2: ◆lv.o3z9kM6
2025/01/03(金) 21:20:10.84 ID:H40W2k5q0
実際、どれほどすごいのかなんて分からなかった。
ニシトレと別れて、トレセン学園の正門近くのベンチに座った際に、右手に持っていた少しくたびれたノートを広げる。
ふと数日前の子を思い出していた。
データか…あの時の子(赤いリボン)は
スピード G92
スタミナ F119
パワー G99
根性 F121
賢さ F110
だったかな…。
あの子はもうトレーナーを見つけただろうか?見つけてたらこれからどんなレースをしていくんだろう?
そんなことを考えていると少し空しくなった。
空を見上げて考えてみる。青空に様々な声が消えていく、ウマ娘とトレーナーとの会話、仲が良さげなウマ娘達の会話。
その中に自分の声はなかった。
当然だ、担当が居ないのだから話す相手が居ない。
この前の会話を考えれば担当が出来そうもないことは分かってはいる。
溜息と共にふと目線を感じた。
?「…」
目が合うが何も言われない。ウマ娘なのだがどっかで見た気がする。
2Res/3.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20