´ω`)ノ こんぬづわ11
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55:読書(放りだしたのも含む)[sage]
2018/06/30(土) 17:56:14.29 ID:StVL24zO0
*筒井功「忘れられた日本の村」(河出書房新社 2016年)

☆以前、「日本の『アジール』を訪ねて」を読んだ際に記したと思うが、この著者は一貫した主題(例 サンカ)ではグイグイ読ませるがアジールや本書のように章ごとに分かれるような作品はイマイチ乗れない。1章で読むの止め。

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 それでは、吉野山はどうであろうか。その名の山は昔からなく、いまもない。それは現吉野町南部に連なる山々を総称する言葉で、どれか一つのピークのことではない。人びとは山地の全体を「吉野山」と呼んでいたのである。

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 日本刀は玉鋼がないと作ることができない。その玉鋼は、たたら炉でしかできない。近代的な高炉からは日本刀の原材料は産みだせないのである。それは今日でも変わらず、だから現在も奥出雲町大呂では全国で一ヵ所だけ「日刀保たたら」が操業をつづけ、各地の刀鍛冶に玉鋼を供給している。日刀保とは、日本美術刀剣保存協会の略称である。


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