もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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133:1[sage saga]
2024/11/01(金) 21:45:34.31 ID:4JAHijIv0
 
◇夕食後 ばんだ荘 吉田家

シャミ子「……というわけで、ウガルルちゃんからサルナシを貰ったのでデザートにしましょう」

良子「わぁ、これがサルナシ! 良、本物は初めて見た!」

清子「サルナシっていうんですね。私も初めて食べます」

シャミ子「……やっぱり、家で出たわけでもないですよね……」

良子「? お姉、なんか言った?」

シャミ子「いえ、なんでもありません。さあ食べましょう食べましょう。こうやって割って……うん、甘くて美味しい……」

良子「本当だ、美味しい! 良、これ好きかも!」

清子「小粒だからいくらでもいけてしまいそうですね……優子、どうしました?」

シャミ子「ああ、いえ……お母さん、今日は食器、私が洗いますよ」

清子「あら、助かります。でも、急にどうしたんですか? 優子もバイトで疲れてるでしょうに」

良子「お姉、良も手伝うよ」

シャミ子「ありがとう。でも今日はおねーちゃんひとりでやらせてください」

清子「本当にどうしたんです? お小遣い? 何か欲しいものでもあるんですか?」

シャミ子「いえ違うんです……ただ……理由は自分でも分からないんですけど……」

シャミ子「……誰に対しても、胸を張って名乗りをあげられる。そんなまぞくになりたいって思ったんです」


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