佐天「C−MOONかぁ…」〔ジョジョ〕Part2

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446 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/02(水) 06:10:27.87 ID:b+237pIQ0

大統領「…最後の一つは、DIOが隠し持っているか…そうでなければローマ正教か…」


大統領「しかし、今はDIOに手出しできない…それはアレイスターとの約束を破ることになる」



大統領「…」



大統領「困った。それじゃあ私は暇になってしまうじゃあないか」



ピラ……パサ…



大統領「……これは…報告書か。何……(佐天家御一行、イタリアへ旅行)だと?ほう、これは面白い」


大統領「しかし、部下を連れて観光地には行きたくないな…イタリアか、学生の時に行ったきりだな」


大統領「…よし、偵察にでも行くか…何か手がかりが掴めるかも知れん」


大統領「そうだ、イタリアの後はイギリスにも寄ろう……約束だったからな」



大統領「D4C〔いともたやすく行われるえげつない行為〕」



大統領「どじゃあああああん」


大統領「私よ、よく来てくれた。突然で申し訳ないが、頼みがある。実は……」




………………………………………………………………………



大統領「なるほど、敵を欺くには味方からということか…そして、アレイスターという人物にだけ、これを伝える…」

大統領「理解した。良い結果を期待しているよ。それに、旅行は精神的健康維持に良いからな」



大統領「旅行か…確かに、客観的に見ればそうなるな。何年ぶりだろうか…?」



大統領「いいものだよ。私もつい先日行ったばかりだ」



大統領「何?君は旅行に行ったのか?どこに旅行に行った?」


大統領「ディズニーランドさ。貸切にしてくれてな。妻と子供達と一緒に行ったんだ。とても良い旅行だったよ」



大統領「妻?子供達?……そうか。君は”良い”世界の私なんだな…すまない、なるべく早く君を返そう…」


大統領「…あまり深くは聞かないでおこう。では、私に幸運を」


大統領「ありがとう。行ってくる…」
447 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/02(水) 08:31:53.60 ID:gqN9pQ3so
なんか混乱してきた
448 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/02(水) 09:24:23.78 ID:b+237pIQ0

翌朝・・・


ー佐天さん家ー




佐天「ん…ふぁ〜…よいしょっと…」

佐天「起こして〜ホワイトスネイク〜」


ホワイトスネイク「わかった」


グイ…ぶらーん…てくてく…



ホワイトスネイク「目をつむってくれ」



佐天「あいあい」



キュッキュ…ジャー!



ホワイトスネイク「いいぞ…ちょうどいい温度だ」


佐天「ぶくぶく〜♪」


ホワイトスネイク「今度は歯磨きだ。歯磨粉は2cm程度、うがいは軽くがいいらしい」


佐天「あーーそうらひいね〜…がらがら〜…ぷへぇ〜」


ホワイトスネイク「今日からイタリア旅行だな」


佐天「うん。めいっぱいオシャレして行きたいな」


ホワイトスネイク「涙子なら何を着ても似合う」


佐天「ありがと♪」
449 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/02(水) 09:41:37.90 ID:b+237pIQ0


ーリビングー



佐天「おはよー!」



「「「「おはよう♪」」」」



ディオ「おはよう。今朝の目覚めはどうだ?」


佐天「良かったよ。ちょっとドキドキして眠れなかったけど」


ディオ「そうか。かく言う私も、きっと眠れないと思ってレッチリの演奏会を催したわけだ」


フレンダ「oh…」

あわきん「いい音色だったわね〜♪」


佐天「旅行間近になると眠れない家系なんだね…佐天家って!」


ディオ「そうかもしれないな」


みさきち「涙子らしいわね☆お兄ちゃんは意外だけど!」


フレンダ「ささ、朝食ってわけよ。今朝は和風にしてみました」

レッチリ「オレも手伝ったんだよ!」


あわきん「もう私よりも料理うまくなっちゃったのよね…」


佐天「へぇー!偉いね。レッチリ!」


レッチリ「へへへへ…ほ、褒めても電気はでないぜ///ってミサカは…へへ///」



ディオ「いい子だ、では、冷めないうちに、食べようか」



「「「「「はーい!いただきまーす!」」」」」
450 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/02(水) 10:18:09.75 ID:b+237pIQ0

「「「「「ごちそーさまでした!!」」」」」



ディオ「ご馳走様。では、9時にセッコが迎えに来てくれるので、それまでに各自用意を済ませておいてくれ」


ディオ「では私は部屋にいるから、何かあったら部屋まできてくれ」スタスタ…



「「「「「はーーーい!」」」」」



佐天「ねぇ、皆。せっかくイタリアに行くんだから、オシャレして行こうよ!」


みさきち「いいわねぇ♪さんせーい!」


レッチリ「お洒落か…ふふふふふ!オレ、ファッションじゃあ負けないぜ!こんなこともあろうかと、お小遣いで洋服たっくさん買っといたんだぜ!」


フレンダ「レッチリのはファッションって言うより、いかにも”ロックンロール”って感じがする…」


あわきん「うーん…私は…遠慮しておこうかな…あんまり服持ってなくて…」


フレンダ「あー、私も。オシャレな服って言われても、いつもの帽子とセットの奴が限界ってわけよ…」


佐天「だいじょーぶ!服ならあたしの貸すから!ね?」


あわきん「気持ちはとても嬉しいわ。でも…」


フレンダ「私とあわきんじゃあ涙子と体格も違うし…」


みさきち「胸もダボダボになるもんねぇ〜♪」けたけた!



フレンダ「くっ…!」(フルフラット)



佐天「大丈夫だってば。だって、あたしが持ってる服って、サイズも種類もバラバラなんだ」


みさきち「えぇ!?気づかなかったわぁ…」


フレンダ「なんでまた?」


佐天「お兄ちゃんが買い揃えてくれたんだけど、どれだけ育つかもわからないってことで、小さい頃から服には困ったこと無いんだ〜♪」


みさきち『なるほど…だから涙子の私服には(ノースリーブ)が多いのね…お兄ちゃんGJ!!』


あわきん「さすが…偉大な兄ね…」


佐天「ね!そういうわけだから、あたしの部屋にレッツゴー!」


みさきち「おー!」

451 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/02(水) 17:08:58.47 ID:F8Szgg+n0
ディオは自分も着るくらいノースリーブ大好きだからな。しょうがないね
452 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/02(水) 17:09:32.02 ID:F8Szgg+n0
ディオは自分も着るくらいノースリーブ大好きだからな。しょうがないね
453 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage saga]:2014/04/02(水) 18:45:16.52 ID:IQbhZ+p+o
シールを貼った!
454 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/05(土) 09:00:00.35 ID:jFdx1KAQ0


プップー!



