瑞鶴「シャッフルクエスト」
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14: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/29(土) 23:50:27.85 ID:wIRZwWrO0
初月「マジかよオイ……」


声も顔もスタイルも、そっくりそのまま初月だ。違う点は『中身』と、見慣れない黒いローブととんがり帽子を身につけてる所か
すぐ側には、身の丈ほどある『杖』が落ちている。直径5センチ程度の太さで、樫のような硬さとズシリとくる重みがある。鈍器として優秀かもしれない


初月「あん……ところでウサギの嬢ちゃん?」

「……」


卯月(兎)は、先程とは打って変わって無表情で穴の空いた天井を見上げている
なんか嫌な予感がしたんで大きく二歩下がった。すると、間も無く頭上から『火の玉』が三つ、手持ち花火のような燃焼音を伴って落ちてくる


初月「まさか……」


そのうちの一つは結構デカかった


「プレイヤー様の御来訪だぴょん!!」

初月「こんな……なんかプリコネの入りみたいな感じで降ってくんの……?」


ならコッコロちゃんを派遣して欲しかった。火の玉は、恐らく俺が空けたであろう穴から廃墟内に着弾


(;T)「うう……」

五十鈴「ぐ……」

瑞鶴「っ〜……」


初月「うわ客観的に自分見るのキチィ!!!!!!!!!!!」

「おっきてー!!起きるぴょん!!」


俺の困惑を他所に、卯月(兎)はそれぞれの腹で腹ンポリンを始める


「オラァ!!!!!!!」


俺の身体の時だけ顔面に蹴りを入れてた。それってぇ!!!!!!!!男性蔑視ですよねぇ!!!!!!!!


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