【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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219:さや ◆0j8YIq7DEniB
2015/03/26(木) 19:21:58.32 ID:69z9u1eTo



「それじゃ、先戻るね」
「うん、じゃあねー」
「またね」

彼女と一緒の講義はあっという間に終わりを迎える。
別の友達と会話に花を咲かせている彼女に別れを告げ、その場を後にした。
離れても、明るい空気は伝わってくる。少し名残惜しい。

扉近く。元いた席の方を振り向くと、偶然なのかこちらに視線を向けた彼女と目が合った。
期待通りの笑顔で大きく手を振ってくれる。
小さく手を振り返して、満ち足りた気持ちで退室した。

弾んだ気持ちも周囲の賑わいに高まることはなく、教室に向かううちに平静に戻っていく。
教室内での視線にもその平静を乱されることはなかった。


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