275: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/10(木) 00:17:45.43 ID:XYThoUOX0
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『……よし、終わりだパピヨン!…………パピヨン?』
マッサージが終わりパピヨンに声をかけるが、反応がない。
パピヨン「…………っ、ぁ……?」
眠ってしまっていたか……?と思い不安になったが、どうやら意識はあるようだった。
……完全に自分に体重を預け、目元も口元もとろんと蕩け切ったパピヨン。口からは少し涎も垂れてしまっていた。
近くのティッシュ箱からティッシュをつかみ、パピヨンの口元を拭ってあげる。
パピヨン「………………」
『……大丈夫か?パピヨン?おーい……?』
――――結局、パピヨンの意識がはっきりしたのは十分ほど経ってからだった。
意識を取り戻したパピヨンは顔を真っ赤にしながら何か大きな声で怒り、ぷんすことトレーナー室を飛び出してしまった。
……もしかして嫌だったか、と不安になったが……。
パピヨン「………………お、お兄さん。その、あの……あ、あのさぁ……」
――――後日、モジモジと恥ずかしそうにしながらもう一度マッサージをして欲しいとお願いされて。その不安も吹き飛んでしまった。
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