過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/11(土) 15:56:13.17 ID:45WdLXl90
>>68
>>74
「 ……… く、ぅ」「 ───……… 嫌な感覚ね、これは。」
【黒衣の女が立ち上がる。舌打ちを一つ零して、白銀の髪を左右に振って、少しばかりの正気を取り戻し】
【荒涼に静止した世界の中で、青い隻眼が月魄を見出す。 ─── ふたりの女。見たことのある姿だった。】
【そのうち片方は忘れられぬ姿であった。少しばかりの罪意はあった。然してそれは、銃口を向けることへの躊躇いではない。】
【自動人形の真白い頬が穏やかに緩む。潤う唇が言葉を紡ぐ。黒い躯体に力が漲り、 ─── 両手に握るは自動拳銃】
【奇しくも彼女もまた二挺使い(トゥーハンド)であった。およそ人類が扱えるようには見えぬ大口径と長銃身のオートマチック。なぜなら、彼女は狼だから】
「あら、 ──── お久しぶりね。客人をもてなすには、些か礼儀がなっていないのではなくて?」
「けれども残念、群れから逸れたナイトホーク。」「貴女は星になるしかないわ。 ──── 意地悪な狩人たちが手薬煉引いて、幾多もの火矢(ストレラ)を番えているから」
「そうして貴女を殺して暴いてバラしてしまうの。貴女の纏う隠れ蓑は、余りに魅力に過ぎるから」
【白銀のスライドを躍らすように揺らめかせ、 ──── 絞られる銃爪、放たれるのは轟音と弾頭】
【中距離射撃用のFCSが計算した軌道へ愚直にて、されど今はそれが十分。自身の銃撃により、向かう幾つかの弾丸を撃ち落とす。】
【残った幾ばくかが肩を裂き、外套に血を滲ませる。それでも構わなかった。】
「犯すように撃ち抜いてあげる。 ─── ベイルアウトの準備はよくて?」
【共闘する少女が踏み込むのと同時に、彼女もまた距離を詰めようとする。銀狼は疾駆する。少女の喉筋が白く蠢き輝くのだから】
【 ──── 左手の銃から放たれる幾ばくかの威嚇射撃。そして右手が懐より投げるは、"血に満ちた"硝子のスローイング・ナイフ。狙うのは、カチューシャの手足。】
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