138: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/08(日) 00:01:34.28 ID:10YC/HPg0
パピママ「そうだパピヨンちゃん!LANEでも言ったけどドバイのレースおめでと〜!私、テレビで見て泣いちゃったわ〜。パパも目頭を押さえて――」
パピパパ「ちょっと○○……こほん。でも私もパピヨンが一着でゴールした時思わず、な……しかし、ドバイのレースに出ると決めたのも、きっとパピヨンなんだろう?」
パピヨン「……うん、アタシが出たいから出たんだよ」
パピパパ「そうか……ああ、なら良かった」
そう言うと、パピヨンのお父さんはとても安心したように微笑んで、お茶を一口含んだ。
パピパパ「……パピヨンはとても責任感の強い娘です。人からのお願いや想いには精いっぱい応えようとする……優しくて賢い自慢の娘です」
『……はい、私もそう思います』
パピヨン「えっ、ちょ、ちょっと止めてよ……!」
パピパパ「ですから……不安だったんです。パピヨンが自分からトレセン学園に入学すると言ったとき、本当にこの娘はやっていけるのか、と。もちろん自分から言い出したのですから、私自身は止めませんが――それでも、心配してしまうのが父親というものですから」
パピママ「ママは全然心配してなかったけどね〜。パピヨンちゃんなら絶対すっごいウマ娘になってくれる〜って信じてたから!」
パピヨン「あ、も、もう!ママも撫でないで……よ!」
ニコニコと笑うお母さんに撫で繰り回されるパピヨン。お母さんにはだいぶ溺愛されていたんだな、ということがこの一面だけで分かってしまう。
パピママ「ふふっ……ほんと、本当にすごいウマ娘になっちゃったんだから。ママ、嬉しいわ……パピヨンちゃん」
パピヨン「う〜……ちょ、ちょっと恥ずかしいんだけど〜!」
パピパパ「…………と、まあ前から○○とパピヨンはあんな感じなんです。ですから、あまり気にしないで上げてください」
『いえいえ、とても仲がいいじゃないですか。こんなに仲がいいから、パピヨンも……』
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