セッコ「みんなぁ!お待たせぇえ!」



ディオ「やぁ、セッコ。空港まで、よろしく頼む」


セッコ「いいよいいよ、ディオさんの頼みだもんさぁ」


佐天「セッコさんおはよう!」


セッコ「おはよー!おぉ、なんだかみんな、いつもより可愛いなあ」じー…


レッチリ「へへへ///スカートって、すーすーして気持ちいーなー!」

みさきち「旅行だもの〜☆お洒落しなきゃねぇ♪」


あわきん「む…やっぱり、胸が圧迫されてないと落ち着かないわ…」

フレンダ「なんだか…この服を着ていると、どこぞのお嬢様になったみたい…エヘへ」


佐天「みんな似合ってるよ。いつもの服装と髪型もいいけど、こういうのもアリだね!」


ディオ「そうだな。だが、一番可愛いのは涙子さ。その服もポニーテールも良く似合っている」



佐天「///」



ディオ「さぁ、荷物はもったな?よし、行こう」



「「「「はーーーい!」」」」



ブロロロロロロロ…!

455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/05(土) 16:33:05.41 ID:bRglVYmAO
ポニーテール佐天さんとかヤバいな。絶対可愛いだろ
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/06(日) 19:10:00.44 ID:y/Ftpl160
佐天さんも成長したらジョルノっぽく金髪になるかな?
なったらもっと可愛くなるな
457 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/08(火) 06:51:18.11 ID:UkQKtijv0


上条「はぁ〜…まーた補習課題の再提出くらっちまった…」


上条「これでも神父さんとこで勉強してるつもりなんだけどな〜…とほほ」



ブロロロロロロ…!



上条「ん?」


上条「今の車に乗ってたの……佐天さんだ。どこいくんだろう?」



テクテク…



婚后「あら?上条さん。ごきげんよう」




上条「お、みっちゃん。おはよう。」




婚后「奇遇ですわね?こんなところで」ドサ!



上条「そうだな、しかもまだ午前中だし…はぁ…不幸だ…」



婚后「?……顔色が優れないようですけど?」


上条「え?……あぁ、やっぱり?まぁ自業自得ってやつだよ…そう言うみっちゃんは何してるんだ?」


婚后「私はエカテリーナちゃんのおやつを買いに行っていましたわ」


上条「へぇ、その袋、ヘビのおやつか、でも何で今なんだ?」


婚后「いえ、ちょっと買い忘れていただけで……あの子。おやつの時間におやつをあげないと、機嫌の損ねてしまうのですわ」




上条『贅沢なヘビだよな…』



458 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/08(火) 06:54:14.49 ID:UkQKtijv0



婚后「そういう訳ですから、上条さん。いつまでも不幸、不幸と言っていると、本当に不幸になってしまいますわよ」



上条「ははは…じゃあ今度からは”しあわせ”って言うことにしようかな?」



婚后「うふふ。そちらのほうが幾分か良くてよ?では、ごきげんよう……んしょ、こらしょ…!」グイ!
上条「ん?みっちゃん。その袋。もしかして重いんじゃあないのか?」


婚后「御気に…なさらず。たかが8Kgほど…でしてよ」




スッ…パシ!




婚后「あら」



上条「8キロって…やっぱ重いんじゃあねーか。寮までだろ?門の前までもってくよ」グイ!


婚后「いいんですの…?」


上条「年下の女の子が困ってるのを見過ごすのは、上条さんの倫理に反することなのですよ」


婚后「そう…ですか。では、お言葉に甘えさせて頂きますわ」



上条「まかせろい!」


459 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/09(水) 06:31:05.26 ID:bVtIzr3g0


ー常盤台中 女子寮前ー



上条「っしょと!」


婚后「ありがとうございました。上条さん」


上条「いいってこと。じゃ、俺はもう行くから」


婚后「あ、御待ちになって」


上条「ん?」


婚后「荷物を運んでくださったお礼です。これからお茶を飲みにいくのですけど、同席してもよくてよ?」


上条「いや、いいよ。上条さんは帰って…」



ぎゅるるるるるるる…



上条「」


婚后「あらま、よく響きましたこと。どうです?なんなら軽食もつけてさしあげますわ」


上条「…じゃあ、お言葉に甘えますよ…」


上条『最近まともなもの食ってなかったからかな…インデックスにばっか食わせてたからな…』


婚后「よろしい。この婚后 光子、受けた恩は必ず返しますのよ」


上条「そりゃあどーも」



婚后「では、行きましょうか」




上条「はは!お供いたします。おぜうさま!」


婚后「オホホホホ。よきにはからえ♪」

460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/09(水) 15:18:49.75 ID:W3oLqNOe0
上条さんの魅力も8%増しのようだ
461 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/09(水) 19:49:52.04 ID:bVtIzr3g0
>>1です。22時更新

462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/09(水) 21:09:39.32 ID:X4Q+4J5So
ようやく追いついた。支援
463 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/10(木) 03:15:07.93 ID:zbOQtX/U0


ーいいかんじな喫茶店ー




上条「ふぅ…ひっさびさに腹いっぱい食べたなぁ〜♪」


婚后「すごいですわね……あんまり美味しそうに食べるので、どんどん注文してしまいましたが…」


婚后「サンドイッチを20人前も食べてしまうなんて!」


上条「いやぁ〜美味しいからかな〜?とにかく大満足です。ありがとうみっちゃん!」


婚后「いいえ♪恩返しですので、上条さんが満足したのなら、私も満足です」


婚后「ところで」


上条「はいはい?」


婚后「私、これから泡浮さんと湾内さんと約束があるのですが、まだ時間が余っていますのよ」


上条「ほう」


婚后「なので、時間まで私に何か話してくださらない?」


上条「なるほど、上条さんに暇つぶしに付き合えと?」


婚后「そういうことですわ♪」


上条「よし!いいよ。腹いっぱいにしてもらったし、ちょっくらでも都市伝説の話でもするか!」


婚后「そうそう!上条さんのお話はとてもおもしろいので好きですわ」


婚后「なんと言うか…リアルとでもいうのかしら?あ、とにかく始めてくださいまし!」



上条『実は本当のことだったりしてな…』



上条「ではでは……んっん!……あれは、とあるビルで起きた事件だった…」



婚后「…」ドキドキ!
464 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/16(水) 06:51:41.31 ID:cfI7Db6H0

…………………………………………



上条「というわけで、一行はわるーい錬金術師を退治したそうな…めでたしめでたし」




婚后「…」



上条「…?どうした?みっちゃん」



婚后「上条さん。やはり、小説家になるべきですわ。きっと良いストーリーテラーになれましてよ?」


上条「お?そんなに面白かったか?」


婚后「えぇ、堪能させて頂きましたわ」


上条「そっか。でも、大袈裟だな。ただ都市伝説を語っただけだって」


婚后「だとしても、ああも鮮明かつリアルに物を語ることは難しいですわ」




上条『まぁ……一応、体験談だしな。リアルにもなるだろ』




婚后「人に何かを伝える能力に長けているというのは、素晴らしいことでしてよ」



上条「そうかなぁ…上条さんは将来は海洋学者志望なんだけどな…」う〜ん↓



婚后「ま!……上条さんが…海洋学者?…………ふふっ」くすくすww



上条「笑うなよ。上条さんだって、頑張れば学者になれる!……はず」



婚后「そ…そうですわね!目標の為に努力をするのは良いことですわ…」ぷぷっwww

465 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/16(水) 06:57:36.64 ID:cfI7Db6H0

上条「…あのー、上条さん馬鹿にされてます?」


婚后「ふふふ…いえ、滅相もないですわ。ただ……」


上条「?」


婚后「学年の低い私や、御坂さん、白井さんに勉強を教わるのは、卒業する必要がありましてよ?」


上条「」



婚后「適材適所。という言葉がありますわ。伸びしろのある才能を育てていくことも、一つの選択ですわ」


上条「まぁ…一理あるな」




上条『ん…なんだ…?適材適所?何かひっかかるな……なんでだ?』ズキ…!




