298:名無しのパー速民[sage]
2017/05/17(水) 00:19:25.55 ID:G4a09mP4o
【速報】DeNA梶谷さん、文春女性記者の母性本能くすぐっていた
tomcat.2ch.sc
1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 15:16:07.24 ID:EcI9Gvtw0.net[1/2]
梶谷隆幸、青い韋駄天。この応援歌を聞くと私は、なぜか胸がきゅうっとしめつけられる思いがします。
身体能力のお化け、ロマンの塊、可能性の権化……梶谷を形容する言葉って、途方もない未来ばかりを期待させるもの。「完成形」が見えない、分からない、だからこそ夢を見て、時に裏切られて……。
ホームランをバカスカ打つ年もあれば、盗塁王に輝く年もあったり、ファンはみな「今年の梶谷は何タイプか」と胸を躍らせます。
そして出口が定まりきらない才能が、ふいにあふれだす瞬間を目撃するたびに、胸が苦しくなるんです。その無限の伸びしろが埋められていくのを待てなかった自分に。
結局私は信じ切れなかったんですよ。いるはずのセカンドベースから突如姿を消したアイツを。やらかして番長パイセンの勝ちを消したアイツを。パワー、バネ、脚力、センス、そして野球への熱量。
本当は人並み外れたものを持っていた梶谷を、当時の私は信じ切れなかったんです。
「まだものにはなっていないけれど、夢を追いかけて頑張っていた彼氏」を「あんな男やめときなって」「ギャンブルだよ」「絶対幸せになれない」と周りの友だちに言われて心がグラつくのって、こんな感じなのでしょうか(※特に経験なし)。
結婚するなら絶対、安定した仕事、安定した収入、浮気も遊びもせずコツコツ真面目に働く人がいいに決まってる。三振か、ホームランかの男より、きっちり一定の率を残す男。
面白味、ドキドキ感、夢、ロマン……そんなの、これから長く続く現実の前では儚い刹那の感情だから。自分にそう言い聞かせて、人は大人になっていく。
でもひとり、信じることをやめなかった人がいました。ただまっすぐに梶谷への愛を貫き通したのは……慢性的絶不調チームにやってきた絶好調男、中畑清前ベイスターズ監督。
結果が出ない日々が続き、ファンからの罵詈雑言はもちろん、当の本人ですら「試合に出るのがつらかった」と語るほどの状況で、それでも「おまえならできる」とレギュラーで使い続けた中畑。
中畑は自分がベイスターズに来て最初に目に飛び込んできたという梶谷、そのダイヤの原石と、野球人としての自分の目を信じて試合に出し続けた。そしていつしか梶谷はベイスターズになくてはならない選手になっていました。
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