【安価コンマ】オリウマ娘と共に Part2
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119: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/04(水) 01:28:11.07 ID:zVWhB3dV0
パピヨン「――――あ"〜……疲れた!お兄さんマッサージ!あとジュース!」

『はいはい』

ドバイゴールデンシャヒーンを越え、ファン感謝祭を終えて。【貴方】の担当ウマ娘、シルヴァーパピヨンにしばしの休養がもたらされた――かのように思えたが、現実はそう甘くはなかった。

日本からドバイへ渡り、そしてその地で名誉あるG1レースに勝利したウマ娘となれば当然取材の依頼が舞い込んでくる。

取材、取材、テレビ出演、写真撮影――今までとは比べ物にならないくらいのメディア露出に、パピヨンも【貴方】も疲れていた。

パピヨン「今までぜんっぜん見向きもしなかったくせにいきなりなにこれ!もーやだ!疲れた疲れた!」

『こら、暴れないでくれパピヨン。肩揉みにくいから』

別に今までも取材を受けたことがなかったわけではない、ただ一回取材を受けるとなぜだか次の取材依頼がめっきり来なくなるのだ。【貴方】はその事実に何とも言えず苦笑いをするだけだった。

インタビュアーを煽り、記者を煽り、ファンや観客にはぷーくすくすと嘲笑して。そんな態度を続けていたら取材が来なくなったわけだが――流石に今回のG1勝利はそれを無視してでも取材がしたくなる出来事だったんだろう。

パピヨン「ぶー……お兄さん尻尾手入れ!うんっと丁寧にやって!」

『はいはい』

手慣れた手つきで道具を取り出して、パピヨンの尻尾を手入れしていく。オイルを手になじませて、ふわりと良い匂いをトレーナー室に漂わせる。

ぴこぴこ、とパピヨンのウマ耳が動く。

パピヨン「……お兄さんほんと上手になったよね、アタシほどじゃないけど」

『ずっとキミの担当やってるからな。上手にもなるよ』

パピヨン「んま、でもまだまだ70点てところだね〜……ぷぷ、早くアタシから100点満点取れるように頑張ってね、お兄さん?」



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