【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
1- 20
252: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2025/02/10(月) 23:10:45.17 ID:xhRDY5Fc0
『ほらペースが遅くなってきてるぞ!もう一周!』

ユメノツキ「はいはい分かってますよ。はー、めんどくさいですね」

『聞こえてるからな!』

うるさいですね、いちいちそんなこと伝えなくていいんですけど???と、ブツブツ文句を言いながらターフを走る。

今日は珍しく真面目に練習をしてくれるようなので、こちらとしても気合が入る。ダイエットが目的なのかそれともただの気まぐれなのか、理由はなんにせよ真面目にやってくれるのなら大助かりだ。

『トレーニングを始めてから、もうそこそこ走ってるはずなんだがな』

俺の近くを通るたびに文句を言いながら走る、これを何セット繰り返しただろうか。彼女の息はいまだに切れてすらいない。

今回の目的としてはスタミナが切れた状態からどれだけスピードを維持して走ることが出来るか――それを記録するためにもまずユメノツキのスタミナを枯らす必要があったわけだが……。

『……このやり方は失敗だったか』

ただただ走らせて負担をかけてしまった。しょうがない、根性を鍛えるために使用するタイヤを使って今度は――ん?

?「…………」

『……』

木陰から顔を覗かせたウマ娘が、こちらのトレーニングをじーっと見つめていた。

遠目から見ても目立つ、あちこちにぴょこぴょこと毛が跳ねているくせっ毛の金髪ロング、そして少し大きめの丸眼鏡。

……どこかで見た記憶はあるんだがな、あの姿は……ええっと確か未勝利戦だったか……?

?「……!」

あ、目が合った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
272Res/148.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice