映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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90:名無しNIPPER[saga]
2024/09/04(水) 00:18:54.52 ID:lGZh6aoj0

「さっきまで、脚本を書いてたんだ」

「え?」彼女は少しだけ驚いていた

「それで、ふと話したくなった。本当にそれだけだよ」

「だけど、もう書かないって言ってたのに」

「気が変わったんだ。なんでだろうな」

「なにかあったんですか?」

「さあ。だけど、書いているときは、
生きてて一番幸せだった瞬間を思い出してたよ」

それがヒツジとくだらない話をして笑ってる時だったと言うと、
彼女はまたおかしそうにくすくすとわらっていた。





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