280: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/12(土) 00:38:45.71 ID:tOAnJqPx0
パピヨン「……」
お兄さんが気持ちよさそうに眠ってることはとても嬉しい。けどなんでこんなにモヤモヤするの……?
パピヨン「……おいペンギン。えいえい」
――何このペンギンお兄さんに抱かれてるの?アタシの方が先にお兄さんにぎゅうううって抱きしめられたし、一緒に寝たんだけど?
ぬいぐるみを抱くよりも、アタシを抱いた方がお兄さんもぐっすり眠れるんだけど?アタシの方がいろいろ柔らかくて気持ち良いんけど?
パピヨン「…………えいっ!」
お兄さんの腕を緩めて、一気にぬいぐるみを引っこ抜く。そして慎重にゆっくりと……お兄さんと一緒にソファに横になる。
ソファが狭いせいで下手したら落ちちゃうから……ぎゅううう、ってお兄さんを抱きしめて。落ちないように工夫する。
パピヨン「…………えへっ。抱き着いちゃった……❤」
あの日はお兄さんがアタシをお布団に引き込んだけど、今日はアタシが……お兄さんのソファに入り込んじゃった。うわっ、お兄さんの顔近すぎ……。
パピヨン「ん〜……❤お兄さんポカポカで、なんだか良い匂いもする……スンスン」
お兄さんの胸に顔を埋めて匂いを堪能する。すりすりと頬もこすりつけて、マーキングもしちゃう。
『……んんっ……?んぅ……』
パピヨン「きゃっ、お兄さんモゾモゾしないで……くすぐったいよ❤」
ペンギン見てる〜?やっぱりお兄さんはぬいぐるみよりアタシの方が嬉しいみたいだよ〜?せっかくお兄さんが睡眠のために買ったのに、ごめんね〜?
…………ふぁぁ。
パピヨン「なんだか眠くなってきちゃった……寝ちゃお」
今日はお兄さんに用事があったけど……まあいいや、今日は……お兄さんとお昼寝の休憩日にしちゃお。
おやすみなさいお兄さん。ぎゅううう…………。
…………すぅ。
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