【安価コンマ】オリウマ娘と共に
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857: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/07/12(金) 00:09:47.48 ID:xGhK2rTh0
――トレセン学園に来てから2回目のクリスマス。去年はサンタさんになってお兄さんにたーっぷりプレゼントを用意してあげたっけ?いやぁ、アタシは良いウマ娘だなぁ。

でも今年のアタシはサンタさんじゃない。ただのクリスマスを楽しむウマ娘。たっぷりクリスマスの飾り付けがされたトレーナー室に。いつもの面子が揃っていた。

……で、そこでアタシが聞かなくちゃいけないことと言えば。

パピヨン「ライムさ、彼氏君とのクリスマスデートはどうしたの」

シルフィー「え、えええっ!?ク、クリスマスにデートの約束……してたんですか!?」

ライム「し、してない!してないしてないですって!?パ、パピヨンさん!?何を言ってるんですか!?」

――顔を真っ赤にして否定をするライム。うーんこれがダート最強と名高いウマ娘の姿……全然それっぽくない。

ライム「……クリスマスも普通にトレーニングでしたし、その。そういうのは帰省してからということになりまして……」

パピヨン「おー」

シルフィー「おー……」

ライム「止めてくださいその反応!」

いつも通りのやり取り、いつも通りの空気間。でもなんだか足りない、何時もいる一人のウマ娘が、その場にはいない。

――彼女の分まで、アタシたちが楽しまないと。

マンティ『あ、あのぉ……なんか、パピヨンさん……私がもういないウマ娘みたいな感じにしてません?』


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