過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/28(日) 18:46:17.92 ID:63/6tO25o
>>648
【風が荒ぶ、タマキの異能、この場面に於いては正しく有用な一手であった、風が手帳を運ぶ】
【しかし、異形もまたその動きに気付いた、──── 蠢く影が俊敏に、顔を其方に向けた】
【はっきりと認識できるだろう、それはただの黒い影ではなかった、黒いヒトガタなどではなかった】
【──── 眼球を深く観察した時の光景に似ている、瞳に映る黒点は、あらゆる光を吸収する夜闇の如く】
【影が大きく揺れる、その黒を構成していたのは】
【紛れもない、──── "眼球" 】
【正確には、その身体全体を、眼球によって構成していた、黒目だけをくりぬいて、身体の形に貼り付けた様に】
【異形は徐に手を伸ばす、両手で路地裏の壁を掴んだなら、ボロボロと指先からこぼれ落ちる何か】
【言うまでもなく眼球であった、壁に叩き付けた衝撃で眼球が零れ、地面を転がる】
【そして、タマキの元に手帳が届くや否や、地面を転がる眼球が速度を増し、タマキの方向へ向かってくる】
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