上条「う…」フラ〜



婚后「上条さん?どうしました?突然顔色が…」


上条「い、いや、何でもない!ちょっと貧血気味で…ごめん、俺そろそろ行くよ…」ガタ↑


婚后「そ、そんな急に…!?大丈夫でして!?」


上条「おう!大丈夫大丈夫…じゃ、またな。みっちゃん」


婚后「え…えぇ、お大事にしてください」





上条「あ、そうそう。俺、(イタリア旅行)行くんだ。大した物買って来れないけど、お土産期待しててな…」テクテク…



466 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/16(水) 07:02:07.42 ID:cfI7Db6H0

婚后「初耳ですわ!?ちょっとーー!旅行と言ったって、”いつ”行くんですのーーー!!!」




ぽつーん




婚后「行ってしまいました…」



婚后『私…何か失礼なことを言ってしまったかしら…しっかりと”おともだち まにゅある”を参考にしたはずですのに…』




湾内「婚后さん♪」


泡浮「お待たせしました〜♪」



婚后「あ!?ご、ごきげんよう!」




湾内「?」

泡浮「?」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/16(水) 08:31:52.52 ID:Xbkg2vG40
更新きてたのか。美琴さんよりもこんごーさんのほうがフレンドリーとか意外デース
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/16(水) 17:19:22.89 ID:6SkqU4nUO
>>467
ちゃんと漢字で金剛と書いてあげるべきデース!
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/16(水) 17:28:03.87 ID:kN6gKajmo
ホント艦コレってどこにでも沸くのな
ここが艦コレスレに見えるなら眼科いけば?
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/16(水) 21:05:33.70 ID:DENax91AO
>>469
そんなカリカリせんでもいいじゃないの
別に雑談してる訳じゃあるまいし。
そんなことより佐天さんの事考えようぜ!
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/16(水) 21:22:00.04 ID:CfCnkfn1o
光子ちゃんをナメてんの?
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/19(土) 09:44:04.02 ID:zzsf6LKh0
ちょっぴり悲しい結末になりそうだな。続き待ってるっす
473 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 08:59:42.81 ID:f4r1prNX0

キング・クリムゾン!時間は消し飛び、空港だッ!



ー空港ー



ディオ「荷物は?」



「「「「預けました!」」」」



ディオ「チケットとパスポートは?」



「「「「持ってます!」」」」



ディオ「その他、持ち込んではいけないものは無いね?」



「「「「はい!」」」」



ディオ「よし…ではゲートをくぐろう」



…………………………………………


ディオ「…」スッ…


係員「はい、OKです。ご協力ありがとうございます」



ディオ『今日のアクセサリーは全てプラスチックだからな…』



係員「お次の方、どうぞ」


佐天「〜♪」テクテク


シーン…


係員「はい、OKです。行ってらっしゃいませ」


佐天「はーい!」
474 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 09:04:51.70 ID:f4r1prNX0


みさきち「放ぁて! 心ぉ〜に……ふんふふーんふーふーふふーん♪」テクテク


シーン…


係員「はい、OKです。お次の方」



あわきん「はい」ツカツカ


シーン…


係員「はい、OKです。……?」


レッチリ「…ッ!」カチコチ…!


係員「あの…そんなに力まなくていいですからね〜?危ないものを持ってないか調べるだけだからね」


レッチリ「…おす!」ザッザッ…!


シーン…


係員「はい、異常なし。どうぞ」


レッチリ「うぃ……はぁ、やっぱりおもちゃのギターじゃ心許無い。ってミサカはつぶやく…ぜぇ」テクテク


フレンダ「我慢するってわけよ」テクテク…


ビーッ!ビーッ!


フレンダ「へ?」



佐天「わ!?」

あわきん「あら」

みさきち「わぁ〜ひっかかってるぅ〜☆」クスクス

レッチリ「へーっ!いっけないんだー!」



フレンダ「う…うるさぁーーーい!」あわわ!?


475 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 09:20:21.44 ID:f4r1prNX0


係員「……申し訳ございません。お客様、失礼ですが何か金属をお持ちではないですか?」



フレンダ「えっと!?…そ、そんなはずは…」


フレンダ『武器は全部置いて来たのに!何が反応して…』



係員「おや?その腰から下げている小さなカバンは何ですか?」


フレンダ「え…こ、これは…その…!」


フレンダ『しまった!手作りのDISCホルダーか!?』


係員「ちょっと失礼しますね。小型の探知機も使いますので…」ササッ


ピー!


係員「どうやらそのカバンの金具に反応しているようですね。いかがいたします?破棄されますか?」


フレンダ「冗談!もう一度受付で預けてくるってわけよ!」


係員「そうですか。では、お待ちしています。次の方!」



フレンダ「私としたことがぁ〜!ゴメンみんな!ちょっと待っててってわけよー!」



佐天「気をつけてねー!」



ディオ「時間にはまだ余裕がある。焦らずに行きなさい」

476 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 09:33:42.65 ID:f4r1prNX0

フレンダ「はいーー!」ピュー!


タッタッタッタッタッタッタッタ……!



ディオ「…ん」ピクッ…


ディオ『なんだ、この気配…殺気とも違う。一体誰だ…?』



ギュ…!



ディオ「………どうした?」


佐天「ううん…何でもないよ。ただ手を繋ぎたかっただけ…」ガタガタ…


レッチリ「?」


あわきん「涙子。震えてるわよ?具合が悪いの?」


佐天「大丈夫、具合は悪くないよ。あはは…ここ、エアコン効きすぎなのかもね」プルプル…


あわきん「そう?なら、いいんだけど」


みさきち「…」


みさきち『近かったわねぇ…今の』



…………………………………………



係員「さぁ、手を貸しますよ。ゆっくりでいいですから」


ヨタヨタ…


太った男「すまないね。体が重いと、どうにも徒歩での移動は苦労する」


係員「いつでも周囲の係員にお申し付けください。ご協力させていただきますので」


太った男「いいサービスだ…」


シーン…


係員「はい、金属反応無し。どうぞ、いってらっしゃいませ!」


太った男「どうもありがとう…」テクテク…


太った男「…」


太った男『お?……何か、感じたぞ…まぁ、何でもいいか。今の私は…”ただの観光客”だからな…』


477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 11:35:46.24 ID:M+k2tqKHo
大統領か
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/04/23(水) 11:41:15.99 ID:gmftqeKt0
とうとう大統領のお出ましかぁ
479 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 12:06:27.95 ID:f4r1prNX0

フレンダ「えっほへぇっほ!はぁー!空港ってなんでこう無駄に広いの!」ダダダー!



