【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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230:さや ◆0j8YIq7DEniB
2015/03/28(土) 00:46:02.58 ID:duORX07Qo
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11月某日


研究室から続く廊下は、日中の賑わいもなく静まり返っていた。

立ち止まって窓の外を見る。
外はすっかり暗くなり、夕方降り出したにわか雨は未だ降り続いていた。
小さくため息を吐いて、再び歩き出す。

静かな廊下には自分の足音だけが響く。
湿ったリノリウムの床と擦れる足音は、どこか間が抜けたように聞こえる。


行き着いた先、ベンチが立ち並ぶ自販機前。
人の気配に顔を上げると、さも当然のような顔で「おつかれー」と労いの言葉をかけてくる。

「…メールしてよ」
「先に言ったらおもしろくないでしょ?」
「ばか…。もし帰ってたらどうするの」
「本当は今メールするところだったけどね」

なんて憎まれ口を叩きつつ、内心の嬉しさを隠しはしない。
「ありがと」と言って、彼の側に並ぶ。

相変わらず、こういうサプライズを仕掛けるのが好きなしょうちゃんだ。
こうして待ってくれているのはこれで2回目。

響く足音は2つ。
やはり間が抜けて聞こえる。


ぐるるる

「…腹減ったな」
「……聞き流してよ…」

ついでに気も抜ける。




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