過去ログ - 【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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402:さや ◆0j8YIq7DEniB[sage]
2015/07/13(月) 00:04:31.38 ID:bZFnouTTo


1人取り残され、そのまましばらく項垂れでいた。

激しく自己嫌悪する。
八つ当たりしてしまったことは元より、わからないと言われた自分が不甲斐なかった。

そして、こんな考えをしてしまう自分が何より嫌になる。

あやは、ただそっとしておいてほしかっただけなのかもしれない。
今はまだ話したくないだけだったのかもしれない。


「私が悪い」「私の所為だ」「私がどうにかすればきっと…」

何かあればこう考えてしまう。
そんな考えは結局、自分本位の考えでしかないのだと思い知る。

反省することは大事でも、そればかりじゃいけないのだ。
何もが私の所為なんてことはなく、相手の問題の場合だってきっとある。

相手が悩んで出した結論を、私がどうにかできるなんて思い上がりでしかない。



「さやに俺の気持ちはわかんないよ…」


以前、彼に言われた言葉が蘇る。

受験の時だったか。
着実に成果が出ている私には、伸び悩む気持ちはわからないと、そう言われた。

できる私が悪いから、そんな私がそばにいるのが悪いから。
それでもそばにいたいから、私にできることをしたいと思った。

それが決して間違いじゃなかったことは、あれから過ごした時間でわかっている。
けれど、そうじゃない結論もあったのだろう。


私本位じゃない結論も、必要な時はきっとある。
何よりこれは、私と彼の話だ。

だから、たとえ本意じゃない結論だとしてとも、受け入れなければいけないこともある。


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