……なるほど。私というわけね」
杏子「そういうことさ。ま、お互い無茶はせず、ゆっくりいこうぜ」
ほむら「突然魔法を使った人に言われたくないわね」
杏子「突然立ち上がろうとしたあんたに言えた話か」
ほむら「……そうね」
杏子「……そうだな」
杏子「……腹減った。やっぱさっきのロッキーあたしにもよこせ」
ほむら「私にくれたんじゃなかったの?」
杏子「そうだけど、腹減ったんだよ。あたしがあげたんだからあたしのもんだろ」
ほむら「無茶苦茶ね……別にいいけど」
杏子「……なぁ、ほむら」
ほむら「何?」
杏子「これからもよろしくな」
ほむら「……ええ、こちらこそ」
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 22:58:53.90 ID:kIVYhBnio
以上で終了。談義スレの
>>724
をネタにちょっと書いてみた
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/12(日) 23:14:53.81 ID:BrHlj/xlo
乙
続きが読みたい
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/12(日) 23:35:42.92 ID:YgGLccmjO
乙でした
この雰囲気好き
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/13(月) 05:44:35.09 ID:uzoi8c59O
乙
キマシタよほむ杏、いいですなー
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/15(水) 06:44:51.79 ID:QtRFBqIAO
時間切れだがネタはあがっていたので投下してみる
391 :
前編:ちなみにお題は【嘘】
[saga]:2015/07/15(水) 06:46:14.80 ID:QtRFBqIAO
〜マミるーむ〜
ほむマミお茶中
マミ「暁美さん、思い入れのあるガンダムってある?」
ほむら「あいかわらずいきなりね」
マミ「ある?」
ほむら「しょうがないわね、じつをいうと『ポケットの中の戦争』が一番好きなのよ」
マミ「あらステキ、ケンプファーかっこいいわよね」キラキラ
ほむら「小学生の頃はじめて見たガンダムで、それまでガン消しでしか知らなかったモビルスーツが一気に輝いてきたわ」
ほむら「そうそう、ガン消しのハイゴッグとズゴッグEを小川に流してどちらが速いか競わせて遊んでいたわね」
マミ「はじめて見たガンダムがOVAだなんてあなたny…」
ほむら「ちがうわマミ、早とちりしないで、コミックスよ、なぜかいつの間にか家にあったのよ」
マミ「……そうだったの」
ほむら「背表紙にKCって書いてあるコロコロ・コミックだか講談社コミックのアレよ」
ほむら「まぁ『嘘だといってよ、バーニィ』の名セリフと、ミンチよりひでぇ、が衝撃的すぎて逆に笑ったのがいい思い出ね。懐かしいわ」ズズー
カチャリ
思いがけず耳のすぐ横で大きな音がした
いつの間にか、マミが私の側面から銃をむけている
ほむら「マミ…、たしかに笑ったけどそれはいい意味で、よ」
マミ「KCは『講談社コミックス』の略称よ、それ以外ありえないわ」
ちっ、そっちか。もう止めようがない
マミ「ましてやライバルのコロコロなどと――ッ!?」
カチャリ
ほむら「形勢逆転ね」
私は方膝をついたままあさっての方向に銃をむけているマミの後ろから、処刑スタイルで銃を突きつけた
マミ「時を止めたわね」
振り向きもせずマミは言う
マミ「暁美さん、2つ忠告しておくわ」
マミ「ひとつ、『嘘だといってよ、バーニィ』はサブタイトル。セリフでは出てこないわ」
マミ「ふたつ、あなたまた近づき過ぎよ」
ボッシュルシュルルルルッ!!
マミの身体が膨張する!リボンだッ!!
ほむら「くっ…!」ギュゥウ…!
392 :
後編
[saga]:2015/07/15(水) 06:47:10.11 ID:QtRFBqIAO
マミ「思ったより学習能力が無いのね、暁美さん」ウフフ
マミ「ガンダムといえばボンボン」
マミ「ボンボンといえば講談社」
マミ「そんな常識もわきまえていないなんて、あなた本当に『ポケ戦』好きなの?」
自分から振っておいてなんというKC(キチガイ・コミュニケーション)であろうか
マミは時々エキセントリック過ぎて困る、懐柔工作を打つことにした
ほむら「落ちついて、マミ。ボンボンなら私も愛読してたわ」
ほむら「プラモ狂四郎は読んでないけど、その続編的なやつは読んでたわ、なんかプラモデルに疑似で乗って命懸けの闘いをするのよね、タイトル忘れたけど」
マミ「……それを」
マミ「それを愛読とはいわせないわっ!」ジャキィ!!