どよどよ…



フレンダ「なんだろ?あの人だかりは…?って、野次馬なんかしてる暇はないってわけよ!」


フレンダ「そりゃあああああ!」ダダダダダー!




おい見ろよ!…格納庫のほうにブルーシートが張られてるぜ…事故かな?…俺、見たんだ。勢いよくコンテナが…マジかよ…ざわざわ…




受付「かしこまりました。フレンダ=セイヴェルン様ですね。こちらで確認しております。少々お待ちください」


フレンダ「ふぅ…これなら余裕で間に合う」


受付「お待たせしました。お荷物の手続きは完了しました。出発の御時間が迫っていますので、御早めの行動をお願いします」


フレンダ「はいはい。ところで、さっきあっちの方で騒ぎがあったみたいですけど」


受付「あ…いえ!格納庫の方で少しアクシデントがあったようでして…ですが、フライトには影響はございませんので、御安心ください」


フレンダ「そうですか、ありがとうございました」


フレンダ「アクシデントねぇ、物騒だなぁ。っと!みんなが待ってるんだ!」ダダダー!


480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 12:44:31.21 ID:3arIxC+U0
ピッツァが食べたい
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 17:40:29.06 ID:+t18axKAO
大統領ってプレッシャーの持ち主なのか…
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 17:47:38.79 ID:EBUHX7+F0
強いスタンド持ってる人はみんなニュータイプみたいなもんだな

原作にもある、敵の気配を察知できる。って時点ですでに人外
483 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/01(木) 20:50:50.46 ID:PQffVG4n0


フレンダ「お待たせー!」


佐天「おかえり。全員揃ったし、行こうよお兄ちゃん」


ディオ「あぁ……フフフ…」ニヤ…


佐天「どうしたの?」


ディオ「なに、今に分かるさ…ほら」


佐天「?」


係員「お待ちしておりました。佐天様ですね?」


ディオ「あぁ、間違いない」



係員「ご案内いたします。こちらへどうぞ!」ササッ!




レッチリ「へぇ!飛行機ってタクシーみたいなんだなぁ」




フレンダ「いやいやいやいやいや!違うってわけよ!どっちかって言うと”電車”だから!…ねぇ、みさきち、コレ何?」ぼそ…


みさきち「え?これが普通じゃあないのぉ?」キョトン?


フレンダ「ファっ!?」


あわきん「フレンダ、気にすること無いわ。私は気にしてないもの。あなたも気にしないべきよ」

フレンダ「え!?あ、あぁ。うん…そうする。レッチリ、飛行機って言うのは、こういうものってわけよ」


レッチリ「憶えた!」




佐天「あぁ…これって…」


484 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/01(木) 20:53:12.54 ID:PQffVG4n0


ー機内ー



佐天「ファーストクラスじゃん!」


ディオ「どうだ?驚いたか?兄からのささやかな贈り物だよ」


ディオ『各種サービスを断ってまで、ここまで隠し通したのだ。このディオにぬかりは無い』

ディオ『だが、ビジネスクラスをファーストクラスにグレードアップさせたことは黙っておくか』



佐天「でも…贅沢はよくないし…」


ディオ「今回はその限りじゃあない。楽しめる時は、存分に楽しんでおきなさい」


佐天「うん。お兄ちゃんが言うなら、あたしそうする!」ニパッ!


フレンダ『なんだココ。人生で初めて乗った』


ポン…


フレンダ「はっ!?」


あわきん「大丈夫よ。普通はエコノミーだから」


フレンダ「…よかった。私は普通だ…ねぇ、るい…」


ポン…


佐天「わかるよ…あたしだって、この旅行はエコノミーだと思ったし」


フレンダ「そう…そうだよね!やっぱそうだよね!」




レッチリ「ここせまーい!でもイスふっかふかー!」もふもふ!

みさきち「ホントよねぇ。もっと広くするべきよねぇ〜あ、スチュワーデスさん。オレンジジュースとポテチ持ってきてーあと厚めの毛布も一枚ね〜」ぐて〜



スチュワーデス「かしこまりました」ペコ



フレンダ「…無知と金持ちって……怖い」ゾク…



485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/02(金) 01:38:44.98 ID:8MkURU6N0
更新きてたあぁぁぁぁ!ヒャア!もう我慢できねぇ!支援!
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/02(金) 04:20:42.40 ID:y+aSyy+e0
ジョセフが乗ってそう
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/02(金) 13:37:23.87 ID:nKipTtIB0
>フレンダ「ファっ!?」
俺「ファッ!?」
488 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/03(土) 00:49:29.30 ID:5NNfjCqA0



………………………………………



やろう、ぶっころしてやる! きゃあ、じぶんごろし!…キュルキュル…やろう、ぶっこr……



レッチリ「すげー!このテレビ、流れてるやつを巻き戻しできるー!きゃははー!おもしろーい!」



フレンダ「ね、ねぇ…あわきん、このスリッパ。もらってっていいのかな?」

あわきん「いいんじゃない?」

フレンダ「この化粧品とか、小物とかも…いいのかな?」

あわきん「さ、さぁ?いいんじゃない?」

フレンダ「ふぉぉ…恐るべし、ファースト・クラス…ッ!!」



みさきち「涙子☆何か注文しなぁい?」

佐天「そうだね。なんだか小腹が空いてきちゃった」


ディオ「…」スッ…ピンポーン




スチュワーデス「お待たせしました。いかがいたしましたか?」



ディオ「シャンパンとキャビアを頼む」



スチュワーデス「かしこまりました」



みさきち「あ、ちょうどいいわね。すみませぇん」



スチュワーデス「はい。お客様」



みさきち「これとこれとこれちょーだい。涙子はどうするぅ?」

佐天「うーんと…どうしようかな…あの乗務員さん。小腹を満たせる おススメってありますか?」


スチュワーデス「ヒラメのムースなどいかがでしょう?とても美味しいですよ」


佐天「そうですか?じゃあ、それにしよ!」


スチュワーデス「はい、かしこまりました。少々お待ちください」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/03(土) 17:53:48.42 ID:iLuGEKSYo
[たぬき]かwwwwww
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 07:37:58.41 ID:XwvJqL/Q0
さりげなく呼び鈴押してあげるディオさんマジ紳士
491 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/05(月) 12:26:06.32 ID:NUrMwVUy0





グジュ…グジュル………



???「GYYYAHAAA……」




492 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/05(月) 12:28:57.88 ID:NUrMwVUy0



フレンダ「…zzz」


あわきん「…zzz」




レッチリ「ンッン〜♪おぅ べすといやぁず〜♪」シャカシャカ!(エアギター)




スチュワーデス「お待たせしました。また、いつでもお申し付けください」ペコリ


佐天「ありがとうございます…わぁ!」


みさきち「ん〜おいしそぉ〜♪」


佐天「ホントだね〜♪」



「「ではでは…いっただっきまぁーす♪」」




ディオ「……美味い」クイ…ゴクゴク…




佐天「初めて食べたけど…んん!美味しいね!」あむあむ


みさきち「まぁ、トニオさんには勝てないけどねぇ〜☆」パクパク


佐天「言えてる!あはははははは!」

みさきち「でしょぉ?うふふふふ♪」

493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 17:01:43.72 ID:1IXVPuXu0
え、ちょっとまってノトーリアス?
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 19:59:13.83 ID:+LPXMjIL0
破壊できない。本体がいないからディスクも抜けず。スタンドだから精神も操れない。

