【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
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320:名無しのパー速民[sage saga]
2019/07/10(水) 17:31:12.93 ID:/WVhDhtX0
>>318
私、お店を出しているんです。大々的に宣伝はしていないからあまり有名ではないのだけれど、ハーブのお店なんです。
思ったより早く継ぐことになってしまったから、まだまだ勉強不足なせいで……足りなくなってしまったぶんをとりあえず買いに来たんです

【よく見るとまだ幼さが残るフィオの顔。どう考えても店を継いでいい年齢ではないーーお店の話をすると少し悲しそうに瞳を細めて、知識不足な自分と前の店主の父のことを思い出して悲しげな笑顔を浮かべて】
【配分ミスなのか枯らしてしまったのか、詳しくは言おうとしないのだが言われてみれば買った植物は全部ハーブで。袋に入って入るけれど、なんとなく香ってくるのがわかるだろうか】

鈴音さん、ですね!
ふふ、本当に助かりました。鈴音さんみたいな方に声かけてもらえて、私すごく幸運です。
え、お友達、植物好きな方いらっしゃるんですか!? 私、周りにそういう子あんまりいなかったのですごく羨ましい……です

【さっき会ったばかりなのに、優しい鈴音にすでに心を許しているのか、口調は丁寧なものを心がけているようだが、その声色からはもう親しみ、嬉しさ、楽しさ……そういうものが滲み出ていて、人懐っこさが伺える】

私、ちょっとそこまでなんて言ったんですけど……お店、もうちょっとかかるんです
鈴音さん、この後用事とかそういうの、無いですかね……?

【急な心配。だいぶ楽になったから出る言葉ではあるのだが】
【歩いて行ける距離だけど、どちらかといえば自転車向きな距離。手伝ってくれる鈴音の今日の予定なんて気にしたりして。もし無いのなら、お店でお茶でも用意したいなんて思ったりしながらーー】


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