【安価コンマ】オリウマ娘と共に Part2
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203: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/30(月) 22:45:31.38 ID:zwE3mDPH0
――シルヴァーパピヨン先頭だ!逃げる逃げる!ドバイで見せたその走りは日本国内でも健在か!後続とは4バ身ノリード!

――シルヴァーパピヨン逃げ切ったー!そして2着に8番、3着に4番!シルヴァーパピヨンエルムステークス見事連覇!

――――わぁあああああああ!っと、歓声が上がる。

パピヨン「ふぅううう……はぁ。ほんっと、何この歓声」

――けど悪い気はしない。ずっとずっと応援してくれてるファンがいることを知ってるから、アタシの走りを待ってるライバルがいるから。

そっか、そっか……うん。だったら――。

パピヨン「――――ほんっと!バカみたいだよねー!そんな嬉しそうに声出して!ずっとずっと!アタシのことなんて見向きもしなかったくせに!」

アタシはずっと凄かったの!デビューしてから今に至るまで!気持ちよく走ってるだけなのに――こんな風に盛り上がって!

パピヨン「――けどね!」

そんなバカみたいなファンの皆が、ミーハーですぐに手のひら返して見向きもしなくなるようなファンの皆だけど――――アタシのことを応援してくれて、ありがとー!!!


アタシは勝手に走るから!皆も自分勝手にこれからも応援してね!


――精いっぱいの、感謝の気持ち。ちょっとは、伝えてもいいよね。

また湧き上がる歓声。より一層高ぶった感情がぶわーっとこっちに向かってくる。うわっ、うわ〜……!

パピヨン「……気持ちわるーい、ぞ!」




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