オワタ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 20:23:08.56 ID:nBQ48H6Zo
あ、本当だ 天敵だなこりゃ
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 20:42:02.41 ID:bfIhczhJ0
逆恨みもいいとこだな本当に

佐天さんがナニしたってんだ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/06(火) 22:38:13.56 ID:bW1ObiRK0
DIOの時止めがスタプラ理論ならノトーリアスも入門するかもって考察があってだな…
あれ?マジでヤバくね?
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 22:49:27.50 ID:GaffD5T0o
入門できなくても始末は難しい
499 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 01:39:45.73 ID:AzpTpeLc0
………………………………………



レッチリ「…」

フレンダ「ぐ〜…ぅ〜ん……やめ…ろぉ…くるなぁ…むぎ……の」zzz

あわきん「す〜…」zzz

 
みさきち「く〜……ん?あ…涙子?」パチ…



佐天「ゴホ…うぅ…ゴホッ!…ゲホッ…うっ…うぅぅ…」だらだら…



みさきち「涙子!?どうしたの!汗が!!具合が悪いの!?」ガバッ!



ディオ「涙子、どうした?」



みさきち「お兄ちゃん。涙子が突然…」

佐天「いや……何でもないよ。ちょっとムせただ…ゴホッ!ゴホッッ!!」

みさきち「涙子!?」



ディオ「こッ…これは!?まさか!」ゴゴゴゴゴ…!!



ディオ「操祈、涙子が使っていた食器はあるか?」



みさきち「は、はい。まだ、もってってもらってないです…これ…」カチャリ…



ツツツ…ザリ…ペロリ…



ディオ「……!」


みさきち「お、お兄ちゃん!涙子どうしちゃったの!?ま、まさか毒が…!?」オロオロ!


ディオ「ホタテだ…」


みさきち「ホタテ?」ピタ!


ディオ「あぁ…この料理に使われていたソースに、ホタテが含まれていたようだ…涙子は、貝類にアレルギーなんだ。中でもホタテは特にな…」


みさきち「アレルギー!?わたし聞いてない!」


ディオ「無理もない。昔から徐々に慣らしてきて、最近では少し摂取した程度では発作も起きずにいたのだが……注意しなかった私の責任だ…」


佐天「う゛…ん…ゲホッ!ゴホ!大丈夫だよ。症状も軽いから」


ディオ「……すまない、涙子。少し横になって休みなさい…」なで…


佐天「うん。そうする……お兄ちゃんの手…冷たくて…きもちいい……すぅ……」
500 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 02:55:54.98 ID:AzpTpeLc0


みさきち「涙子…」



みさきち『もしかしたら………ムースを食べてからの、小1時間…涙子は苦しいのを…ずっと我慢して…?』


みさきち『それなのに、わたしは…隣にいたのに!ニヤニヤしてすっとぼけてて…なんて間抜けなの!?わたし…!』


ディオ「…」


ディオ「操祈、到着まであと9時間ほどある。着いてから疲れないように、今のうちに休んでおきなさい」


みさきち「…はい」コテン…↓パサ…




ディオ「…このディオが……ミスを犯すとは……たるんでいるな。鍛えなおさねば…」グイ!…ゴクン…



ディオ「…」チラ…


ディオ「良い景色だな…ん?………なんだ…これは?」




死ねバカ


ハナ毛を切らなくては


女の子と南の島へ


杜の都の避暑地




ディオ「…よく見ていなかったから気づかなかったが…この窓際、落書きが多いな…クレームものだ」
501 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 03:06:00.82 ID:AzpTpeLc0

楽しい楽しい旅行



ぼくたちは




ディオ「………」



クルリ…キョロ…


ディオ「この区画には、我々以外に乗客はいないはず…」


ディオ「これは…何を意味しているのだ?イタズラにしては…あまりに…」スッ…カチャ…(折りたたみテーブルを開く)



カパ……………ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



ディオ「…」




ぼくたちは  死体 に 喰 われ る。 助けてく れ。



あ の男は カワイ ソーに ゴキブ リ み たいに 死 んだ。


幸せな 他人を 恨 んで 死ん で 行 った。


恨みこそ が ヤツの エ ネルギー。


殺される ことによ って 始めて 作動す るエネルギー。


  死ぬ前  あの男さえも 見たこと のなかった エネルギー。


死体だから もう 殺すこ とはで きない。


敵スタンドの名は 

     
      〔ノトーリアス ・ B ・ I ・ G〕
   
    助けてくれ お願いだ  もう助からない


                   死ぬ前に天国に行きたい。




ディオ「詩にしては…悪趣味だな」



グジュ…ボジュバァアアアアアアア!!


BIG「GYHAAAAAAAAAAAAAAAAアアアアアアアアアアアアアアァーーーーーッ!!!」


ディオ「ザ・ワールド」
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 13:15:44.39 ID:/Yzufi+P0
ノトーリアス登場もビックリしたけど
佐天さんってホタテアレルギーだったか?
503 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 23:29:50.76 ID:AzpTpeLc0
みなさんお久しぶり。

>>1です。

最近やっと落ち着いてきました。更新も捗りそうです。

0時更新。
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 23:51:39.67 ID:DpCwzMSAO
楽しみです
505 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:01:33.47 ID:8mHjhDcI0




キュオオオオオオ………フゥン…



BIG「…」ビタァ…!



ディオ「時は止まった」


ディオ「……何処の回し者かも知らないし、どんな能力かも知らないが」


ディオ「このディオの邪魔をするものには”死”…あるのみ」


ディオ「無駄!」



ザ・ワールド「ウォオオオオオオッ!!」ドズッ!ゴシャアッ!!



ディオ「フン…原型も留めぬほどに潰れたか…おっと、5秒ほど経ったな…」



ディオ「時は動き出す」

506 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:18:26.05 ID:8mHjhDcI0


ブシュゥウウウウウウウウ!!ブワァアアアアッ!!!!



BIG「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ビタン!



ディオ「雑魚め…今頃こいつの本体は血だるまか…ファースト・クラスの客には関係の無い話だが」クルリ…



ドジュゥ…ドロロロ…グジュウジュ…



ディオ「何?」



BIG「GYAHAAAAAAAAAAA…!!!」



ディオ「……驚いたな。致命傷を与えるつもりで攻撃したが…手加減が過ぎたか?」ズキ…!


ディオ「!?」


ディオ『何だ?右足に…鈍い痛みが…』


ディオ「こいつ…」




グジュグジュ…!




