248: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/06(日) 20:11:42.79 ID:WWIxNlds0
『……パピヨンとちょっと、色々と約束をしたというか……ええと』
シルフィー「色々と……!」
マンティ『や、約束……!?』
『そ、そうなんだ。こう……ご褒美……みたいな……』
ライム「ご褒美っていったい何なんですか!」
――気まずそうに目線を逸らすトレーナーさん……こ、これ絶対ご褒美じゃないです!しかしこのまま押せばきっと――!
パピヨン「――ねえ、ちょっとなにお兄さんに集まってるの」
――が、その目論見はどうやらダメになってしまいそうでした。
ライム「あ……ぱ、パピヨンさん……」
パピヨン「ライムにシルフィーに……あ、マンティも。三人でお兄さんに用事?」
ムスっとした顔のパピヨンさんが、私たちからトレーナーさんを守るように横に移動しました。
……流れるように彼の脚に尻尾がするすると絡みつきました。
パピヨン「…………」
マンティ『そ、そんな用事ってわけじゃなくて……う、うぅ……』
シルフィー「ちょっとお話がしたかっただけなんです!そんなパピヨンさんを怒らせるみたいなつもりじゃ……」
パピヨン「……別に怒ってないんですけど」
――――これはいけません。三人そう思ったみたいで、トレーナーさんに謝罪をした後そそくさとその場を立ち去りました。
――――ぜ、絶対パピヨンさんとトレーナーさんで何かあったやつです……!それにトレーナーさん、すっごいパピヨンさんの匂いが染み付いてました……!
……な、何があったんですか……!?ま、まさかそういう……え、えっ……!?
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