´ω`)ノ こんぬづわ11
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284:読書[sage]
2020/03/13(金) 19:08:46.62 ID:5EYVVvTs0
C■~ *西岡研介「トラジャ JR『革マル』三〇年の呪縛、労組の終焉」(東洋経済新報社 2019年)

☆前著「マングローブ」の内容についてはすっかり忘れてしまってたので、それを大幅に収録もしてくれてる本書は有り難いし、読み応えあり。ただ、last辺りの「労組論」については飛ばし読みでOK。

95 牧久「暴君」からの引用 松田(JR元社長、会長)
 「私はこのころ、松崎と酒を酌み交わしながら、彼の”革マル疑惑”について単刀直入に問い質しました。松崎は『自分は今でも革マル派である』ことを率直に告白し、『そのことで住田社長や松田さんには一切迷惑をかけない』と『誓ったのです。私と松崎はその場で『JR東日本の発展のために労使が協力して頑張る』ことを固く約束しました。私はこのことを今まで他人にしゃべったことはありません。それがさまざまな憶測を生んだのでしょう。それ以来私は、松崎を全面的に信用したのです。松崎という人間には情があり、決断力のある男でした。私は松崎がたとえ革マル派であっても、信頼して同じ船に乗り込める男だと判断しました」

63 謀略論
 「革マル派は70年代前半まで、中核派や革労協などと凄惨な内ゲバを繰り返していた。しかし、70年代後半に入って、革マル派は、対立セクトに壊滅的な打撃を加えたことによって、中核派や革労協にはもはや自分たちを襲撃する戦力は残っていないと判断し、一方的に『勝利宣言』を出した。
 ところが、革マル派が勝手に『勝利宣言』を出したところで、対立セクトからの攻撃が止むはずもなく、革マル派側の犠牲者は増え続けた。
 だが、革マル派は『勝利したはずの我々が、もはや戦闘能力のない対立セクトにやられるはずがない』として、内ゲバの犯人を『絶対に捕まることのない何者か』、つまりは『国家権力内部の謀略グループによる犯行だ』などと、超現実的な『権力謀略論』を展開していくようになった。松崎やJR東労組、JR総連の唱える『謀略論』もこれに基づいている」(公安当局関係者)

280 筆者の見解
「第一次(92年の3・1提起)、第二次(JR九州労組組合員大量脱退問題と坂入氏拉致事件)も含め、JR革マルと革マル派中央が対立した事実は間違いなくあった。ただし、第二次対立では、松崎氏=JR革マルがそれを、今なお、政府関係者やメディアをはじめ、多くの人たちが抱く『JR総連=革マル派』疑惑の払拭に利用した」

291 坂入氏の松崎追悼文
 「〜、また二〇〇〇年の革マル派中央によるJR東労組OB坂入充拉致問題でさえも最大限に活用した・・・」


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