【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
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136: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/22(金) 00:26:43.34 ID:8pwELzu40
――キリシロユメノツキのメイクデビューまで残り数週間。最後の追い込みということで、色々とトレーニングをしているが……。
ユメノツキ「このトレーニングは飽きました、別のをお願いします」
ユメノツキ「……疲れました。もう今日は終わりにしましょうトレーナー?え、三冠ウマ娘に指図できる立場ですか……?」
『…………』
……このウマ娘、自分勝手でとにかくこちらの言うことを聞いてくれない。他の同期のウマ娘と比べてもそのトレーニング量はかなり少ないものだ――というのに。
ユメノツキ「――――よっ、と」
その走りは圧倒的だった。まるでちょっとスキップをするみたいな表情で、一気に加速して突き飛ばす。
……いやいやいけない。弱気になるな。彼女はもっともっと強くなるんだ、彼女にとっては――三冠すらも通過点。
目指す目標はただ一つ、凱旋門賞だ。
『少ないトレーニング量で、より効果的に……』
また、彼女はだいぶ才能頼りの走りをしている――つまり。そこを理論的に、かつ短時間で覚えさせてやればいいんだ。
彼女の体に、嫌がるなんて思わせないように、じっくりと体に浸み込ませる。
『……はぁ』
あれだ、野菜嫌いの子供に野菜を食べさせるために、ハンバーグとかに小さく切り刻んだ野菜を入れるみたいな……我ながら見事な例えだと思う。
ユメノツキ「トレーナー。ボクのトレーニング中によそ見とはいい御身分ですね?」
『ん、いや……悪い。気を付けるよ』
ユメノツキ「はあ、気を付けてください?三冠ウマ娘のトレーナーなんですから、一応それっぽくしておいてもらわないと」
……それっぽくってなんだ、それっぽくって。
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