過去ログ - 【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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400:さや ◆0j8YIq7DEniB[sage]
2015/07/12(日) 23:59:33.42 ID:7951P5hdo


1日の講義を終え、私は図書室に立ち寄った。
ぽっかり予定が空いてしまったため、仕事の調べ物をしていくことにした。

能率も上々、それなりに捗っている。
まるで何の影響も感じられないかのようだった。

そんな自分を誇らしく思うと同時に、どうしようもなく嫌いになる。


きりのついたところで急激な睡魔に襲われる。
さすがに身体は言うことを聞いてくれないらしい。
結構いい時間になっていたこともあり、切り上げることにした。

今日の成果に満足し、図書室を後にする。
出口近くのカウンターに置かれたサイコロカレンダーが示す今日の日付が目に入り、心の中で一つため息を吐いた。



寒空の下、日が暮れ始めても辺りには賑やかな話し声が広がっている。
今年の登校も残すところ後数日。
惜しむ気持ちか休暇に馳せる気持ちか、人それぞれに思いがあるのだろう。

広場で反響するその声は、私には随分遠くに感じられた。

吹き付ける風に身震いしつつ、少し早足で帰途についた。



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