映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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75:名無しNIPPER[saga]
2024/09/03(火) 23:43:08.68 ID:tvVwDFm30

「また会えてすごくうれしかったです」

「……俺もだよ」
枯れそうな声をなんとか振り絞って答えたんだ
周りの喧騒すらもひとつも耳には入らなかったな

「私のこと、忘れないでくださいね」

「ああ」

「最後にキスでもしますか?」

彼女はそう言ってこちらを見つめてきた。
俺は少し困って、代わりにその頭をやさしく撫でた。





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