過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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591:名無しのパー速民[saga]
2018/10/25(木) 18:46:58.72 ID:ZgQKBjLQO


【 ──── "貴女" の元へと一報が入る、正確に言えば、その連絡が届く様に仕組まれていた 】



【最初は下部構成員へ、伝えられる情報は、河川が石を研磨する様に上へと濾過されていく】
【その情報は一つ、"良い儲け話" があるといった具合で、──── 】
【本来ならば "頭領" の手を煩わせるまでもなく、下部構成員が情報を精査するのだろうが】


【 奇妙な事にその男は、指先から滴り落ちる雲のように、貴女と接見するまでに至るのだろう、──── 】



いやぁ、まさか "富嶽会" の若き頭領直々に会ってくださるなんて、幸運な事もあるもんですね
やっぱり取引の相手はトップが良い、下部の方だと幾ら言ってもその価値が分かりませんから
寧ろ、富嶽会さんだからこそ、こんな風に円滑的かつ柔軟な対応が出来るんでしょうかね

──── まぁ、此方としてもむさ苦しいおじさん連中と話し合いするより、綺麗な女性とお話する方が楽しいというもんです



【彼はニコニコと人当たりの良い笑みを浮かべながら、貴女の事務所へと足を運ぶのだろう、貴女と直接話すことの出来る場を求めて】
【若い男であった、セミロングの黒髪に整った顔たち、スーツ姿の中肉中背はやや優男の雰囲気を残し】
【席についたなら煙草を取り出すだろう、いいですか? なんて苦笑しながら聞いて】


お恥ずかしい話ですが、これがなきゃ仕事にならないんですよ、頭を働かせる為にもね
ガソリンみたいなもんです、傍から見たら中々不健康ですけど
貴方達にとってはそれが "お金" になる訳だ、極道家業も大きくなればなるほど燃料をバカ食いする


──── ああすいません、余計な話が過ぎました


僕は "黒鉄" っていいます、──── "ヨシビ商会" のエージェントとして、今日はお話に来ました


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