ディオ「”右脚”を少し喰われたのか?…なかなか手強いヤツ。楽に勝つことはできん相手のようだ」

507 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:26:47.93 ID:8mHjhDcI0



ディオ「…焦りは禁物だ。先ずは冷静に状況を分析するのだ」



ディオ『見たところ敵は1人のようだ。こちらも1人だが…しかし、こちらには守るべき対象が多すぎる…』


ディオ『どうにか…この機が墜落する前に、こいつを始末しなければ。それもこの区画の中でな』


ディオ「…来るか?」



BIG「…ギギ」ウロウロ…



ディオ「…」




ディオ『…仕掛けてこないだと?このディオの隙を突くほどのスピードを持ちながら…攻撃してこないだと?』

ディオ『ヤツはスタンドだ…ならば〔遠距離操作型〕か〔自動操縦型〕のどちらかだ…』



ディオ『ヤツの動きには…何か法則のようなものを感じる…ならば、ヤツは〔自動操縦型〕の確立が高い』


BIG「GYAAAAAAAAAAAAAAA……」ドロロロロ…


佐天「…スゥ〜……」zzz



ディオ「いかん!!」



ディオ『シートで寝ている涙子に照準を合わせたか!?何が…何がヤツの攻撃のトリガーなんだ?』



ディオ「行かせん!!」ゴゴゴゴゴゴ…!!



BIG「…GYAAHAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」クル!ドギャアアアン!!



ディオ「なッ…こちらに突っ込んで来るぞ…!まさか…ヤツの標的は…!」

508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 19:01:23.04 ID:uAnbECnV0
ぶっちゃけノトーリアスに勝つ方法はないよな

スパイスガールだからなんとか逃げおおせたってだけで、ジョルノたちは全員完敗してるし

ジョジョ&とあるのボスたちでも勝利は不可能。究極カーズでも無理。

GERとかact4なら可能性ある。ってレベル。

どう処理するか楽しみだ。
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/09(金) 20:40:33.08 ID:iOxDBteq0
アトムハートファーザーなら・・
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 21:15:16.10 ID:27A1cPPK0
どうやらD4Cの真髄を知らんやつがいるな、ノトーリアスがなんだって?
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 21:26:44.95 ID:btcOQJuao
全部消えちゃうぜ
512 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 21:34:33.31 ID:TLa1xWf80
>>1です。23時更新。

ロン毛&巻き毛がカッコいいと思ってしまうのは私だけじゃあないはず。
513 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 23:04:36.49 ID:TLa1xWf80

バヂヂヂヂッ!!



レッチリ「テメェ!お兄ちゃんに何してやがんだッ!!」ドズン!


ディオ『起きたのか!?』


ディオ「レッチリ!?離れるのだ!!そいつの始末は私がつけるッ!」


レッチリ「心配無用です!べすとぽじしょん…だぜ!なにかわからんが!くらえ!」ゴシャ!



BIG「グバァアアアア!!」



レッチリ「へへへ…やったッ!やってやったぜ!と、ミサカは勝利せんげ…」


グジュグジュ…ドジャアアアアアア!!


レッチリ「れ?…わぁ!ち…チリペッパーの腕が!?…う、うわああああああああ!いだぁああ!」


ディオ「落ちつけ!……落ちつくのだ。レッチリ!」


佐天「んん…」


ディオ「はっ!?レッチリ!落ちつくんだ!音を立ててはいかんッ!!」


レッチリ「はぃ…ぐぐぐぅ…!」



ヒュン!……シーーーーーン…
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 23:37:28.29 ID:mLGss7XAO
>>512

太ったおっさん→耽美なイケメン
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 23:38:01.70 ID:mLGss7XAO
>>512

太ったおっさん→耽美なイケメン

何があった!?
516 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 23:55:00.95 ID:TLa1xWf80

あわきん「そのまま、海面にキスでもしに……落ちていくがいいわ……」ドドド……スッ…



みさきち「間一髪ってやつかしらぁ?」

フレンダ「そうね…」



あわきん「ふぅ……いきなりだから状況が掴めなかったけど、なんとかうまくいったみたいね」



ディオ「ムーブポイント〔座標移動〕か…淡希、よくやってくれた」



あわきん「いいえ、フレンダがいち早く異変に気づいて、私とみさきちをこっそり起こしてくれたからです。ね?」


フレンダ「うん…マジびびったってわけよ」ぶるぶる…!


みさきち「でも、ファインプレーだったわぁ。おかげでお兄ちゃんの心を読んで、あの怪物の弱点を見切れたからねぇ」


フレンダ「これぞ、チームワーク♪」



フレンダ『丸腰だと何も出来ない私って一体…』



ディオ「そういうことだったのか。いや、今回ばかりは私も焦っていた。ありがとう」


フレンダ「お兄ちゃん、怪我の手当てを。レッチリも」


レッチリ「う〜ん…いまのおれひょっとして…(カマセ)ってやつじゃあ…うぅ、かっこわるい…」


ディオ「その前に、涙子は?」


あわきん「大丈夫です。眠りが深いみたいで、ぐっすりと眠っています。ふふ、あんな騒ぎがあったのに♪綺麗な寝顔」


ディオ「そうか…無事なら、それでいい………操祈」


みさきち「もう、終わりました〜☆パンピーは座ったまま動かないし、乗務員たちも何も知りませぇん」



ディオ「ご苦労。とんだ…アクシデントだったな」




佐天「すー…」










佐天「…………廃墟の街」ボソ…




517 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/10(土) 00:22:58.04 ID:Vqw2ulna0

太った男「…」


太った男「……終わったか。さすがだな」


太った男「あーキミ」


スチュワード「はい。お客様」


太った男「キンキンに冷えたコーラと、新聞を頼む」


スチュワード「はい。少々お待ちを」



太った男「ん〜?」



グジュグジュ…



BIG「GYAAAAA…!」ベタァ…!



太った男「おぉ、追いつけたのか?速いな。しかし、そこは邪魔だ……景色が、見えないだろう」


スチュワード「お客様、お待たせしました」


太った男「こちらも速いな……ありがとう」パシ…



ゴクゴク!



太った男「と、こんな風に勢いよくコーラを飲むと、炭酸が喉を爽やかにしていく感触を楽しめる」グイ!



BIG「GYHAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ゴォオオオ!!



太った男「うるさいな…今、何時だと思ってるんだ」



ゴォオオオオオオオオオオ!!!……ぱちん!…ぴら…



BIG「ギャッ…」



太った男「どじゃああーん」



パサ……ヒラヒラ……



太った男「さて…静かになったことだし……新聞でも読もう」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/10(土) 01:03:14.57 ID:amchOsCi0
かっけええええ
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/10(土) 08:31:54.21 ID:ql5OP6Rq0
まさにラスボスって感じだぜ…あと、ノトーリアスを送られたどっか他の世界の人達がかわいそう…
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/10(土) 16:48:25.41 ID:+vAGJ1zio
スゲェないともたやすく
521 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/13(火) 05:37:54.48 ID:Pl237XFE0

