もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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28:1[sage saga]
2024/11/01(金) 19:07:07.35 ID:4JAHijIv0

 
◇夢空間

リリス「……まったくお主は無策で飛び出していきおって! 危うく斧で頭カチ割られるところだったではないか!」

シャミ子「ごめんなさいでした……」

リリス「せめて自己防衛くらいせよ。杖を使えば何とでもなっただろう」

シャミ子「だってかみなりの杖とか人に向けて使えませんよ……」

リリス「……まあ確かにお主のコントロールだと人死にが出かねんが……クソデカテレパシーも恐慌状態にさせるだけだろうし」

シャミ子「でしょう?」

リリス「だがな、対話というのは対して話すと書くのだ。相手と対等になって初めて話し合いができるのだぞ」

シャミ子「肝に命じておきます……」

リリス「……お主が殺されかけそうになった時な、余は本当に怖かったのだ」
リリス「お主は余の可愛い子孫だ。その優しさは美徳だが、自分の身も同じくらい大事にしておくれ」

シャミ子「ごせんぞ……」

リリス「……それにお主がいないと余も元の世界に帰れんではないか! 下手したらその辺に埋められておしまいだ!」
リリス「というわけでこうして夢空間にお主を呼んだわけだ。これから何をするか分かるか?」

シャミ子「ああ、そういう理由だったんですね……えーと、杖のコントロールの練習とかですか?」

リリス「ちがーう! 余達は夢魔! その能力で村人たちに暗示をかけてとりあえずの安全を確保するのだ!」

シャミ子「ええっ、ちょっと感動するようなこと言ってたのに! 対話は対等の立場ではどこいっちゃったんですか!」

リリス「有利な立場で交渉を進められるのならそれが一番に決まっておろうが!」



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