逆効果だったようだ
マミ「さよなら、暁美さん」グスッ
ダ――ン!!
ほむら?「mマ、ミp…ピ…ザ…マピ…mpimpipipipi…」ネジバネビョ〜ン
マミ「機械ッ!?」
ほむら「クスクス…、私が二度も同じ手に引っかかるとでも思っていたの?」ヌッ
ほむら「そいつはメガほむならぬメカほむ、有志が造った私の等身大ラブドールよ」
ほむら「人形といえど"性"能はなかなかイカしてるわ、ま、とーぜんホンモノには劣るけども」
ほむら「ところであなた、近づき過ぎなんじゃないかしら」ポチ
マミ「ハッ――!」
メカほむ「わ、私…もう…爆発しちゃいますっ////」ピピピピピピ!
ドッゴォォオオオンン!!!!
モクモク…
ほむら「勝った。本編、叛逆に続き三度目の正直よ」
シュルルルルッ
ほむら「なっ…!」パシパシ ギュウ!
マミ「暁美さん、やっぱりあなた『ポケ戦』好きかどうか、あやしいわね」バーン
ほむら「リボンで…チョバムアーマーを…!」
マミ「先輩の部屋を吹きとばすだなんて、困った後輩ね」
マミ「『ポケ戦』についてあらためて講義してあげてもよかったんだけど…TVも壊れてしまったんじゃどうしようもないわね」
マミ「じゃあ、とりあえず…」
マミ「みせてもらいましょうか、ホンモノの"性"能とやらを」
ほむら「ごめんね、まどか…っ///」ギュゥウ…
なぎさ「やれやれ、二度あることは三度ある、SAN度目の正直は嘘なのです」ニャンテコッタイ
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/15(水) 06:48:27.70 ID:QtRFBqIAO
おわりでーす
バトル以外が書けるようになるのはいつの日か
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 19:54:10.46 ID:k4p0V8rpo
マミ「台風が来てるみたいね……」
QB「ということは今日の晩御飯は?」
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 19:55:29.61 ID:k4p0V8rpo
r‐'`'ー‐┐ l二二l r─‐┐ r┐ r┐ /´〉
\  ̄! | ̄! | くノ ̄! | |__! ! | l二二l / /__r┐
/ くノ くノ l二二二l くノ くノ く__,--、.」
\ l二二`! .i´二二`! 「`ー─┐ 「`| 「`|
く | | | | | | [][] i`! くノ ̄! |´ L/ L/
\ i二二..! |..二二..| くノ くノ O O
∠、 ./\ /\ /\. ./\/\
|/ \/ \ / \/ \/\/\
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, -───- 、
/: : : : : : : : : : : : : .\
ト、 /: : ,. -──- 、: : : : \
ゝ V( ))/ `ヽ: : : : \
/ 〃 Y^y'´ ) `ヽ: : : :〉
フ {{ / / / 人 \/
イ ヽノノ / / // ヽ ヽ
/ / 〃 / / / / ヽ\ !
|/ 〃 { >‐メ、 -‐ < リ ヽ !