ーナポリー



佐天「そんなこんなで、イタリアに着いたー♪」



佐天「あたしが寝込んでるあいだ、みんなは突然襲撃を受けて大変だったらしい」


佐天「敵の正体も掴めず、あのお兄ちゃんが怪我をしちゃったなんて…とても信じられなかったけど、それほど強い敵だったんだと思う」


佐天「でも、お兄ちゃんは、そんなことは気にせず、旅行を楽しもう。と言ってくれました」


佐天「そのとおり!旅行は楽しまなくちゃあ意味が無い!」


佐天「で…空港について、タクシー乗って。よさげな喫茶店を見つけて、ご飯食べて、お弁当も作ってもらって…」


佐天「天気もいいし、見晴らしのいい所でのんびり食べようってことになったんだけど…」



ホワイトスネイク「そうだな」



佐天「ここ……どこ?みんなは、どど…どこ行っちゃったんだろう?」



ホワイトスネイク「私には…わからない。すまない、涙子」



佐天「もしや、これって迷子?あたし…中一にして…”迷子”?」



ホワイトスネイク「そう受け止めるしかないな…」ズーン…



佐天「…」ドズゥーン…
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/13(火) 06:51:44.00 ID:YZReD+1AO
Oh・・・・
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/13(火) 11:54:39.17 ID:kciEjZMj0
ホワイトスネイクがあればどの街でも困ることはない。
どんなトンデモ命令でも、お願いDISCでどうにかなるし

十徳どころじゃないわ!?
524 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/15(木) 18:59:12.61 ID:ZA51QmvR0

佐天「…ま、まずは状況を整理しよう!ホワイトスネイク!」


ホワイトスネイク「そ、そうだな」


佐天「…」


ホワイトスネイク「ヌゥ…」


佐天「えーと…あ、ダメ。なんでここにいるのかも、まったく心当たりないや…」

ホワイトスネイク「弱ったな…」

525 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/15(木) 19:06:44.64 ID:ZA51QmvR0
↓過去

ー海沿いの喫茶店ー


みさきち「だーかーら、コーンポタージュ味が最強って言ってるじゃなぁい」

フレンダ「Noッ!!先輩だからって、これだけは譲れない!絶対チーズ味ってわけよ!」


あーだこーだ!どーだちゃうわ!


あわきん「あなたたち…何もイタリアに来てまで、おいしい棒の話をしなくてもいいじゃない…」

みさきち「悪いけどぉ…」

フレンダ「世の中には白黒つけなきゃあならないことがあるッ!自分の好きなものならなおさら!」


あわきん「もう…そもそも何故そんな話が…」


レッチリ「モッツァレラ!も…このオレンジジュースも!マジうまー♪」むぐむぐ


みさきち「ねぇ、レッチリは何が好きなのぉ?」


レッチリ「んぁ?おいしい棒の味?」


フレンダ「そう!」


レッチリ「めんたいこ味だなー」


みさきち「あだー…」

フレンダ「ぐぬぬぬ…」


あわきん「この子らは……ね!その話はもうやめて、涙子と話をしてくれば?落ち着くわよ?」


フレンダ「だってー!………うーん」

みさきち「あれじゃあ……ねぇ?」

あわきん「あれ?」


みさ フレ「「ん!」」ゆびさし!



佐天「……でね?……カブト虫がね……それでね…」ぴっとり…上

ディオ「あぁ…そうか………ほう?…そうか………ははは……よかったな……」下



あわきん『サービスの一人用のハンモックに…重なるようにして二人でおさまってる!?』


あわきん「なるほど…確かにあの間に入っていくのは辛いわね…」


あわきん『だから二人ともご機嫌ナナメなのかしら』


レッチリ「そういやさー、あわきお姉ちゃんは何が好きなの?」


あわきん「え?なっとう味だけど?」きょとん


みさ フレ「「んもぅッ!!」」

526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 21:51:02.70 ID:LWN0nY5No
なっとうはガチでうまい
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 23:27:19.40 ID:xAwzTqtDO
サラミを忘れてはいけない
528 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/19(月) 01:22:35.90 ID:S+84ol6a0


佐天「はぁ〜〜…」ぽぉ〜

ディオ「…」


佐天『やっぱり、お兄ちゃんの近くにいると安心するなぁ〜…んん』


佐天『なんだか…眠くなってきちゃった…』


佐天「…く〜」zzz



ディオ「…」zzz



あわきん「あら?涙子とお兄ちゃん…あ……ふふ、起こさないようにしないと。ほら、あなたたちも」


みさきち「え?……あ!…そ、そうねぇ…」


フレンダ「静かにしなきゃ…か」



あわきん『これで良しと。さて、店内に入って直接店員に注文しよ。それなら静かよね』スッ…


レッチリ「ねぇ、おしっこ〜」クイクイ…


あわきん「あらあら、じゃあ一緒にいきましょ」

レッチリ「はーい」てくてく…


みさきち「…」チラ…

フレンダ「…」チラ…


みさきち「…」キ☆ラッ♪


みさきち『じゃあこうしましょ。これなら音なんか立たないわぁ☆』


フレンダ『なるほど…上等、受けて立つってわけよ。年上らしく、見事論破してやる!』




佐天「ん〜…」zzz……ごろりん


529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/23(金) 21:05:24.03 ID:LKxZdysB0
更新楽しみにしてます
530 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/29(木) 01:12:38.27 ID:xRAA287U0



ディオ「…」zzz


佐天「ん〜…」zzz……ごろりん





ススス…ぽてっ↓





ごろごろごろ…




佐天「むにゃ…」zzz



ごろごろごろごろごろーーーー…



佐天「ぐぅ…」zzz



ごろごろごろ…ごろん!↓


531 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/29(木) 01:25:52.37 ID:xRAA287U0


こてん…↓





引越し屋A「ん?…兄貴、今なんかへんな音しませんでした?」


引越し屋B「へんな音?どんな?」


引越し屋A「いや…なんていうか、コテン…てか……とにかく、へんな音っすかね」



引越し屋B「そーか。おら、馬鹿なこと言ってんなよ。青だぞ」



引越し屋A「へい、えーっと、行き先は”ネアポリス”でしたっけ?」



引越し屋B「そーだよ。まったく、お前は……そろそろ要領よくなってもいい頃なんだがな」


引越し屋A「へへへ…すいやせん」



引越し屋B「ま、入社3ヶ月で辞める根性なしもいるくらいのご時世だ。それよりはマシだろうよ」



引越し屋A[へぇ、がんばります!」


引越し屋B「おぅ」




ブロロロロロロ…




佐天「…」zzz

532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/29(木) 07:50:54.67 ID:9OmC2imAO
あ、なるほど… って、え?
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/29(木) 08:52:01.28 ID:t4q+MO/AO
そういや寝相良くないもんな…
534 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/04(水) 22:32:20.78 ID:G653ycN60


佐天「ぐー…」






引越し屋B「おい、この先のカーブ気をつけろよ。急カーブだからな」



引越し屋A「へぃ」グイ→




ブロロロロロロロ……グイィ!ピョイ



ズルルルル…



佐天「ぐ〜…」zzz



ガタン!



引越し屋A「わ!?すいやせん!石かなんか踏んだみたいっす」


引越し屋B「言わなくてもわかるよ」



佐天「フガ…」ゴシゴシ



ゴロン!↓



引越し屋A「な!?兄貴!」



引越し屋B「ん?どうした」



引越し屋A「サイドミラーが…トト…トラックの屋根から…このトラックの屋根から女の子が落っこちました!!」



引越し屋B「…」


引越し屋B「そうかそうか、そりゃあ、めちゃ大変だな……おら!前見ろタコ!!」



ブロロロロロロ…!!

