ほのぼの雑談部屋・別館【+−】 Part.2
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170:名無しのパー速民[sage]
2018/08/06(月) 18:42:06.97 ID:N9ip1PUio
鉄騎宙弾(てっきちゅうだん)

拳法において身のこなしの素早さは最も重要であるが、それを倍加させるための道具がこの鉄騎宙弾である。
その原理は至って単純であり、バネと体重による反発力を利用した物である。
これを発明した中国漢代の武術師範・宝 浜具(ほうぴんぐ)は、これを使って地上30メートルまで跳躍し当時の人々を驚かせたという。
ちなみに、日本でも昭和30年代に子供達の間で流行したこれと同形状の玩具・「ホッピング」の名称は、この発明者・宝 浜具に由来するのは言うまでもない。
 民明書房刊『玩具に見る古代中国の英知』より


魔翔流気法(ましょうりゅうきほう)

魔翔流気法…太古の昔から、空を飛ぶことは人類の見果てぬ夢であった。
それを最初に実現したのはライト兄弟とされているが、実は古代中国の山岳地方に住む抜娉族(ばっとうぞく)の手によって成し遂げられていたという。
彼らは谷間から常に吹き上げる強力な上昇気流を利用して空を飛び、交通や軍事に用いた。
もちろん誰にでも飛行できるわけではなく、選ばれた人間が過酷な修行を重ねて始めてできる技であった。
ちなみにこの技を会得できるのは一万人にひとりといわれ、達成者は「抜娉万」と呼ばれ称えられたという。
 民明書房刊『バットマンかく語りき』より


六忘面痕(ろくぼうめんこん)

二世紀、中国漢代後期大罪を犯した咎人に科した刑罰のひとつ。
孝・忠・信・義・仁・礼の 六つの徳を忘れた反逆の徒という証に左右あわせて六条の傷を顔面に切り刻んだという。
現代でも不逞の輩をさして忘六者というのはこれに語義を発する。
 民明書房刊『古代刑法全』より


梁山泊(りょうざんぱく)

起源十一世紀古代中国、動乱と野望渦巻く宋の時代−時の権力に反旗を翻し天下に受け入れられなかった豪傑・名将達が集い、別天地をつくった。
彼らは自然の利を巧みに生かした一大要塞を築き上げ、いかなる大群の攻撃をも撃破した。
その名も梁山泊−そこでは広大な中国全土から集結した諸流派の名だたる拳法家・武道家達が昼夜を問わず凄絶なる修行・研究を重ね、やがてそれは梁山泊馮翊拳と呼ばれるひとつの新しい流儀の完成を見るに至った。
その秘技の数々と想像を絶する圧倒的な戦力は、これを極めたものひとりで兵士千人分に値するとさえ畏怖された。
後に梁山泊軍が皇帝の命により行った大宋国平定はこの力によるところが大きかったのはいうまでもない。
 民明書房刊『武の中国史』より


戦吉兆占針盤(いくさきっきょうせんしんばん)

戦国時代に武田信玄が中国の霊占をヒントに考え出したといわれる。
円形の盤の上に針の突いているもので、いわゆるルーレットのような形である。
盤面には99の「勝利」と1つの「敗北」が刻まれており、勝利以外に針が止まることはまずあり得ない。
戦の命運を占うために使われたが、その実際はは景気づけのための形式的な儀式であった。
 民明書房刊『戦国武将考察』


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