過去ログ - 【Fifth】幻想的な画像に設定足して世界作ろうず【Genesis】
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4:名無しのパー速民[sage]
2018/06/20(水) 19:51:11.07 ID:y4U7AypG0
短期決戦を目論み、核攻撃を実行すべく赤道上に戦力を展開した北側と、
それを迎え撃つべく集結した南側の戦力は、 そのまま、その場を決戦場として、一斉に戦闘を開始した。
秘匿されていた戦術核は虚空に紅蓮の大華を咲かせ、無数の爆轟がそれに彩りを添えた。
地表へ墜ちていった兵器の残骸は都市を破壊し、歴史を無に帰していった。


全ては破壊し尽くされた。無数の命は木端の如く吹き散らされ、後には、灰燼だけが遺った。


――戦闘が始まってから十日目に発射されたそれが、一体何処から来たのかということは、定かではない。
唯、地球上のある場所で、戦略核に相当するエネルギーの解放があったのは確かだった。
それを切っ掛けとして、人類は、とうとう最後の引き鉄を引いた。


核抑止という平和の幻想を齎してきた悪魔は目覚め、供犠を求めて飛び立った。
契約を果たし、魂を刈り取るべく、更なる厄災をも撒き散らして、彼らは嗤った。


地上の民衆は、その時垣間見たという。大地を、天空を、海原を行く、大いなる何かの姿を。
嘗て二つの都市に煌めいた滅びの光が灼き尽くす世界に、嘆き、怒り、絶望する何かの姿を。


それまでの光景を地獄だと言うのなら、これは何であったろうか。
全てが終わり、枯れ果てた静寂が星を包む中、それに答える者は、一人としていなかった。




時に、西暦208X年__次元世紀00XX年。幾千の年を重ねた一つの惑星文明圏が、脆くも崩壊した。


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