535 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/04(水) 22:46:59.81 ID:G653ycN60



ぴゅ〜↓



佐天「ん…」



佐天「ふぁああああ……あんまり気持ちよかったから寝ちゃった」



佐天「あれ?」



佐天「おかしいな?地面が動いてる。まるで、天地がひっくりかえったみたいだ」




ズォオオオオ!!↓




佐天「ん〜」くるりん!



ホワイトスネイク「フン!!」グイ!



ホワイトスネイク「フシュ……着地した…」バシン!!



佐天「っと……?どうしてこうなったんだっけ?」






>>521



536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 23:37:22.99 ID:iZHGkQFDO
オー、米ガー
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 07:52:18.11 ID:fmvMMu4AO
どうなることか…
538 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/05(木) 22:39:54.62 ID:RtzGuU4nO

佐天「…」


ホワイトスネイク「…」


佐天「んーー………ぱッ!!悩んでてもしょうがないや!細かいことも気にしない!」


ホワイトスネイク「あぁ」


佐天「何とかしてお兄ちゃん達と合流しないと…」


ホワイトスネイク「…涙子、携帯電話で連絡をとってはどうだ?」


佐天「ケータイ?……あ!忘れてた!?ありがと!ホワイトスネイク」ゴソゴソ…


ホワイトスネイク「フシュル」ドヤ!


佐天「あ、あれ?おかしいなぁ…ジッパー付きのポケットにしっかり入れといた筈なのに…」


ホワイトスネイク「ウジュ…」ショボン


佐天「け、ケータイがない…あるのは…お財布だけ…」


ホワイトスネイク「こちらで使える通貨か…円に換算して五千円ほどだな」


佐天「五千円かぁ…これじゃあタクシーで移動はできないよ…」


ホワイトスネイク「どうする?涙子。私は涙子に従うだけだ」


佐天「うーん…ま、なんとかなるでしょ!ほら、ここって凄く綺麗な街じゃない?」


ホワイトスネイク「そうだな。美しい街並みだ」


佐天「なら、お兄ちゃん達を目指しながらゆっくりと行こうよ」


佐天「大丈夫、なんだか…こっちからお兄ちゃんが呼んでるような気がするの」


ホワイトスネイク「了解した。きっと、その感覚は幻ではないな」


佐天「うん!大好き!!」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 23:01:15.80 ID:8P4Ch/ePo
大好き!!じゃねーよ
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 17:24:19.29 ID:Z5f0hkviO
大好きとは

白蛇さんに対して言ったのか、ディオに対して言ったのか…

どっちにしてもナルシストかブラコンの二択か…なんということだ
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 13:46:41.73 ID:t1EzkCknO
同じレベル5でも能力に差がありすぎと思ったけど、一方さんの視力検査の話聞いて納得した
542 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 06:37:13.39 ID:ruUPfRx90


佐天「何となくだけど、こっちから歩いてみよ」




テクテク…




ーしばらくしてー



テクテク…



佐天「お腹すいたなぁ…ん?」




やーいやーい!





佐天「なんだろーね?あれは…」

ホワイトスネイク「子供のようだ……どうやら、いじめだな」






佐天「………………いじめか」






子供A「へーい!マヌケのギルガはのーたりん〜」


子供B「掛け算もできねぇのかよー!このイモ野郎!」


子供C「てか、その服も眼帯もきめーんだよドジ!」



???「…」



子供A「おら!何とか言えよ!」ドン!


子供B「へーい!へーーーーーい!!」


子供C「もう学校くんなよコラ!」

543 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 06:59:50.30 ID:ruUPfRx90


佐天「コラァーーーッ!!!やめなさいッ!!」ドドドドドドッ!!





???「!」



子供A「わぁ!?なんだ!?」


子供B「知らないよ!に、逃げよう!」


子供C「まって!こ、腰が抜けて!……」




わぁあああ〜〜〜〜…………!!




佐天「まったく…どこの国でもあるんだね。いじめは…絶対にあっちゃあいけないことなのに…」



ホワイトスネイク「命令のDISCでも、入れてやればよかったものを」

佐天「それはないよ。相手は子供だよ?まぁ、あたしも子供っちゃあ子供だけど」ブツブツ…



???「…?………あ!」ビク!



佐天「え?…あぁ、ゴメンね。脅かすつもりはなかったの。ただ、あなたが意地悪されてるように見えたから」スス…なで…


???「わ……」///


佐天「大丈夫?怪我してない?さっきいじめっ子にどつかれてたみたいだけど頭打ったりしてない?」スリスリ…むにゅ…


???「!?……うん…平気だよ。いつものことだから…でも、助けてくれてありがとう」バッ!



佐天『急に飛び退いて…痛いところでも触っちゃったかな?』

544 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 11:18:36.40 ID:ruUPfRx90



佐天「あはは!いーのいーの!困ったときはお互い様なんだから」



???「へへ……あのさ…お姉ちゃん、外国の人?イタリア語…上手だね」



佐天「ありがと♪そして、質問も当たり!あたしは日本から来たんだ。名前は 佐天 涙子っていうの。よろしくね」




ナランチャ「う、うん!おれ…おれ! ナランチャ! ナランチャ・ギルガ !」




佐天「へぇ〜ナランチャ?かわいい名前だね〜♪あれ?……俺って…もしかして、君……男の子?」


ナランチャ「そうだよ。俺、男だよ……あー!女だと思ってたな!!」


佐天「あはははは!!ごめんごめん!あんまり可愛かったものだから……さてと」


ナランチャ「?」


佐天「あたし、今迷子なんだ。だから、あたしを探してくれている人に、あたしから会いに行かなきゃいけないの。だから、もう行くね?」


ナランチャ「え!?迷子!?え?え?…せっかく知り合ったのに…」


佐天「あたしも、名残惜しいけど心配してくれてる人たちがいるから。じゃあ…」


545 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 11:21:40.11 ID:ruUPfRx90


ぐ〜〜〜!!



佐天「…」


ナランチャ「姉ちゃん……腹…減ってんの?」


佐天「…コホン」///


ナランチャ「…そ、そうだ!!俺、おいしいピッツァの店知ってるんだ!そこの店まで案内するよ!」


佐天「はは……そ、そう?じゃあお願いしちゃおうかなぁ…」///



ナランチャ「うん!着くまで10分くらいだからさ!それまで…ちょっと話し相手になってくれよ!」



佐天「OK!じゃ…ゆっくり歩こうか」



ナランチャ「やった!!」



テクテク……




佐天『…この子…寂しいんだな…なんか、あたしに似てる所…ちょっぴりあるかも』


ホワイトスネイク『妙なことになったな。さて、どうしたものか』


佐天『なるようになるよ』


ホワイトスネイク『なるように”しか”ならないとも思えるが?』


佐天『まぁ、いざとなったらホワイトスネイクに任せるよ。いい?』


ホワイトスネイク『勿論…了解した』




テクテク…




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