【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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204:さや ◆0j8YIq7DEniB
2015/03/08(日) 22:59:38.98 ID:7epQtOWCo


きゃっきゃうふふぐふふ言いながら、3人で座れる席を探す。
こうして誘われた時くらいしか来ないので、この喧騒にも慣れておらずどうも居心地が悪い。

漸く空いている4人席を見つけ、ほっと一息つく思いで椅子に座る。

「つぐちゃん、何にする?買ってくるよ」
「……じゃあ、◯◯で」

つぐみさんは逡巡して、さくらさんにメニューを伝えた。
今考えたのは、メニューのことだけではないのだろう。

「はいよー」
「…ごめんね。ありがとう」
「いいっていいってー。じゃあ行ってくる」

笑いながら軽く言って、財布を手に喧騒の中をすいすいと進んでいった。

謝ってお礼を言ったのは私だ。


以前3人で食堂に来た時のこと。
その時も私は弁当を持ってきていたので、2人が食事を運んでくるのを席で待っていた。
慣れない騒がしさで居心地の悪さを感じつつも、きょろきょろそわそわしながらぼーっと待っていた。
全然ぼーっとできていない。

戻ってきたさくらさんに、「ごめんね、心細かった?超落ち着きなかったよ。次からはつぐちゃんに付いててもらおうね」
なんて言われてしまったのである。

別に大丈夫なんだけど…きょろきょろは元々だし。というかはたから見てそんなにあれだったのかな…。

まあそんな気遣いに加えて、彼女の「つぐみ様のお食事ならよろこんで用意するよ!」という言葉で、今回のような運びとなったのである。




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