986: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/23(水) 02:25:09.16 ID:lPMRJIo60
男は祈りを捧げるために祭壇の前に再びやってくると、
珍しくそこに気弱少女はいなかった
男「ふむ……」
跪き、精神を集中させていく
彼の脈拍と、心のリズムとが整っていくにつれ、
段々のその感覚は神がいる領域へと誘われていく
ごうごうと風が響き、荒れ狂う雷の音が、
ゆっくりと近づいてくるのだ
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