953: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/15(火) 02:55:58.14 ID:7JJ6JBca0
気弱少女「……私も、なんとなく捧げてるだけですから。なにが欲しいのかなんて、分かりません」
男「……そうか、確かにそうかもな」
気弱少女「あなたは、分かるんですか?」
954: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/15(火) 02:57:05.00 ID:7JJ6JBca0
本日はここまでです
ありがとうございました
955: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/15(火) 19:58:35.90 ID:DkrGi2V+O
気弱少女「こんなに多くの人と過ごすなんて、初めてかもしれません」
男「……確かに、その歳だとそうかもな」
気弱少女「あの子は、慣れてそうでしたけどね」
956:名無しNIPPER[sage]
2025/04/15(火) 20:22:06.60 ID:UWeDFG6W0
……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……
あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が
良かったです。
957: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/16(水) 00:51:20.95 ID:/ruBGtX80
気弱少女「……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……」
男「えっ……」
958: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/16(水) 00:55:47.49 ID:/ruBGtX80
その内容について聞くことは、当然憚られた
気弱少女「……彼は芯のある人です、生き延びたのも、納得できますね」
959: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/16(水) 00:57:00.37 ID:/ruBGtX80
本日はここまでです
ありがとうございました
960: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/16(水) 19:48:09.97 ID:/ruBGtX80
気弱少女「そうでしょうか?」
男「あぁ、そうさ。神様がいるんなら、そういうこともあるだろう」
気弱少女「そうですか……あっ」
961: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/17(木) 01:10:36.79 ID:LbyQd9rM0
彼女は祭壇の前に歩み寄ると一礼して、
その皿を取り上げた
男「食べ終わったんだな」
962: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/17(木) 01:20:21.30 ID:LbyQd9rM0
本日はここまでです
ありがとうございました
963: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2025/04/17(木) 19:46:54.78 ID:LbyQd9rM0
それから、集まった皆は一旦野宿をした
子供たちだけは教会で寝かせたが、
まだ中の片付けが行き届いておらず、
ほとんどの場所で人が寝るには適さないためだった
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