【ジゴロと】実は百合だった親友と一緒に生きる12【女神様】
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665:サラ ◆vVQFlfSV3E[sage saga]
2024/01/07(日) 12:59:13.54 ID:ApUQ78Jho
>>664続き

結子が私に惚れた経緯とか、私が付き合うと決めた理由とか、デートはどこ行くとか、
友達に言ったときの反応だとか二人での生活のこととかその他たくさん
重い感じじゃなく女子トークなノリで、父ちゃんは適当に相槌打ちながら聞いてたw
んでいっぱい話して一段落ついた頃、母ちゃんが急に居住まいを正して結子に頭を下げた

母「結子に謝らなきゃいけないことがある
  同性愛を気持ち悪いと言ったのは間違いなくお母さんだった
  そのせいで嫌な思いをさせてごめんなさい」
結「いや、そんな…どう思うかは人の自由だし、ちゃんと話を聞いてくれて感謝してるよ」
母「違うの聞いて。私は同性愛者の方を気持ち悪いと思っているわけじゃなくて」
結「うん?どういうこと?」
母「女子同士って、時々過剰なスキンシップをするノリがあるじゃない
  男性にされたら大問題になるくらいの」
サ「あー…いきなり胸揉むとかスカートめくるとか、人によってはキスするとかも普通にあるなぁ…」
母「私はそういう過剰なノリが苦手で、学生の頃に、やめてほしいって言ったことがあったの
  そしたら『ノリが悪い』『空気が読めない』って周りから責められて除け者にされてね
  子供心に、なんて理不尽なんだ!っていう怒りがあったのよ」
サ「あ−、なんだwそういうことかw」
結「え?え?どういうこと?」
サ「同性愛→同性スキンシップ→昔クソみたいな奴らいたなあ…って連想ゲームだろ
  だからキモいって言葉は同性愛にじゃなくて記憶の中のクソども宛てでしょ」
結「あー!なるほど!」
母「そうです…本当にごめんね」
結「え、違ったなら良くない?」
母「そういう問題じゃないでしょ…そのせいで結子を悩ませてたんだし…」
サ「本人が『そういう問題だしもう解決した』と言うておる」
結「うむ!言うておる!」
母「…そうね。ありがとう」
結「んw私の方こそありがとうw」

ふと気付けば時間も時間だったので帰ろうとしたんだけど、
母ちゃんに夕飯食べて行けって言われたので頂くことに
普段通りとはいかないまでも、割と和気藹々とした雰囲気だった
食ってる間も父ちゃん母ちゃんから
「いつかは二人とも家庭を持つと思ってたけど、流石に急だし予想外すぎるわw」
的な言葉を何回も言われた…うん、本当に申し訳ない(-ω-;)

んで飯も食い終わって帰り際
玄関先で父ちゃんに
「最後にひとつ、蛇足だと思うけど父親として知ったふうな口をきかせてほしい」
と言われ、本日何度目かの背筋シャキッとな
父ちゃんにしては珍しく、慎重に言葉を選びながらポツポツと伝えてくれたんだけど
まぁ要約すると
「二人の選択を否定しないし、応援するつもりでいる
 今後そういった方面について勉強していこうと思っている
 でも二人の関係は周囲から理解も共感も得づらいのは事実だろうし、
 僕達も理解はしてあげられるけど、本当の意味での共感はできないと思う
 そして理解や共感を得づらいということが想像以上の大きな負担になる時は必ずある
 いつも手を取り合って二人で向き合うことを忘れずに」
とのことで
素直にありがたく思うと同時に、
この二人はずっと味方でいてくれると感じてすげえ嬉しかった


帰宅後は完全に気の抜けた結子さんがソファーに座って数分で爆睡してしまい
んじゃ私も寝るかーって即寝たので特になしw

ある程度想定内ではあったけど、上手くいって本当に良かった(-ω-)
ちなみに今となってはデートの話なんかも普通にするし、
今年やろうと思ってる新婚旅行?も一緒に行こうかなんて話してるw


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