過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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425: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/19(日) 23:50:38.35 ID:285I86ATo
>>423

【ロールシャッハの表情は変わらない、浮かべる柔和な笑みは仮面を貼り付けた様に】
【一点の曇りもなくボスは言い切った、その作用を彼はどう捉えるのだろうか】


──── そうだったね、キミ達はそういう風に定義されていたんだった
なら言葉を変えよう、僕は "キミ達以外" の味方さ、こうすれば問題ないでしょう

ニンゲンとはもっと合理的だと思っていたけども、中々どうして難しいね
少なくとも僕の中にある、ニンゲンの精神には見られない作用だ

やはり能力者達の考えている思考は、難解と言わざるを得ないな


【ふぅ、とわざとらしく溜息をついて】


──── 報告書を見ただろう、彼奴は少し特殊な存在なんだ
彼奴の出現も、彼奴のしでかした事も、全ては浮遊する仮定の上でしか成り立たない
だからこそ厄介なんだ、僕とはまた違ったベクトルで彼は生きている

さっきディストピアの未来を変えると言ってくれたけども、ジャ=ロにとっての未来は少し違う
方法からして真逆なのさ、僕と彼とは

何故なら、件の少女は ──── 今、この "基底現実" に来ている

だからこそ、"世界を滅ぼす" ──── 簡単な発想の転換さ



この世で一人、何をしても死なない少女が居たとして、その居場所が分からない
ならば世界中の存在を殺す事によって、必然的にその居場所は炙り出される

気の遠い話かな? 
────いいや、違う、死を知らない存在達にとっては、僅かな可能性の話は、つい明日の話になる



万物が死んだ世界で、彼らは再び巡り会うんだ、なんて美しい話だろうね


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