過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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685: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/28(日) 20:15:30.71 ID:alaWqWEE0
>>678

【 ─── プラスチックのマガジンを血溜まりに抛り捨てて、忌々しげにミレーユは予備弾倉を装着し直す。】
【扉は開いていただろうか。 ─── アリアが駆け込もうとするのも道理だろう。アジテイションじみたマルチプル・モニター】
【とうに人らしい言葉の通じぬ相手だとは知っていた。ならば言葉を交わすのは無為であった。ブルーライトに照らされる横顔の頬を凄惨に吊り上げて笑うなら】


  「餓鬼の遊びじゃないんだぜ。 ─── どのツラ下げて来やがった」
    「揶揄いに来ただけか。なら手前ェに構ってやる暇なんてねえよ。死に腐れ」


【用件を言え。さもなくば帰れ。 ─── 変わらず酷薄な声でありながら、どこか熱量は冷淡であった。】
【これが単純な精神干渉の類であるとミレーユは考えていないようだった。そういう遣り口で自分を殺すなら手っ取り早い方策が他に幾らでもある。】
【そして己れが狂おしくも憎む対手が、徹底的な合理主義者である事もまた知悉していた。 ─── びちゃり、びちゃり、急かすように鮮血の縁を叩く爪先】


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