ヽ Vハ / ィ.:.:下 不::.ヽ } ハ|
) /Vヽ \ ヒ.::::ソ ヒ.::::ソ ノ イ
ノ | / ( \| ,,,,,,.. ' ..,,, /イノノ ‐‐┐
|/ ) ヘ i⌒ヽ r イ __ }
/´  ̄ `ヽ > ‐' . イ,. '´ 〈
( \ > = < ノノ ,. ノ
ヽ``ヽ )VTT´  ̄ ̄`L ,. '´ -=< __
r── ミミヽ ,. ィ イ77´  ̄`7 //´ ̄`ヽ´ ̄ ̄`ヽノ
} ノ レイ ハ ´ ̄` l l '. (
r── ミミヽ//// | l V }ミヽ __ ノ
フ / く ///レ' `Y´ `ヽ\
/ { {:{ } Y )
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 19:55:59.88 ID:k4p0V8rpo
満足した
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 20:36:17.63 ID:REuCy+sK0
雑談スレ
>>962
改変後マミさん
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/16(木) 20:37:05.56 ID:REuCy+sK0
紅茶を淹れた。お湯は魔法で沸かした上、肝心の葉は出涸らしだけれど。
カップを近づけてみても、やはり思ったような香りはしなかった。
口に含んで舌の上で転がしてみても、紅茶というよりは…何だろう?色の付いた水とでも呼んだ方がいいのかしら。
知らず眉間にシワが寄っていた。こんなことなら、不精せず紅茶葉も魔法で出すべきだったかもしれない。
小さく溜息をついて、じっと立ち昇る湯気を目に焼き付けると、瞼を閉じて想像する。
机を囲んで皆座っている。ケーキを突く皆の前にカップが並んだ。
真っ先にがぶ飲みした佐倉さんが私にダメ出しをする。味が薄いぜ、なんだこれ。
そんな馬鹿な、と続いた美樹さんが沈黙する。ややあって、マミさんも失敗するんだなあ、などと珍しげに呟いた。
美樹さんと同じタイミングで口を付けていた暁美さんが小さく微笑する。こういうのもたまには良いじゃない。とカップを揺らし、優しい目付きで波紋を見ている。
俄かに雷が落ちた。意識が現実に返った。
思考より早く変身を終え、私の眼は雷の出所を捉えていた。
地平線の彼方、瓦礫の山すら微塵となり、砂漠に近しくなった見滝原の果ての果て。唐突に生まれた赤黒い雷の嵐は、見る間にその密度を増し、魔女の体を為しつつある。
最後になるだろう。確信に近い予感があった。ひびの入ったカップを静かに砂地に降ろすと、お疲れ様、と心の中で労った。
かつて杏子が選んでくれたお気に入りの一品だ。魔法で保護していたとはいえ、よくここまで保ってくれたと思う。
魔力を込めて、音より早く跳躍する。砂地が果てしなく続く代わり映えしない景色の中、腕に巻かれたリボンのはためく色彩が自分を世界に引き止めた。
暁美さんが最期に手渡してくれた赤いリボンだ。生きて。という一言が遺言だった。涙が止まらなかったので、表情はよく分からなかった。
大好きな人々が居なくなる中で、自分だけが取り残される。私の人生はそんなのばっかりだ。
いい加減疲れ果てて、よっぽど死ぬ気だった私が生きているのは、あの時彼女に望まれたからだ。
それもきっと今日までだけれど、私は満足している。精一杯やったよ、と皆に胸を張って報告できるだけの時間、私は頑張ったと思う。…なんて自分でいったら台無しかしら?
光の源が近付いてきた。向こうもこちらに気付いたらしい。
勢いを緩めずそのまま直進し、接敵した。
高速で衝突した魔力と魔力が弾け、混ざり、眩い閃光を放つ。
不安はない。何かが私を抱き留めてくれるという根拠のない確信があった。
思考がここではないどこかに飛んでいく。光と身体が混ざってひとつになっていく。
美樹さん。暁美さん。佐倉さん。パパにママ。
巡る光の中に、知らない、懐かしい少女を見た。
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 20:46:47.84 ID:REuCy+sK0
投稿した後に気付いたけど
_人人人人人人人人人人人人_
> 魔女じゃねえ、魔獣だ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 21:03:34.50 ID:F75JO7Aco
乙
泣くわ!ww
マミさん一人生き残る展開は切なすぎる
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/16(木) 23:55:23.10 ID:cv2jJ1zCO
>>394-395
カニクリームコロッケ好きだったわ
>>398
素晴らしい、感動した!
荒廃した世界で戦うマミさんカッコイイ、雰囲気P.K.ディックっぽいわ
402 :
401
[sage]:2015/07/17(金) 00:18:18.06 ID:MGIVkCVuO
>ディックっぽい
具体的に言うと、カップを大切にしてたり、もういない仲間とのやりとりを幻想したりね
絶望的な現実の前でも、人間らしい古き良き思い出を捨てずにとっておく、というのか
すまん、興奮した。とにかく、まとめばっか読んでないでこっち来てやっぱ正解だったわ、いいものに出会える
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