62: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/08/16(金) 22:22:36.95 ID:zunHSaWc0
パピヨン「お、に、い、さ〜ん!」
『うわぁ!?な、なんだパピヨンか……』
トレーナー室でぼんやり考え事をしていると、後ろから勢いよくパピヨンが突撃してきた。
パピヨン「ぷぷ、実はお兄さんにメイド喫茶で出すメニューの試作品を食べてほしいんだ〜」
……ああ、そういえばメイド喫茶を感謝祭でやると前に言っていたな。ライムたちもいるし何か問題を起こすとは思わないが……まあ、パピヨンはこういう時ちゃんとやるし大丈夫か。
……大丈夫か?
『試食にならいくらでも付き合うが……ただ変なのは止めてくれよ?』
パピヨン「え〜。変なのってなになに、お兄さんアタシが激辛ロシアンルーレット饅頭とか出すと思ってるの?」
『具体的な名前を出してるじゃないか……』
まあ、あんまりにもやばいのは学園側からストップがかかるだろう。いや、けどトレセン学園だしなぁ……。
パピヨン「さぁさぁ!色々持ってきたからたくさん食べて食べて!」
――――こうしてパピヨンが持ってきた試食品をひたすら食べることになった。基本的には市販品にちょっと手を加えたものだが、妙に手が凝ってるものやクセのある試食品があったり……なんだ、もつ煮って。おいしいけど。
パピヨン「この今川焼……大判焼き?いやまん丸焼き……まあなんでもいいんだけど!これに焼き印ついてるでしょ?実はこれアタシの蹄鉄モチーフなんだ〜」
こうやってちょっとアタシたち要素を付け加えるだけでちょろいファンはすぐにお金投げちゃうよね〜。んー、アタシ商売の才能あるかも?と、ドヤ顔で語るパピヨン。
……そんなに上手くいくものだろうか。
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